|
2016年06月14日
糖化のお肌のエイジングへの影響
2016年06月14日
こんにちは!エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。
エイジングケアアカデミーは、かなり詳しく記事を書いていますが、こちらはもう少し軽めの内容で進めたいと思いますので、是非、こちらも読んでいただければうれしいです。
エイジングケアの全体をつかんでいただくために、「お肌の老化の原因と対策」という大きなテーマで連載中です。
過去2回のメルマガで、「糖化」とは、コラーゲンなどのたんぱく質が糖と結合して変性することで、
起こる現象であることをご説明してきました。
このプロセスで生まれる物質が「AGE」。
つまり、終末糖化産物(Advanced Glycation End Products=AGE)という、
強い毒性を持ち、お肌だけでなく体全体の老化を進める物質です。
今回は、糖化によって、お肌や体にどんな影響があるのかを取り上げます。
糖化は酸化とホルモンバランスと並んで、3大老化原因の1つ言われています。
糖化対策は、全身のアンチエイジングでありエイジングケアです。
ぜひ、糖化しない体を目指しましょう。
―――――――――
お肌への糖化の影響
まずは、エイジングケアで気になるお肌の話から。
糖化は、真皮にあるコラーゲンやエラスチンを変性させるので、お肌の弾力が失われます。
その結果、シワやたるみとなって現れます。
こうなると、エイジングケア化粧品では対策できません。
また、糖化するプロセスで生まれるAGEは褐色です。
だから、その影響で、お肌が黄ばんだり、シミやくすみも発生してしまう原因になります。
簡単にまとめると、このように糖化は、お肌にとって大きな悪影響を与えます。
そして、エイジングケア化粧品では太刀打ちできない状況をもたらすのです。
と言うことで、以下、少し突っ込んで、詳しい内容をお話ししていきます。
*******
1.表皮の糖化
表皮の角層細胞の中に、「ケラチン」という線維状のタンパク質を大量に抱えています。
ケラチノサイトは、表皮の弾力を保つ役割があります。
しかし、糖化してしまえば、AGEによって劣化し、シワの原因になります。
2.真皮の糖化
コラーゲンやエラスチンは、本来、自由に伸びたり縮んだりできる伸縮性に富む性質をもっています。
これが、お肌のハリや弾力の源です。
しかし、糖とくっついてしまうことで、本来の伸縮性が失われてしまうのです。
その結果、お肌のハリが失われて、たるみやシワの原因となります。
若いときは、代謝が早いので糖化は起こりにくいのですが、年齢を経るにしたがって、代謝が落ちてきます。
つまり、糖化でできた老廃物や、変性・劣化してしまったコラーゲンやエラスチンが蓄積されてくるわけです。
3.シミと糖化
ご存知のとおり、シミの原因はメラニン色素です。
メラニン色素は、本来、紫外線から肌細胞を守るための生体防御反応として分泌されます。
メラニン色素は、表皮の基底層という最下層で産生されます。
そして、ターンオーバーによって、日々、表皮の最上部の角質層まで押し上げられてきます。
最後に、古くなった角質細胞と一緒に、お肌の外に出されます。
しかし、お肌が糖化して、AGEが蓄積されれば、ターンオーバーがうまくいかなってしまうのです。
そして、メラニン色素が表皮に沈着しやすくなって、その結果、シミとなって残ってしまうのです。
さらに、糖化によって生じる老廃物が皮膚の細胞に蓄積されると、くすみや黒ずみの原因となります。
その結果、肌の透明感が失われてしまうのです。
このように、「糖化」は、「酸化」とともに、お肌のエイジングの犯人なのです。
お肌のエイジングケアにも糖化対策を意識ましょう。
*******
体への糖化の影響
また、「糖化」は、体にも様々な悪影響を与えます。
それは、体全体がコラーゲンなどのたんぱく質でできているからですね。
つまり、過剰な糖とたんぱく質があるところでは、糖化が起こってしまうのです。
具体的に、どのような悪影響があるかというと…、
全身: メタボリックシンドロームと糖尿病など関連疾患
眼 : 白内障
動脈: 動脈硬化
脳 : アルツハイマー病
肝臓: 非アルコール性脂肪肝臓
毛髪・頭皮: 薄毛
などが挙げられます。
このように、糖化はお肌だけでなく、体の様々な部位に悪影響を与えることがお分かりいただけたでしょうか。
*エイジングケアアカデミーの肌老化の原因「糖化」を予防する対策は5つのポイントで!もご参考に!
★次回は、「頭皮・毛髪と糖化」を詳しく取り上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ありがとうございます。
ナールスゲン配合エイジングケア化粧品の通販サイト「ナールスコム」を宜しくお願い申し上げます。
ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」
|
プロフィール
管理者:株式会社ディープインパクトナールス事業部
<< 2016年 06月 >> | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
最新記事
アーカイブ
- 2024年03月
- 2024年02月
- 2024年01月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年09月
- 2023年08月
- 2023年07月
- 2023年06月
- 2023年05月
- 2023年04月
- 2023年03月
- 2023年02月
- 2023年01月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年09月
- 2022年08月
- 2022年07月
- 2022年06月
- 2022年05月
- 2022年04月
- 2022年03月
- 2022年02月
- 2022年01月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年09月
- 2021年08月
- 2021年07月
- 2021年06月
- 2021年05月
- 2021年04月
- 2021年03月
- 2021年02月
- 2021年01月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年09月
- 2020年08月
- 2020年07月
- 2020年06月
- 2020年05月
- 2020年04月
- 2020年03月
- 2020年02月
- 2020年01月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年09月
- 2019年08月
- 2019年07月
- 2019年06月
- 2019年05月
- 2019年04月
- 2019年03月
- 2019年02月
- 2019年01月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年09月
- 2018年08月
- 2018年07月
- 2018年06月
- 2018年05月
- 2018年04月
- 2018年03月
- 2018年02月
- 2018年01月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年09月
- 2017年08月
- 2017年07月
- 2017年06月
- 2017年05月
- 2017年04月
- 2017年03月
- 2017年02月
- 2017年01月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年09月
- 2016年08月
- 2016年07月
- 2016年06月
- 2016年05月
- 2016年04月
- 2016年03月
- 2016年02月
- 2016年01月
- 2015年12月
- 2015年10月
カテゴリー