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2016年06月07日
糖化で生まれる物質「AGE」とは?
2016年06月07日
こんにちは!エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。
エイジングケアアカデミーは、かなり詳しく記事を書いていますが、こちらはもう少し軽めの内容で進めたいと思いますので、是非、こちらも読んでいただければうれしいです。
エイジングケアの全体をつかんでいただくために、「お肌の老化の原因と対策」という大きなテーマで連載中です。
先週から、始まりました「糖化」のシリーズ。
先週は、「糖化」とはコラーゲンなどのたんぱく質が糖と結合して変性することで、
起こる現象あることをご説明しました。
このプロセスで生まれる物質が、
「AGE=終末糖化産物(Advanced Glycation End Products=AGE)」です。
AGEは、強い毒性を持っていて、お肌だけでなく体全体の老化を進める物質として、
最近注目を集めており、研究も進みつつある物質です。
今回は、この「AGE」について、詳しくご紹介します。
――――――――
AGEは、「たんぱく質と糖が加熱されてできた物質」の総称です。
つまり、1つの特定の物質ではありません。
現在、わかっているだけでも数十種類あると言われています。
そのため、英語の論文などでは、「AGEs」と複数表記されるのが正しいようですが、ここでは、「AGE」と表記します。
AGEが体内で蓄積されるプロセスは、
1.糖分を過度に摂りすぎると、血液の外にブドウ糖があふれ出します。
それが、人間の体の細胞や組織を作っているコラーゲンなどのたんぱく質に結びつく。
2.そして、体温で温められて、「たんぱく質と糖が加熱されてできた物質=AGE」ができる。
糖化は、早い段階で糖の濃度が下がれば、元の正常なたんぱく質に戻ることができます。
しかし、糖の濃度が高いままであれば、戻れなくなってしまいます。
その結果、体内にAGEが蓄積されることになるのです。
つまり、日常生活で定常的に血糖値が高い状態が続くことで、糖化が進んでしまうわけです。
――――――――
もう1つ、体外からAGEを取り込んでしまう場合があります。
それは、高温加熱で処理された食べ物によるAGEが、蓄積されるケースです。
食べ物を高温で加熱処理すると、調理する前と比べてAGEが、10〜100倍に増えるというデータもあります。
具体的には、ポテトチップス、フライドポテト、パンケーキ、唐揚げ、ベーコンなど焼く、炒める、揚げるといった食べ物です。
分かりやすい例だとホットケーキです。ホットケーキは過熱すると表面がこんがりきつね色になりますよね。
そこが糖化した部分で、AGEが発生しているのです。
それらを食べると、体内にもAGEが溜まるのです。
もちろん、食べ物は消化され、分解されるので、体内に残るのは数%から10%程度です。
とは言っても、ずっとAGEを多く含む食べ物を食べ続けることは、それに従ってAGEの蓄積が増えていって、老化を加速させることになってしまいます。
このように、糖化の「犯人」AGEは、体の内からも外からも、老化を進める原因を作り出しているのです。
(食べ物のAGEについては食生活の工夫で抑えることができます。これは後日お話しします)
そんなAGEは、エイジングケア化粧品で減らすことは難しいので、正しい日常生活!
*エイジングケアアカデミーの肌老化の原因「糖化」を予防する5つのポイントもご参考に!
★次回は、「AGEが体に与える具体的な影響」を取り上げます。
<参考記事>
*糖化が原因でお肌の老化が!エイジングケアの前に予防を
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ありがとうございます。
ナールスゲン配合エイジングケア化粧品の通販サイト「ナールスコム」を宜しくお願い申し上げます。
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