ビタミンC誘導体化粧水の選び方は効果と安全性のバランスで!

本記事はPRを含みます。
「エイジングケア」とは、年齢に応じた化粧品による肌のお手入れを指します。
「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
掲載商品に記載した内容は効果・効能があることを保証したものではありません。
ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
当社スタッフ以外の執筆者・監修者は商品選定には関与していません。

ビタミンCが美肌、美白に良いことはエイジングケア世代の女性なら多くの方がご存知ですね。

そして、エイジングケアのアイテムとして人気のビタミンC誘導体化粧水も美白やニキビ予防などでよく使われます。

一方、ビタミンC誘導体は刺激もあるので、ビタミンC誘導体化粧水の選び方が大切です。そ

こで、この記事では、エイジングケアの視点から、ビタミンC誘導体化粧水の選び方を幅広く取り上げます。

また、おすすめのビタミンC誘導体化粧水もご紹介します。

 

 

<この記事の大切なポイント>
  • ビタミンC誘導体とは、ビタミンC本来の力を化粧品で発揮させるために、少し加工したものです。この技術によって化粧水などに配合しやすくなりました。
  • ビタミンC誘導体には、エイジングケア効果や美白効果などのさまざまな良い効果がある一方、刺激もあるので万能ではありません。また、高濃度であれば良いわけでもありません。だから、ビタミンC誘導体化粧水は慎重に選ぶ必要があります。
  • ビタミンC誘導体には、水溶性、油溶性のほかに両性のものもあります。化粧水には水溶性ビタミンC誘導体配合のものがおすすめです。
  • ビタミンC誘導体化粧水では、毛穴ケアやほうれい線、シワ予防、ニキビ予防などが期待できます。また、ニキビ跡のケアにもおすすめです。
  • エイジングケア化粧品成分ナールスゲンとビタミンCには、コラーゲンを増やす相乗効果があります。つまり、一緒に使えばより高いエイジングケア効果を発揮するのです。

 

1.ビタミンC誘導体化粧水を上手に選びたい方へ

化粧水にはさまざまな種類があります。そのため、配合成分の名前で呼んで区別する場合があります。その代表例がビタミンC誘導体化粧水です。

今では、ビタミンC誘導体化粧水もさまざまなタイプがあります。

ビタミンC誘導体が配合された化粧水は、古くから人気がありますが、ビタミンCの優れた効果がエイジングケアや美白にも役立つなど、メリットがあるからです。

 

ビタミンC誘導体の効果・メリット

  • 美白効果でシミ・そばかすを防ぐ
  • コラーゲン産生促進で肌のハリをキープ
  • 皮脂分泌のコントロールで毛穴の黒ずみやニキビ予防
  • 抗酸化で肌老化を予防

 

また、最近のビタミンC誘導体は随分進化し、その選択肢も増えてきました。

かつては、百貨店や化粧品専門店で売られていたビタミンC誘導体化粧水ですが、今では、ドラッグストア、コンビニ、アマゾンや楽天などの通販、薬局、皮膚科など、さまざまな市販の流通ルートがあります。

また、プチプラなどの安いコスメでもビタミンC誘導体が使われるケースもあれば、国内や海外の高級ブランドのものもあり、資生堂、ロート製薬、ポーラなどの大手メーカー、無印良品やちふれ化粧品などの中堅メーカー、オルビスやドクターシーラボなどの通販メーカーなどまで、ビタミンC誘導体を使った化粧品を販売しています。

こんなにたくさんあれば、だれもが選び方を迷いますね。だからこそ、ビタミンC誘導体化粧水の選び方がますます大切になってきました。そのために、化粧水ランキングや口コミ、ブログのレビューなどを参考にする方も多いようです。また、アットコスメなどの大手口コミサイトでも口コミがたくさんありますし、美容雑誌などでもビタミンC誘導体化粧水の特集が組まれることもあります。

そこで、この記事では主にエイジングケア世代の方のために、ビタミンC誘導体の基本情報から化粧水の選び方まで一挙にご紹介します。

年齢や肌質、肌状態、季節などを考えた上で、自分に合うビタミンC誘導体化粧水を選びたい方は、ぜひ、続きをお読みください。

 

<おすすめのビタミンC誘導体ローション>

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<動画で学ぶビタミンC誘導体化粧水>

 

<参考記事>

ビタミンC誘導体配合で優しい化粧水おすすめ20選!選び方のポイントも徹底解説!


2.ビタミンCとビタミンC誘導体を深く知ろう!

1)ビタミンCとは?

ビタミンCが豊富なレモン

ビタミンCは、別名「L-アスコルビン酸」と呼ばれる水溶性のビタミンです。

万能のビタミンあるいは美肌のビタミンとも呼ばれ、からだの細胞を保護し、活性酸素の害を減らすはたらきがあります。

また、コラーゲンの生成を促すはたらきもあります。

さらには、酸化してしまったビタミンEの抗酸化作用を再生させるはたらきもあり、とても優れた成分です。

残念なことに、人はビタミンCを体内で合成できないので、必要量をすべて食事などで摂る必要があります。

厚生労働省によると、その推奨量は成人で100mg/日です。

 

<参考記事>

コラーゲンを増やすにはビタミンCのチカラが必要!

2)ビタミンC誘導体とは

ビタミンCは不安定でこわれやすい性質を持っています。そのため、ビタミンCをそのままの形でお肌に塗布しても、すぐに酸化して壊れます。

だから、お肌の中にあまり浸透しないまま、その活力を失ってしまうのです。

仮に、浸透し始めても、途中で壊れて本来のはたらきを発揮できないのです。

こうした問題点を解決するために、ビタミンCは誘導体化され、化粧水をはじめとする化粧品に配合されるにふさわしい形に進化したのです。

「誘導体」とは、もとの成分が持つ特性を失わないレベルで、化学的に少し加工することで、安定性を高めたりして、使いやすくなった成分のことです。

ビタミンC誘導体は、誘導体にすることで、皮膚の中にも誘導体のままで浸透して、体内の酵素によってビタミンCに戻り、本来の力を発揮できるのです。

この技術によって、基礎化粧品は随分進化したのです。そして、エイジングケアにも活かせるようになったのです。

3)ビタミンC誘導体の種類と特徴

ビタミンC誘導体は、水や油への親和性で3つのタイプに分けることができます。

化粧水と最も相性がよいのは、水溶性のビタミンC誘導体ですが、3つのタイプそれぞれにメリットやデメリットがあります。

 

<ビタミンC誘導体の種類と特徴>

種類特徴具体的な成分名
水溶性即効性が高く、肌表面で効果を発揮

持続性に欠ける

刺激が強い

・リン酸アスコルビルMg(APM)

・アスコルビルリン酸Na (APS)

・L-アスコルビン酸 2-グルコシド(AA-2G)

・3-O-エチルアスコルビン酸(VCエチル)

両親媒性水溶性と脂溶性の特徴をあわせ持つ

高い浸透力と即効性

医薬部外品の承認成分ではない

・パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)

・3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸(VC-3LG)

油溶性持続的な効果を発揮

浸透性が高い

刺激が小さい

 

テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル

①水溶性ビタミンC誘導体

普通肌やオイリー肌の方におすすめです。

水溶性ビタミンC誘導体は皮膚に吸収されやすく、多くの化粧水に配合されています。

化粧水に表示される際には、「リン酸アスコルビルMg」、「アスコルビルリン酸Na」、「リン酸型ビタミンC」、「アスコルビン酸グルコシド」、「アスコルビルエチル」「3-O-エチルアスコルビン酸」というように表示されています。ビタミンC誘導体の3つのタイプの中で、即効性があることが特徴です。

しかし、刺激性が油溶性ビタミンC誘導体より高いのが欠点です。

浸透率では、アスコルビルリン酸Naやリン酸アスコルビルMgがアスコルビン酸グルコシドより高いことが知られています。

水溶性ビタミンC誘導体は、普通肌や特にオイリー(脂性)肌の方にはおススメのビタミンC誘導体です。

 

種類特徴
アスコルビルリン酸Na・古くからある安定性の高いビタミンC誘導体

・化粧品や医薬部外品への実績が豊富

・刺激性あり

・アレルギー性はない

リン酸アスコルビルMg・古くからある安定性の高いビタミンC誘導体

・効果や安全性は、アスコルビルリン酸Naと同等

・アスコルビン酸の分子量が大きいため、やや水に溶けにくい

アスコルビン酸グルコシド・「グルコシド」の名のとおりビタミンCにブドウ糖がくっ付いた誘導体

・熱や光に対して安定性が高い

・ビタミンCとしての効果が低い

3-O-エチルアスコルビン酸ビタミンCエチルまたはVCエチルと呼ばれる

・ほかのビタミンC誘導体と異なり、酵素反応を必要とせず体内でビタミンCに変換される

・即効性・持続性・安定性・浸透性が高い

・ビタミンC含有量が高い

・刺激性が高いことがデメリット

②両親媒性ビタミンC誘導体

肌質を選ばず使えます。

両親媒性(りょうしんばいせい)ビタミンC誘導体は、水溶性と油溶性の両方の性質を持つビタミンC誘導体です。

水溶性ビタミンC誘導体や脂溶性ビタミンC誘導体よりもお肌に浸透しやすい(アスコルビン酸グルコシドの100倍)点や、刺激が比較的少なく、お肌の乾燥を招きにくい点がメリットです。

そのため、化粧水にも美容液にも配合されるケースが増えています。

一方、成分としての安定性に欠けることや、まだあまり化粧品としての実績が少なく、データも揃っていないなどの欠点もあります。

また、価格が高いこともデメリットの一つで、残念ながら安いビタミンC誘導体化粧水に配合されることはほとんどなく、ドラッグストアなどでもあまり見かけることはありません。

 

種類特徴
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)・浸透力がとても高い

・比較的刺激性も低い

3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸・セラミドを増やす

・敏感肌で起こっている皮膚の神経線維が伸びるのを抑制する

・敏感肌でも使える

③油溶性ビタミンC誘導体

乾燥肌、混合肌、インナードライ肌、敏感肌の方のおすすめですが、化粧水に配合されることは稀です。

油溶性ビタミンC誘導体は、水溶性ビタミンC誘導体に油溶性物質を結合させたもので濃いテクスチャーの美容液や保湿クリーム、オールインワンゲルなどへの配合が容易になりました。水溶性ビタミンC誘導体に比較して、即効性では劣りますが、効果の持続時間では勝ることが特徴です。

 

ほかにも、次のようなメリットがあります。

  • 水溶性のビタミンC誘導体よりもお肌に浸透しやすい
  • お肌の乾燥を招きにくい
  • 水溶性のビタミンC誘導体よりも刺激が少ない

化粧品に使われる際は、「テトラヘキシルデカン酸アスコビル(VCIP)」、「ステアリン酸アスコビル」、「テトライソパルミチン酸アスコルビル」などと表示されています。

 

このように、ビタミンC誘導体といっても1つのタイプではなく、さまざまなものが登場しています。

自分の肌質やタイプなどに合わせて上手に選びましょう。もちろん、ビタミンC誘導体化粧水には、それ以外の成分が配合されています。

それらの成分にも目を向けて、ビタミンC誘導体化粧水を選びましょう。

 

<ビタミンC誘導体基本情報>

種類略称種別分子量ビタミンC

含油量

アスコルビン酸(ピュアビタミンC)VC水溶性176.1100%
3-O-エチルアスコルビン酸VCエチル水溶性204.1886.2%
リン酸アスコルビルMgAPM水溶性289.560.8%
アスコルビルリン酸NaAPS水溶性325.0754.2%
パルミチン酸アスコルビルリン酸3NaAPPS両親媒性560.031.4%
3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸VC-3LG両親媒性418.541.2%
テトラヘキシルデカン酸アスコルビルVC-IP油溶性1129.7615.6%

 

<ビタミンC誘導体の特徴>

略称即効性浸透性持続性敏感肌へのお勧め度
VC×
VCエチル
APM
APS
APPS
VC-3LG
VC-IP

 

<参考記事>

ビタミンC誘導体化粧水の効果的な使い方?種類と配合濃度で考える!

化粧水にピッタリの美容成分で美肌になれる保湿とエイジングケア!

水溶性ビタミンC誘導体の種類・特徴と効果的な使い方は?

VCエチル(エチルアスコルビン酸)は優れたビタミンC!

3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸はセラミドを増やすビタミンC

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テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)は油溶性ビタミンC誘導体


3.ビタミンC誘導体化粧水を選ぶポイント

ビタミンC誘導体化粧水を選ぶポイントについて説明する女性

ビタミンC誘導体化粧水にはブランドも多く、口コミや人気ランキングなどもたくさんありますが、選び方の基本をおさえれば、自分に合ったものを選ぶことが可能です。そこで、ビタミンC誘導体化粧水の選び方のポイントを整理します。

 

  • ビタミンC誘導体の種類を選ぶ

どんなビタミンC誘導体でも大きな効果を得たいなら、美容皮膚科や美容クリニックで高濃度のものを処方してもらうことが必要です。一方、一般的な化粧水の場合の配合濃度の範囲は、おおむねAPPSは0.1~1%程度、アスコルビルリン酸Na、リン酸アスコルビルMg、アスコルビン酸グルコシド、VCエチルは2~5%程度です。

 

浸透率のレベルは、次の3つに分けられます。

  • Aランク : APPS、VCエチル、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸
  • Bランク : アスコルビルリン酸Naやリン酸アスコルビルMg
  • Cランク : アスコルビン酸グルコシド

これらから、効果の点では、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸VCエチルやAPPS(アプレシエ)がオススメです。もちろん、アスコルビルリン酸Naやリン酸アスコルビルMgも実績が豊富でよいビタミンC誘導体なので、こちらを選んでもよいでしょう。アスコルビン酸グルコシドは、あまりおすすめできません。

2)自分の肌質や肌状態を確認する

普通肌やオイリー肌で特にトラブルがない方の場合は、特に制約条件はありません。

しかし、乾燥肌やインナードライ肌の方の場合は、高濃度のビタミンC誘導体化粧水ではなく、1~3%程度の一般的な濃度のものがおすすめです。

また、APPSなら1%未満でも十分です。また、敏感肌の方は、セラミドを増やす両親媒性ビタミンC誘導体「3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸」配合の化粧水がおすすめです。

なお、肌質や肌の状態にかかわらず、ビタミンC誘導体に刺激を感じる方は、使用を控えたほうが良いでしょう。

3)ビタミンC誘導体化粧水を使う目的を考える

ビタミンC誘導体のイメージであるレモン

ビタミンC誘導体は、美白、ニキビ対策、エイジングアなど、さまざまな肌悩みに使える優れた成分です。

しかし、たった1つですべての効果を期待するよりも、そのほかの成分との組み合わせで肌老化や肌悩みの対策を考えましょう。

①美白には?

たとえば、美白が目的であれば、アルブチンやカモミラETなど、異なる美白成分を含む医薬部外品のビタミンC誘導体化粧水が良いでしょう。なお、美白化粧水は、医薬部外品(薬用化粧品)です。

②エイジングケアなら

また、シワ、ほうれい線、たるみ毛穴などのエイジングケアを考えるなら、ナールスゲン、ビタミンA誘導体(レチノール、レチノイン酸トコフェリル)、ネオダーミルなどのコラーゲンなどの生成をサポートする成分やプラセンタエキス、アスタキサンチン、フラーレン、コエンザイムQ10、エルゴチオネインなどの抗酸化成分が一緒に配合されているビタミンC誘導体配合のエイジングケア化粧水がおすすめです。

また、ナイアシンアミドなどのシワ改善の効能を持つ医薬部外品の成分を配合したビタミンC誘導体化粧水がおすすめです。

③若い世代でコスパ重視なら

あなたがまだ20代でエイジングケアをあまり意識せず、コスパのよい比較的安価なものを選びたいなら、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの汎用性の高い保湿成分が一緒に配合された比較的値段の安いビタミンC誘導体化粧水がおすすめです。中には、プチプラのビタミンC誘導体化粧水もあります。

④保湿重視なら

どんなビタミンC誘導体化粧水でも多くは、グリセリンやBG、アミノ酸などの基本成分が含まれています。さらに保湿効果を期待したいならコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸のほかに、プロテオグリカンなどの保湿力の高い成分を一緒に配合したビタミンC誘導体化粧水を選びましょう。なお、セラミドはバリア機能をサポートする良い保湿成分で保湿化粧水でも補えますが、油溶性成分なのでセラミド美容液などでの使用がおすすめです。

⑤高い効果が欲しいなら

肌が強くて高い効果を得たいなら、高濃度のビタミンC誘導を配合したアイテムやピュアビタミンC配合の化粧水がおすすめです。

⑥エイジングを考慮する

肌のバリア機能はエイジングとともに低下します。そのため、エイジングを重ねるほど優しいビタミンC誘導体化粧水がおすすめです。

40代以上は、比較的低濃度のものや両親媒性ビタミンC誘導体「3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸」配合のものがおすすめです。

⑦季節も考える

ビタミンC誘導体化粧水は、1年中使うことができますが、どちらかといえば、春や夏がおすすめです。なぜなら、ビタミンC誘導体は保湿力を期待できないので、乾燥のリスクがあるからです。

4)余計な成分が無添加のビタミンC誘導体化粧水を選ぶ

ビタミンC誘導体そのものに刺激性があるので、ほかに刺激性のある成分が無添加の化粧水を選びましょう。

アルコールフリー、無香料、無着色のビタミンC誘導体がおすすめです。

また、PGやDPGが全成分表示の3行目までに入っているものは避けましょう。

パラベンやフェノキシエタノールなどの防腐剤や界面活性剤はそれほど心配ありませんが、自身でパッチテストなど行ってみて、安全かを確認して、自分に合うものを見つけてみてください。

5)信頼できる企業からビタミンC誘導体化粧水を選ぶ

今やビタミンC誘導体化粧水は豊富にあり、製品の品質も悪いものは少なくなっています。

逆に、多くの化粧品メーカーは、その企業努力で良いビタミンC誘導体化粧水をつくっていますので、ある程度の価格帯のものなら、品質の差がそれほど大きいとはいえません。

 

品質差がないならば、次のようなポイントを最後の決め手にしてはいかがでしょうか。

  • どれだけ親身になってくれる企業か?
  • スキンケアやエイジングケアの正しい情報を提供してくれる企業か?
  • 全成分表示で製品情報をしっかり開示してくれる企業か?

また、トラアルキット、お試しサンプル、返金・返品保障などのあるビタミンC誘導体化粧水なら金銭的なリスクも少なくて済むので安心です。


4.オススメのビタミンC誘導体化粧水「ナールスピュア」

3種のビタミンC誘導体配合化粧水ナールスピュア

3種のタミンC誘導体配合エイジングケアローション「ナールスピュア」

初回限定 4,950円(税込) → 3,465円(税込)

 

私たちがおすすめするビタミンC誘導体化粧水は、「素肌サプリメント」と呼んでいるエイジングケア向けのナールスゲン配合のローション「ナールスピュア」です。

水溶性ビタミンC誘導体であるアスコルビルリン酸Naと両親媒性ビタミンC誘導体APPSとセラミドプロモーターの合計3種のビタミンC誘導体を配合しています。

また、純国産ヒト幹細胞培養液エキスやナールスゲン、プロテオグリカン、ナイアシンアミド、CICAなどを配合しています。

ビタミンC誘導体とナールスゲンを同時に使うと、それぞれ単独の場合よりも多くのコラーゲンを増やすデータがあります、つまり、「1+1」が「2以上」になるのです。

ナールスピュアは、お肌の健康と美しさを保つ「素肌サプリメント」として、1カ月、2カ月と使い続けるほどに効果を発揮する心強い味方です。

また、お手持ちのスキンケアアイテムを変更するのではなく、プラスして使える便利なビタミンC誘導体化粧水で、無香料・無着色、界面活性剤フリー、アルコールフリー、鉱物油無添加です。


5.ビタミンC誘導体の効果と化粧水のメリットは?

ビタミンC誘導体には、美肌をキープすることや美白作用、エイジングケアのための多くの作用があります。

ビタミンC誘導体が、化粧水をはじめとする多くの化粧品に使われるのは、たった1つの成分で、多くの美肌効果をもたらしてくれるからです。

それでは、ビタミンC誘導体の効果と作用を一つひとつチェックしてみましょう。

1)美白効果

ビタミンC誘導体には、メラニンの生成を抑える作用と、できてしまったメラニンの色素を還元してメラニンの沈着を防ぐ作用があります。この作用によって、シミを予防する美白効果があるのです。

 

<参考記事>

美白への過度な期待はお肌をダメに!正しい美白化粧品の選び方の秘密

2)ニキビの予防・改善効果

皮脂が増えすぎると、皮膚常在菌や皮脂腺・毛穴に棲んでいる顔ダニ(毛包虫)のバランスが崩れ、ニキビの原因となります。

そんなニキビの予防にもビタミンC誘導体は効果的です。

なぜなら、ニキビができる原因の一つである皮脂をビタミンCがコントロールするからです。

ビタミンCは、皮脂腺から分泌する過剰な皮脂の分泌を減らし、ニキビの炎症を抑えてくれるのです。また、ニキビ跡のケアにも使うことが可能です。

3)毛穴の引き締め・詰まり改善効果

 

毛穴に悩む女性

毛穴の引き締めや詰まりの改善にも、ビタミンC誘導体は効果的です。

ニキビ対策と同じく、皮脂のコントロール作用で毛穴を引き締め、目立たなくします。

このような性質からビタミンC誘導体は、収れん化粧水にもよく配合されます。

もう1つ、コラーゲンを増やす作用もあり、たるみ毛穴(帯状毛穴)の予防にもつながります。

4)エイジングケア効果

ビタミンC誘導体にはエイジングケアに有効な抗酸化作用があります。

お肌は、紫外線やストレスなどで、「活性酸素」にさらされます

。この「活性酸素」が過剰になれば、お肌の細胞やコラーゲン、エラスチンなどにダメージを与えます。

その結果、シワやシミ、たるみなどのエイジングサインの原因になるのです。

抗酸化とは、活性酸素を除去する作用のことです。ビタミンC誘導体は、そんな活性酸素を還元作用で少なくすることで、エイジングケア効果を発揮します。

また、ビタミンC誘導体には、血行を促進する作用もあるので、ターンオーバーの正常化もサポートするのです。

5)肌のコラーゲンを増やす効果 シワやたるみの改善

ビタミンC誘導体は、お肌のコラーゲンを増やす作用があります。

コラーゲンは、お肌のハリや弾力の源で、これが減るとシワやほうれい線などが目立ってしまうのです。

コラーゲンは、真皮の線維芽細胞によってつくられますが、エイジングとともにその生成量は減ってしまいます。

また、紫外線のダメージもコラーゲンを減らすことになります。

ビタミンC誘導体は、コラーゲンの生成を助け、シワやたるみなどの予防や進行の抑制をサポートします。

6)エイジングケア化粧品成分ナールスゲンとの相乗効果

ビタミンC誘導体は、エイジングケア化粧品成分であるナールスゲンとの相乗効果によって、より多くのコラーゲンを増やすことが実験でわかっています。

つまり、ビタミンC誘導体とナールスゲンをともに配合した化粧水は、より高いエイジングケア効果が期待できるのです。


6.ビタミンC誘導体化粧水のデメリットは?

ビタミンC誘導体化粧水のデメリットを気にする女性

ビタミンC誘導体化粧水には、メリットばかりではなくデメリットもあります。

1)刺激による赤みなどの問題

美肌によいことばかりのようなビタミンC誘導体ですが、欠点もあります。それは、刺激性があることです。

お肌の状態や肌質(肌タイプ)、ビタミンC誘導体の濃度によっては、刺激を感じる、お肌が赤くなるなど、お肌トラブルの原因になってしまうリスクもあるのです。

そのため、自分がビタミンC誘導体に刺激を感じるかどうか、濃度が高くても大丈夫かなどをチェックすることが大切です。

ビタミンC誘導体は、多くの良い作用を持った化粧品成分であることは間違いありません。

ご自身が刺激を感じない適度な濃度の化粧水で使えば、エイジングケアにとって、とても頼もしい味方になってくれる成分なのです。

2)乾燥肌の助長のリスクも

ビタミンC誘導体には、皮脂の分泌を抑制するはたらきがあることから、乾燥肌を進ませてしまうリスクがあります。

つまり、乾燥肌の原因になるリスクがあるのです。だから、ビタミンC誘導体化粧水は本質的には乾燥肌には不向きなアイテムです。

そのため、ほかの保湿成分が一緒に入ったビタミンC誘導体化粧水を使ったり、ビタミンC誘導体化粧水を使った後に美容液や保湿クリームでしっかり保湿することで、乾燥肌対策を行いましょう。

 

<参考記事>

乾燥肌対策の保湿にビタミンC誘導体化粧水は使っていいの?悪いの?

3)高濃度のビタミンC誘導体化粧水の功罪

一般的な市販のビタミンC誘導体化粧水の濃度は1~2%程度です。

一方、美容皮膚科などで処方されるビタミンC誘導体化粧水には、その濃度が5%を超える高濃度のものがあります。

こうした高濃度ビタミンC誘導体の原液は、より高い効果を期待して点滴されることもあります。

それによって、美白、コラーゲン生成の促進、活性酸素除去に高い効果を発揮させようとしているのです。

 

しかしながら、次のようなデメリットもあるのです。

  • 費用負担が通常のビタミンC誘導体化粧水より大きい
  • 高濃度のため刺激が強くて使えないこともある
  • 皮脂コントロールをしすぎて乾燥肌を進行させる

つまり、高濃度ビタミンC誘導体は、メリットもデメリットもあるので、必ずしもお肌にプラスにはたらくとは限らないことに注意しましょう。

たとえば、普通肌や脂性肌(オイリー肌)でお肌が丈夫な方は、使っても大丈夫かもしれませんが、乾燥肌、インナードライ肌、敏感肌、乾燥性敏感肌、混合肌の方は、高濃度ビタミンC誘導体化粧水を使うかどうかについては慎重になるべきです。


8.ビタミンC誘導体化粧水に関するよくある質問

FAQ_よくあるご質問

Q1. ビタミンC誘導体化粧水は韓国でも人気ですか?

はい。ビタミンC誘導体化粧水は韓国で人気のアイテムの一つです。最近ではたくさんの韓国コスメがあります。

Q2.ビタミンC誘導体化粧水の口コミやランキングは役に立ちますか?

ビタミンC誘導体化粧水の口コミは役に立ちます。

口コミは自分と同じ年齢や肌質のものを参考にしましょう。

また、ランキングも参考になりますが、妄信することは危険です。

Q3.ビタミンC誘導体化粧水は 50代以上にもおすすめですか?

はい、ビタミンC誘導体化粧水は 50代以上にもおすすめです。

ただし、エイジングでバリア機能が低下していることが多いので、あまり高濃度のビタミンC誘導体を配合しているものはおすすめできません。

Q4.ビタミンC誘導体は化粧水・美容液・保湿クリームのどれが一番良いですか?

化粧水・乳液・美容液は、それぞれ目的が違うのでどれが一番良いとはいえません。

化粧水は、水溶性や両性のビタミンC誘導体を高濃度で配合することが可能です。そのため、ビタミンC誘導体の効果を最も実感しやすいです。

美容液は、ビタミンC誘導体以外でもたくさんの美肌成分を贅沢に配合しています。そのため、総合的な効果が期待できます。

保湿クリームは、油溶性ビタミンC誘導体を配合されていることが多く、保湿効果が高いです。

Q5.プチプラより高価なビタミンC化粧水のほうが効果が高いですか?

化粧水などスキンアイテムは、ある程度、価格と効果は比例しますが、価格差ほど効果に差があるとはいえないことが多いです。

Q6.ビタミンC誘導体化粧水はどのくらいの期間使えば効果が実感できますか?

選んだアイテムや肌質や年齢などで個人差がありますが、ピュアビタミンC配合の化粧水などは比較的早く効果がでます。

通常のビタミンC誘導体化粧水は、ターンオーバーの期間である1カ月から1カ月半で効果を実感することが多いです。

Q7.ビタミンC誘導体に相性が悪い成分はありますか?

AHA(アルファヒドロキシ酸)やBHA(ベータヒドロキシ酸)などの酸は、ビタミンC誘導体と一緒に使うと刺激が強くなって、赤みが出るリスクがあります。

また、レチノール(ビタミンA)は一緒に使うと効果は高くなりますが、刺激が強くなる可能性があります。さらに、アルコールはそれ自体刺激があるので、ビタミンC誘導体化粧水は、アルコールフリーがおすすめです。

安全性の面からは、これらの成分は要注意です。

一方、界面活性剤などは濃度が高いとビタミンC誘導体の効果を弱めるリスクがあります。

Q8.ビタミンC誘導体化粧水がおすすめの季節はありますか?

ビタミンC誘導体化粧水は、どの季節でも使えますが、どちらかといえば春や夏がおすすめです。

 

<参考記事>

夏はビタミンC化粧品の複数使いがおすすめ!成分の種類と特徴


9.まとめ

まとめ

ビタミンC誘導体化粧水の選び方をご紹介しました。

また、おすすめの製品も紹介しました。

ビタミンC誘導体の種類とエイジングケアへの効果はご理解いただけましたでしょうか?

ビタミンC誘導体化粧水は、エイジングケアにとって優れた化粧品の一つです。しかし、メリットだけでなくデメリットもあります。さらには、その種類もたくさんあります。それだけにビタミンC誘導体化粧水はしっかりと選ぶことが大切です。

それが美肌への近道。

そのためには、ビタミンCそのもの、ビタミンC誘導体とその種類や自分の目的や肌質、肌状態を考えて選ぶことが大切です。

記事の内容を参考にしていただき、自分にピッタリのビタミンC誘導体化粧水を見つけていただければ幸いです。

この記事が、エイジングケア世代の女性の皆さまのお役に立てば幸いです。

 

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