2016年09月22日

ポリフェノールとは?

2016年09月22日
こんにちは!

エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。

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☆ 「知って得する!納得のエイジングケア講座」第45回
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今回は、「カラダ・お肌の酸化と対策」のシリーズの第15回目。

抗酸化物質シリーズの最後に登場するのは、「ポリフェノール」です。
みなさまよくご存じの成分ではないでしょうか。

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ポリフェノールは、植物の苦味、渋味、色素の成分の総称です。

なんと、自然界に5000種類以上もあり、
その強力な抗酸化作用から、生活習慣病の予防に大切な成分として、
サプリメントや化粧品などに使われています。

「ポリフェノール」の「ポリ」は、「たくさんの」という意味です。
「フェノール」は、ベンゼン環という化学構造に水酸基(OH)が結合したものを言います。

この構造によって、ポリフェノールは強い抗酸化作用を持っているのです。

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ポリフェノールが有名になったのは、
赤ワインとフランス人の心臓病の死亡率との関係の研究報告からです。

1990年代、ヨーロッパでは、肉、チーズ、バターなど動物性脂肪分を摂る比率が高く、
心臓病が問題となっていました。

しかし、他のヨーロッパ諸国と比べ、
フランスでは心臓病による死亡率が低いことから、
その要因として「赤ワイン」に含まれるポリフェノールに注目が集まったのです。

フランスの科学者セルジュ・ルノー博士がこの研究成果を発表し、
赤ワインブームとともに、ポリフィノールも有名になりました。

さすがに全てのポリフェノールを紹介できませんので、
代表的なポリフェノールを簡単にご紹介します。

★アントシアニン
黒色・紫色の野菜、ブルーベリー、ビルベリー、
カシスなどに含まれている青紫色の天然色素です。
400種類以上存在し、特に、目に対する効果が注目されています。

★レスベラトロール
赤ワインのポリフェノールがこれです。
ピーナッツの皮、ブドウの種や皮などに多く含まれています。
長寿遺伝子と呼ばれているサーチュイン遺伝子を
活性化させる作用があると言われています。
また、細胞の生まれ変わりをサポートし、
お肌を健やかにする効果も期待されています。

★イソフラボン
大豆や大豆加工食品などに多く含まれています。
イソフラボンは、女性ホルモンに似ているため、
閉経後の女性に多く発症する更年期障害にも
効果が期待されている栄養素です。

★ヘスペリジン
みかんなどの柑橘類の皮などに含まれている成分で、
別名「ビタミンP」とも呼ばれています。
末梢血管の血流を促進し、血流を改善する効果が期待されています。
ビタミンCのはたらきをサポートするので、
一緒に摂ることで相乗効果が期待されます。

★タンニン酸
木の幹、葉、樹脂、緑茶や紅茶に多く含まれています。
強力な抗酸化作用に加えて、収れん作用があり、
毛穴を引き締める効果が期待されます。

今回紹介した代表的な成分を意識して摂取することで、
エイジングケアのサポートになると思います。




<参考記事>

お酒の飲み方と成分を知って美肌に!エイジングケアの視点




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長〜い抗酸化成分のシリーズでしたが、一旦、ここで終了します。

次回からは、エイジングケア美容液『ナールス ネオ』を使ったケアのターゲット、
“口元や目元のエイジングケア”のシリーズが始まります。

詳しく取り上げていきますので、どうぞお楽しみに♪
プロフィール
管理者:株式会社ディープインパクトナールス事業部
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