2016年4月14日

界面活性剤は、エイジングケアの敵?

ナールスゲン配合エイジングケア化粧品ナールスの公式ブログに来ていただきまして、ありがとうございます。

さて、今回は「界面活性剤」のお話です。

美肌の敵として、

エイジングケア化粧品をはじめ化粧品の話題で、問題視される界面活性剤。

界面活性剤は、悪者にされることが多い成分ですが、多くは誤解です。

というのは、界面活性剤は本当に多くの種類があって、刺激性などのあるものから問題のないものまで様々。

「界面活性剤」というだけでは片付けられません。

結論からいえば、化粧品に含まれる界面活性剤をあまり気にする必要はないのです。

ここでは、界面活性剤とは何か?

界面活性剤の種類って?

を簡単に紹介します。

1)界面活性剤とは

界面活性剤とは、ひとつの分子が油になじみやすい部分と水になじみやすい部分を持っている物質です。

界面活性剤には、この性質によって

洗浄

乳化

浸透

分散

可溶化(水に溶けやすくなる)

などのはたらきがあります。

このはたらきは便利なので、バターなどの乳製品から化粧品や洗剤など私たちの生活に欠かせないものを作る際に使われるのです。

2)界面活性剤の種類と刺激性

実は界面活性剤は、大きく4つに分類されます。

それぞれ特徴があって、刺激の強さが違うのです。

①陰イオン型(アニオン型)

水に溶けると親水基が陰イオンになるもの

石けんやシャンプー、洗顔料に使用されます。

洗浄・可溶化が目的です。

「石けん素地」も、立派な(?)界面活性剤です。

刺激性はありますが、弱い方です。

②陽イオン型(カチオン型)

水に溶けると親水基が陽イオンになるもの

トリートメント、制汗剤に使用されます。

帯電防止・殺菌が目的です。

刺激性は、やや強いので注意が必要です。

③両性イオン型(アンホ型)

水に溶けると親水基が、pHによって陰イオンにも陽イオンにもなるもの

シャンプーやリンスに使用されます。

洗浄・乳化が目的です。

刺激性は殆どありません。

④非イオン型(ノニオン型)

水に溶けてもイオン化しないもの

多くの化粧品に使われます。

乳化が目的です。

刺激性は殆どありません。

ナールスブランドの製品も、、界面活性剤を使いますが、非イオン型のもので、刺激性は殆どありません。

同じタイプでも種類や配合量で刺激の度合いは異なりますが、化粧品に入っている界面活性剤をあまり気にする必要はありません。

注意が必要なのは、

クレンジング

洗剤

などです。

これらは、できるかぎりお肌に刺激の少ないものを選びましょう。

<参考記事>

石鹸素地って?特徴や役割と種類~エイジングケアの視点~

PEG-60水添ヒマシ油は非イオン性界面活性剤。安全で適度な洗浄力の成分!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ありがとうございます。

ナールスゲン配合エイジングケア化粧品の通販サイト「ナールスコム」を宜しくお願い申し上げます。

ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」

SNS Share

\ この記事をシェアする /