2021年6月25日

2時間後には紫外線カット効果が半分に?!日焼け止めの光劣化に注意

みなさん、こんにちは。

ナールスゲン配合エイジングケア化粧品ナールスの公式ブログに来ていただきまして、ありがとうございます。

「日焼け止めは2~3時間おきに塗りなおしましょう」

というのをよく聞くと思ます。

その理由は、「汗や水、摩擦などで日焼け止めが落ちてしまうから」ということが一般的に知られていますが、実はもう一つあります。

それは「光劣化」です。

「光劣化ってなに?」と思われたでしょうか?

なんとなく漢字の意味からイメージできるかもしれませんが、光劣化というのは「物質が光エネルギー(光子)を吸収し、その諸特性を低下させる現象のこと」で、日焼け止めで言うと、紫外線を浴びることで紫外線カット力が低下することです。

例えば、朝出かける前にSPF50/PA++++の日焼け止めを塗っても、紫外線を浴びている間にどんどんカット効果が弱くなっていき、2時間後には半分以下になる場合もあるのです。

日焼け止めが汗などで取れることに加えて、この光劣化があるから、日焼け止めは2~3時間おきに塗りなおす必要があるというわけです。

光劣化するのは紫外線吸収剤

紫外線カット剤には「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。

先ほどお伝えしていた光劣化を起こすのは紫外線吸収剤です。

紫外線吸収剤というのは、紫外線のエネルギーを吸収して、化学変化で熱などのエネルギーに変換して放出することで紫外線ダメージを防いでくれるのですが、この吸収した紫外線を熱に変える際に「光劣化」を起こします。

一方、紫外線散乱剤はお肌の上に皮膜をつくって紫外線を反射させて紫外線ダメージを防ぎます。光劣化は起きないので、紫外線を浴び続けても紫外線カット力が弱くなることはありません。

どちらも汗などで取れてしまった時は塗りなおしが必要ですが、紫外線吸収剤メインの日焼け止めを使っている場合は光劣化のリスクがありますので、汗などで落ちていなくても、2時間おきくらいに塗り直すことをおすすめします。

化粧してたら塗りなおしできない問題を解決

「2時間おきくらいに日焼け止めの塗りなおしが必要な理由はわかったけど、お化粧してたら塗りなおしは無理」

というのが現実ではないでしょうか?

そのため、わかっていても塗りなおししていないという方が多いと思います。

そんな方にこそ光劣化が起きない紫外線散乱剤でできた日焼け止めを使っていただきたいです。

紫外線散乱剤でできた日焼け止めは「ノンケミカル」、「紫外線吸収剤不使用」などとパッケージに書かれていますので、それを目印に選んでください。

ナールスのUV化粧下地はもちろん、酸化亜鉛・酸化チタン・酸化鉄の3つ紫外線散乱剤だけを使っています。

ノンケミカルのUV化粧下地「ナールスヴェール」
*SPF40、PA+++

オフィスワークの方やテレワークの方の場合、汗で日焼け止めが取れてしまう場面は少ないと思いますので、塗りなおすとしても、ランチ前に皮脂などでメイクが崩れたところだけ塗りなおせばOKです。

イメージしやすいように、オフィスワークの私の場合だとこんな流れになります。

【朝】メイク前にノンケミカルのUV化粧下地「ナールスヴェール」を塗ってメイクをする

エアコンがきいたオフィス内だから汗でくずれることはほとんどない

【昼】ランチで外出する場合はメイクが崩れていそうなところだけ塗りなおし
<塗りなおしの手順>
1.油取り紙、ティッシュなどで、皮脂を取り除く。
2.ナールス ヴェールを薄く均一に広げる。
3.その上からUVカット効果があるファンデーションを塗る。


【夕方】帰る頃には日が沈んでいるので日焼け止めが取れていても心配なし。

こんな感じで、一日に一回、部分的に塗りなおす程度でOKです。
ランチで外出しない場合は一度も塗りなおさないくらいです。
光劣化の心配がないのでとても楽です。

ここまで読むと、まるで紫外線吸収剤が悪者のような印象を受けてしまうかもしれませんが、使用感が良いことや塗り直せば高いSPFやPAがあるなどのメリットもあります。、

ケミカルもノンケミカルもそれぞれメリットとデメリットがあります。

光劣化のことを含め、それぞれの特徴を理解したうえで、シーンによって使い分けていただくのがベストだと思います。

今のうちにこちらの記事を読んで、夏本番に備えていただければ幸いです。

👉「紫外線吸収剤のデメリット。光劣化でSPFやPAが下がる!」

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ありがとうございます。

ナールスゲン配合化粧品の通販サイト「ナールスコム」をよろしくお願い申し上げます。

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