2016年10月16日

マリオネットラインの対策

2016年10月16日
こんにちは!

エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。

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☆ 「知って得する!納得のエイジングケア講座」第54回
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前回は、「マリオネットラインの原因」をお話しいたしましたが、
今回は、「マリオネットラインの対策」について取り上げたいと思います。

マリオネットラインは、

・頬の真皮の劣化、老化によるたるみ
・頬の皮下脂肪の肥大化のよる下垂
・口元から下顎、首にかけて広がる「広頸筋(こうけいきん)」のたるみ
・口を「への字」にする(口角を下に下げる)時に使われる「口角下制筋(こうかくかせいきん)」の劣化

が原因です。

残念ながら、目立ってしまってからでは、スキンケアだけで対策を行うのは難しいものです。

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では、その対策ですが、大きく分けると4つになりますが、
1と2は、予防的な対策、あるいは今以上に進まないための対策です。

1.日常生活

原因からもわかるとおり、皮下脂肪、筋肉、真皮の劣化は、
短期的な問題ではなく、積み重ねの問題です。
特に、食生活の影響が大きいので、
植物性と動物性の両方の良質なたんぱく質を摂ることで予防しましょう。

2.スキンケア

こちらもネオダーミルやナールスゲン、ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体など、
コラーゲンやエラスチンなどの産生を促すエイジングケア化粧品を使うことで、
進行を遅らせる可能性があります。

3.エクササイズやマッサージ

エクササイズは、衰えた表情筋を鍛えて改善することで
マリオネットラインを改善するための方法です。
また、マッサージは、主に血行を促進することで代謝を上げて、
マリオネットラインを改善しようとするものです。

エクササイズもマッサージも、簡単なものから複雑なものまでたくさんあります。

メディアでも紹介された比較的シンプルなエクササイズとして、
「ま・い・う体操」 があります。

その方法は、

1)大きな口を開いて、「まー」「いー」「うー」と声を出す。
2)それぞれ10秒ずつ、5回でワンセットです。
3)朝晩2回行う。

これを実践することで、表情筋を鍛えようというものです。

この方法で効果がある方もいれば、やりすぎると逆効果などの情報もありますので、
ご参考の1つとしてご理解ください。

マッサージやエクササイズは医学と異なって、論文などのエビデンスが少ない点、
また、人によって効果の上がる方、そうでない方もあり、
「どの方法が良い!」とお勧めできないのが正直なところです。

なお、十分な知識がないままマッサージやエクササイズをやると、
お肌に与える刺激が強すぎて、お肌を傷つけてしまうリスクがあります。
その点には、注意しましょう。

4.美容医療

美容医療には、いくつかの選択肢があります。

●注射による治療

皮膚にヒアルロン酸を注入する治療法がよく知られています。
注射後、2 〜 3日はふくらみ気味になることがありますが、
約1 週間程度で自然な仕上がりに落ち着く方が多いようです。
治療効果の持続期間は、6ヵ月〜1年程度と言われています。

●再生医療

最近では、細胞移植、培養細胞、成長因子などを注射し、
その部位の細胞を増やすことで、
マリオネットラインの改善を行う再生医療も行われるようになりました。
注射による治療ほどの即効性はないようですが、
自分の線維芽細胞を培養して、それをまた皮膚に注射するなどの方法も広まりつつあります。

その他にも、フェイスリフト手術(切るリフトアップ)や、
糸によって皮膚を引き上げるフェイスリフトなどの外科的な方法があります。

なお、美容医療については、どれかをお勧めすることはできませんので、
美容医療を受ける場合は、美容皮膚科などの専門医と相談し、
ご自身が十分にご理解・ご納得された上で行ってください

★次回は、「下あごのシワと対策」を取り上げます。




<参考記事>

マリオネットラインを消す!?その原因と解消のための対策




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