2016年09月13日

ナイアシンは、皮膚がんのリスクを下げる!?

2016年09月13日
みなさん、こんにちは。

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エイジングケアで、大切なビタミン類。

エイジングケア講座のバックナンバーでも、ビタミンをシリーズで取り上げています。

2015年に「ニコチンアミド(ナイアシン=ビタミンB3)のサプリメントが、

皮膚がんのリスクを下げる可能性がある」という研究報告が出たので、ご紹介します。



2015年の米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次集会で発表された内容です。

オーストラリア・シドニー大学皮膚科からの研究報告です。

ナイアシン(ニコチンアミド)の皮膚細胞への良い影響は、既に知られていることでした。

本研究では、

過去5年間に2種類以上の非黒色腫皮膚がんを患った患者さん400人近く(平均66歳、男性が2/3)

を対象に臨床研究を行いました。

対象者の半数はニコチンアミドを1日2回、1年間服用し、残り半数はプラセボ(偽薬)を服用しました。

その過程で、皮膚科医が3ヵ月ごとにがん検診をした結果、

●ニコチンアミドを服用した患者さんは、

1年間の研究期間終了時の新規非黒色腫皮膚がんの発症率が、

プラセボを服薬した患者さんよりも23%低かった。

●ニコチンアミドを服用した患者さんは、

がんになり得る皮膚の厚い鱗状の斑も3ヵ月で11%、9ヵ月で20%減少した。

(ただし、12ヵ月後に服用をやめると、その効果がなくなった)

とのことです。



研究者たちは、「現段階では、この成分の摂取を一般集団に推奨するものではない」と話しています。

まだまだ研究の途中なので、このデータだけでははっきりしたことは言えないからです。

オーストラリアは、紫外線の影響で皮膚がんの多い国です。

まだ、十分なデータでは無いようですが、もしニコチンアミドのサプリメントで皮膚がんのリスクが減るなら大
きな福音ですね。

<学会アブストラクトはこちらに掲載>
抄録はこちら

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その点、ご了承お願い申し上げます。




<参考記事>

ナイアシンアミドはシワ改善有効成分!化粧品としての効果と安全性




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