あなたがお住まいの都道府県では、どんな体型の人が多そうでしょうか?
「結果にコミットする。®」がコンセプトのパーソナルトレーニングジムRIZAP(ライザップ)が、47都道府県の20歳~69歳の男女を対象にBMI値の調査を実施し、標準型、痩せ型、肥満型の項目に分けて分析した結果をご紹介します。
*本当にキレイになれる!動画「ナールス60日間美肌プログラム」とは?
CONTENTS
1.日本全国のBMIの平均値 あなたはどれに当てはまる?
<全国のやせ型、肥満型、標準型の地域>
日本全国、地域によって、例えば「美人やイケメンが多い」「健康長寿な人が多い」「早歩きな人が多い」など、色々と特徴がありますよね。
例えば、美肌についても「美肌県グランプリ」などが開催されています。
エイジングケア世代の女性の多くの方にとって、他に気になることと言えば、「肥満」ではないでしょうか?
体型が崩れると洋服の選択肢も狭くなってきますし、顔のたるみなども目立ちがちになります。
できれば、ダイエットをしてでもスリムで整った体型をキープしたいですね。
2.RIZAPの47都道府県のBMI値の調査
そんな中、今回、「結果にコミットする。®」がコンセプトのパーソナルトレーニングジムRIZAP(ライザップ)が、日本全国の都道府県別のBMI値*を調べて、それぞれどの体型が多い傾向にあるかを調査しました。
*Body Mass Index=体重と身長の関係から人の肥満度を示す体格指数
また、ディグラム・ラボの所長で、「心理学×統計学」で県民性を分析するカウンセラーの木原誠太郎氏が、この調査結果を県民性から考察しています。
まず、体型について、47都道府県の男女6,580人に身長と体重を教えてもらい、BMIが18.5未満=やせ型、18.5~25未満=標準型、25以上=肥満型と、分類されました。
全体では、標準型が66.5%、やせ型が12.7%、肥満型が20.8%で、男女別にみると、やせ型は男性6.7%に対し女性で18.6%、肥満型は男性29.0%に対し女性12.5%と、男性の方がやや肥満型が多く見受けられます。
<全国のBIM平均値>
【調査概要】
調査方法 : インターネットによるアンケート調査
対象エリア : 全国
調査対象 : 20歳~69歳までの男女
サンプル数 : 6,580人(男性3,290人、女性3,290人)
調査実施期間 : 2019年3月20日(水)~3月24日(日)
3.標準体型 第1位は「和歌山県」 その県民性は?
全体でみてみると、標準体型の第1位は和歌山県(80.0%)、第2位は石川県(74.3%)、そして同率第2位が兵庫県でした。
和歌山県民は、総合的にやせ型(9.3%)ならびに肥満型(10.7%)が少なく、「ダイエットをしたことがあるか」と尋ねたところ、『ダイエットをしたいと思ったことはなく、したこともない』と回答した人が、47都道府県で最も多かったです。
ダイエットをしたことがない理由については、「体型に自信があるから」「自己管理ができているから(食事・運動)」が、全体の平均値よりも、多く回答されています。
また、ダイエットをしたことがある人にそのきっかけを尋ねたところ、「ベスト体重より太ったから」という回答が最も多かったとのことです。
<ダイエットをしたことがない理由(全体VS和歌山県民)>
この結果に対し、「ディグラム・ラボ」所長の木原氏は、「和歌山県は、人が話している途中でも自分の意見は言うなど、『個』を持っている性格の方が多い県民性と言えます(ディグラム・ラボ調べ)。
自分の価値観がしっかりあるため、周囲に流されずに自然に自己管理ができ、その結果、標準体型の意率が高いと推察される」と述べています。
和歌山県の人は、体型維持に対する意識が高いことが、この結果にも表れているようです。
4.やせ型が最も多いのは「岡山県」 その県民性は?
やせ型の第1位は、岡山県民でした(19.3%)。次いで、奈良県と富山が同率第2位です(17.1%)。
しかし、岡山の人は、全体でも男女別でも標準型に当てはまる割合は下位(全体:第45位、男性:第40位、女性:第47位)で、また女性では、肥満型に当てはまる割合は第5位でした(男性は第21位)。
全体的にやせ型の人が多いものの、偏りがあるようです。
ダイエットをしたことがない理由としては、「めんどくさいから」が突出して多く、「あきらめている」と回答した人は全体の平均の約2倍いました。
一方、「体型に自信があるから」(2.3%)、「自己管理ができているから(食事・運動)」(9.1%)という回答は、全体の平均と比べて低く、自分への自信のなさが現れているようで、ダイエットに対する意識の偏りが体型にも反映しているのではないかと予想されます。
<ダイエットをしたことがない理由(全体VS 岡山県民)>
この結果に対し、木原氏は、「岡山県の特徴的な県民性として、周囲を気にしてしまう、少し自分に自信のない性格の方が多い傾向にある(ディグラム・ラボ調べ)」とし、「自分に自信が持てないので、無意識のうちに節制的なダイエットをして、痩せ型の方が多くなっている可能性が考えられます。
他方、女性では、自信のなさからストレスが爆発して暴飲暴食に走った結果、肥満型の比率が高くなっているのかもしれません」と述べています。
5.肥満型がもっとも多いのは「青森県」 その県民性は?
肥満型の第1位は青森県民でした(36.4%)。第2位は群馬県(26.4%)、第3位は佐賀県(30.0%)と続きます。
青森の人は、肥満型の割合が、全体・男女ともに第1位で、やせ型でも(全体:第46位、男性:第31位、女性:第46位)、標準体型でも(全体:第46位、男性:第46位、女性:第38位)、その割合は全体的に低い傾向にありました。
また、ダイエットをしたことがあるかという質問には、「今はしていないが、過去にしたことがある(直近する予定はない)」という回答が、47都道府県の中で最も多かったです。
そして、ダイエットをしようと思ったきっかけについては、「同性の友人に指摘されて」「異性の友人や恋人、夫に指摘されて」という理由が全体に比べて比較的多かったのに対し、「健康のため(自発的に)」「ベスト体重より太ったから」という理由は少なく、自らの意思というよりは、まわりから指摘されて初めて体型を意識してダイエットを始める傾向があるようです。
<ダイエットを使用と思ったきっかけ(全体VS青森県民)>
この結果に対し、木原氏は、「青森県の県民性として特徴的なのが、『お酒をよく飲む方だ』『人の話をよく聞く方だ』といったことから、人付き合いが好きで、色々なものを受け止める方が多いと考えられる(ディグラム・ラボ調べ)」ので、「お酒や食事などの付き合いが多くなれば、肥満型になるのは自明の理で、ここに『人と話をするのが好き』というのが拍車をかけていると考えられる」としています。
6.ダイエットやアンチエイジングに役立つ記事
ナールスエイジングケアアカデミーでは、健康や美肌を保ちながらダイエットに役立つ記事や書籍を紹介しています。
肥満は生活習慣病をはじめ病気の原因となります。
また、無理なダイエットも健康を害したり、美肌を遠ざける原因になってしまいます。
だからこそ、健康と体型を維持するためには、正しくダイエットを行うことが大切です。
<参考記事>
*本当にキレイになれる!動画「ナールス60日間美肌プログラム」
*認定NPO法人「健康ラボステーション」理事長浦田千昌さんインタビュー
<エイジングケア書籍レビューで紹介しているおすすめの健康&ダイエット書籍>
*1日30秒ラクしてやせる! ダイエットウォーキング 高岡よしみ
*38歳からはじめたいリカバリー美容辞典 監修 吉木伸子/中村格子/田村マナ
*ハーバード現役研究員の皮膚科医が書いた見た目が10歳若くなる本 小川徹
*医者が教える食事術 最強の教科書-20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68 牧田善二
*よくわかるアンチエイジング入門 老化を防ぐ知恵とコツ 田中孝 中山芳瑛
*便活ダイエット ~便秘外来の医師が教える、排便力がアップする11のルール~ 小林弘幸
7.編集後記
RIZAP(ライザップ)が、実施した47都道府県のBMI値の調査結果と標準型、痩せ型、肥満型の分析結果をご紹介しました。
また、「心理学×統計学」で県民性を分析するカウンセラーの木原誠太郎氏が、この調査結果を県民性から考察結果をご紹介しました。
さらに、健康を維持しながらダイエットをするためのナールスエイジングケアアカデミーの記事やおすすめの書籍をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
地域別のBMIの特徴がわかり、県民性からの考察もそれを反映しているかのような面白い結果でした。
今後、スキンケアやエイジングケアの関係で私たちも企画したいと思いました。
わたしの住む大阪は、意外にも「標準体型」が一番多く(68.6%)、やせ型は10.7%でそれほど多くなく、肥満型は21.4%と少し多めでした。
しかし、女性だけを見ると、肥満型は11.4%で低いんですよね(泣)
ダイエット理由が「恋愛」というのが第3位の大阪(ディグラム・ラボ調べ)。
恋愛体質な女性が多い(?)のかもしれません。
肥満は万病の元といわれることもありますし、肥満の人もそうでない人も、わたしたちエイジングケア世代は、美容や美肌のためにも、アンチエイジングを意識した生活習慣や、ダイエットで健康的な体型を維持することを気にかけておくのがよさそうです。
食生活だと、美肌のための食べ物や飲み物、野菜、フルーツを積極的に摂ったり、アサイーやココナッツなどのスーパーフードを摂り入れたりするのもよいですね。
また、運動する人ならばアスリートや筋トレをする人に人気のHMBサプリを利用するのも手ですね。
最後に、ご参考までに「都道府県別 ダイエットの成功と失敗に関する実態調査」も行われているので、興味ある方は、ぜひご覧ください。
※ダイエットやからだを鍛えたい!という人は、こちらから全国のパーソナルジム施設が検索できます!
著者・編集者・校正者情報
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
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