2018年09月09日

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤

2018年09月09日
こんにちは!

エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。

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 知って得する!
 納得のエイジングケア講座 第185回
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連載中の「夏のスキンケア対策」は、今回が最終回。
第7回目のテーマは、「紫外線吸収剤と紫外線散乱剤」です。

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紫外線対策の基本のアイテムである日焼け止めには、
大きく分けて紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類があります。

それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

1)紫外線吸収剤

紫外線吸収剤は、文字通り紫外線を吸収する性質を持った日焼け止めです。
「ケミカル」の日焼け止めとも呼ばれます。

●紫外線吸収剤のメリット
⇒肌内部への紫外線の侵入を防ぎ、
強い紫外線をブロックするのでレジャーシーズンに心強い味方となります。

⇒紫外線吸収剤は、紫外線を防ぐ力が強いことも利点です。
SPF50やPA++++などの高い紫外線防御指数を持つ日焼け止めの多くは、紫外線吸収剤です。

⇒紫外線吸収剤はなめらかな使い心地で無色透明なので、白浮きする心配がありません。
また、ムラなく塗り拡げることができるので、均一な分散が簡単ということもメリットです。

●紫外線吸収剤のデメリット
⇒防御力が高い反面、お肌への負担が大きいというデメリットがあります。
お肌が弱いとかぶれやかゆみなどの肌荒れを起こすことがあります。

⇒紫外線を吸収して放出するごとに紫外線吸収剤の効果は下がります。
つまり、塗った直後は防御力が高いですが、時間の経過とともに弱くなってしまうのです。

2)紫外線散乱剤

お肌の上に皮膜を作って紫外線を跳ね返すのが紫外線散乱剤です。
ノンケミカルの日焼け止めと呼ばれます。

●紫外線散乱剤のメリット
⇒紫外線を反射させても熱や刺激が生まれにくく、お肌への負担が少ないことが大きなメリットです。
「低刺激」を売りにしている日焼け止めは、ほぼ紫外線散乱剤です

⇒紫外線散乱剤は、UV-B〜UV-Aと幅広い波長の紫外線に対応が可能なので、日常生活で使う日焼け止めとして重宝します。

⇒効紫外線吸収剤と違って化学変化を起こさないので、汗で落ちたりタオルで拭ったりしない限り塗り直す必要はありません。
比較的、効果が長持ちします。

●紫外線散乱剤のデメリット
⇒成分である酸化亜鉛も酸化チタンは白色の粉末であるため、配合量を増やすと白浮きすることがあります。
また、ベタつきがあり使用感が悪いものもあります。

⇒使用感の問題で成分の配合量を上げることは難しいこともあり、紫外線散乱剤と比べると紫外線防御効果が低いことがデメリットです。
夏の陽ざしの強い場所では、紫外線散乱剤だけで紫外線をブロックできないこともあります。

以上ご紹介したように、2種類の日焼け止めは、
ともにメリットとデメリットがあるので上手に使い分けすることが大切です。

日常生活では紫外線散乱剤を、スポーツやレジャーなどでは紫外線吸収剤を使うことが基本です。
いずれの日焼け止めも正しく使って、必要に応じてこまめに塗りなおすことが大切です。

8月も後半ですが、まだまだ紫外線照射が大きな季節です。
ぜひ、しっかりと紫外線対策を行いましょう。

★次回からは、
新シリーズ「秋のスキンケア」をお届けします。




<参考記事>

日焼け止めは紫外線吸収剤と紫外線散乱剤でどう違う?選び方のコツ!




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