2022年10月28日

【35歳以上の女性必見】ターンオーバーが遅くなるのはpHが原因かも

みなさん、こんにちは。

ナールスゲン配合エイジングケア化粧品ナールスの公式ブログに来ていただきまして、ありがとうございます。

今日も先週に引き続き、「42歳になったら やめる美容、はじめる美容」(宝島社)という書籍の中から有益な情報を共有させていただこうと思います。

年齢を重ねると、ターンオーバーが遅くなることは、みなさまよくご存知だと思います。

では、ターンオーバーが遅くなる原因に、お肌のpHが深く関わっていることはご存知でしょうか?

今日は、35歳以上の女性が、ターンオーバーの周期を整えるのに役立つ情報をお届けします。

ターンオーバーが遅くなるとお肌はどうなる?

ターンオーバーとpHの関係の前に、そもそもターンオーバーが遅くなると、お肌はどうなるのかについて簡単にお伝えします。

ターンオーバーが遅くなると、古い細胞がお肌に留まる期間が長くなります。

ターンオーバー開始(新しい細胞が作られる)の合図は、古い細胞が剥がれ落ちる時です。

不要になった角質細胞が垢となって剥がれ落ちたときに、ターンオーバー開始の指示が出されるので、古い細胞がなかなか剥がれ落ちないということは、その分、新しい細胞が作られ始めるのが遅くなるということなんです。

また、本来なら垢となってはがれてしまうべき古い細胞が、長くお肌の表面にあることで、角質が厚く、固く、乾きやすい状態になります。

その結果、「シミ」「くすみ」「乾燥」「ハリ不足」などの様々なお肌悩みを引き起こします。

逆に言うと、ターンオーバーが正常だと、健やかで若々しい印象の素肌をキープしやすいのです。

ターンオーバーとpHの深い関係

では、今日の本題に。

ターンオーバーが遅くなる原因は、加齢、紫外線ダメージ、生活習慣の乱れ、女性ホルモンのバランスの乱れなどが有名ですが、冒頭でお伝えした通り、お肌のpHが大きく影響しているのです。

どういうことかと言うと、不要になった古い細胞を剥がすためには、細胞同士の繋がりを切るための酵素が必要です。

その酵素は弱酸性の環境でのみ働きます。

お肌は弱酸性だという話を聞いたことはあるかと思いますが、人の肌は、生まれたての赤ちゃんの時は中性で、生後5~6週間で弱酸性になると言われています。

その後、ずっと弱酸性をキープするのではなく、年齢を重ねるにつれて、中性、弱アルカリ性へと変化していくのです。

お肌が中性~アルカリ性の状態では、細胞同士の繋がりを切るための酵素が働かず、古い角質細胞が剥がれ落ちずに肌表面に長くとどまります。

さきほどお伝えした通り、ターンオーバー開始の合図は古い細胞が剥がれ落ちる時です。

年齢とともにお肌が中性、アルカリ性へと変化することで、細胞同士の繋がりを切るための酵素が働きにくくなると同時に、ターンオーバー開始の指令が出にくくなり、ターンオーバーの周期が遅くなるというわけです。

お肌を弱酸性に保つ方法

では、お肌のpHを弱酸性に保つにはどうしたら良いのでしょうか?

その重要なカギになるのが、皮脂と汗と皮膚常在菌です。

私たちの皮膚にはたくさんの「皮膚常在菌」が存在します。

皮膚常在菌の中の、表皮ブドウ球菌やアクネ菌などは、皮脂を食べて、グリセリンと脂肪酸に分解します。

脂肪酸は「酸」という言葉が入っている通り酸性です。

また、汗の中にも乳酸が含まれます。

これらの、皮脂、汗、皮膚常在菌によって作られるお肌表面の膜(皮脂膜)が、お肌を弱酸性に保っているのです。

女性の皮脂量は、35歳頃からお肌を弱酸性に保つための必要量が満たされない状態になってしまうと言われています。

これは、全身の細胞の機能が衰えていくことに加え、ホルモンバランスの変化も関係しています。

35歳以上の女性なら、なんとなく心当たりがあるのではないでしょうか?

ちなみに私は現在46歳ですが、若い頃は「テカリをいかに抑えるか」、ということに気を使っていましたが、年々皮脂量が減っていき、テカリは無くなり、確かに35歳くらいから乾燥に傾いてきたように思います。

ということで、35歳以上の女性がお肌を弱酸性に保つためには、ホルモンバランスを意識した生活習慣と、お肌を弱酸性に保てるスキンケアを続けることが必要になります。

ホルモンバランスを意識した生活習慣については、こちらの記事を参考にしていただければと思います。

女性ホルモンを増やす食べ物でエイジレスな美肌へ!

女性ホルモンのはたらきを知って更年期対策とアンチエイジング!

お肌を弱酸性に保つためのスキンケアは、具体的にはつぎのようなことです。

・できるだけ弱酸性に保てるクレンジング料や洗顔料を使用する
・不足した皮脂の代わりになる油分を補う
・夜に洗顔やクレンジングをしたら、朝に洗顔料を使わない など

ただ、これ以上はちょっと長くなりすぎるので、お肌を弱酸性に保つためのスキンケアについては、来週の店長ブログでもう少し詳しくお伝えしようと思います。

来週も、ぜひお楽しみに♪

<関連記事>

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