エイジングケアについて(2.お肌の老化、その7つの原因とは)

エイジングケアについて

2.お肌の老化、その7つの原因とは

<4.酸化(カラダや細胞のサビ)>

喫煙、過度な運動やストレス、紫外線などによって過剰な活性酸素が発生すると、お肌は酸化され、つまり「錆びる」という状態になります。
錆びないお肌を維持させるには、抗酸化を考えたエイジングケアを行うことが大切ですが、エイジングケア化粧品による対策だけでは十分な対応とは言えません。
酸化は、お肌の老化だけでなく、さまざまな生活習慣病の原因にもなりますので、以下のように日常生活から「抗酸化」を意識することが大切です。
・抗酸化物質を含んだバランスの良い食生活
・継続した適度な運動
・十分な睡眠
・ストレスを溜め込まない生活

こうした「抗酸化」を意識した生活習慣に加え、エイジングケア化粧品による対策も大切なことですので、以下の成分が酸化を防止する成分であることを理解しましょう。
・ビタミンA誘導体
・ビタミンC誘導体
・ビタミンE誘導体
・ナールスゲン
・フラーレン
・アスタキサンチン
・ナイアシン
・コエンザイムQ10

<5.糖化(カラダや細胞のお焦げ)>

まだあまり知られていませんが、お肌だけでなく身体全体の老化や糖尿病などの原因になる可能性があることから、酸化と並んで注目を浴びているのが、糖化です。

糖分が多い食事を摂りすぎると、身体の中のたんぱく質が糖と結びつき、AGEs(Advanced Glycation Endproducts=最終糖化生成物)という物質を作って、体内に蓄積してしまいます。
お肌でもコラーゲンやエラスチンはたんぱく質ですから、糖と結びつき糖化したたんぱく質が体内に蓄積されます。
糖化したたんぱく質は、ホットケーキが焦げたような茶褐色のようなもので、それが蓄積されると肌を黄色くくすんだ状態にしてしまうのです。
エイジングケア化粧品でも直接的に糖化を防ぐ成分はなく、「最終糖化生成物」を増やす原因となる食べ物の摂取をできるだけ控え、糖化を予防するようにしましょう。

また、糖化には紫外線やストレスも影響を与えていますので、エイジングケア化粧品で直接的な対策はできないものの、保湿や紫外線対策、抗酸化成分、コラーゲンやエラスチンへアプローチする成分が間接的にケアをサポートします。

<6.女性ホルモンの減少>

女性ホルモンは、30歳ころをピークに減少し始め、50歳前後でほとんどなくなってしまいます。
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンがあります。中でも、コラーゲンやお肌の潤いと関係が深い「若返りのホルモン」とも呼ばれるエストロゲンの減少は、コラーゲンの減少にもつながるのでお肌の老化の原因の1つとされています。

他にも、エストロゲンには、肌水分量の増加、活性酸素の除去、精神安定、記憶力維持などの効果が期待できますが、エストロゲンが減ってしまうことによって、更年期障害や骨粗しょう症などの原因にもなってしまいます。
エイジングケア化粧品の成分には、直接的に女性ホルモンと同じ働きをするものはありませんが、植物の中には、女性ホルモンと似た働きをする「植物性女性ホルモン様成分」というものがあります。
たとえば、大豆に含まれているイソフラボンという物質は、女性ホルモンのエストロゲンとよく似ていて、「植物性女性ホルモン様成分」の代表格です。他にも以下のような成分が「植物性女性ホルモン様成分」になります。
・アカツメクサ花エキス。
・イリス根エキス
・プエラリア
・ミリフィカエキス

また、大豆製品、卵、モロヘイヤ、カボチャ、アボカドなどを積極的に摂取し、ふだんの食事で女性ホルモン様物質を補うように心がけましょう。

<7.血管やリンパ管の老化>

血管は人が生きていく上で多くの大切な役割があります。お肌との関係が深いのは皮膚毛細血管で、主な働きは酸素や栄養分などを細胞に届けることです。
皮膚毛細血管は、血管内皮細胞と壁細胞の二層構造でできていて、健康な方なら、30歳代までは正常な状態で働きますが、加齢に加え、偏った食事による悪玉コレステロールの増加や紫外線などによって、老化が進んでしまうこともあります。
そうなると、お肌へ栄養分や酸素が届きにくくなって、さらにお肌の老化が進む悪循環が生まれてしまいます。
一方、リンパ機能は毛細血管の横に並んでいて、老廃物や余分な水分を運ぶ働きをします。
リンパ管が老化することによって、お肌の中で老廃物や余分な水分が蓄積し、これが、むくみやくすみ・シワの原因になるのです。
血管やリンパ管に届くエイジングケア化粧品成分はなく、エイジングケア化粧品での対策だけでは不十分のため、脂質の取りすぎを避けたり、入浴、血管マッサージなど生活習慣を改善することが基本的な対策となります。

ただし、最近では、リンパ管ケアに着目した「キュアパッション」というエイジングケア化粧品成分が知られるようになりました。
キュアパッションの基礎実験では、キュアパッションはリンパ管の細胞を増やすはたらきが認められています。

以上がお肌の老化の7つの原因とエイジングケア化粧品成分の役割になります。
それぞれの肌老化について説明しましたが、こうした老化の原因をエイジングケア化粧品で対策できる範囲はとても狭いのです。
そのため、エイジングケアを化粧品だけのエイジングケアで考えていては、十分な効果が得られないことがよくおわかりになったかと思います。いくら自分に合った良いエイジングケア化粧品を選び、正しく使っても、日常生活に問題があったり健康に問題があれば、効果を感じることは低いです。

本気でエイジングケアを考えることは、本気で自分自身の健康を考えることになります。 ですので、肌老化の原因と効果的な成分を理解し、生活習慣を改善するとともにエイジングケア化粧品を使うことで、お肌の老化が進まないようにしましょう。

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