2017年8月27日

「シワ対策に使われるレチノールってどんな成分?」

エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆ 「知って得する!納得のエイジングケア講座」第145回
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回から、
新シリーズ「シワ対策に使われるレチノールってどんな成分?」
をスタートします。

最近、ポーラさんや資生堂さんから、
シワ対策のエイジングケア化粧品の新作が登場して、
話題になっています。

シワ対策のエイジングケア化粧品でよく使われる有名な成分が、
「レチノール」。

実は、ナールス ネオやナールス ユニバに配合している
「レチノイン酸トコフェリル」もレチノールの一種です。

そんなレチノールは、効果もありますが刺激性もあるので、
注意が必要な成分の1つ。
そこで、レチノールをシリーズとして取り上げ、
ご紹介していきます。

今回はその第1回目として、
「そもそもレチノールって?」です。

───────

レチノールとは、ビタミンAの一種です。

ビタミンA は、実はいくつかの種類があります。
ほとんど化学構造は同じ形ですが、
ちょっとした違いで、「誘導体」になるのです。

レチノール以外には、レチナール、レチノイン酸や、
その誘導体がありますが、
一般的には、すべてビタミンAです。

「誘導体」は、前回のシリーズでも触れましたが、
「基本的な性質が同じで、少し化学構造が違うために、
発揮する効果が異なる成分」です。

また、ビタミンA関連の医薬品や化粧品すべてを、
「レチノイド」と呼ぶこともあります。

このように、レチノールは、ビタミンAの1つなのです。

レチノールは、ヒトの血液中のビタミンAの大半を占めています。

このビタミンAは、油溶性のビタミンで動物だけにあります。

にんじんなどに含まれる「β-カロテン」も
ビタミンAと思われていますが、
厳密には体内に入ってからビタミンAに変わるので、
「プロビタミンA」として分けて考えられます。

このプロビタミンAは、動物にも植物にもあります。

レチノールには、抗酸化作用はありませんが、
プロビタミンAには、抗酸化作用があります。

日常的には、β-カロテンもレチノールも
ビタミンAと呼んで差し支えありませんが、
詳しくみていくと名前もたくさんあって、
少し複雑なのです。

このように、レチノールを理解する前提として、
ビタミンAやβ-カロテンとの関係も
知っておくことは大切なのです。

★次回は、「ビタミンAの効果を知ろう!」です。

レチノールの効果と副作用を知って、正しいエイジングケア!

ありがとうございます。
ナールスゲン配合エイジングケア化粧品の通販サイト「ナールスコム」を宜しくお願い申し上げます。

ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」

SNS Share

\ この記事をシェアする /