2022年12月8日

★ナールスマガジン★ビタミンDを摂ると長生きできる！

こんにちは！

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　ヘルスケアに関するちょっとしたお話
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当社スタッフの本業は、
医学・薬学関連の事業のため、
日々、医学論文や医学会の発表などの
最新情報に触れています。

そんな中で、「これは！」という、
みなさまの健康づくりの
ご参考になるような情報があれば、
月1回、ご紹介していくコーナーです。

今回は、
「ビタミンDを摂れば寿命が延びる？」
という研究報告です。

ビタミンDは、日光を浴びた時に皮膚で合成され、
骨の代謝に大切なことがよく知られています。
それに加えて、最近では病気の予防や寿命にとっても
大切なことがわかってきました。
逆に、ビタミンD不足が、
寿命に悪影響を与えることもわかってきました。

今回の研究は、南オーストラリア大学（オーストラリア）で、
英国の37歳〜73歳の30万人以上のデータを解析した結果として報告され、
医学専門誌「Annals of Internal Medicine」掲載されました。

主な研究結果は、次のとおりです。

・ビタミンDの量は少ないほど全体的に死亡リスクが高い

・ビタミンD欠乏は、
心血管死のリスクを25%
がん死リスクを16%
呼吸器関連疾患による死亡リスクを96%
上昇させる可能性がある

・極端なビタミンD欠乏では
全死亡や心血管死リスクは6倍
がん死リスクは3倍
呼吸器関連疾患死のリスクは12倍
高くなる可能性がある

最近の研究で、ビタミンDには
抗炎症作用やがん細胞の増殖を遅らせる作用があることや、
コレステロールと血圧を低下させることがわかっています。

つまり、十分にビタミンDを摂ると、
骨粗鬆症だけでなく、
がんや高血圧、脂質異常症などの
生活習慣病のリスクが減ると考えられます。

ビタミンDは、きくらげ、干ししいたけなどのキノコ類、
鮭、サンマ、かつお、アンコウ、いわしなどの魚類、牛乳などに豊富です。

ぜひ、これらの食事を積極的に摂りたいですね。

もし、それが難しいなら
サプリメントで摂ることもおすすめです。

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