旅行や出張では、飛行機の乾燥・ホテル環境の変化・紫外線・睡眠不足などにより肌トラブルが起こりやすくなります。本記事では、旅行中の肌荒れを防ぐスキンケア方法を、機内対策・ホテルでのケア・持ち物・時短美容の観点から分かりやすく解説します。
旅行や出張は楽しい時間である一方で、肌にとっては大きな環境変化が起こるタイミングでもあります。飛行機や新幹線などの移動中は空気が乾燥しやすく、ホテルでは普段と異なる水質や空調環境にさらされるため、肌のバリア機能が乱れやすくなります。その結果、乾燥・くすみ・ニキビ・肌荒れなどのトラブルが起こることも少なくありません。
しかし、旅行前の準備やスキンケアの工夫によって、こうした肌トラブルは十分に防ぐことができます。本記事では、旅行中でも美しい肌を保つためのスキンケア方法を、原因・対策・持ち物・エイジングケアの観点から、皮膚科専門医の監修のもと詳しく解説します。

旅行や出張は日常とは異なる環境に肌がさらされる機会です。飛行機の機内は湿度が10〜20%以下にまで低下することがあり、乾燥による肌バリア機能の低下が起こりやすくなります。また、ホテルの空調・旅行先の紫外線・睡眠不足・食生活の変化など、複数の要因が重なることで肌トラブルが起こりやすくなります。皮膚科医の立場からは、旅行中であっても基本のスキンケア4ステップ(クレンジング・化粧水・美容液・保湿クリーム)を継続することを強くおすすめします。特に保湿ケアは肌バリア機能の維持に不可欠であり、旅行前から肌を整えておくことが大切です。コンパクトなトラベルセットを活用して、旅行中も普段に近いケアを無理なく続けてください。
CONTENTS
旅行中のスキンケアの基本
旅行中は飛行機の乾燥、ホテルの空調、紫外線、生活リズムの変化など、普段とは異なる環境に肌がさらされます。そのため、普段と同じスキンケアができない場合でも、最低限押さえておきたい基本があります。
旅行中のスキンケアでは、次の4つを意識することで肌トラブルを防ぎやすくなります。
1)保湿を最優先
旅行中のスキンケアで最も重要なのが保湿です。飛行機の機内は湿度が10〜20%以下になることもあり、肌の水分が急速に蒸発しやすい環境です。また、ホテルの空調によって室内も乾燥しやすくなります。
乾燥が進むと角層の水分量が低下し、肌のバリア機能が弱まり、肌荒れや小じわの原因になります。洗顔後はできるだけ早く化粧水で水分を補い、美容液や保湿クリームで水分を閉じ込めるケアを行いましょう。
旅行中は忙しくても、少なくとも「化粧水+保湿クリームのケア」だけは欠かさないことが大切です。
2)紫外線対策
旅行では屋外で過ごす時間が増えるため、普段以上に紫外線対策が重要になります。特に海辺や山岳地域、海外のリゾート地では紫外線量が強くなる傾向があります。
紫外線はシミやくすみの原因になるだけでなく、肌のコラーゲンを破壊してシワやたるみを引き起こす「光老化」の原因にもなります。
外出前には日焼け止めをしっかり塗り、汗や皮脂で落ちやすいため2〜3時間おきに塗り直すことが理想です。帽子やサングラスを併用することで、より効果的な紫外線対策ができます。
3)使い慣れた化粧品を使う
旅行中は環境の変化によって肌が敏感になりやすいため、新しい化粧品を試すことは避けた方が安心です。
普段とは異なるスキンケアを急に使うと、肌が刺激を感じて赤みやかゆみなどのトラブルが起こることもあります。特に敏感肌や乾燥肌の方は、旅行中でも普段使い慣れているスキンケア化粧品をそのまま持参することをおすすめします。
いつものスキンケアをコンパクトにして持っていくことで、旅行中でも肌のコンディションを保ちやすくなります。
4)ミニサイズ化粧品を活用する
旅行では荷物をできるだけコンパクトにしたいと考える方も多いでしょう。そのような場合には、ミニサイズ化粧品やパウチタイプのスキンケアを活用すると便利です。
ミニサイズやトラベルセットなら、クレンジング・化粧水・美容液・保湿クリームなどの基本ケアをコンパクトに持ち運ぶことができます。
また、国際線では液体の機内持ち込みに100ml以下の制限があるため、旅行用サイズのスキンケアは機内持ち込みにも適しています。詳しくは、「飛行機に化粧水は持ち込める?100mlルールと旅行のスキンケア」をご覧ください。
旅行日数に合わせてミニサイズやトラベルセットを選ぶことで、荷物を増やさずに普段に近いスキンケアを続けることができます。
旅行中に肌トラブルが起こりやすい理由
1)環境の変化で肌バリアが乱れる
旅行では気温・湿度・空調環境が大きく変化します。普段と違う環境にさらされることで肌のバリア機能が低下し、乾燥や外部刺激を受けやすくなります。研究では、旅行中は紫外線曝露・乾燥環境・気候変化などの影響により皮膚トラブルが生じやすいことが報告されています【1】。
特に海外旅行では、気候帯の違い(高温多湿・乾燥地域など)が肌に大きな影響を与えます。旅行前から保湿ケアで肌のバリア機能を整えておくことが、トラブル予防の第一歩です。
2)移動中の乾燥が肌の水分を奪う
飛行機や新幹線などの移動環境は湿度が著しく低く、肌の水分が急速に蒸発します。研究によると、機内湿度は離陸後2時間以内に10%未満にまで低下し、顔や前腕の角層水分量が有意に減少することが確認されています【2】。これは砂漠の湿度(約20〜25%)をも下回る環境です。
長時間移動では乾燥による小じわ・くすみ・肌荒れが起こりやすくなるため、機内での保湿ケアが重要になります。
機内乾燥の詳しい原因と対策はこちら→ 飛行機の機内は砂漠レベルの乾燥?旅行中の肌を守るスキンケア対策(近日公開予定)
3)睡眠不足や食生活の変化も影響
睡眠の質が低い人では皮膚老化徴候が増え、皮膚バリア機能の回復も遅くなる傾向があることが報告されています【3】。
旅行中は移動や時差、観光などで睡眠不足になりやすく、生活リズムが乱れがちです。睡眠は肌の修復やターンオーバーに重要な役割を果たしており、睡眠不足が続くと肌の回復力が低下する可能性があります。また、睡眠不足は皮膚バリアの回復を遅らせる可能性があり、肌の防御機能にも影響を与えることが報告されています【4】。
つまり、睡眠不足はターンオーバーを乱し、ニキビ・くすみ・乾燥につながります。加えて、外食による脂質・糖質の過剰摂取も腸内環境を乱し、肌荒れの一因となります。
旅行中の肌荒れの原因については、「旅行中に肌荒れする原因とは?乾燥・紫外線・生活リズムの変化」を参考にしてください。
旅行前・旅行中・旅行後のスキンケア
旅行中の肌トラブルを防ぐためには、旅行当日だけでなく「旅行前・旅行中・旅行後」の3つのタイミングでスキンケアを意識することが大切です。環境変化による乾燥や紫外線ダメージを最小限に抑えることで、旅行後の肌コンディションを保ちやすくなります。
1)旅行前は「保湿ケア」で肌バリアを整える
旅行前は、普段よりも丁寧な保湿ケアで肌のバリア機能を整えておきましょう。角層の水分量が十分に保たれている肌は外部刺激に強く、乾燥や紫外線の影響を受けにくくなります。化粧水で水分を補い、美容液や保湿クリームでしっかりと保湿することが重要です。また、睡眠を十分にとり、肌のターンオーバーを整えておくことも肌トラブル予防につながります。
2)旅行中は「乾燥と紫外線」対策を意識する
旅行中は移動環境や宿泊環境によって乾燥が進みやすくなります。飛行機の機内では湿度が10〜20%以下まで低下することもあり、肌の水分が蒸発しやすくなります。そのため、化粧水や保湿ミスト、美容液、保湿クリームなどを活用し、こまめに保湿ケアを行うことが大切です。また、観光中は紫外線対策として日焼け止めを塗布し、必要に応じて塗り直すことも重要になります。
3)旅行後は「リカバリーケア」を行う
旅行後の肌は乾燥や紫外線の影響でダメージを受けていることがあります。帰宅後は丁寧にクレンジングと洗顔を行い、化粧水・美容液・クリームによる保湿ケアで肌を整えましょう。シートマスクや高保湿クリームを使った集中ケアも効果的です。旅行後は肌が敏感になっていることもあるため、刺激の少ないスキンケアを使いながら、日常のスキンケア習慣に戻していくことが大切です。
飛行機・新幹線など移動中のスキンケア
1)機内は砂漠レベルの乾燥環境
飛行機の機内湿度は10〜20%以下まで低下し、一般的な砂漠の湿度をも下回る極乾燥環境です。この低湿度環境に長時間さらされると、肌の角層水分量が著しく低下し、乾燥・バリア機能の低下・肌荒れへとつながります。特に長距離国際線では、渡航地によっては搭乗時間が10時間を超えることもあり、対策なしでは肌への影響が大きくなります。
2)移動中は「保湿ケア」が最重要
機内では化粧水や保湿ミストをこまめに使い、美容液・クリームで水分に蓋をする保湿ケアを行うことが乾燥トラブル予防の基本です。搭乗前にもしっかり保湿ケアを行い、肌に十分な水分を補っておくと効果的です。
国際線では液体の機内持ち込みに100ml以下の制限があるため、ミニサイズやパウチタイプのスキンケアを活用すると便利です。また、機内での水分補給も忘れずに行いましょう。
3)長時間移動では紫外線対策も必要
飛行機は高度約9,000〜12,000mの高高度を飛行するため、地上よりも紫外線量が増加します。航空機の窓ガラスはUVBの多くを遮断しますが、UVAの一部は透過する可能性があります。
航空機乗務員を対象とした研究では、パイロットや客室乗務員は一般人口の約2倍のメラノーマ発症率が報告されており、高高度環境での紫外線曝露が関与している可能性が指摘されています【5】。
そのため、長時間のフライトでは日焼け止めを使用するなど紫外線対策を行うことも大切です。
機内乾燥・スキンケア対策の詳細は、「飛行機の機内は砂漠レベルの乾燥?旅行中の肌を守るスキンケア対策」をご覧ください。
ホテル滞在中のスキンケアのポイント
1)空調による乾燥に注意
ホテルではエアコンや暖房によって室内湿度が低下しやすく、就寝中も肌が乾燥環境にさらされます。研究によると、低湿度環境では角層水分量の低下・皮膚の粗さ増加・弾力低下などが起こりやすいことが報告されています【6】。洗顔後すぐに化粧水を使い、美容液・クリームで仕上げる基本ケアを丁寧に行いましょう。
ホテルでは空調の影響で室内の湿度が低下することがあります。特にエアコンを長時間使用すると空気が乾燥しやすく、肌の水分が蒸発しやすくなります。
2)水質の違いで肌が敏感になることも
水の硬度は皮膚バリア機能に影響し、乾燥や刺激感と関連する可能性が報告されています【7】。
国内でも地域によって水質が異なり、海外では硬水が多く使われています。硬水に含まれるカルシウム・マグネシウムは石けん成分と反応して洗浄力を低下させたり、肌に刺激を与えることがあります。旅行先での洗顔後に肌のつっぱりを感じた場合は、保湿ケアをより丁寧に行うことが大切です。
3)夜のスキンケアは丁寧に行う
旅行中は観光や移動で疲れてスキンケアが手薄になりがちですが、夜のスキンケアは肌のターンオーバーの観点でも大切です。就寝前のクレンジング・洗顔・化粧水・美容液・クリームの基本4ステップは欠かさないようにしましょう。特にクレンジングは日中に蓄積したメイク・皮脂・紫外線ダメージを洗い流す重要なステップです。疲れた夜でも省略せず継続することが、翌日の肌コンディションを左右します。
旅行時に持っていきたいスキンケアアイテム
1)クレンジング料・洗顔料
ホテルのアメニティだけではメイクや皮脂汚れを十分に落とせない場合があります。普段使いのクレンジングと洗顔料をミニサイズや詰め替えで持参することをおすすめします。旅行中は紫外線や皮脂の影響を受けやすいため、肌を清潔に保つことがすべてのケアの基本になります。
2)湿力の高い化粧水・美容液・クリーム
旅行中の乾燥環境には、ヒアルロン酸・セラミド・グリセリンなどの保湿成分が配合された化粧水が有効です。美容液で肌のコンディションを整え、保湿クリームで水分に蓋をする3ステップを組み合わせることで、乾燥による小じわ・くすみ・肌荒れを防ぎやすくなります。
3)ミニサイズ・トラベルキットの活用
持ち運びやすいミニサイズやパウチタイプのスキンケアなら、国際線の液体持ち込みルール(100ml以下)にも対応でき、旅行中も普段に近いケアが続けられます。クレンジング・化粧水・美容液・クリームがセットになったトラベルキットは準備の手間も省けて便利です。
4)日焼け止め
旅行では屋外で過ごす時間が増えるため、SPF・PA値の高い日焼け止めが必須です。海辺・山岳地帯・海外(赤道付近)では紫外線が特に強くなります。2〜3時間おきに塗り直す習慣をつけ、日焼け後はアフターケアとして保湿を丁寧に行いましょう。
旅行スキンケアの持ち物リストは「旅行のスキンケア持ち物リスト|ミニサイズ化粧品と持ち運び美容術」、ミニサイズ・詰め替えの選び方は、 「旅行用ミニスキンケアの選び方|化粧水は詰め替え?ミニボトル?持ち運び美容術」を参考にしてください。
旅行中でも美肌を保つスキンケアのコツ
1)普段のスキンケアをできるだけ維持する
旅行中に新しい化粧品を試すことは避け、使い慣れたスキンケアを持参する方が肌トラブルを防ぎやすくなります。普段と異なる化粧品を急に使うと、肌が敏感に反応してしまう場合があります。特に敏感肌・乾燥肌の方は旅行前から使っているスキンケアをそのままコンパクトにして持参しましょう。
2)シンプルでも保湿を重視する
旅行中は観光や移動で忙しく、スキンケアに時間が取れないこともあります。そのような場合でも、クレンジング・化粧水・美容液または保湿クリームの最低3~4ステップは欠かさないようにしましょう。特に洗顔後すぐに化粧水を使って水分を補い、クリームで蓋をする保湿ケアは、旅行中の肌を守るうえで最も重要なルーティンです。
3)エイジングケアも意識した保湿
旅行中の乾燥・紫外線・睡眠不足は肌の老化を加速させる要因となります。乾燥は小じわ・くすみ・たるみの原因になるため、保湿ケアとともにエイジングケアを意識したスキンケアを継続することが大切です。旅行中も美容液やエイジングケア成分が配合されたクリームを使用することで、旅行後の肌ダメージを最小限に抑えることができます。

エイジングケアの観点から見ると、旅行中は肌の老化を加速させる要因が集中するタイミングといえます。機内乾燥・紫外線・睡眠不足・ストレスが重なることで、肌のバリア機能は著しく低下し、コラーゲンやヒアルロン酸の減少を招く酸化ストレスも増加しやすくなります。
特に注目したいのが紫外線によるダメージです。UV-Aは真皮に届いてコラーゲンを変性させるため、旅行後に「なんとなく肌がくすんだ」「小じわが増えた気がする」と感じる方は、旅行中の紫外線ダメージが影響している可能性があります。
私自身海外へ出張の際は、特に紫外線対策を意識しています。
旅行前・旅行中・旅行後の3段階でスキンケアを意識することが、エイジングケアの観点からも非常に重要です。
旅行中のスキンケアにおすすめ「ナールストラベルセット」
1)クレンジング・化粧水・美容液・クリームの4点セット
ナールストラベルセットは、クレンジング・化粧水・美容液・保湿クリームの4点がパウチタイプでセットになった旅行用スキンケアです。旅行中に起こりやすい乾燥・バリア機能の低下に対して、基本のスキンケア4ステップを継続できる環境を簡単に整えることができます。メイクや汚れを落とすクレンジングから、肌にうるおいを与える化粧水、肌を整える美容液、うるおいを守るクリームまで揃っており、旅行先でも普段のケアに近いスキンケアを続けやすいのが特徴です。
2)パウチタイプで機内持ち込みにも対応・コンパクト
ナールストラベルセットはパウチタイプのため国際線の液体持ち込みルール(100ml以下)に対応しています。軽量でかさばらず、ポーチにそのまま入れて機内に持ち込むことができます。使い切りタイプなので帰りの荷物も増えません。1週間程度の旅行でも3〜4セット持参すればほとんどかさばらず、長期旅行・海外出張にも対応できます。
3)エイジングケアにも対応した旅行用スキンケア
旅行中は乾燥・紫外線・睡眠不足など肌の老化を加速させる要因が重なりやすい環境です。ナールストラベルセットは保湿ケアとともにエイジングケアを意識した処方になっており、旅行先でも普段と同レベルのスキンケアを続けることで、肌トラブルの予防と美肌の維持をサポートします。
4)フェイスマスクもプラスαで使おう
旅行中や旅行後の肌は、乾燥や紫外線の影響で水分量が低下しやすくなっています。そのため、通常のスキンケアに加えてフェイスマスク(シートマスク)を取り入れることで、効率的にうるおいを補給することができます。特に飛行機移動後やホテル滞在中、帰宅当日などは肌がダメージを受けやすいタイミングです。化粧水の後にフェイスマスクを使用し、その後クリームでしっかり保湿することで、肌の水分保持力を高めることができます。ただし長時間の使用は逆に乾燥を招く場合があるため、使用時間は製品の指示に従うことが大切です。おすすめは、ナールスゲンや馬純国産ヒト幹細胞培養液エキス、プラセンタエキス配合の「ナールスリジェパーフェクトマスク」です。
詳しくは、「旅行にフェイスマスク(シートマスク)は必要?機内乾燥・ホテル乾燥におすすめの集中保湿ケア」をご覧ください。
*ナールスゲン配合バイオセルロース製フェイスマスク「ナールス リジェ パーフェクトマスク」

ナールスコムの店長として、お客様から「旅行のスキンケアはどうすればいい?」という相談を数多くいただいてきました。特に多いのが、「荷物を増やしたくないけれど肌も守りたい」というジレンマを抱えている方々です。
私自身が旅行の際に実践してよかったと感じるのは、旅行前から普段よりも丁寧な保湿ケアで肌を整えておくこと、そして旅行中はナールストラベルセットをそのままポーチに入れて持参することです。パウチタイプなので国際線の液体ルールにも対応し、クレンジング・化粧水・美容液・クリームの4ステップが一つにまとまっているため、ホテルでのケアがとてもスムーズになります。
お客様からも「旅行後に肌荒れしなくなった」「旅行中でも肌の調子が良かった」「コンパクトで荷物が全然増えなかった」という声を多くいただいています。旅行を思い切り楽しみながら、帰ってからも美肌を保てるように、ぜひ旅行前の準備に取り入れてみてください。
<参考記事>
GW旅行のスキンケア準備。紫外線と乾燥に負けない「旅美肌」のつくり方
【年末年始】帰省も旅行も“すっぴんに自信”。エイジングケア旅支度
旅行後のスキンケアも大切
旅行後の肌は、見た目以上にダメージが蓄積している状態です。紫外線によるメラニンの生成、機内やホテルでの乾燥、睡眠不足や食生活の乱れなどが重なり、肌のバリア機能が低下しやすくなっています。そのまま放置すると、くすみ・乾燥・小じわ・肌荒れといったトラブルにつながる可能性があります。
帰宅後はまず、クレンジングと洗顔で汚れや酸化した皮脂を丁寧に落とし、肌をリセットすることが重要です。その後、化粧水でしっかり水分を補い、美容液で肌のコンディションを整え、クリームでうるおいを閉じ込めましょう。特にセラミドやヒアルロン酸など保湿成分を意識したケアがおすすめです。
さらに、フェイスマスクなどの集中保湿ケアを取り入れることで、短期間で肌状態を整えやすくなります。また、旅行後は肌が敏感になっていることもあるため、新しい化粧品の使用は避け、使い慣れた低刺激のスキンケアで回復を促すことが大切です。旅行後のリカバリーケアを丁寧に行うことで、肌トラブルを防ぎ、美しい状態を維持しやすくなります。
詳しくは、「旅行後のスキンケア|乾燥・紫外線・疲れで荒れた肌のリカバリー方法」をご覧ください。
旅行中のスキンケアに関するよくある質問
Q1.旅行中はスキンケアを簡略化してもよいですか?
旅行中は環境変化によって肌トラブルが起こりやすいため、スキンケアを省略しすぎることはおすすめできません。忙しい旅行中でも、クレンジング・化粧水・美容液または保湿クリームの最低3~4ステップは続けるようにしましょう。ミニサイズやパウチタイプのトラベルセットを活用すれば、短時間でも効率よくケアができます。
Q2.飛行機に化粧水は持ち込めますか?
化粧水は飛行機に持ち込むことができます。国際線では液体物は100ml以下の容器に入れ、1Lの透明なジッパー付き袋に収める必要があります(1人1袋まで)。ミニサイズやパウチタイプのスキンケアはこのルールに対応しています。詰め替えボトルを使う場合も100ml以下の容器を選びましょう。
Q3.ホテルのアメニティだけでは不十分ですか?
ホテルのアメニティはクレンジングや化粧水が簡易的なものに限られることも多く、保湿力が不十分と感じる方もいます。また、普段と異なる化粧品を急に使うことで肌が反応してしまう場合もあります。特に乾燥しやすい環境では自分の肌に合ったスキンケアを持参することをおすすめします。
Q4.旅行後に肌荒れしたときのリカバリー方法は?
旅行後は乾燥・紫外線・睡眠不足などのダメージが蓄積しています。帰宅後はまず丁寧に洗顔し、化粧水・美容液・クリームでしっかり保湿ケアを行いましょう。フェイスマスク(シートマスク)や濃密クリームを使った集中保湿ケアも効果的です。旅行後は肌が敏感になっていることも多いため、刺激の少ないスキンケアを使い、早めに日常のルーティンに戻すことが大切です。
Q5.旅行中のエイジングケアはどうすればよいですか?
旅行中は乾燥・紫外線・睡眠不足など肌の老化を加速させる要因が重なりやすい環境です。保湿ケアを徹底しながら、ナイアシンアミドやビタミンC誘導体、ナールスゲンなどのエイジングケア成分が配合された美容液やクリームを旅行中も継続することが重要です。また、日焼け止めをしっかり塗布して紫外線ダメージを最小限に抑えることも、エイジングケアの観点から非常に大切です。
Q6.旅行中のスキンケアをコンパクトにまとめるコツは?
旅行日数に合わせてミニサイズ・詰め替えボトル・パウチタイプのスキンケアを使い分けることがポイントです。1〜2泊ならパウチタイプのトラベルセットが最も手軽で便利です。長期旅行では普段のスキンケアを詰め替えボトルに移すか、パウチタイプのセットを複数持参する方法が効率的です。
Q7.旅行用スキンケアは何を持っていけばいい?
基本は次の4つです
- クレンジング
- 化粧水
- 美容液
- 保湿クリーム
この4つをミニサイズやトラベルセットで持参すると旅行中でも普段に近いスキンケアを続けることができます。
Q8.旅行中にやってはいけないスキンケアは?
旅行中は環境の変化によって肌が敏感になりやすいため、普段と大きく異なるスキンケアを試すことは避けた方が安心です。特に新しい化粧品を急に使うこと、洗顔後に保湿をせず放置すること、日焼け止めを塗らないまま長時間屋外にいることは肌トラブルの原因になります。旅行中はシンプルでもよいので、普段使い慣れた化粧品で「保湿・紫外線対策」を続けることが大切です。
Q9.旅行中に肌荒れしないためのコツは?
旅行中は乾燥・紫外線・睡眠不足などの影響で肌トラブルが起こりやすくなります。ミニサイズのスキンケアを持参し、クレンジング・化粧水・美容液・保湿クリームの基本ケアを継続することが大切です。また、日焼け止めをこまめに塗り直し、水分補給や十分な睡眠を心がけることで肌コンディションを保ちやすくなります。詳しくは、「旅行中の肌荒れ対策|乾燥・紫外線・睡眠不足から肌を守る方法」をご覧ください。
Q10.飛行機の機内でスキンケアしても大丈夫?
飛行機の機内でスキンケアを行うことは問題ありません。むしろ機内は湿度が10〜20%程度と非常に乾燥しているため、保湿ケアを行うことが肌トラブル予防につながります。化粧水ミストや保湿美容液、クリームなどで肌にうるおいを補うと乾燥対策になります。ただし周囲への配慮として、ミストを大量に噴霧することは避け、軽くなじませる程度に使用すると安心です。国際線では液体の機内持ち込みに100ml以下の制限があるため、ミニサイズやパウチタイプのスキンケアを準備しておくと便利です。
まとめ
旅行中の肌トラブルは、機内乾燥・ホテル空調・紫外線・睡眠不足・食生活の変化など、複数の要因が重なることで起こりやすくなります。これらの原因を事前に理解したうえで、旅行前・旅行中・旅行後の3段階でスキンケアを意識することが、美肌を保つための最善策です。
旅行前には保湿ケアで肌のバリア機能を整え、旅行中は基本の4ステップ(クレンジング・化粧水・美容液・保湿クリーム)を継続し、紫外線対策・水分補給・十分な睡眠を心がけましょう。旅行後はリカバリーケアとして集中保湿を行い、日常のスキンケアに早めに戻すことが大切です。
ミニサイズやパウチタイプのトラベルセットを活用することで、荷物を増やさずに旅行中も普段に近いスキンケアを無理なく続けることができます。旅行前のしっかりした準備で、旅行中も旅行後も美しい肌を保ちましょう。
参照論文
本記事の科学的根拠として、以下の査読済み論文を参照しています。
【1】Wilder-Smith A, Schwartz E, Connor BA. Approach to dermatologic conditions in travelers. J Travel Med. 2024.
PMID: 39485933 DOI: 10.1093/jtm/taae142
日本語要旨:旅行者にみられる皮膚トラブルについて整理したレビュー。旅行中は紫外線曝露、乾燥環境、気候変化などの影響により皮膚トラブルが生じやすいことが指摘されている。適切なスキンケアや紫外線対策が旅行者の皮膚トラブル予防に重要であるとされる。
【2】Guéhenneux S, Gardinier S, Morizot F, Le Fur I, Tschachler E. Skin surface hydration decreases rapidly during long distance flights. Skin Res Technol. 2012;18(2):238-240.
PMID: 22092950 DOI: 10.1111/j.1600-0846.2011.00560.x
日本語要旨:長距離フライト中の皮膚水分量の変化を測定した研究。離陸後2時間以内に機内湿度は10%未満まで低下し、顔や前腕の角層水分量が有意に減少することが確認された。航空機内の低湿度環境は皮膚乾燥を引き起こす可能性があり、長時間のフライトでは保湿ケアが重要であると示唆された。
【3】Oyetakin-White P, Suggs A, Koo B, Matsui MS, Yarosh D, Cooper KD, Baron ED.Does poor sleep quality affect skin ageing?Clin Exp Dermatol. 2015;40(1):17-22.
PMID: 25266053 DOI: 10.1111/ced.12455
日本語要旨:慢性的な睡眠の質の低下が肌に与える影響を検討した研究。睡眠の質が低い群では、肌の老化徴候が強く、皮膚バリア機能の低下や見た目に対する満足度の低下がみられた。睡眠不足や睡眠の質の低下は、肌の回復力やバリア機能に悪影響を及ぼしうることが示唆された。
【4】Smith TJ, Wilson MA, Karl JP, Orr JS, Smith CD, Cooper AD, Heaton KJ, Young AJ, Montain SJ.Impact of sleep restriction on local immune response and skin barrier restoration with and without supplemental nutrition in healthy men.J Appl Physiol (1985). 2018;124(3):641-651.
PMID: 28912361 DOI: 10.1152/japplphysiol.00821.2016
日本語要旨:健康な成人男性を対象に、睡眠制限が皮膚バリア回復や局所免疫反応に与える影響を評価した研究。睡眠制限群では皮膚バリアの回復が遅れ、創傷治癒や免疫応答にも不利な変化がみられた。比較的軽度の睡眠不足でも、肌の回復力やバリア機能に悪影響を及ぼす可能性があることが示された。
【5】Sanlorenzo M, Wehner MR, Linos E, et al.The risk of melanoma in airline pilots and cabin crew: a meta-analysis.JAMA Dermatol. 2015;151(1):51-58.
PMID: 25188252 DOI: 10.1001/jamadermatol.2014.1077
日本語要旨:航空機乗務員における皮膚がん発生率を検討したメタ解析。高高度飛行ではUV-A曝露が増加する可能性が指摘されており、航空機内でも紫外線への注意が必要とされている。航空機環境における紫外線曝露リスクを示唆する研究として引用されることが多い。
【6】Goad N, Gawkrodger DJ. Ambient humidity and the skin: the impact of air humidity in healthy and diseased states. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2016;30(8):1285-1294.
PMID: 27306376 DOI: 10.1111/jdv.13707
日本語要旨:空気湿度と皮膚状態の関係をまとめたレビュー。低湿度環境では角層水分量の低下、皮膚の粗さ増加、弾力低下などが起こりやすいことが報告されている。乾燥環境では皮膚バリア機能が影響を受けやすく、適切な保湿ケアが皮膚コンディション維持に重要であるとされる。
【7】Jabbar-Lopez ZK, Craven J, Logan K, et al.The effect of water hardness on atopic eczema, skin barrier function: A systematic review, meta-analysis, and GRADE assessment.Clin Exp Allergy. 2021;51(1):38-50.
PMID: 33259122 DOI: 10.1111/cea.13797
日本語要旨:水の硬度がアトピー性皮膚炎や皮膚バリア機能に与える影響を検討した系統的レビュー。硬水環境は既存の皮膚バリア障害を悪化させる可能性があり、皮膚刺激や乾燥との関連が示唆された。旅行先で水質が変わることが、肌のつっぱり感や刺激感につながる可能性を補強する文献として使いやすい。
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