クレンジングはどの季節でも大切ですが、春の季節に合わせた選び方や使い方にも注意が必要です。
花粉や寒暖差でゆらぎやすい季節なので、エイジングケアのためには優しいクレンジングが大切。
この記事では、春のクレンジングで気をつけたいポイントを公開します
また、春に使いやすいおすすめのクレンジングジェルをご紹介します。
- 春は思っているより肌トラブルが起こる環境要素があります。だから、肌ダメージを避けることが大切。クレンジング料は優しくて乾燥肌や敏感肌でも使えるものを選びましょう。
- 春の季節にオススメの優しいクレンジング料のタイプは、ジェルタイプ、クリームタイプ、ミルクタイプです。また、オイルなら油脂系です。なぜなら、これらは刺激が少なく、摩擦も抑えられるからです。これらを候補としてピックアップすることがおすすめです。
- 毎年、春を迎えると年齢を1つ重ねています。だから、年齢とともにエイジングケアを意識して優しいものへシフトしましょう。
- 春に限らずどんな季節でも、正しくクレンジングを行うことが大切です。肌への刺激や摩擦のない方法、正しい順番でやさしく行いましょう。
- クレンジング後はしっかり保湿を行いましょう。春の乾燥肌対策のためには、セラミド美容液やセラミドクリームがおすすめです。
化粧品成分上級スペシャリスト&京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆日本化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
CONTENTS
1.春のクレンジングを上手に行いたいあなたへ
「春のクレンジングはエイジングケアが大切!選び方と使い方」をお届けします。
春でも花粉や寒暖差で乾燥肌のリスクがあります。
そんな春のスキンケアやエイジングケアで大切なのが、メイクを落すためのクレンジング。
なぜなら、後に続く保湿ケアや乾燥肌対策にも影響を与えるから。
いくらよい化粧水や美容液を使っても、刺激のあるクレンジングで皮脂やセラミドを流し過ぎてしまえば、ターンオーバーが乱れて期待できる効果も半減します。
一方、春は花粉の飛散やほこりなども多い季節。
外出から戻ってきた際は、クレンジングでメイクと一緒に汚れをしっかり落とさないと、古い角質が溜まってごわごわ肌になったり肌荒れなどの原因になることも。
だから春の美肌のためには、自分にとってよいクレンジング料を選んで、正しく行うことが大切です。
特にエイジングケア世代の方にとっては、肌ダメージを避けるために大切なことです。
この記事では、春の季節に美肌を目指す方のために、クレンジング料の選び方や使い方、気をつけたいポイントを公開します。
また、春におすすめのクレンジングジェルをご紹介します。
「春のクレンジングで気をつけるポイントは?教えて!」
「春のクレンジング料の選び方は?何をチェックすれば良いの?」
「クレンジング料の使い方が正しいかチェックしたい!NGなことが知りたい!」
「春におすすめのクレンジング料を教えて欲しい!」
「クレンジング以外の春のエイジングケアのポイントは?」
など、春のクレンジングで気をつけるポイントやクレンジング料の選び方や使い方が気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
<春にオススメのエイジングケアのためのクレンジングなら>
*敏感肌でも使える医師監修のクレンジングジェル「ナールス エークレンズ」
<エイジングケア世代のための春のクレンジングジェルの動画>
*【衝撃】オチがすごすぎて、ハマる人続出!|ナールス史上初の素敵なストーリー
2.春の季節的特徴とお肌への影響
過ごしやすい気候の春ですが、肌トラブルのリスクが少ないわけではありません。
ここでは春の季節的な特徴と肌悩みについて整理しておきます。
1)花粉やほこりで肌荒れのリスク
春はスギやヒノキの花粉が飛散しています。
花粉症の方は、それによって花粉皮膚炎になることがあります。
また、春一番などで埃が舞ったり、黄砂などがやってくる季節です。
これらがアレルゲンになって肌荒れになったり、バリア機能が低下して乾燥肌になることもあります。
こうした季節特性が、春に優しいクレンジングが大切になる大きな理由です。
2)環境変化によるストレス
春は就職、転職、異動や引っ越しなどで環境が変わることもあります。
そんな新生活でストレスが溜まると自律神経が乱れて女性ホルモンのバランスが崩れやすくなります。
その結果、一時的な敏感肌であるゆらぎ肌になることもあります。
これらを防ぐ上でも、春はクレンジングを上手に行うことが大切です。
3)紫外線ダメージ
春は、穏やかな陽ざしのイメージよりも紫外線の量が多い季節です。
特に春後半の5月になると、ほとんど夏の紫外線量と変わらなくなります。
紫外線ダメージは、乾燥肌の原因やシワやたるみ、ほうれい線の原因になります。
だから、春の紫外線対策も大切です。
4)昼夜や日々の寒暖差
3月や4月初旬はまだ日々の寒暖差も大きい時期です。
日々の気温の差が激しいと、肌がついていけなくなり、油分と水分のバランスが崩れて肌荒れや乾燥肌になるリスクが高くなります。
また、冬の乾燥の季節の影響が春になって、お肌に現れることもあります。
とくにエイジングケア世代になるとセンサーとしての皮膚のはたらきも低下しているため、冬のダメージが残る方も多いのです。
このように、春は環境的な肌トラブルの要素が多いのです。
だからこそ、春は正しいクレンジングを心がけましょう。
なお、2020年以降はコロナ禍でマスク生活が続いているので、その点も意識してクレンジングを選んだり使うことも大切ですね。
<参考記事>
*春の肌トラブルや肌悩みはスキンケア&エイジングケアで解消!
*マスク生活に使いたいクレンジング料!擦らず落とせるおすすめは?
3.春のクレンジング料の選び方のコツは?
1)肌質や肌状態に合った優しいものを選ぶ
春のクレンジング料は、優しいものを選ぶことが基本です。
特に、エイジングケア世代の方や敏感肌の方は、お肌への負担の少ないものを選ぶことが大切です。
もちろん、メイクや毛穴の汚れが落ちないなどといったことは避けなければなりません。
また、春は皮脂分泌も少しずつ増えるので、毛穴ケアも気になる季節。
毛穴汚れを落すことができるクレンジング料を使うことも大切です。
この2つのポイントを意識して、肌質や肌状態と年齢に見合ったクレンジング料を選びましょう。
肌質には、普通肌、脂性肌、インナードライ肌、乾燥肌、混合肌、敏感肌、乾燥性敏感肌がありますが、春はターンオーバーが乱れがち。
だから、30代以上のエイジングケア世代であれば、春はお肌に優しい乾燥肌や敏感肌でも使えるクレンジング料を選ぶことが基本です。
<参考記事>
*肌荒れを防ぎたい!おすすめのクレンジング料の選び方と使い方
2)エイジングケアとクレンジング
毎年、春が来ると年齢を1つ重ねています。
エイジングケア世代に入ると、セラミドや天然保湿因子(NMF)が減り、乾燥肌になりやすくなります。
さらに、春の季節的な環境の影響から乾燥肌が進むと、お肌の老化が進むことに。
30歳をすぎたら、エイジングケアを意識してクレンジング料を選ぶことや使うこと、さらにダブル洗顔不要のクレンジング料を選ぶことも大切です。
<参考記事>
*セラミドを減らさない!クレンジングと洗顔の選び方と使い方は?
3)春の季節に向くタイプのクレンジング料
春は、先ほど説明したとおり、ターンオーバーの乱れやバリア機能の低下が起こりやすいので、摩擦を起こしにくいタイプ、刺激の少ない界面活性剤が使われているクレンジング料を選ぶことがポイントです。
ここでは、春におすすめのクレンジング料の特徴をご紹介します。
①ジェルタイプのクレンジング料
ジェルタイプのクレンジング料は、なめらかなテクスチャーで使いやすく、摩擦によるお肌の負担が少ないクレンジング料です。
だから、春におすすめです。
クレンジングジェルには、水性タイプと油性タイプの2つのタイプがあります。
さらに水性タイプは、オイルインとオイルフリーの2種類に分かれます。
水性のオイルフリータイプが最もお肌への負担が小さく、春におすすめです。
ただ、洗浄力はオイルタイプやリキッドタイプと比べると弱いことがデメリットです。
そのため、濃いメイクを控えたり、メイクが濃い部分だけ先にポイントメイク専用のクレンジング料でメイクオフしておくなど、工夫をすることが大切です。
<参考記事>
*おすすめのオイルフリークレンジングと選び方の5つのポイント
②クリームタイプのクレンジング料
クリームタイプのクレンジング料は、お肌に密着しやすく洗い上がりがしっとりします。
摩擦も少なく低刺激なので、春のクレンジングにおすすめです。
デメリットは、ベタつき感があることと、オイルタイプと比べると洗浄力が弱いことです。
③ミルクタイプのクレンジング料
ミルクタイプは刺激が小さく、しっとりした洗い上がりのクレンジング料です。
だから、春でも使いやすいクレンジング料です。
一方、洗浄力が弱い点、メイクを油分となじませる乳化に時間がかかることがデメリットです。
④バームタイプのクレンジング料
バームタイプは、クリームタイプとオイルタイプのメリットを活かしたクレンジング料です。
容器に入っている時は固形ですが、肌に乗せるとオイル状に変化します。
お肌への摩擦が少なく、使いやすいので、春のクレンジングに向くタイプです。
今、紹介したクレンジング料の洗浄成分は界面活性剤です。
タイプとしては春におすすめでも、刺激の強い界面活性剤が配合されているクレンジング料は避けるべきです。
そこで、オススメは、ラウロイルグルタミン酸Naなどのアミノ酸系界面活性剤が主な洗浄成分のクレンジング料です。
⑤油脂系オイルタイプのクレンジング料
ミネラルオイルのクレンジングオイルは刺激が強く春におすすめできませんが、アルガンオイルやコメヌカオイルなど、油脂系のクレンジングオイルなら春にもおすすめです。
また、オイルなら界面活性剤フリーで優しくて洗浄力も十分です。
ただし、高価になる傾向にある点がデメリットです。
このように春のクレンジング料は、バリア機能を低下させるリスクの低いものを選びましょう。
4.春に使いやすいおすすめのクレンジング料
春にオススメのアミノ酸系界面活性剤配合クレンジングジェル「ナールス エークレンズ」をご紹介します。
水性のオイルフリーのクレンジングジェルで、アミノ酸系界面活性剤であるラウロイルグルタミン酸Naが主な洗浄成分です。
お肌への負担が小さく、春の季節におすすめのクレンジング料です。
ナールス エークレンズは、皮膚科医監修で、次のような特徴があります。
- アミノ酸系界面活性剤により、お肌に負担の少ない優しいクレンジングが可能です。
- 粘りのあるジェルがお肌に密着し、汚れをしっかり落としながらも、優しく洗い上げます。
- タナクラクレイ(軟質多孔性の海泥)が毛穴の汚れを吸着し、クリアな素肌をサポートします。
- アーチチョーク葉エキス配合で、毛穴のたるみ、開き、詰まり、イチゴ鼻、ザラつきなどの毛穴の悩みにアプローチし、毛穴の目立ちにくいお肌をサポートします。
- ナノサイズまで小さくした「金コロイド」を配合。永続する抗酸化効果で、お肌の老化の原因となる活性酸素を除去し、お肌の酸化を防ぎます。
- 酒粕エキス、トウミツ、ユズ果実エキスの効果で、バリア機能の改善をサポートします。
- 肌荒れ予防成分のカワラヨモギ花エキス、シソ葉エキスが、デリケートなお肌を優しくいたわり、肌荒れを感じさせない健やかな美肌へと導きます。
- 10の無添加(無香料、無着色、無鉱物油、オイルフリー、アルコールフリー、パラベンフリー、フェノキシエタノールフリー、石油系界面活性剤フリー、PG・DPGフリー、旧表示指定成分フリー)を実現しています。
- マツエクもOKのクレンジング料。
ダブル洗願不要のクレンジング料。
<全成分表示>
水、BG、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ペンチレングリコール、グリセリン、ラウロイルグルタミン酸Na、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、酒粕エキス、トウミツ、金、タナクラクレイ、カワラヨモギ花エキス、シソ葉エキス、ユズ果実エキス、アーチチョーク葉エキス、ダマスクバラ花油、PEG-60水添ヒマシ油、カルボマー、ポリアクリル酸Na、水酸化K
5.まだある!春におすすめのクレンジング料3選
ここでは、ナールス エークレンズ以外の春におすすめのクレンジング料を5つご紹介します。
1)KIM SOHYUNG BEAUTY ピンクブライトニングクレンザー
①メーカー:KIM SOHYUNG BEAUTY
②容量:145g
③通常価格:4,378円(税込)
④特徴や評価
韓医学博士がプロデュースしたクレンジング洗顔です。
ピンク色のボトルから春らしさを感じます。
メイク落とし+洗顔+パックマッサージを同時にできるトリプルディープクレンジングを提唱しています。
35種類の本草穀物成分を配合。
洗浄成分であるコカミドプロピルベタインは、陰イオンと陽イオンの両方の性質を持ちます。マイルドな洗浄力で刺激性が低いため、強い洗浄成分のものと使うことでお肌の刺激を緩和する用途にも使われます。
赤色の果実や花の成分を多く使っていますが、赤い色素が入ると血色が良く見えるという効果があります。
そのため、洗いあがりのお肌は透明感を感じられるかもしれませんね。
<全成分表示>
水,コカミドプロピルベタイン,アクリレーツコポリマー,ココアンホジ酢酸2Na,ヤシ油アルキルグルコシド,塩化Na,ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース,メチルパーフルオロイソブチルエーテル,メチルパーフルオロブチルエーテル,ココイルメチルタウリンNa,DPG,グリセリン,BG,アズキ,クランベリー果実,ザクロ種子,チャ葉,ヨモギ葉,リョクトウ種子,ダイズ種子,ピーナッツ粉,クリ殻,オウシュウヨモギエキス,ケール葉エキス,ドクダミエキス,コムギ芽エキス,ブロッコリーエキス,アズキ種子エキス,ハトムギ種子エキス,ラッカセイ果実エキス,クリ殻エキス,オタネニンジン根エキス,ヤマノイモ根エキス,ツルニンジン根エキス,キキョウ根エキス,イチョウ葉エキス,サリチル酸,トウモロコシエキス,セイヨウニワトコ果実エキス,ハス花エキス,ツボクサエキス,ヤマザクラ花エキス,インゲンマメ種子エキス,ダイズ種子エキス,ヒラマメ果実エキス,エンドウエキス,ナタマメ種子エキス,イナゴマメ果実エキス,セイヨウシロヤナギ樹皮エキス,ハナハッカ葉エキス,ヒノキ葉エキス,乳酸桿菌/ダイズ発酵エキス,カシア樹皮エキス,オウゴン根エキス,スベリヒユエキス,コメエキス,ムラサキ根エキス,マグワ果実エキス,トックリイチゴ果実エキス,サンシュユ果実エキス,クコ果実エキス,シャクヤクエキス,フラガリアチロエンシス果実エキス,キイチゴエキス,ローブッシュブルーベリー果実エキス,ティーツリー葉エキス,グリチルリチン酸2K,クチナシ果実エキス,ヒドロキシアセトフェノン,カプリリルグリコール,ヘキシレングリコール,トロメタミン,EDTA-2Na,ブテス-3,デキストリン,エチルヘキサンジオール,クエン酸トリブチル,ベンゾトリアゾリルブチルフェノールスルホン酸Na,1,2-ヘキサンジオール,香料
2)MANARA ホットクレンジングゲル
①メーカー:株式会社ランクアップ
②容量:200g
③通常価格:4,180円(税込)
④特徴や評価
グリセリンは水に混ざると発熱作用があります。MANARAのホットクレンジングゲルは全成分表示の中でもグリセリンがトップにきているため、多く配合されていることがわかります。
そのため、ホットクレンジングとしての温感作用があります。
アーチチョーク葉エキスは様々な毛穴悩みにアプローチし、パパインが不要な角質を洗い流してくれる役割をするので、皮脂分泌量が増えていく春~夏におすすめです。
洗浄成分として非イオン系界面活性剤のラウリン酸ポリグリセリル-10を配合しています。
ラウリン酸ポリグリセリル-10の基本的なはたらきは、浸透、乳化、分散の3つの力で洗浄力を発揮します。
ただし、ラウリン酸ポリグリセリル-10単体では洗浄力が低いため、泡の持続性やクリーミーさを期待して使われていると考えられます。
リモネンで香りづけをしているので、ほんのり柑橘系の香りに癒されながらお使い頂けます。
<全成分表示>
グリセリン、トリエチルヘキサノイン、オリーブ果実油、ラウリン酸PEG-9グリセリル ステアリン酸グリセリル、(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル-10、フウチョウソウ葉エキス、アーチチョーク葉エキス、メドウフォーム油、パパイン、プロテアーゼ、α-アルブチン、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、加水分解コラーゲン、マンダリンオレンジ果皮エキス、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、ヒアルロン酸Na、グルコノバクター/ハチミツ発酵液、ユズ果実エキス チャ葉エキス、セレブロシド、オウゴン根エキス、ノイバラ果実エキス、ローヤルゼリーエキス、メマツヨイグサ種子エキス、セイヨウトチノキ種子エキス、ヘマトコッカスプルビアリス油、ダイズ種子エキス、プエラリアミリフィカ根エキス、アスコルビン酸Na、ザクロ果実エキス、ハチミツ、オリーブ油脂肪酸エチルヘキシル、スクワラン、ニンジン根エキス オプンチアフィクスインジカ茎エキス、ミツロウ、ダイズ油、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、DPG、ポリグルタミン酸、アルギン酸Na、シアノコバラミン、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、ステアリン酸PEG-5グリセリル、ステアリン酸PEG-15グリセリル、加水分解酵母エキス、ジステアリン酸ポリグリセリル-3メチルグルコース、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、クエン酸、クエン酸Na、(アスコルビル/トコフェリル)リン酸K、トコフェロール、イソステアリン酸ソルビタン、リン酸、BG、ポリソルベート60、ペンチレングリコール、リン酸Na、PEG-60水添ヒマシ油、リモネン、水、フェノキシエタノール
3)FANCL マイルドクレンジングオイル
①メーカー:株式会社ファンケル
②容量:120g
③通常価格:1,870円(税込)
④特徴や評価
クレンジング料は基本的に、清潔な乾いた手でお使いいただくことが多いのですが、FANCLのマイルドクレンジングオイルは「濡れた手で使えるクレンジングオイル」として有名なクレンジングオイルです。
ホップエキスが毛穴の引き締めにアプローチをしてくれるので、皮脂の分泌が多く毛穴悩みがある方にはお勧めです。
しかし、エチルヘキサン酸セチルは脂肪酸と高級アルコールという2つの油性成分でできているため、乾燥肌の方が使うと、皮脂を余分に取り除く可能性があるため、注意が必要です。
<全成分表示>
エチルヘキサン酸セチル、ジイソノナン酸BG、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10、ヘキサカプリル酸ポリグリセリル-20、オクタイソノナン酸ポリグリセリル-20、グリセリン、トリデカン、ジカプリリルエーテル、メドウフォーム油、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ジグリセリン、ホップエキス、チャ葉エキス、オニイチゴ根エキス、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ヒマワリ種子油、BG、ペンチレングリコール、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、PPG-2アルギニン、ステアリン酸イヌリン、水、トコフェロール、乳酸
4)シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイル
①メーカー:株式会社ファンケル
②容量:120g
③通常価格:5,500円(税込)
④特徴や評価
W洗顔不要のクレンジングオイルです。
全成分表示のトップにあるトウモロコシ胚芽油は油脂系オイルに分類されます。
油脂系オイルは、オイルなのである程度の洗浄力があるうえに、肌の油分を奪いすぎないので、敏感肌でもお使いいただけることがメリットです。
ただし、パルミチン酸エチルヘキシルは脱脂力が高いため、皮脂の分泌が多くなってくる季節である春~夏にお使いいただくことがお勧めです。
そのほかにも、スクワラン、ツバキ種子油、ホホバ種子油などはエモリエントの目的で配合されていると考えられます。
<全成分表示>
トウモロコシ胚芽油、パルミチン酸エチルヘキシル、リ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ミリスチン酸イソプロピル、ジオレイン酸ポリグリセリル-10、ジカプリン酸ポリグリセリル-6、オレイン酸ポリグリセリル-2、メドウフォーム油、フェノキシエタノール、リナロール、スクワラン、ツバキ種子油、ホホバ種子油、ラウロイルサルコシンイソプロピル、サフラワー油、ジカプリリルエーテル、炭酸ジカプリリル、トコフェロール、ゲラニオール、ダイズ油、クエン酸ステアリン酸グリセリル、シア脂、リン脂質、オタネニンジン根エキス、ダイサンチクエキス、クエン酸、香料
5)THREE バランシング クレンジング オイルジェル COSMOS ORGANIC
①メーカー:株式会社ACRO
②容量:100g
③通常価格:4,620円(税込)
④特徴や評価
エイジングケア世代さんにおすすめのクレンジングジェルタイプのクレンジング料です。
植物オイルとスクラブとクレイによるトリプル処方を提唱しています。
クレイは、ホワイトクレイが配合されており、全成分表示には「カオリン」と表記されています。クレイの粒が細かいため、吸着力は比較的弱いですが、赤ちゃんにも使える優しい成分です。
ただし、トリプル処方にもある通り、スクラブが入っていることからお肌の摩擦になり、肌が弱い方や敏感肌さんは刺激になる可能性があります。注意してくださいね。
<全成分表示>
(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル、オクチルドデカノール、グリセリン、オリーブ果実油*、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、カオリン、ホホバ種子油*、水、ステアリン酸スクロース、マンダリンオレンジ果皮油*、ラウリン酸スクロース、アルガニアスピノサ殻*、ニオイテンジクアオイ花油*、ベルガモット果皮油*、ラバンデュラハイブリダ油*、ニュウコウジュ油*、アブラナ種子油*、オプンチアフィクスインジカ花エキス、アマナズナ種子油*、コメヌカ油、チャ種子油、ニンジン根エキス*、シア脂*、オレイン酸、チャ花エキス、テルミナリアアルジュナエキス*、スクワラン、レシチン、トコトリエノール、トコフェロール
6.春も正しくクレンジングを使おう
春でもほかの季節でも、クレンジング料の使い方は大切です。
順番をきちんと守るとともに、肌に刺激を与えないように行いましょう。
【クレンジングの正しい方法】
①しっかり手を洗い清潔な状態にする
②ポイントメイクは先に落とす
③使用料を守り、適量を手にとる
④Tゾーンから始め、次いで頬などのUゾーン、目や口のOゾーンの順で優しくメイクオフする
⑤メイクが残らないように顔全体になじませる
⑥ぬるま湯ですすぎを行う
⑦清潔なタオルで優しく水気を拭き取る
すすぎまでの時間は長くても1分程度がおすすめです。
クレンジングは、短い時間内に素早く行いましょう。
また、顔冷えを避けるためにも、30度〜35度程度のぬるま湯ですすぎましょう。
余計な力を加えると摩擦の原因になり、お肌の負担になります。
全体的にやさしい力加減で行うことも大切です。
なお、クレンジングの際のマッサージは、春に限らずどの季節もNGです。
<参考記事>
7.春に気をつけたい!クレンジング後の保湿
春の季節は、クレンジング後にしっかり保湿をしっかり行うことが大切。
クレンジングを行い、メイクや汚れ、余分な角質を落としたなら、美容成分も浸透しやすくなっています。
クレンジングのあとは、遅くとも5分以内に保湿化粧水を使いましょう。
化粧水のあとは、必要に応じて美容液・乳液・保湿クリームを使ってしっかりと保湿をすることが大切です。
春におすすめは、ヒト型セラミド配合のセラミド美容液やセラミドクリームです。
8.春のクレンジングに関するよくある質問
Q1.朝 クレンジングと洗顔 どっち?
朝はクレンジングではなく洗顔料での洗顔がおすすめです。
理由は、クレンジングはメイクなどに配合される洗顔料では落とせない油分を主に落とすものだからです。
朝の汚れは主に古い角質や汗、余分な皮脂なので、洗顔料で十分です。
なお、春はお肌がゆらぎやすいので、刺激に弱くなっている時は、朝はぬるま湯洗顔だけの方が良いケースもあります。
Q2.クレンジングと洗顔どっちが大事?
クレンジングと洗顔は、それぞれメインで落とす汚れが異なるので、どちらも大切です。
クレンジングはメイクなどの油性の汚れをメインで落とし、洗顔料は皮脂や汗、古い角質、ほこりなどの汚れを落とします。また、お肌に残ったクレンジングを落とす役割もあります。
春は花粉やほこり、PM2.5などの物質が付着しやすいので、クレンジングや洗顔を正しく使用して、お肌を清潔に保ちましょう。
Q3.W洗顔不要クレンジングで洗顔してもいいですか?
W洗顔不要クレンジングで洗顔しても良い場合と、あまりおすすめできない場合があります。W洗顔不要クレンジングにも種類がたくさんあります。アミノ酸系など、洗浄力がマイルドな洗浄成分を使っている水溶性のクレンジングなら、石けんよりもお肌に優しいことも多いため、洗顔料として使っても問題ありません。一方、洗浄力が強く、油性タイプのものは、お肌に必要なうるおい成分まで奪うリスクがあるのであまりおすすめできません。
9.まとめ
春のクレンジング料の選び方や使い方、気をつけたいポイントをご紹介しました。
また、春におすすめの優しいクレンジングジェルをご紹介しました。
いかがでしたか?
春は、寒暖差が大きく花粉やほこりが多い季節。
ターンオーバーが乱れがちで、お肌がゆらぐことも。
だから、バリア機能を守ってお肌を労わる優しいクレンジングが大切です。
刺激の少ないタイプを上手に選びましょう。
また、正しい方法で行うことを心がけましょう。
この記事「春のクレンジングはエイジングケアが大切!選び方と使い方」を参考に、肌ダメージの少ないメイク落としを心がけてくださいね。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報をご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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