こんにちは!
エイジングケア化粧品「ナールスコム」が発刊するナールスマガジンのバックナンバーです。
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☆ 「知って得する!納得のエイジングケア講座」第142回
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「ビタミンC誘導体を知ってエイジングケアに活かそう!」
を連載中です。
これまで、「ビタミンC誘導体とは?」から、
効果、デメリット、種類について取り上げてきました。
今回は、「両親媒性ビタミンC誘導体APPSを深く知ろう!」です。
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前回、APPS(アプレシエ)が水溶性と油溶性の両方の性質を持つ、
両親媒性のビタミンC誘導体であることをお伝えしました。
「APPS」は、リニューアルしたナールスピュアに使っている成分ですが、
今回、このAPPSについて詳しくご紹介します。
APPSの特徴として、
●水溶性ビタミンC誘導体よりもお肌に浸透しやすい
●刺激が比較的少なく、お肌の乾燥を招きにくい
●価格が高い
ことを、前回のメルマガでご説明しました。
APPSは、化粧水、美容液、乳液、保湿クリーム、フェイスマスクなど、
さまざまな化粧品に配合することができるメリットがあります。
一方、APPSのデメリットの1つは、安定性が若干低いことです。
だから、直射日光や高温では分解されるリスクもあります。
ナールスピュアも、保管は室温で直射日光を避けていただければ幸いです。
さて今回は、APPSについて、
1.皮膚浸透性
2.しわ改善効果
3.美白効果
4.抗アクネ効果
の4項目に対する評価を行った試験を簡単にご紹介します。
1.皮膚浸透性
色素にて色を付けたAPPSおよびアスコルビルリン酸に、
ヒト皮膚片を18時間浸透させ、
顕微鏡で観察したところ、APPSの浸透性が高かった。
2.しわ改善効果
21名の被験者の目尻のしわ部分に、
1日2回、1~3ヵ月間1%APPS配合美容液を塗布し、
目視にて使用開始前と比較したところ、
約半数以上の方でしわの改善と角層水分量の増加が認められた。
このことからAPPSには、
乾燥によるしわを目立たなくする効果が示唆された。
3.美白効果
メラニンがつくりだされるメラノサイト、
およびケラチノサイトを培養した皮膚モデルに1%APPSを投与し、
2週間培養後、生成したメラニンを確認したところ、
APPSのメラニン量は投与なし群の約70%にとどまった。
4.抗アクネ効果
皮膚科に通院中のアクネ患者に1%APPS配合ローションを1日2回、
6ヵ月間塗布したところ、
面皰(めんぽう:毛穴がつまって皮脂がたまっているニキビ)や、
赤色丘疹(せきしょくきゅうしん:赤く炎症を起こしているニキビ)が減少した。
これらの結果は、ヒト皮膚片などで行われたものを含んでいますが、
APPSの優れた効果を示しています。
今回、ナールスピュアにAPPSをプラスで配合したのは、
こうした効果をプラスできればと考えたからです。
★次回は、「油溶性ビタミンC誘導体VCIPを深く知ろう!」です。
<参考記事>
ありがとうございます。
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