2016年11月02日

石けんを詳しく知ろう その1

2016年11月02日
こんにちは!


納得のエイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。


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☆ 「知って得する!納得のエイジングケア講座」第68回
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現在、「エイジングケアの基本、洗顔を考える」のシリーズを連載中です。

12月から続けてきた洗顔や洗顔料に関するシリーズですが、
今回から、「石けんを詳しく知ろう!」をテーマに、何回かにわけて連載します。

石けんについては、ナールスエイジングケアアカデミーの記事の一つである「石鹸素地って?特徴や役割と種類〜エイジングケアの視点〜」でも詳しく紹介していますが、ここでもチェックしてくださいね。


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正しいエイジングケアのため、石けんについて勉強しましょう。

石けんといえば、私たちにとって身近な存在です。

小さいときからも、そして今でも、
「全く使わない」という方は、ほとんどいないでしょう。

私が子供の頃には、今のように多くの種類の洗顔料や洗浄剤はなかったので、
顔を洗うのも、手やからだを洗うのも全て石けんでした。

そんな身近な石けんですが、意外に知られていないこともあるようです。

また、石けんをしっかり理解することは、界面活性剤を理解することにつながります。

なぜなら、石けんをはじめクレンジング剤や洗顔料、
また食器などの洗浄剤もすべて界面活性剤から作られていて、どこがどうちがうのか?
界面活性剤と言っても、たくさんの種類があります。

そこで、今回から、石けんについて詳しく取り上げたいと思います。

まずは、その特徴をお話しします。

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石けんは、なんと5000年の歴史を持つ、人類が生み出した初の化学合成物質です。
そして、今もよく使われるのは、石けんには大きくわけて5つのメリットがあるからです。


1.弱アルカリ性で洗浄力が高い

人の皮脂や角栓は弱酸性であり、それを洗浄するには反対の性質、
つまりアルカリ性であるほど効果的です。
石けんは、弱アルカリ性の陰イオン系の界面活性剤です。
そのため、優れた洗浄力を発揮できるのです。


2.微生物で分解されやすい

石けんの原料は油脂ですが、洗顔などで使った後、
アルカリ性を失うと安定性も失います。
この特性によって、微生物に分解されやすいのです。
つまり、顔に残っても刺激は長く続かず、
洗い流した後の環境にもやさしいのです。


3.安全性が高い

今では、お肌にやさしいアミノ酸系の界面活性剤などもできているので、
「最も安全」とは言えませんが、シンプルな原料、
長年の実績などを考えれば、安全性の高い洗浄剤です。


4.毒性が低い

安全性とも近いのですが、こちらがより重要な特性です。
石けんは、眼に入れば刺激を感じますし、口に入ってもいやなものです。
しかし、石けんは「分解されやすい」性質から、
からだに長く留まることはないのです。
つまり、基本的には致命的な問題が起こるリスクが極めて低いのです。
石けんが長年使われ続ける大きな理由は、この点にあります。


5.洗顔後のスキンケアがシンプルに考えられる

最近の洗顔料は、洗顔後の仕上がりを重視するニーズに応えるため、
美容成分や保湿成分を配合するケースが増えています。
これ自体が必ずしも悪いことではありませんが、
油溶性に成分などが入っていて、顔に留まっていれば、
洗顔後の化粧水などの浸透を妨げる可能性もあります。
相対的なポイントとなりますが、石けんの方が、
洗顔後のスキンケアを妨げずにシンプルに考えることができます。

エイジングケアのためにも正しい洗顔を、心がけましょう。


★次回、第7回目は、「石けんを詳しく知ろう。No.2〜石けんの歴史〜」を予定しています。


ありがとうございます。
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