カワラヨモギ花エキス(カワラヨモギエキス)はキク科の植物カワラヨモギから抽出した成分です。消炎効果と抗菌効果があり、肌荒れを予防する化粧品に配合されます。この記事では、カワラヨモギ花エキスの効果や安全性をご紹介します。また、カワラヨモギ花エキス配合のオススメのクレンジング料やフェイスマスクについてもご紹介します。
CONTENTS
1.カワラヨモギ花エキス(カワラヨモギエキス)に興味がある方へ
「美肌になれる!カワラヨモギ花エキスで肌荒れ予防や美白の効果」をお届けします。
カワラヨモギ花エキスは、キク科の植物であるカワラヨモギの花、葉、茎から抽出したエキスです。肌荒れを防ぐ効果で美肌をもたらすことが期待されることから、クレンジング料や化粧水、美容液をはじめ、さまざまなスキンケアアイテムに配合されます。また、エイジングケア化粧品にも配合されます。つまり、カワラヨモギ花エキスは有用な化粧品成分の1つです。正しいエイジングケアのためには、さまざまな化粧品成分の理解が大切です。
この記事では、カワラヨモギ花エキスの特性、効果、安全性について詳しくご紹介します。また、どんな化粧品によく使われるかをご紹介します。さらに、カワラヨモギ花エキス配合のオススメのクレンジング料やフェイスマスクについてもご紹介します。
などについて知りたい方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
この記事の監修者
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
化粧品検定1級/日本エステティック協会認定エステティシャン/日本エステティック業協会上級認定エステティシャン/ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
<オススメのカワラヨモギ花エキス配合のクレンジング料なら>
医師監修で石鹸より優しいアミノ酸系洗浄成分配合
*敏感肌、乾燥肌にも!クレンジングジェル「ナールス エークレンズ」
<カワラヨモギ花エキス配合のフェイスマスクなら>
*カワラヨモギ花エキス&ヒト幹細胞培養液配合フェイスマスク「ナールス リジェ パーフェクトマスク」
- カワラヨモギ花エキスは、キク科の植物カワラヨモギ由来の成分です。民間薬として、肝炎・黄疸・じんま疹などの改善のために使われてきました。
- カワラヨモギ花エキスは、水とアルコール(エタノール)、BG(1,3-ブチレングリコール)によって抽出されます。黄褐色または茶褐色の液体で、独特の臭いがあります。
- 化粧品の全成分表示では、「カワラヨモギ花エキス」ですが、医薬部外品に配合される場合は、「カワラヨモギエキス」と表記されます。化粧品成分には同じものでも、化粧品と医薬部外品で表示名称が異なる場合があります。
- カワラヨモギ花エキスには、消炎効果と抗菌効果があり、肌荒れの予防のために配合されます。また、収れん効果や色素沈着を防ぐ作用などもあります。
- カワラヨモギ花エキスは、毒性や刺激性はほとんどなく安全性が高い成分です。だから、敏感肌など肌質を選ばず使えます。その効果と安全性からさまざまな化粧品に配合されます。
2.カワラヨモギ花エキスとは?
1)カワラヨモギ花エキスの基本
カワラヨモギ花エキスは、キク科の植物カワラヨモギの花・葉・茎から抽出した成分です。水とアルコール(エタノール)、BG(1,3-ブチレングリコール)によって抽出される黄褐色または茶褐色の液体です。含有成分は、ジカフェオイルキナ酸やクロロゲン酸などのタンニン、カピリンやβ-ピネンといった精油、フラボノイドで、独特の臭いがあります。化粧品の全成分表示では、「カワラヨモギ花エキス」と表記されます。一方、医薬部外品の場合は、「カワラヨモギエキス」と表記されます。カワラヨモギ花エキスは、胆汁分泌促進作用や消炎作用があることから民間薬(生薬)として、「インチンコウ(茵陳蒿)」という名前で、肝炎・黄疸・じんま疹などの改善のために用いられてきました。インチンコウエキスには、天然保湿因子(NMF)のもとになるたんぱく質であるフィラグリンを増やすはたらきがあります。
2)カワラヨモギ花エキスが配合される化粧品
カワラヨモギ花エキスは、さまざまな化粧品に配合されます。クレンジングジェルなどのクレンジング料、保湿化粧水、収れん化粧水、保湿美容液、乳液、保湿クリーム、フェイスマスク、ハンドクリーム、ネイルケアアイテムなどに使われます。また、ボディの乾燥肌対策のアイテム、フケやカユミを防ぐ頭皮ケアや毛髪用化粧品、エイジングケア美容液、エイジングケア保湿クリームなどにも配合されるようになっています。さらに、化粧下地、日焼け止め、ファンデーションなどのメイクのアイテムにも使われます。
3.カワラヨモギ花エキスの効果と安全性
1)カワラヨモギ花エキスの効果
①消炎効果と抗菌効果
カワラヨモギ花エキスには、消炎効果と抗菌効果があります。だから、肌荒れの予防のために配合されます。また、発ガン物質やカビの繁殖を抑制するはたらきや強力な坑カビ効果があることも知られています。さらに、精油には真菌の発育を抑えるはたらきがあると考えられています。カワラヨモギ花エキスは精油を含んでいます。こうしたはたらきから、乾燥肌、乾燥によるかゆみ、湿疹、アトピー性皮膚炎の症状の改善効果が期待されています。
②収れん効果
カワラヨモギ花エキスには、タンニンが含まれていることから収れん効果があります。だから、毛穴の引き締めなどの肌悩みに効果が期待できます。
③薄毛を防ぐ効果
カワラヨモギ花エキスには、水と比べて約2倍の毛乳頭細胞増殖が認められた実験データがあります。毛乳頭細胞が増えると、毛髪が太くなるので、女性の薄毛を防ぐ効果が期待できます。
④メラニンの生成を抑える効果
カワラヨモギ花エキスには、メラニン産生を抑制するはたらきがあります。つまり、美白作用およびシミやくすみ、色素沈着を予防する効果が期待できるのです。
2)カワラヨモギ花エキスの安全性
カワラヨモギ花エキスは、毒性や刺激性はほとんどなく安全性が高い成分です。その安全性の高さから、赤ちゃん用のかぶれ対策のクリームにも配合されます。したがって、敏感肌や乾燥肌、乾燥性敏感肌、インナードライ肌をはじめ、どんな肌質の方でも使うことが可能です。もちろん、普通肌、脂性肌、混合肌でも使えます。だから、40代からのエイジングケア化粧品の美容成分としてもオススメです。また、高齢の方の乾燥肌対策や子供の乾燥肌対策にも使える成分です。しかし、どんな成分でも誰にでも安全とはいえません。
だから、赤みがでたり刺激を感じる可能性を100%否定することはできません。つまり、化粧品かぶれ(接触皮膚炎)のリスクがまったくないわけではないのです。肌が弱いなどが気になる方は、パッチテストをすることをおすすめします。
4.カワラヨモギ花エキス配合のオススメのクレンジング料
カワラヨモギ花エキス配合のオススメのクレンジングジェルをご紹介します。アミノ酸系界面活性剤配合クレンジングジェル「ナールス エークレンズ」です。水性のオイルフリーのクレンジングジェルで、アミノ酸系界面活性剤の1つであるラウロイルグルタミン酸Naが主な洗浄成分なので、乾燥肌や敏感肌でも安心して使えるクレンジング料です。また、ダブル洗顔不要のクレンジング料です。カワラヨモギ葉エキス配合以外の特徴は次のとおりです。
ナールス エークレンズは、皮膚科医監修で、次のような特徴があります。
- アミノ酸系界面活性剤により、お肌に負担の少ないクレンジングが可能です。
- 粘りのあるジェルがお肌に密着し、汚れをしっかり落としながらも、優しく洗い上げます。
- クレイ(軟質多孔性の海泥)の力で毛穴の汚れを落とすクレンジングをサポート。
- アーチチョーク葉エキス配合で、毛穴のたるみ、毛穴の開きや詰まり、いちご鼻、ザラつきなどの毛穴の悩みにアプローチし、毛穴の目立ちにくいお肌をサポートします。
- ナノサイズまで小さくした「金コロイド」を配合。永続する抗酸化効果で、お肌の老化の原因となる活性酸素を除去し、お肌の酸化を防ぎます。
- ユズ果実エキス、酒粕エキス、トウミツの効果で、バリア機能の改善をサポートします。
- 肌荒れ防止成分のシソ葉エキスが、デリケートなお肌を優しくいたわり、肌荒れを感じさせない健やかな素肌へと導きます。
- 10の無添加(無香料、無着色、無鉱物油、オイルフリー、アルコールフリー、パラベンフリー、フェノキシエタノールフリー、石油系界面活性剤フリー、PG・DPGフリー、紫外線吸収剤フリー、旧表示指定成分フリー)を実現しています。
ダブル洗顔不要でマツエクもOKのクレンジング料です。
ぜひ、エイジングケア世代の女性に使っていただきたいクレンジングジェルです。
<全成分>
水、BG、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ペンチレングリコール、グリセリン、ラウロイルグルタミン酸Na、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、酒粕エキス、トウミツ、金、タナクラクレイ、カワラヨモギ花エキス、シソ葉エキス、ユズ果実エキス、アーチチョーク葉エキス、ダマスクバラ花油、PEG-60水添ヒマシ油、カルボマー、ポリアクリル酸Na、水酸化K
5.カワラヨモギ花エキス配合のオススメのフェイスマスク
オススメのカワラヨモギ花エキス配合のフェイスマスク「ナールス リジェ パーフェクトマスク」をご紹介します。ナールス リジェ パーフェクトマスクは、バイオセルロース製のシートタイプのフェイスマスクです。バイオセルロースとは、ナタデココの原料を主成分として、食用菌による発酵技術を用いてつくられた食物由来のナノ繊維のことです。不織布のシートマスクと比べて、美容成分の浸透力が高いことが大きなメリットです。
ナールス リジェ パーフェクトマスクは、カワラヨモギ花エキス以外に、次のような配合成分の特徴があります。
- EGFやFGFなどの成長因子含むヒト幹細胞培養液
- コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、HSP(ヒートショックプロテイン)47、HSP(ヒートショックプロテイン)70、グルタチオンを増やすナールスゲン
- リンパ管ケアのためのキュアパッション
- 高い保湿力のあるヒアルロン酸
- Ⅳ型コラーゲンを守り光老化を予防するヒメフウロエキス
- 糖化を防ぐカルノシン
- 酸化を防ぐはたきがあるビルベリー葉エキス
- 天然保湿因子(NMF)の元となる成分フィラグリンを増やすマンダリンオレンジ果皮エキス
- 美白作用のあるプラセンタエキス
- ターンオーバーを正常化するアロエベラ液汁
このように、乾燥によるお肌の老化を予防するために大切な成分が配合されています。1枚でなんと25mlという、美容液1本分もの美容成分が凝縮されたフェイスマスクです。肌のキメを整え、ハリやツヤのある透明感に満ちたお肌に導きます。また、次の肌悩みのエイジングケア対策にも役立ちます。
- むくみやくすみ
- 乾燥による小じわや乾燥によるほうれい線
- たるみ毛穴が気になった時
紫外線のアフターケア
6.まとめ
カワラヨモギ花エキスがどんな化粧品成分なのか、その効果や安全性をご紹介しました。また、どんな化粧品に配合されるかを取り上げました。さらに、カワラヨモギ花エキス配合のオススメのクレンジングジェルやフェイスマスクについてもご紹介しました。いかがだったでしょうか?
カワラヨモギ花エキスには、消炎効果と抗菌効果があるとともに、収れん効果やメラニン抑制効果もあります。だから、さまざまなエイジングケア化粧品に配合されます。また、安全性の高い成分で敏感肌や乾燥肌でも使えます。ぜひ、カワラヨモギ花エキスを上手にエイジングケアに取り入れてくださいね。この記事「美肌になれる!カワラヨモギ花エキスで肌荒れ予防や美白の効果」が、エイジングケア世代のお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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