プロテオグリカン美容液の正しい使い方をご紹介します。また、人気のある原液の使い方について解説します。
さらに、おすすめのプロテオグリカン美容液「ナールス ネオ」の使い方もご紹介します。
ぜひ、上手にスキンケアやエイジングケアに取り入れてください。
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆日本化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
CONTENTS
1.プロテオグリカン美容液を使いたい方へ
プロテオグリカンは、鮭の鼻の軟骨から抽出されたものです。
とても高い保湿力を持っていることから美容液や原液が人気です。
ほかにも、次のような作用が検証されています。
- ヒアルロン酸を増やすはたらきがあること
- コラーゲンを増やすはたらきがあること
- EGF(Epidermal Growth Factor=上皮成長因子)という新しい皮膚の生成を促す成分によく似たはたらきがあること
- 抗炎症物質の作用を促進するはたらきがあること
そんなプロテオグリカンは、水溶性なのでエイジングケア美容液に適した成分です。中でも美容液や原液が人気です。
この記事では、そんなプロテオグリカン美容液や原液の使い方をご紹介します。
おすすめのプロテオグリカン配合の美容液なら
<参考記事>
ここ数年、エイジングケア化粧品成分プロテオグリカン配合のサプリメントをはじめ、美容液や化粧水が急増しています。それには、どんな理由があるのでしょうか。やはり、アンチエイジングやエイジングケアへの期待のようです。この記事では、[…]
2.プロテオグリカン美容液の使い方
プロテオグリカン配合の美容液といっても特別な使い方があるわけではありません。
一般的な美容液と同じ使い方でよいのです。
詳しくは、「美容液の効果的な使い方と順番があった!美肌への近道を公開 」でご紹介していますので、ここではポイントを示します。
1)プロテオグリカン配合美容液を使う順番
スキンケア化粧品やエイジングケア化粧品の水溶性成分の割合は、通常
化粧水 > 美容液 > 乳液 > 保湿クリーム
です。
化粧品を使う順番は、水溶性成分の多いものからとなりますので、
美容液を使う順番の基本は、「化粧水の後」、「乳液の前」です。
ただし、美容液によっては、違う順番で使うような場合もありますので、その場合は、メーカーや販売会社の説明にしたがってください。
<参考記事>
化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違いとつける順番は?
2)プロテオグリカン配合美容液のつけ方
①手のひらに適量とる
顔全体に使う美容液なら直径2cm程度を基本として、適宜、増減してください。
目元や口元などの集中ケア美容液なら直径1cm程度が基本です。
②内から外へ、下から上へ
美容液を顔の数箇所につけ、内から外へ、また、下から上へなじませます。気になる箇所がある場合は、2~3回重ねづけしてください。
③やさしく押さえる
両方の手のひらで顔全体を包み込むようにして、やさしくハンドプレスしましょう。
目元や口元などの皮膚の薄いデリケートな部分は、指先でやさしく押さえましょう。
年齢が上がるほどリスクは高まるので、「美容液はやさしくつける」を意識しましょう。
3)適量使う
プロテオグリカン美容液は、適量を使うことが大切です。適量とは、化粧品会社の推奨量に近い量で、お肌が健やかな状態をキープできる使用量です。
通常、美容液の1回の使用量の目安は、サラッとしたタイプなら100円玉大程度です。また、乳液に近いコッテリタイプなら小豆大を2~3粒分ぐらいが目安です。
<参考記事>
化粧品1回の使用量の適量を具体的に知りたい!とお考えの女性は多いのではないのでしょうか?化粧水や美容液などの説明書を見ても、「適量」と書いてあると、迷ってしまいますよね。この記事では、そんな疑問にお答えするために、化粧品1回あたりの使用量の[…]
3.プロテオグリカン原液とその使い方
1)プロテオグリカン原液とは?
プロテオグリカン原液とは、プロテオグリカンがメイン成分である高濃度配合の美容液です。
100%プロテオグリカンと勘違いされる方もいますが、そうではありません
たとえば、フラコラのプロテオグリカン原液の全成分表示は次のとおりです。
水、BG、プロパンジオール、水溶性プロテオグリカン、フェノキシエタノール |
もちろん、プロテオグリカンの濃度が高く、1種類の成分の効果を集中して実感できます。
2) プロテオグリカン原液の使い方
①ブースターとして使う
手持ちのスキンケアアイテムにプラスして使えます。プロテオグリカンは水溶性なので、ブースター(導入液)として洗顔後すぐに使うことが可能です。
②化粧水の直後に使う
プロテオグリカン原液は、化粧水の直後に使うことをおすすめします。
混ぜて使うことを進めているケースもありますが、違うアイテムを混ぜることはおすすめしません。
③油分となる乳液やクリームの前に使う
プロテオグリカンは水溶性なので、油分でフタをしてしまってからでは、プロテオグリカンのメリットを十分に生かせなくなってしまいます。そのため、プロテオグリカン原液は、油分の多い乳液やクリームの前に使いましょう。
4.プロテオグリカン美容液はどんな肌悩みに使うのがおすすめ?
1)乾燥肌の改善
乾燥肌とは、角質層の皮脂量も水分量も少ない状態のお肌であり、加齢とともに誰もが乾燥肌傾向に。
最も多い肌悩みで肌老化の原因にもなります。
プロテオグリカン配合美容液は、保湿力が高いので、お肌をしっかり保湿することができます。また、敏感肌でも使えるものもあります。
乾燥肌が改善することで、くすみ、毛穴の黒ずみ、目元のしわなども予防できます。
2)エイジングサインの予防
シミやしわ、たるみ、ほうれい線、たるみ毛穴など、加齢にともなって生じてくる肌の変化をエイジングサインと呼びます。
エイジングサインが出ると、見た目にも影響を及ぼします。
特に、女性ホルモンの減少が生じる30代以降に目立つことが多くなります。
プロテオグリカン美容液を使うことで、エイジングサインを予防し、エイジレスな美肌を保ちやすくなるのです。
しかし、顔のたるみをプロテオグリカン配合美容液で改善することはできません。
3)季節を選ばず使える
プロテオグリカン配合美容液は、比較的さっぱりしたテクスチャーのものが多く、季節を選ばず使えるアイテムです。
<参考記事>
冬の乾燥の季節を乗り切る美容液の選び方や使い方は?美容液といえば、スキンケアやエイジングケアの要。自分の肌にあったよいものを選びたいものです。この記事ではエイジングケアの視点から、冬の乾燥の季節の美容液の選び方と使い方をご紹介します。また、[…]
5.エイジングケアに使いたいおすすめのプロテオグリカン美容液「ナールス ネオ」
1)ナールス ネオの開発コンセプト
エイジングケアに使ったいただきたいおすすめのプロテオグリカン美容液がナールス ネオです。
美女が選ぶベスト美容液などでも高い評価を得ている目元・口元専用美容液です。
私たちの美容液ランキングの第1位です。
プロテオグリカン以外に、京都大学&大阪市立大学で共同開発された画期的なエイジングケア成分「ナールスゲン」に加えて、 in cosmetics 2013(パリ開催)で、イノベーションアワードを受賞した画期的なエイジングケア化粧品成分「ネオダーミル」、 2種のビタミンC誘導体(「APPS」と「VCエチル」)、 信州大学と企業で開発したホウロクタケ(キノコ)の菌糸から抽出したエイジングケア成分「ダエダリンA」の 4つの特徴的な成分を、世界で初めて同時に配合した美容液。
さらに、3種のペプチド、6種のヒト型セラミド、金コロイドを配合することで、目元や口元のエイジングケアを強力にサポートします。
伸びが良く、サラっと潤うので、メイク前にも安心して使えます。
肌質や季節を問わず、一年中快適にご使用いただけます。
香料・着色料・アルコール・防腐剤がすべてフリー
2)ナールス ネオの使い方
①顔全体に使う
ナールス ネオは、高価なエイジングケア美容液です。
ただし、120プッシュくらいできるので、顔全体のくすみやハリなどが気になる方は、顔全体に使いましょう。
②肌悩みがあるパーツに使う
顔全体に使うまでは必要ない方は、乾燥による小じわや目元のハリ、シワなどの気になるパーツに使うことがおすすめです。
<参考記事>
③季節に応じて使う
ナールス ネオは、ビタミンC誘導体の欠点を補って余りある保湿成分を配合しています。春夏秋冬季節を問わず使えます。もちろん、春や夏で乾燥が気にならない場合は、少なめに使うなど工夫しましょう。
④使用上の注意
次のような場合には、使用を中止してください。
そのまま使用をお続けになりますと、症状を悪化させることがありますので、
皮膚科専門医等にご相談されることをおすすめします。
- 使用中、赤み、はれ、かゆみ、刺激等の異常があらわれた場合
- 使用したお肌に、直射日光があたって上記のような異常があらわれた場合
◇ 傷やはれもの、湿しん等、異常のある部位にはお使いにならないでください。
◇ 目に入ったときは、ただちに洗い流してください。
<ナールス ネオの全成分表示>
水、BG、グリセリン、ペンチレングリコール、マルチトール、トリエチルヘキサノイン、ジフェニルジメチコン、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル、パルミトイルトリペプチド-1、パルミトイルテトラペプチド-7、メチルグルコシドリン酸、(リシン/プロリン)銅、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、3-O-エチルアスコルビン酸、金、アセチルデカペプチド-3、レスベラトロール、ブドウ葉/種子/皮エキス、レチノイン酸トコフェリル、水溶性プロテオグリカン、ホウロクタケ菌糸体培養液、ユビキノン、セラミドNG、セラミドNP、セラミドNS、セラミドEOS、セラミドEOP、セラミドAP、ベヘン酸、コレステロール、カプロオイルフィトスフィンゴシン、カプロオイルスフィンゴシン、エルゴチオネイン、グリチルリチン酸2K、トレハロース、パンテノール、ヒドロキシプロリン、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニン、PCA-Na、クオタニウム-73、ベタイン、ソルビトール、スクワラン、水添レシチン、褐藻エキス、キサンタンガム、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマー、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、DPG、PPG-4セテス-20、PEG-60水添ヒマシ油、ポリソルベート20、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、セテアレス-25、セタノール、水酸化K
<参考記事>
6.美容液の役割を知っておこう
美容液には、美白効果を持つものもがありますが、保湿が中心の美容液やそれにエイジングケア化粧品成分を加えたエイジングケア美容液に絞ってお話を進めていきます。
美容液は、基本的に化粧水の後に使うもので、主に次の役割があります。
- 水溶性成分を表皮の角質層に届け、水分を保持する
- 油溶性成分でお肌に油膜をはって、水分の蒸発を防ぐ
- 肌老化やエイジングサインが目立つのを防ぐ
クレンジングや洗顔後に真っ先に使うのは化粧水ですが、それだけのスキンケアでは不十分です。
そこで、水溶性成分と油溶性成分がともに凝縮して配合されている美容液を使うことで、保湿を強化して、お肌のバリア機能やターンオーバーを整えることができるのです。
保湿には、次の3つのプロセスがあります。
- お肌の角質層に水分を与える
- お肌の角質層の水分を保持する
- 角質層の表面を油膜で覆って水分の蒸発を防ぐ
美容液は、この中心である「水分を保持する(Keep Water)」ことが得意なアイテムなのです。
保湿クリームは、一般的に油溶性成分の配合割合が高く、皮脂膜に近いはたらきをして、水分の蒸発を防ぐことが美容液より得意です。
エイジングケア美容液には、保湿成分だけではなく、酸化を防ぐ成分やコラーゲンやエラスチンを増やすはたらきのあるエイジングケア化粧品成分が配合されます。
そのため、エイジングケア美容液には、お肌の老化を予防するはたらきも期待できます。
ただし、エイジングケア美容液を使うことで、小じわや乾燥によるほうれい線を消すことはできますが、顔のたるみが原因の深いほうれい線、しわ、ゴルゴライン、マリオネットラインなどを解消することは難しいのです。
プロテオグリカン配合のエイジングケア美容液であっても同じで、予防美容としてのアイテムであることを認識しておきましょう。
効果を得るためにも、エイジングケア美容液に期待できる範囲を正しく理解しておくことが大切です。
7.プロテオグリカン美容液の使い方に関するよくある質問
Q1.プロテオグリカン美容液は朝と夜のどちらに使うのがおすすめですか?
プロテオグリカン美容液には保湿力があり、またさまざまな効果を発揮するため、朝も夜のどちらにもおすすめです。
Q2.プロテオグリカンを肌に塗るとどんな効果があるの?
プロテオグリカンは、肌の細胞の増殖をはじめ、ヒアルロン酸やI型コラーゲンの産生を促します。また、高い保水能力があり、肌荒れ、しわ、肌の弾力、メラニン生成抑制作用や色素沈着改善作用も確認されています。
ただし、プロテオグリカン美容液は化粧品なので、そのまま成分の効果を発揮するとはいえません。
それでも、保湿ケアやエイジングケアに効果的です。
Q3.プロテオグリカンとヒアルロン酸の違いは?
プロテオグリカンとヒアルロン酸はどちらも、もともと体内にある成分です。また、保水力に優れた化粧品成分ですが、化学的な分類やはたらきが異なります。
プロテオグリカンのほうがヒアルロン酸よりマルチな効果が期待できます。
プロテオグリカン | ヒアルロン酸 | |
化学的な分類 | 糖タンパク質の一種 | ムコ多糖類の一種 |
働き | ・保湿 ・コラーゲンやヒアルロン酸の産生を促進する ・抗炎症 ・メラニン抑制 | ・肌の水分を蓄えることで、肌弾力を高める
|
肌への効果 | ・肌のハリや弾力を保つ ・肌荒れやシワ・たるみに対するケアができる | ・肌の乾燥を防ぎ、潤いのあるしっとりとした肌を保つ |
<参考記事>
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8.まとめ
プロテオグリカン美容液の正しい使い方や原液の使い方についてご紹介しました。また、おすすめのプロテオグリカン美容液「ナールス ネオ」の使い方もご紹介しました。
プロテオグリカンは保湿が高く、刺激もない成分です。また、ヒアルロン酸ほど粘り気がなくさっぱりしたテクスチャーのため、季節を問わず使いやすい成分です。
ぜひ、正しい使い方を理解して、上手にスキンケアやエイジングケアに取り入れてください。
この記事が、プロテオグリカン美容液で美肌になりたい方のお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、お客様にご参加いただいた座談会やスキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。下記から、どうぞ。ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」
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