セラミドクリームの正しい使い方|塗る順番・タイミング・相性成分まで徹底解説

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「エイジングケア」とは、年齢に応じた化粧品による肌のお手入れを指します。
「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
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セラミドクリームを買ったけれど、「いつ塗ればいいの?」「化粧水や乳液のあとで合ってる?」と迷っていませんか?

実は、セラミドクリームは塗る順番やタイミングを間違えると、せっかくの保湿効果が半減してしまうことがあります。

乾燥肌や敏感肌の人に欠かせないセラミドクリーム。

この記事では、皮膚科学の知見と臨床エビデンスをもとに、セラミドクリームの効果を最大化する塗り方・順番・併用成分を詳しく解説します。

 

この記事の監修

ナールスコム

ナールスコム店長

村上清美

 

1.セラミドクリーム|保湿の要「バリア機能」を支える役割

セラミドクリーム「ナールスユニバ」

セラミドクリームは、肌のうるおいを守る「セラミド」という保湿成分を補い、乾燥や外的刺激から肌のバリア機能を守るための保湿ケアアイテムです。

 

セラミドは角質層の細胞同士をつなぐ「細胞間脂質」の主成分であり、水分保持とバリア機能維持に不可欠な成分です。

セラミドが十分にある肌はうるおいをキープし、外部刺激にも負けにくい健康的な肌状態を保てるのです。

 

正常なバリア機能と低下したバリア機能のイラスト

しかし、加齢や紫外線、生活習慣の乱れなどによってセラミドは減少していきます。

セラミドが不足すると、肌のバリア機能が弱まり、乾燥、かゆみ、赤み、小じわなどのトラブルが起こりやすくなります。

この失われたセラミドを外側から補うことができるのが、セラミド配合のクリームです。

 

セラミドは、ヒアルロン酸とは異なり、角質層のバリア機能そのものを直接支えます。脂溶性であるため、水分を与える化粧水よりも、油分を含むクリームで補う方が保湿持続力に優れています。

 

また、スキンケアの最後に塗布することで、化粧水や美容液で与えたうるおいを閉じ込める「フタ」の役割も果たします。

 

つまり、セラミドクリームは乾燥肌や敏感肌はもちろん、年齢肌のハリ不足にも欠かせない“守りと補い”のスキンケア。

バリア機能の回復と保湿の維持の両方を叶える、エイジングケアのベースアイテムといえるでしょう。

 

<参考記事>

セラミド配合クリームのプチプラ~デパコス20選!後悔しない選び方のコツ

保湿クリームの役割と必要性!|正しいエイジングケアのために

保湿成分セラミドのはたらきとエイジングケア効果とは?

セラミドは肌の保湿力の鍵!その秘密と化粧品の選び方

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2.セラミドクリームの正しい使い方・塗り方|順番とタイミングがカギ

セラミドクリームを塗る女性

セラミドクリームを効果的に使うためには、スキンケアの正しい順番で塗ることがとても重要です。

セラミドは水分を抱え込む性質を持つため、化粧水や美容液などで肌に水分を与えたあとに重ねるのが基本。

ここでは、朝と夜の理想的なスキンケアルーティンをそれぞれ紹介します。

1)朝のスキンケア手順|外的刺激から肌を守る

朝は「紫外線・乾燥・メイク摩擦」などの外的刺激から肌を守るために、軽くムラのない保湿を意識しましょう。

 

① 洗顔 — 皮脂や寝汗をやさしく落とす。

② 化粧水 — 水分を与え、角質層をやわらかくする。

③ 美容液 — 必要に応じて美容成分を補給。

④ セラミドクリーム — パール粒大を手に取り、両手で温めてから顔全体を包み込むようにハンドプレス。

⑤ 日焼け止め・化粧下地 — クリームをなじませてから薄く重ねる。

 

朝は厚塗りを避け、Tゾーンなど皮脂の多い部分は少なめに。

軽いテクスチャーのセラミドクリームを選ぶことで、メイクのノリや持ちも良くなります。

皮脂のバランスを整える目的で、「油分控えめタイプ」や「ジェル状のセラミドクリーム」を選ぶのもおすすめです。

2)夜のスキンケア手順|集中保湿で肌を整える

夜は、日中に失われた水分を補い、肌を修復・再生に導くケアが目的です。

 

① クレンジング・洗顔 — メイクや皮脂汚れをしっかり落とす。

② 化粧水 — 角質層にたっぷりとうるおいを与える。

③ 美容液 — ハリ・くすみ・乾燥など肌悩みに合わせて補う。

④ セラミドクリーム — 乾燥しやすい目元・口元・頬は“重ね塗り”で集中保湿。顔全体を両手で包み込み、体温でなじませるように押さえる。

 

夜は油分を含むクリームを**やや厚めに塗ることで“ナイトパック効果”**が得られます。

睡眠中にセラミドが角質層へ浸透し、翌朝のしっとり感やハリ感が実感しやすくなるでしょう。

 

<編集長コメント>

富本充昭

朝と夜で塗り方を意識的に変えることで、セラミドクリームはより効果的に働きます。

特に乾燥や肌荒れを感じる日は、夜のケアを丁寧に行うことが大切です。

朝は「守るケア」、夜は「整えるケア」として使い分けることで、肌のうるおい・透明感・やわらかさが日ごとに変化していきます。

 

<参考記事>

保湿クリームの正しい使い方と塗り方で美肌のエイジングケア!

3.効果を最大限に引き出す使い方のコツ

セラミドクリームに効果を感じる女性

セラミドクリームの保湿力を最大限に発揮させるには、塗り方や使うタイミングを少し意識するだけで効果が大きく変わります。

 

ここでは、肌になじませる際に押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

1)適量を守ってやさしくハンドプレス

まず大切なのは「量」と「塗り方」です。

顔全体でパール粒大(約0.5〜1g)が目安。取りすぎると肌がベタつき、化粧崩れや毛穴詰まりの原因になります。

 

指先でなじませるのではなく、手のひら全体で包み込むように塗布する“ハンドプレス”が理想的。

摩擦を避け、体温でじんわり温めることでクリームがやわらかくなり、角質層までセラミドが浸透しやすくなります。

 

<参考記事>

化粧品1回あたりの使用量の適量を知りたい!

2)入浴・洗顔後は10分以内の「保湿タイミング」を逃さない

洗顔や入浴後は、肌表面の水分が数分で蒸発し始め、バリア機能が一時的に低下します。

そのため、10分以内にセラミドクリームを塗布することがうるおい保持の鍵です。

 

このタイミングで保湿することで、角質層の水分蒸散を防ぎ、肌内部のうるおいを長時間キープできます。

3)睡眠前の「ナイトケア」で翌朝の肌を変える

夜のスキンケアやエイジングケアでは、クリームをやや厚めに重ねて“ナイトマスク”のように使うのもおすすめ。

 

寝ている間に肌のターンオーバーが活発になり、セラミドのバリア機能修復効果が最大化します。

乾燥がひどい時期には、目元や口元を覆うように軽くラップパックする方法も有効です。

 

<監修者コメント>

村上清美

塗布の量・タイミング・温度を意識することで、セラミドクリームのうるおい保持力とバリア改善効果が高まります。

「ただ塗る」から「正しく使う」へ。

それだけで肌のハリやしっとり感が一段と変わるはずです。

4.他のスキンケアとの併用ポイント

相乗効果のイメージバナー

セラミドクリームは単体でも高い保湿効果を発揮しますが、他のスキンケアと正しく組み合わせることで、さらに肌のうるおいとハリを高めることができます。

ここでは、化粧水や美容液、乳液などとの併用ポイントを解説します。

1)化粧水・美容液との順番と相性

セラミドクリームはスキンケアの最終ステップ(フタ)として使うのが基本です。

化粧水や美容液で水分や有効成分を肌に与えたあと、そのうるおいを逃さないようにクリームで閉じ込めます。

 

特にヒアルロン酸やアミノ酸系の保湿美容液と組み合わせると、セラミドとの相乗効果で角質層の水分保持力がさらに高まることがわかっています。

また、美容液の中でも「ナイアシンアミド」「ビタミンC誘導体」「レチノール」などの成分は、肌のハリや弾力をサポートし、セラミドの保湿効果を補完します。

 

ただし、刺激を感じやすい成分を使う場合は、セラミドクリームを最後に重ねて刺激を和らげるのがおすすめです。

 

<参考記事>

化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違いとつける順番は?

2)乳液との使い分け

乳液とセラミドクリームは似ていますが、目的が異なります。

乳液は水分と油分のバランスを整えるもので、クリームほどの保湿密度はありません。

乾燥がひどい時期や夜のケアでは、乳液のあとにセラミドクリームを重ねることで、より長時間うるおいをキープできます。

 

一方、極度の乾燥や敏感肌で刺激を受けやすい人は、セラミドクリームのあとにワセリンを少量重ねる“二重フタ”ケアも効果的です。

特に冬の乾燥期やマスク摩擦が気になる季節におすすめです。

 

正しい順番と組み合わせを意識することで、セラミドクリームの持つ保湿・バリア修復・肌荒れ防止の力を最大限に引き出せます。

「うるおいを与えるケア」と「うるおいを守るケア」を両立するのが、理想の美肌ルーティンです。

 

<参考記事>

乳液と保湿クリームは、エイジングケアで両方使う必要あるの?

3)機能の異なる成分との併用で、相乗的にバリア機能UP

セラミドとナイアシンアミドやアミノ酸を組み合わせることで、肌のバリア機能をより多面的にサポートできます。

 

ナイアシンアミドは、セラミド合成を促進し、角質細胞間脂質の量を増やすことで、乾燥や刺激に強い肌へ導きます。また、抗炎症作用やメラニン抑制作用もあるため、くすみ・赤みケアにも有効です。

 

アミノ酸(グリシン、セリン、プロリンなど)は、天然保湿因子(NMF)の主成分であり、角質層内で水分保持力を高めます。セラミドが「脂質のバリア」を作るのに対し、アミノ酸は「水分の保持」を担うため、両者の併用でより強固な保湿環境が形成されます。

 

このように、セラミド+ナイアシンアミド+アミノ酸の組み合わせは、皮膚科学的にも推奨される「コルネオセラピー」といえます。

 

<参考記事>

ランキングに頼らない科学視点のセラミドクリームの正しい選び方【専門家監修】

保湿クリームランキングを超せ!保湿クリームの正しい選び方

5.使用上の注意点|誤った使い方で効果半減

セラミドクリームの使い方に失敗した女性

セラミドクリームは正しく使えば高い保湿効果を発揮しますが、使い方を誤ると逆に肌トラブルを招くことがあります。

ここでは、よくある3つのNGパターンと注意点を紹介します。

1)強くこする・マッサージしながら塗る

セラミドクリームを塗るときに力を入れすぎると、摩擦によって角質層が傷つき、バリア機能が低下して乾燥や赤みが悪化することがあります。

クリームはこすらず、手のひら全体で包み込むように「ハンドプレス」でやさしくなじませましょう。

2)濡れた肌に直接塗る

入浴後や洗顔直後に、肌表面の水分が残ったままクリームを塗ると、乳化がうまくいかずムラづきやベタつきの原因になります。

タオルで軽く押さえて水気を取ったあと、化粧水などで整えた肌に塗布するのが正解です。

また、つけすぎも注意。厚く塗りすぎると皮脂バランスが崩れ、毛穴の詰まりやテカリを引き起こします。

3)使用ステップを間違える

セラミドクリームはスキンケアの仕上げに使うのが基本です。

化粧水や美容液の前に塗ってしまうと、セラミドの油分が水分の浸透を妨げ、保湿どころか乾燥を悪化させる場合もあります。

 

「水分を与えてから、油分でフタをする」という流れを守ることが大切です。

セラミドクリームは“やさしく・正しく・順番通りに”使うことで真価を発揮します。

 

摩擦・水分残り・塗布タイミングに注意しながらケアすることで、肌のうるおいとバリア機能をしっかり取り戻すことができるでしょう。

なお、美容オイルはセラミドクリームの後に使うことがおすすめです。

6.季節・肌質別の使い方アドバイス

四季のイメージイラスト

セラミドクリームは、“いつ使っても良い”万能アイテムですが、季節や肌質によって塗り方や使用量を調整することで、より快適に使うことができます。

ここでは、乾燥肌・脂性肌・敏感肌それぞれのタイプと、季節ごとのポイントを紹介します。

1)春・秋|ゆらぎ肌・敏感肌の季節

季節の変わり目は気温や湿度の変化が大きく、バリア機能が不安定になりがちです。

この時期は、低刺激でヒト型セラミド配合のクリームを選び、化粧水のあとにやさしくハンドプレスするだけの“シンプルケア”が◎。

肌が揺らいでいるときは美容液や導入液を減らし、セラミドで肌を休ませる期間を設けるのも効果的です。

2)夏|脂性肌・混合肌は軽めに

気温が高く皮脂分泌が活発な季節は、ベタつきを避けるためにジェルクリームタイプや乳液状のセラミドクリームを選びましょう。

使用量は少なめにし、Tゾーンには薄く塗布するのがポイント。

紫外線ダメージによるバリア低下を防ぐため、朝は日焼け止め前に薄く仕込むことで、乾燥とテカリを両立ケアできます。

3)冬|乾燥肌・年齢肌は厚めに重ねる

空気が乾燥する冬は、セラミドクリームの出番が最も多い季節。

化粧水や美容液のあとに、パール粒大を目安に二度塗りするのがおすすめです。

特に目元・口元・頬の高い位置は重ねづけで集中保湿。

ナイトケアでは、厚めに塗って「ナイトマスク」のように使うことで、翌朝の肌がふっくらとうるおいます。

 

<編集長コメント>

富本充昭

このように、季節や肌質に合わせて使い方を調整することで、1年を通じてセラミドの保湿・バリア機能を最適化できます。

肌の状態に合わせた「量・質・タイミング」のコントロールが、美肌を守る鍵です。

 

<参考記事>

冬こそ保湿クリームを使おう!選び方と使い方のコツ

7.実践!セラミドクリーム「ナールスユニバ」の使い方

 

ナールスユニバ

オススメのセラミドクリーム「ナールスユニバ」

1)ナールスユニバとは?

ナールスの保湿クリーム ナールスユニバは、3種のヒト型セラミドを配合し、肌バリア強化とエイジングケアを意識して開発された保湿クリームです。

人の肌のセラミド構造を模倣して作られたセラミド2、セラミドNP、セラミドAPによって、水分保持力が向上します。

 

また、ナールゲンをはじめ持続型ビタミンC誘導体、ビタミンA誘導体、スクワラン、シアバター等をバランスよく配合。さらに、合成香料・合成着色料・アルコール・石油系界面活性剤などの配合を避けることで、敏感肌でも使える優しい処方が特徴です。

 

ナールスユニバは「年齢とともに低下しがちな角質層内のセラミドを補い、バリア機能を守りながら潤いを維持する」と「エイジングケア」を同時にできることを目指したセラミドクリームです。

2)ナールス ユニバの使い方

ナールスユニバの使い方は、ここで説明したセラミドクリームと同じです。

テクスチャーはさっぱりタイプなので、春や夏でも使いやすいタイプです。

①スパチュラもしくは清潔な指でパール粒1個程度を手のひらにのせます。

ナールスユニバを手に取るイラスト

②手に取ったクリームを両頬、額、あごのせ、お顔全体に円をえがくように伸ばします。乾燥の気になる部分は重ね付けし、油っぽくなりやすいTゾーンは薄く伸ばします。

ナールスユニバを顔に塗るイラスト

③最後に手のひらで温めるように、お顔全体を軽くハンドプレスしてください。

ナールスユニバをハンドプレスするイラスト

 

<参考記事>

ナールスのエイジングケア化粧品の使い方

8.エビデンスで検証するセラミドクリームの使い方

 学術論文のイメージ

 

セラミドクリームの使い方に関する学術論文を6つ紹介します。

これら6つの知見を総合すると、セラミドクリームの「使い方」について次のような考察ができます。

観点科学的根拠実践指針
使用頻度毎日1〜2回の定期使用で水分保持・TEWL改善(2,3,4,5)朝晩のスキンケアに組み込み、継続的に使用する
 継続期間28日〜8週間で角層水分・バリア改善(2,3,6)少なくとも1か月以上の継続を推奨
塗布量パール粒大(0.5〜1g)で十分な保湿効果(臨床上の目安)厚塗りより適量を均一に伸ばす
塗布タイミング入浴・洗顔後の早期保湿でTEWL抑制(複数研究・ガイドライン)洗顔・入浴後できるだけ早く塗布
レジメン効果朝晩使用で長期的な肌バリア改善(3,5)「朝:保護」+「夜:再生」の2軸で使う

 

これらの学術論文を総合すると、セラミドクリームの使い方は、「1日2回を目安に、入浴・洗顔後なるべく早く、適量をハンドプレスで継続塗布すること」が適切であると整理できます。

短期的な保湿に加え、4〜8週間の継続で角層のセラミド構造そのものが改善する可能性が示唆されています。

 

<参考論文>

①Spada F, Barnes TM, Greive KA. Skin hydration is significantly increased by a cream formulated to mimic the skin’s own natural moisturizing systems. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2018;11:491–497.

https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6197824/

②Lueangarun S, et al. The 24-hr, 7-day, and 28-day post-moisturizing efficacy of ceramide-containing moisturizer in senile xerosis. J Cosmet Dermatol. 2019;18:1782–1788.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31585489/

③Spada F, Harrison IP, Barnes TM, et al. A daily regimen of a ceramide-dominant moisturizing cream and cleanser restores the skin permeability barrier in adults with moderate eczema. Dermatol Ther. 2021;34(4):e14970.

https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8459234/

④Nugroho WT, Suryadinata RV, Putra A, et al. The efficacy of moisturisers containing ceramide compared with other moisturisers in managing atopic dermatitis: a systematic review and meta-analysis. Dermatol Ther (Heidelb). 2023;13:

https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10162745/

⑤Aich B, et al. Clinical evaluation of a topical ceramide lotion on skin hydration and skin barrier in healthy volunteers with dry skin. Cosmoderma. 2024; 3:… Available

https://cosmoderma.org/clinical-evaluation-of-a-topical-ceramide-lotion-on-skin-hydration-and-skin-barrier-in-healthy-volunteers-with-dry-skin/

⑥Wang Y, et al. Evaluating the effect of moisturizers containing ceramide on skin barrier function and hydration after 28 days of use. J Cosmet Dermatol. 2024;23:…

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2950306X24000359

9.セラミドクリームのよくある質問

Q1.セラミドクリームは朝と夜どちらに使えばいいですか?

基本は朝と夜の2回使うのがおすすめです。朝は紫外線や乾燥から肌を守る「保護ケア」、夜は睡眠中に肌を修復する「再生ケア」として活用できます。朝は薄く、夜は少し厚めに塗ることで1日中うるおいを維持できます。

Q2.化粧水や美容液の前に塗ってもいいですか?

いいえ。セラミドクリームはスキンケアの最後に塗るのが基本です。化粧水や美容液で肌に水分や美容成分を与え、その上からセラミドクリームでフタをすることで、うるおいを閉じ込めバリア機能を高めます。

Q3.どれくらいの量を塗ればいいですか?

顔全体でパール粒大(約0.5〜1g)が目安です。多すぎるとベタつきや化粧崩れの原因になります。乾燥が気になる部分は少量を重ねて“部分保湿”を行いましょう。

Q4.セラミドクリームを塗るときに注意することは?

強くこすったりマッサージしたりせず、手のひらで包み込むようにハンドプレスするのがポイントです。摩擦を防ぎながら体温でなじませることで、角質層までセラミドが浸透しやすくなります。

Q5.他の保湿剤や乳液と併用しても大丈夫?

問題ありません。乳液や美容液と組み合わせる場合は、必ずセラミドクリームを最後に塗布してください。よりしっとり感を高めたいときは、クリームの後にごく薄くワセリンを重ねる“二重フタ保湿”もおすすめです。

Q6.敏感肌でも使えますか?

セラミドはもともと人の肌に存在する成分なので、敏感肌でも使いやすい保湿成分です。初めて使う場合は、まず少量を二の腕や頬で試し、刺激がないことを確認してから顔全体に使用すると安心です。

Q7.TEWLとは?

皮膚科学における TEWL(Transepidermal Water Loss:経表皮水分蒸散量) とは、

皮膚のバリア機能を評価するための重要な指標です。

TEWLは、皮膚の角質層(Stratum corneum)を通じて失われる水分量を数値化したもので、単位は一般にg/m²/h(1平方メートルあたり1時間に蒸散する水分量)で表されます。

 

セラミドは、バリア機能で大切な役割を果たしますが、年齢などで減ってしまうと皮膚から水分が過剰に失われます。

その結果、TEWL値が上昇し、乾燥肌や敏感肌、アトピー性皮膚炎などの発症や悪化に関与します。

10.まとめ|セラミドクリームの正しい使い方で肌のうるおいを守る

セラミドクリームは、肌のうるおいを保つために欠かせない保湿アイテムです。

セラミドは角質層の細胞間に存在し、水分をしっかり抱え込むことでバリア機能を支えています。

そのため、加齢や紫外線、乾燥などで不足したセラミドを補うことは、肌の健やかさを保つ基本といえます。

 

正しい使い方のポイントは、「適量」「順番」「タイミング」「継続」の4つ。

化粧水や美容液の後、スキンケアの最後にパール粒大を手のひらで温めながらやさしく塗布しましょう。

入浴・洗顔後はできるだけ早めに保湿することで、水分の蒸発を防ぎ、うるおいをしっかり閉じ込められます。

 

朝は紫外線や乾燥から肌を守る「保護ケア」、夜はターンオーバーを助ける「再生ケア」として使い分けると効果的です。

研究でも、セラミド配合クリームを1日1〜2回継続使用することで、角質水分量の上昇・TEWLの低下・肌荒れ改善が報告されています。

 

つまり、セラミドクリームの効果は一度きりではなく、毎日の継続によって肌が本来のうるおいバランスを取り戻すことにあります。

 

乾燥や敏感肌で悩む方こそ、今日からセラミドクリームを正しく使い、うるおいとハリに満ちた肌を育てていきましょう。

 

<参照論文>

【1】Lueangarun S, Tragulplaingam P, Sugkraroek S, Tempark T. The 24-hr, 28-day, and 7-day post-moisturizing efficacy of ceramides 1, 3, 6-II containing moisturizing cream compared with hydrophilic cream on skin dryness and barrier disruption in senile xerosis treatment. Dermatol Ther. 2019;32(6):e13090.

PMID: 31585489 DOI: 10.1111/dth.13090

日本語要旨:老人性乾皮症患者を対象にしたランダム化二重盲検試験。セラミド1・3・6-II配合クリームを1日2回、28日間使用した結果、単回塗布で24時間の効果を確認、28日後には角層水分量・TEWL・皮膚pHが有意に改善。使用中止後7日目も効果が持続することを実証。セラミドクリームの使用タイミング(1日2回)と継続使用の重要性を示す臨床データで、記事で解説する適切な使用頻度の科学的根拠となる。

【2】Zettersten EM, Ghadially R, Feingold KR, Crumrine D, Elias PM. Optimal ratios of topical stratum corneum lipids improve barrier recovery in chronologically aged skin. J Am Acad Dermatol. 1997;37(3 Pt 1):403-408.

PMID: 9308554 DOI: 10.1016/s0190-9622(97)70140-3

日本語要旨:高齢者の皮膚バリア回復を検証した研究。セラミド・コレステロール・遊離脂肪酸の比率3:1:1:1(コレステロール優位)が最もバリア回復を促進し、等モル比や脂肪酸優位の処方より優れた効果を示した。セラミド単独ではなく複合処方の有用性を裏付ける基礎研究で、記事で紹介する相性成分(コレステロール・脂肪酸)との最適な組み合わせ比率の科学的根拠を提供する。

【3】Tempark T, et al. Efficacy of ceramides and niacinamide-containing moisturizer versus hydrophilic cream in combination with topical anti-acne treatment in mild to moderate acne vulgaris: A split face, double-blinded, randomized controlled trial. J Cosmet Dermatol. 2024;23(2):644-652.

PMID: 37711145 DOI: 10.1111/jocd.16212

日本語要旨:軽度~中等度のニキビ患者を対象にした顔面分割試験。セラミド+ナイアシンアミド配合保湿剤をニキビ治療薬と併用することで、炎症性・非炎症性皮疹の減少、紅斑・色素沈着の改善、皮膚水分保持の向上を確認。ナイアシンアミドの抗炎症作用とセラミドのバリア修復作用の相乗効果を実証し、記事で推奨するセラミドと相性の良い美容成分(ナイアシンアミド)の併用効果を科学的に裏付ける。

【4】Man MQ, Feingold KR, Thornfeldt CR, Elias PM. Optimization of physiological lipid mixtures for barrier repair. J Invest Dermatol. 1996;106(5):1096-1101.

PMID: 8618046 DOI: 10.1111/1523-1747.ep12340135

日本語要旨:皮膚バリア修復における生理的脂質の最適比率を検証。セラミド:コレステロール:脂肪酸=3:1:1の比率が最も効果的にバリア回復を促進し、単一成分の塗布は回復を遅延させることを動物実験で証明。記事で説明する「なぜセラミド単独ではなく相性成分との併用が重要なのか」という理論的背景を提供する古典的かつ基礎となる文献。

【5】Hon KL, Kung JSC, Ng WGG, Leung TF. Emollient treatment of atopic dermatitis: latest evidence and clinical considerations. Drugs Context. 2018;7:212530.

PMID: 29692852 DOI: 10.7573/dic.212530

日本語要旨:アトピー性皮膚炎における保湿剤使用のエビデンスレビュー。入浴直後(3分以内)の保湿剤塗布がバリア修復に最も効果的であり、1日2回の定期使用が症状改善に有用であることを総括。記事で解説する「いつ塗るのが最適か」という塗布タイミング(洗顔・入浴直後)と使用頻度(1日2回)の科学的根拠を提供する。

【6】Spada F, Harrison IP, Barnes TM, Greive KA. A daily regimen of a ceramide-dominant moisturizing cream and cleanser restores the skin permeability barrier in adults with moderate eczema: A randomized trial. Dermatol Ther. 2021;34(4):e14970.

PMID: 33984185 DOI: 10.1111/dth.14970

日本語要旨:中等度湿疹患者を対象にしたRCT。セラミド優位処方のクリーム+クレンザーの毎日使用によりTEWL低下、角層水分量増加、症状改善を認めた。クレンジング・洗顔後のセラミドクリーム塗布という一連のスキンケアプロトコルの有効性を実証し、記事で紹介する「塗る順番」(洗顔→化粧水→セラミドクリーム)の重要性を裏付ける臨床データ。

【7】Andrew PV, Williams SF, Brown K, Chittock J, Pinnock A, Poyner A, et al. Topical supplementation with physiological lipids rebalances the stratum corneum ceramide profile and strengthens skin barrier function in adults predisposed to atopic dermatitis. Br J Dermatol. 2025;193(4):729-740.

PMID: 40408261 DOI: 10.1093/bjd/ljaf200

日本語要旨:生理的脂質(セラミド・FFA・コレステロール)を配合したMVE乳液を用いた二重盲検試験。セラミド・遊離脂肪酸・コレステロールの3成分併用により、TEWL低下、刺激耐性上昇、特定セラミドの増加、バリア構造改善を明確に示した2025年の最新データ。記事で推奨する相性成分(コレステロール・脂肪酸)との併用によるバリア機能強化の最新エビデンスとなる。

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