美容液と美容オイルの違いは?エイジングケアにおすすめはどっち?

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「エイジングケア」とは、年齢に応じた化粧品による肌のお手入れを指します。
「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
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スキンケアやエイジングケアで人気の美容液と美容オイル。上手に使い分ければ美肌づくりに効果的です。

しかし、その役割や効果の違いについてよくわからないということはないでしょうか?

そこで、美容液と美容オイルの役割や効果、配合成分、使い方の違いについて詳しく解説します。

また、どちらがエイジングケアに向いているのかを検証します。美肌のために、美容液と美容オイルを上手に使い分けましょう。

 


この記事の監修

ナールスコム

ナールスコム店長

村上清美

 

1.美容液と美容オイルの特徴や種類を知ろう

1)美容液とは?種類は?

①美容液の配合成分

美容液の配合成分のイメージ

美容液とは基礎化粧品の中で、スキンケア、エイジングケアの目的を果たすために、保湿成分、エイジングケア化粧品成分、美白成分などの水性と油性の2種の成分を、目的に合わせて凝縮して配合したスキンケア化粧品です。

美容液は、メーカーや種類によって、ゲル状のものや液状のもの、乳液タイプまでさまざまあります。また、美容液は化粧水などと比べると、値段もいくらかお高めとなっています。

しかしながら、美容液の配合成分の特徴は、水性と油性の美容成分が配合されていることです。

②美容液の種類

美容液は、その目的などによっていくつかの種類に分かれます。

一般に美容液といえば、保湿美容液です。また、エイジングケアができるタイプのものや医薬部外品のシワ改善美容液や美白美容液などもあります。

一方、その使い方からブースター美容液やセラム、エッセンスといった分け方もあります。

美容成分は種類がたくさんあるため、それらを組み合わせて配合することでさまざまな美容液をつくることが可能です。

 

<参考記事>

美容液の種類と役割!保湿とエイジングケア、美白のために

2)美容オイルとは?種類は?

①美容オイルとは

美容オイル

美容オイルとは、動物や植物から抽出したオイルで、肌に使えるように精製したものです。

植物由来のオイルが多く、単一のオイルや複数のオイルをブレンドしたものなど、さまざまな種類があります。

特徴は、テクスチャーは油っぽく、皮脂に似た役割を果たします。そのため、肌から水分が蒸散するのを防いだり、肌を柔らかくする効果が期待できます。

②美容オイルの種類

植物性のオイルには、ホホバオイル、オリーブオイル、ココナッツオイル、アルガンオイル、椿オイルなど、さまざまなものがあります。

また、動物性のオイルは、馬油やスクワランオイルなどがあります。

たとえば、ホホバオイルは、主成分のワックスエステルが皮脂の代わりとなり、保湿効果を発揮します。

アルガンオイルは、オレイン酸とビタミンE(トコフェロール)が抗酸化成分としてエイジングケアをサポートします。

馬油は、動物性オイルよりも飽和脂肪酸が少なく、不和脂肪酸が多いという、人の皮脂膜にとても近い成分です。肌馴染みがよく、抗菌作用が高いことから、昔は塗り薬として重宝されていました。

このように、美容オイルは皮脂の成分と同じものが含まれていますが、種類によって含まれる成分が異なり、それぞれ特徴があります。

 

<参考記事>

美容オイルの効果・種類!アンチエイジングやエイジングケアできる?

3)美容液と美容オイルの違いを整理

美容液美容オイル
成分構成水分と油分がバランス良く配合油分
はたらき保湿のほか、さまざまな肌悩みに幅広くアプローチ

水分を保持する

油膜形成による保湿

肌の保護

肌を柔らかくする

使い方・おすすめのケースさまざまな肌悩み

乾燥肌

しわ(シワ改善美容液)

美白(美白美容液)

エイジングケア

主に乾燥肌対策

秋や冬の特に乾燥が気になる

皮脂が不足している

肌がゴワゴワしている


2.美容液と美容オイルの効果の違い!エイジングケアにおすすめは?

美容液と美容オイルの効果の違いを説明する女性

1)美容液の効果

美容液の基本的な効果は、ほかのスキンケアアイテムと同じく保湿です。さまざまな成分を肌悩みにあわせて配合することで効果を発揮します。

美容液の効果配合される成分
保湿セラミド、プロテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲン、グリセリン、BG、アミノ酸など
エイジングケアナールスゲン、ネオダーミル、ヒト幹細胞培養液エキス、ビタミンC誘導体、ペプチド、フラーレン、アスタキサンチン、コエンザイムQ10、金コロイドなど
美白

(医薬部外品)

ビタミンC誘導体、アルブチン、プラセンタエキス、カモミラET、トラネキサム酸など
シワ改善

(医薬部外品)

レチノール、ナイアシンアミド、ニールワン、VEP-M(安定化ビタミンE誘導体dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウムM)、ライスパワーNo.11+

 

2)美容オイルの効果

美容液の効果は、主に肌の角質から水分が蒸散するのを防ぐことで保湿する効果と、肌に馴染んで柔軟性を与えるエモリエント効果の2つです。

また、美容オイルの種類によっては、酸化を防ぐはたらきや炎症を防ぐはたらきがあります。

美容オイルには、角質層の中で水分を保持するはたらきがないため、保湿のはたらきの一部しかカバーできません。

3)エイジングケアにおすすめはどっち?

エイジングケアにおすすめなのは美容液か美容オイルどちらか考える女性

結論としては、美容液も美容オイルも上手に使えばエイジングケアにおすすめです。

しかし、美容液のほうが種類が多く、かつカバーできる肌悩みが多いため、どちらか1つを選ぶなら美容液がおすすめです。

 

<保湿のプロセスにおける美容液と美容オイルの効果の違い>

水分を与える水分を保持する水分の蒸散を防ぐ
美容液   〇    ◎   〇
美容オイル   ×    ×   ◎

 

<美容液と美容オイルのおすすめの違い>

種類おすすめの場合
美容液肌内部の水分が不足している乾燥肌やインナードライ肌

肌のハリが欲しい

シミやそばかすの予防

くすみが気になる

小じわが気になる

しわの予防

美容オイル肌表面がかさかさした乾燥肌

肌のツヤが欲しい

角質がごわごわしている

 

<参考記事>

おすすめのエイジングケア美容液20選!選び方のポイントも徹底解説!


3.美容液と美容オイルを使う順番

1)美容液と美容オイルを使う順番

基礎化粧品をつける順番

基礎化粧品をつける順番は、水溶性成分の配合比率が高いものからになります。だから、原則として、化粧水、美容液、乳液、保湿クリーム、美容オイルの順につけます。

すべてを使う必要はありませんが、先に美容液で後に美容オイルです。

最近では、ブースターオイルやブースター美容液など、洗顔後に化粧水の前に使うアイテムが登場しています。

しかし、先に油分を肌に塗った後、時間をおかずに化粧水などの水分が多いアイテムを使うと、水分が弾かれてしまうことが多いです。

基本的には、美容液→美容オイルの順がおすすめです。

 

<参考記事>

美容液の効果的な使い方と順番があった!美肌への近道を公開

化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違いとつける順番は?

2)美容液と美容オイルは一緒に使える?

美容液と美容オイルは一緒に使うことができます。ただし、混ぜて使うのではなく、美容液の後に美容オイルを使いましょう。

秋や冬で特に乾燥が気になる時におすすめです。

また、比較的軽いテクスチャーの美容液は油分の配合比率が少ないため、そんな美容液を使う場合には、美容オイルと一緒に使うと保湿効果が高まります。


4.美容液と美容オイルに関するよくある質問

美容液と美容オイルに関するよくある質問

Q1.美容オイルのデメリットは?

美容オイルのデメリットは、その成分から肌のベタつきやテカリが出やすくなることです。また、オイルの種類によっては、過剰に使うと肌トラブルの原因になることもあります。

Q2.美容液とオイルを使う際の正しい順番は?

スキンケアアイテムは、通常洗顔後に化粧水、美容液、乳液、クリーム、美容オイルの順です。

オイルの種類によっては、化粧水の前に使うブースターオイルもありますが、油分の多いアイテムを先に使うと、後の化粧水が油になじまないリスクがあります。

Q3.美容液と美容オイルの保管で気を付けることは?

美容液も美容オイルも、使用後はキャップやフタをしっかりと閉め、清潔な状態に保つことが大切です。また、高温多湿や直射日光を避けて保管することも大切です。

ただ、その成分構成からは、美容オイルは美容液に比べて、劣化や酸化のリスクが高いのでより注意が必要です。また、美容オイルは製品によっても異なりますが、開封後は3カ月を目安に早めに使い切りましょう。

Q4.美容オイルはインナードライ肌でも使って良いですか?

インナードライ肌とは、皮脂分泌は過剰でも角質層の水分が少ない肌状態で、バリア機能の低下によってお肌の内側が乾燥しています。

美容オイルは、角質層へ水分を補給したり、水分を保持する保水力があるわけではありません。そのため、美容オイルだけではインナードライ肌を改善することはできません。バリア機能の正常化には、水溶性の保湿成分やセラミドなどの水分を保持する保湿成分を配合した美容液がおすすめです。

 

<参考記事>

インナードライ肌は美容オイルを使えば改善できるの?

Q5.美容オイルと美容液は混ぜて使っても良いですか?

美容オイルと美容液は混ぜて使ってはいけません。基本的にそれぞれのアイテムは単体で完成しています。そのため、混ぜて使わないようにしましょう。


5.まとめ

美容液と美容オイルの違いについて、さまざまな角度から整理しました。どちらもスキンケアやエイジングケアで役立つアイテムですが、配合成分や効果、使用する目的、使い方に違いがあることがわかったのではないでしょうか?

最近では、美容液も美容オイルもいろいろなタイプのものが登場してきたため、効果や使い方が多様になってきました。

しかし、配合されている成分の特徴を科学的に理解すれば、正しく使い分けることが可能です。

美容液と美容オイルの違いを理解して、正しいスキンケアやエイジングケアで美肌を目指しましょう。

 

<参照論文>

【1】Draelos ZD, Diaz I, Namkoong J, Wu J, Boyd T. Efficacy Evaluation of a Topical Hyaluronic Acid Serum in Facial Photoaging. Dermatol Ther (Heidelb). 2021;11(4):1385-1394.
PMID: 34176098 PMCID: PMC8322246 DOI: 10.1007/s13555-021-00566-0
日本語要旨:ヒアルロン酸配合美容液が光老化した顔面皮膚に与える効果を評価した臨床試験。美容液は生物学的保湿剤として機能し、塗布直後に皮膚水分量を134%増加させ、6週間後も55%の持続的増加を示した。滑らかさ(64%)、ふっくら感(60%)、保湿(63%)、小ジワ(31%)、シワ(14%)の全項目で有意な改善が認められ、美容液タイプのエイジングケア製品の優位性を実証している。
【2】Kong R, Cui Y, Fisher GJ, Wang X, Chen Y, Schneider LM, Majmudar G. A comparative study of the effects of retinol and retinoic acid on histological, molecular, and clinical properties of human skin. J Cosmet Dermatol. 2016;15(1):49-57.
PMID: 26578346 DOI: 10.1111/jocd.12193
日本語要旨:レチノール(ビタミンA)とレチノイン酸の皮膚への効果を比較した研究。レチノール美容液は、表皮厚の増加、I型・III型コラーゲン遺伝子発現の上方制御、プロコラーゲンタンパク質発現増加を示し、12週間の塗布で顔面シワが有意に減少した。レチノール美容液は、レチノイン酸と同様のアンチエイジング効果を示しながら刺激が少なく、エイジングケアに適した美容液成分であることが証明された。
【3】Lin TK, Zhong L, Santiago JL. Anti-Inflammatory and Skin Barrier Repair Effects of Topical Application of Some Plant Oils. Int J Mol Sci. 2017;19(1):70.
PMID: 29280987 PMCID: PMC5796020 DOI: 10.3390/ijms19010070
日本語要旨:植物由来の美容オイル(オリーブ、ココナッツ、アルガン、ホホバオイルなど)の皮膚への局所塗布効果を包括的にレビュー。美容オイルは抗炎症・抗酸化作用、創傷治癒促進、皮膚バリア機能修復効果を示す。脂肪酸組成が美容オイルの効果を決定する重要因子であり、美容液とは異なる作用機序でエイジングケアに貢献することが明らかにされた。
【4】Bissett DL, Oblong JE, Berge CA. Niacinamide: A B vitamin that improves aging facial skin appearance. Dermatol Surg. 2005;31(7 Pt 2):860-865.
PMID: 16029679 DOI: 10.1111/j.1524-4725.2005.31732
日本語要旨:ナイアシンアミド(ビタミンB3)5%配合美容液の顔面光老化への効果を評価した12週間の無作為化二重盲検試験。美容液の塗布により、小ジワ・シワ、色素沈着斑、赤み、黄ばみが有意に改善し、皮膚弾力性も向上した。水溶性ビタミンであるナイアシンアミドは美容液に最適な成分であり、美容オイルとは異なる水性基剤による浸透性と多機能性エイジングケア効果を示すことが実証された。
【5】Boucetta KQ, Charrouf Z, Aguenaou H, Derouiche A, Bensouda Y. The effect of dietary and/or cosmetic argan oil on postmenopausal skin elasticity. Clin Interv Aging. 2015;10:339-49.
PMID: 25673976 PMCID: PMC4321565 DOI: 10.2147/CIA.S71684
日本語要旨:閉経後女性を対象に、アルガンオイルの経口摂取および外用が皮膚弾力性に与える影響を評価した無作為化比較試験。美容オイルの塗布により、皮膚の総弾力性(R2)、純弾力性(R5)、生物学的弾力性(R7)が有意に向上した。ビタミンEや不飽和脂肪酸を豊富に含む美容オイルは、美容液とは異なる栄養学的アプローチでエイジングケア効果を発揮することが実証された。

 

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