2016年11月07日

石けんを詳しく知ろう その5

2016年11月07日
こんにちは!


エイジングケア成分配合化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。


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☆ 「知って得する!納得のエイジングケア講座」第71回
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現在、「エイジングケアの基本、洗顔を考える」のシリーズを連載中です。
12月から続けてきた洗顔や洗顔料に関するシリーズですが、
ただいま、「石けんを詳しく知ろう!」を何回かにわけて連載しています。

石けんについては、ナールスエイジングケアアカデミーの記事の一つである「石鹸素地って?特徴や役割と種類〜エイジングケアの視点〜」でも詳しく紹介していますが、ここでもチェックしてくださいね。

前回は、「石けんを詳しく知ろう。No.4 〜よい石けんの条件とは〜」で、
自分にとってよい石けんを選ぶことが大切であることを、お伝えしました。

今回は、「石けんを詳しく知ろう。No.5〜 良い石けんの条件は〜その2〜」で、
一般的な視点からのよい石けんを考えてみます。

少しお話が製造寄りなので、難しいかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです。

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石けんを作る工程は、大きく

1)原料を選ぶ
2)アルカリと反応させる
3)石けんに固める

の3つに分かれます。
このプロセスで石けんの質が決まります。


1)原料を選ぶ
石油系あるいは、ヤシ油やパーム油など
植物性の油脂のどちらかを選ぶことになります。
良い品質のヤシ油やパーム油を選ぶことが、よい石けんの基本です。


2)アルカリと反応させる
中和法とけん化法の2通りがあります。

中和法は、あらかじめ油脂を脂肪酸とグリセリンに分解しているので、
脂肪酸を選んで石けんが作れるので、自由度が高い方法です。

けん化法は、伝統的な製造法で、
釜にいれた油脂とアルカリを混ぜながら、
加熱して炊くことで石けんを作ります。

これについては、どちらが良いということはありません。

純度の高い石けんは、けん化法で作れますし、
刺激性が低い石けんや泡立ちのよい石けんは、中和法が向いています。
自由度の高い中和法の方が、作れる石けんの幅が広いので、
メリットが大きいと思います。


3)石けんに固める
機械練り法と枠練り法があります。

機械練りでは、急速冷却・急速乾燥が可能なので、
水分の含有率の少ない変形しにくい石けんが作れます。
ただし、水によってふやけたり溶け崩れたりすることもあります。

一方、枠練り法では、水分が多い石けんができるので、
しっとりした洗い心地の石けんができますが、
変形しやすいことがデメリットです。

石けんを固める方法も、どちらがよいということではなく、
選択の問題です。

このように石けんを作るには、多くの選択ができるのです。

こうした中で

● 厳選した原料が使われている
● 不純物を極力排除する
● 安定性が高く酸化しにくい
● 洗浄力が十分にある
● 泡立ちが豊かでクリーミー
● 洗浄後にしっとり感がある
● 刺激はできるだけ少ない

が、よい石けんの条件だと考えます。

手前味噌ですが、ナールス フォームで使っている石けんは、
この7 つの条件を高いレベルで実現できていると自負しています。

もちろん、どなたにも合うとは言い切れませんが、
一度はお試しいただきたい石けんで作った洗顔パウダーです。


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これで、洗顔や石けんのシリーズは終了です。

洗顔はエイジングケアの大切な第一歩。
ぜひ、良い石けんを使って正しい洗顔を心がけていただければ幸いです。


★次回からは、新シリーズ「血管・リンパ管とエイジングケア」を開始します。

ありがとうございます。
ナールスゲン配合エイジングケア化粧品の通販サイト「ナールスコム」を宜しくお願い申し上げます。

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管理者:株式会社ディープインパクトナールス事業部
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