2016年9月14日

ビタミンB6(ピリドキシンって、どんなビタミン)

こんにちは!

エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。

エイジングケアアカデミーは、かなり詳しく記事を書いていますが、こちらはもう少し軽めの内容で進めたいと思いますので、是非、こちらも読んでいただければうれしいです。

カラダ・お肌の酸化と対策のシリーズのも、とうとう第9回目です。

「酸化」について、長期にわたって連載していますが、その理由は、

1.エイジングケアの大きな要素は、抗酸化を考えること

2.抗酸化は、スキンケアだけではなく、体全体で考えることが大切であること

からです。

常々、「スキンケアは、スキンケアだけを考えては不十分である。体全体の健康をまずお考えください」

とお伝えしていますが、これが私たちの基本的な思想です。

「スキンケア、エイジングケアと直接関係ないのでは?」

と思われることでも、結果的にエイジングケアにつながることがたくさんあります。
また、しっかりと栄養を内側から摂ることで、スキンケアをよりシンプルにすることができます!

ぜひ、健康に関連する様々な知識を身につけて頂ければ幸いです。

さて、前回に引き続き、ビタミンB群のなかから、『ビタミンB6』 についてご紹介します。

ビタミンB6は、「ピリドキシン」とも呼ばれます。

実は、ビタミンB6も7種類あって、最初に発見されたものが、この名前をつけられました。

最初の発見後、よく似たはたらきをする成分が他にも複数あることが明らかになりました。

それらは、ピリドキサール、ピリドキサミンなどと命名されました。

毎度毎度ですが、ビタミンは本当にややこしいですね!

ビタミンB6は、

・たんぱく質からエネルギーを産生する時

・筋肉や血液などがつくられたりする時

にはたらくので、たんぱく質を多くとる人ほどたくさん必要とされます。

そのはたらきは、

● 皮膚炎を予防する

● 成長を促進する

● 脂肪肝を予防する

● 動脈硬化を予防する

● 神経機能を正常に保つ

● アレルギー症状を緩和する

加えて、女性では、

● 月経前症候群(PMS)の症状を緩和する

● つわりの症状を緩和する

と様々で、精神安定やホルモンバランスとも関わる、特に女性にとっては大切なビタミンです。

また、ビタミンB6は、「ピリドキシン」として、肌荒れ、にきび、日焼け、かゆみ防止を期待して、

化粧品や医薬部外品の原料としても使用されています。

このように、ピリドキシンは、しっかりエイジングケアとも関係しています。

ビタミンB6は、体内で腸内細菌からも作られるので、不足することはほとんどありません。

しかし、過度なスポーツを継続したり、妊娠中やピルを継続的に服用している時は、ホルモンの関係でビタミンB6の必要量が増加し、不足しやすくなります。

また、抗生物質などで腸内細菌のバランスが崩れれば、体内でビタミンB6を作る力が弱まり、不足する場合もあります。

ビタミンB6が不足すると、皮膚と粘膜が弱り、舌炎、口内炎、口角炎、結膜炎や、目・鼻・耳などに脂漏性皮膚炎に罹ることがあります。

どんな食べ物に多いかと言うと、かつお、まぐろなどの魚類、レバー、肉などに、ビタミンB6は多く含まれています。

また、バナナにも比較的多く含まれているので、スポーツの前後に意識して食べることも良いと思います。

水溶性のビタミンB6は、幸い、食品からの過剰摂取の心配はほとんどありません。

ただし、サプリメントからの大量摂取で、腎臓結石ができたり、感覚神経障害がみられることがあるので、その
点だけ気をつけたいですね。

★次回は、「抗酸化のための食品と成分-Part8」で、「パントテン酸」を取り上げます。

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<参考記事>

お肌の酸化は老化の大敵!防ぐための対策とエイジングケア

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ありがとうございます。

ナールスゲン配合エイジングケア化粧品の通販サイト「ナールスコム」を宜しくお願い申し上げます。

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