あなたは、酵素洗顔をはじめエイジングケアやスキンケアを季節ごとに変えることで、より美肌に近づくことはご存知ですね?
肌質や肌状態に加えて、春夏秋冬の季節など外部の環境に応じてエイジングケア化粧品の使い方を工夫することはとても大切です。
そこで、この記事では春夏秋冬の季節を意識した酵素洗顔の使い方をご紹介します。
この記事が、酵素洗顔の上手な使い方のヒントになれば幸いです。
CONTENTS
1.季節別に酵素洗顔を活用したいあなたへ
「春・夏・秋・冬。季節別の酵素洗顔の上手な活用法とは?」をお届けします。
エイジングケアを学ぶウェブサイト「エイジングケアアカデミー」では、酵素洗顔をはじめとする洗顔やクレンジングに関してたくさんの記事を用意してします。なぜなら、スキンケアやエイジングケアにおいては、お肌を清潔に保つことが大切だからです。
そんななかで、より慎重に行いたいのが酵素洗顔です。
酵素洗顔は、20代の若い世代向けの洗顔と思われがちですが、30代以降のエイジングケア世代の方も上手に活用すれば、美肌を目指すための洗顔方法になります。
そんな年代別の酵素洗顔については、「20代や30代の酵素洗顔!失敗で10年後に美肌から老け顔」と「酵素洗顔活用法!40代や50代からのエイジングケアのコツ」に詳しく紹介しています。
酵素洗顔を活用する際のもう1つのポイントは、季節とお肌の関係を理解したうえで、その活用方法を考えることです。
そこで、この記事では、春・夏・秋・冬の季節別の酵素洗顔活用のコツをご紹介します。また、季節を問わず使えるおすすめの酵素洗顔パウダーもご紹介します。
などが知りたい方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
この記事の監修者
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
化粧品検定1級/日本エステティック協会認定エステティシャン/日本エステティック業協会上級認定エステティシャン/ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
- 酵素洗顔とは、酵素の力によって、界面活性剤では落ちない古い角質のケアを目的とする洗顔です。春夏秋冬の季節に応じて上手に使えば美肌になれるアイテムです。
- 酵素洗顔には、季節を問わず対応できる肌悩みとそうではない肌悩みがあります。まずは、それを見極めましょう。
- 春・夏・秋・冬の季節が与えるお肌への影響を考えて、上手に酵素洗顔を活用しましょう。また、年齢や肌質・肌状態を考慮することも大切です。
- 春、夏には皮脂分泌が増えて、その影響で角質が酸化するので、古い角質を取るためには酵素洗顔はオススメです。普通肌や脂性肌の方にもおすすめです。
- 秋、冬には気温が下がってターンオーバーが低下してしまいます。そのため、角質肥厚でお肌がゴワゴワしたり、カサカサする場合には、酵素洗顔はオススメです。
- どんな季節でも肌荒れや敏感肌でバリア機能が低下している場合には、酵素洗顔はおすすめできません。また、子供や高齢の方も要注意です。
- 季節を問わず酵素洗顔は正しく使うことが大切です。過度な使用を控えて、上手に使いましょう。
また、酵素洗顔のメリットを先に知りたいなら、次の動画や記事「酵素洗顔のメリットを知ってツヤ肌へ|動画で3分間エイジングケア」もチェックしてくださいね。
*酵素洗顔パウダーおすすめ12選!効果的な使い方を体験&頻度も解説
2.酵素洗顔と春夏秋冬
1)酵素洗顔とは?
酵素洗顔は、その名のとおり「酵素」を活用する洗顔です。酵素には、リパーゼやプロテアーゼをはじめパパイン酵素などがあります。酵素洗顔料は、そんな酵素と界面活性剤を配合してつくられる洗顔料です。
なぜ、洗顔料に酵素を配合するかといえば、古い角質や角栓による汚れを落とすためです。石けんをはじめとする界面活性剤は、皮脂などの油分の汚れを落とすことは得意です。
しかし、古くなった角質や毛穴に溜まった角栓などを落とすことは不得意です。なぜなら、角質や角栓の約70%は、ケラチンという硬いたんぱく質で、界面活性剤はたんぱく質を分解するはたらきがないからです。
だから、界面活性剤に酵素を加えることで、皮脂だけではなく角質や角栓の汚れも落とすことができるようにつくったのが酵素洗顔料なのです。酵素はその性質上、水にぬれると活性化しますがその活性力はすぐになくなってしまいます。だから、多くの酵素洗顔料は、パウダー状なのです。
2)酵素洗顔を行うべき肌悩みは?
乾燥肌がさらに進んだ敏感肌や乾燥性敏感肌、インナードライ肌ではないのなら、次のようなお肌の状態や肌悩みがある場合に酵素洗顔を試すことで、エイジングケアにもプラスにはたらき、お肌の状態がよくなる可能性があります。
- 毛穴の黒ずみや角栓が目立つ
- 肌のツヤがない
- 肌の肌理(キメ)が粗い
- 脂性肌でいつもお肌がテカッている(※インナードライ肌は除く)
- お肌がゴワゴワしてきた感じがする(角質肥厚)
- 化粧水や美容液を変えていないのに、浸透感が悪くなったように感じる
- お肌のくすみを感じるようになってきた
- お肌の透明感がなく明るさもない
化粧のノリが悪く、ファンデーションが合わないと感じる
3)春夏秋冬とお肌の関係
そんな酵素洗顔は、春夏秋冬のどんな季節でも使えるでしょうか?答えは、「Yes」です。
ただし、その季節が与えるお肌への影響を理解しておくことが大切です。日本には、四季があることで風情があり、自然の変化は、人々に大きな楽しみを与えています。
一方、スキンケアやエイジングケアでは、季節によって、気温、湿度、紫外線や花粉など刺激になる要素が変化するため、お肌はその影響を受けてしまいます。
もちろん、季節に関係なくそれぞれの方の肌質や肌状態、あるいは肌悩みなどを考えることも大切ですが、この記事では春夏秋冬の季節と酵素洗顔の活用法を考えてみます。
なお、メイクの汚れは酵素洗顔だけでは落とし切れません。だから、クレンジングも大切です。
夏などは、毛穴汚れを落とせるクレンジング料がオススメですし、酵素洗顔をしない日ならダブル洗顔不要のクレンジング料であればお肌への負担が少なくなります。
3.春の酵素洗顔
1)春の季節が与えるお肌への影響
3月、4月、5月。春は楽しい季節でもあり、また大変な季節でもあります。
まず、冬が終わり、気温も暖かくなってくるので、明るい気持ちにもなれます。一方、花粉症の方にとっては恐怖の季節です。
そんな春がお肌に影響を与える主な要素は次の3つです。
①花粉症やほこりで肌荒れや大人ニキビに
花粉は、春のお肌に影響を与える最も大きな要素です。春には風に乗って、花粉やほこりが地上に舞い降りてきます。
その結果、アトピー素因のある方やアトピー性皮膚炎の方は、花粉症の症状が目や鼻だけなくお肌にまで現れることもあります。
また、花粉症ではなくても、大気の汚れやほこりなどで肌に汚れが溜まりやすいといった影響があります。
これがお肌の不調や肌荒れ、大人ニキビなどの原因になる方も多いのです。
さらに、バリア機能や保湿機能が低下することで、乾燥による小じわなどが目立ちことも多くなります。
なお、花粉症の肌荒れの予防や対策は、「花粉による肌荒れ「花粉症皮膚炎」は、治療とスキンケアで保湿」や「春になる前から要注意!花粉対策ですっきりと美肌を(飯塚美香さん)」、「アレルゲンは肌荒れや敏感肌の原因!予防と改善法」、「アレルギー性結膜炎って?原因・症状と対策や治療法」も参考にしてください。
②気温の急激な変化も悪影響
春は、全体には気温が上昇しますが、ちょっとしたお天気の変化で日々の気温の変化が激しいのが特徴です。
そんな急激な気温の変化にからだやお肌が対応しきれずに、肌荒れやお肌が敏感になることもあります。春に敏感肌になるゆらぎ肌は、こうした春特有の季節的な影響による場合が多いのです。
また、寒暖差によって、血行も悪くなってお肌のくすみが目立ってしまうこともあります。
③紫外線量も増えてくる!
3月、4月、5月へと進むにつれて、紫外線量が増えてきます。だから、春は冬以上に紫外線対策取り組む季節です。
特に、5月は雨も少なく月間の紫外線の総量は夏と同じレベルになる年も。春から夏へ進むにつれて紫外線対策を強化しましょう。
2)酵素洗顔は春にどう使う?
①春のお肌、こんなときは酵素洗顔がオススメ
まだ冬の乾燥の影響でお肌がゴワゴワしている時や、くすみで化粧ノリが悪いと感じる時は、酵素洗顔がオススメです。また、皮脂分泌が増えて角質が十分落ちないと感じる場合も、酵素洗顔がオススメです。
なお、お肌のくすみが気になる場合の酵素洗顔については、「肌のくすみの改善に酵素洗顔の効果は?エイジングケアのコツ」をご覧ください。
ほかにも、春の後半に毛穴の黒ずみが目立つ場合なども酵素洗顔がおすすめです。
②春のお肌、こんなときは酵素洗顔を控えましょう
花粉症などで肌荒れを起こしたり、炎症があって刺激を感じやすい肌状態の場合は、酵素洗顔は控えましょう。
大人ニキビの場合、炎症がある場合も酵素洗顔は、NGです。なお、春の乾燥肌のスキンケアや月別スキンケアは、下記をご覧ください。
4.夏の酵素洗顔
1)夏の季節が与えるお肌への影響
6月、7月、8月という夏の時期は、高温多湿で紫外線量もピークになります。夏休みやお盆休みもあって、海や山などへのレジャーやマリンスポーツなど楽しみがたくさんある一方で、紫外線ダメージが一杯の季節。
そんな夏がお肌に影響を与える主な要素は次の3つです。
①紫外線量が最大の季節
夏は、紫外線A波もピークですが、紫外線B波もピークです。
紫外線が強くなることでメラニンが過剰に生成されやすく、シミやソバカスのもとになってしまう季節です。また、長く紫外線を浴びると真皮にあるコラーゲンやエラスチンもダメージを受けて、肌のハリが失われます。
まずは、日焼け止めや衣類などでしっかりと紫外線対策を行いましょう。この時期の日焼け止めは、紫外線A波を抑える指標であるPAも、紫外線B波を抑える指標であるSPFも高めのものを使いましょう。
酵素洗顔よりも、まず夏は紫外線対策が大切なのです。
②高温多湿
四季の中で、気温、湿度ともピークになるので、皮脂分泌が高まります。また外での活動時には、汗をかく機会が多くなります。
汗を大量にかけば、お肌の表皮のpHバランスや皮膚常在菌の状態も乱れてしまいます。そのため、ニキビを発症してしまうこともあります。
また、毛穴の開き、肌のべたつき、化粧くずれなども起こりやすくなります。さらに、夏は皮脂が増えTゾーンのテカリが気になる季節です。
③エアコンによる乾燥
意外かもしれませんが、夏でも乾燥肌で悩む女性が多くいます。なぜなら、長時間のエアコンが乾燥肌の原因になってしまうから。
冷房で室内の気温が下がると湿度も下がるので、お肌の乾燥を促進してしまうのです。
また、夏の後半は肌も疲れやすく、夏老け肌にも注意しましょう。そんな夏老け肌については、「夏老け肌を予防・解消する対策!~季節のエイジングケア~」をご覧ください。
2)酵素洗顔は夏にどう使う?
①夏のお肌、こんなときは酵素洗顔がオススメ
皮脂分泌が増えて古い角質が溜まり気味で十分落ちないと感じる場合も、酵素洗顔がオススメです。夏にくすみがある場合も酵素洗顔が有効です。
特に脂性肌の方は、紫外線の影響もあってお肌が酸化しやすい季節なので、角質ケアの1つとして酵素洗顔がオススメです。なお、脂性肌の方の酵素洗顔についての詳しい情報は「脂性肌を改善したい!酵素洗顔の方法と選び方の5つのコツとおすすめ」をご覧ください。
また、いちご鼻、毛穴の開き、黒ずみ、角栓が気になる場合も、酵素洗顔を試してみましょう。毛穴や角栓の酵素洗顔の方法については、「毛穴の黒ずみは、酵素洗顔で解消!?正しいエイジングケアは?」や「角栓を取るための酵素洗顔のメリットとデメリットとは?」をご覧ください。
さらに、夏でもエアコンによる乾燥で、お肌がゴワゴワしている、化粧ノリが悪い、お肌に透明感がないなどと感じる場合は、ターンオーバーが遅くなっている可能性が高いといえます。そんな場合でも、酵素洗顔がオススメです。夏も上手に酵素洗顔を行って、夏老け肌を予防しましょう。
②夏のお肌、こんなときは酵素洗顔を控えましょう
日焼けでお肌が赤くなってしまったり、炎症を起こしている場合は、酵素洗顔は控えましょう。
また、夏でもインナードライ肌の場合やニキビができていて赤くなっている場合、炎症がある場合も酵素洗顔は控えましょう。
なお、夏の乾燥肌のスキンケアや月別スキンケアは、下記をご覧ください。
<季節を意識した大切なポイント!>
5.秋の酵素洗顔
1)秋の季節が与えるお肌への影響
9月、10月、11月という秋の時期は、四季の中で最も過ごしやすい季節です。蒸し暑かった夏から秋になって気温も徐々に低下し、食欲も高まっていくこの時期ですが、夏の疲れがからだにもお肌にも現れやすい季節。
そんな秋がお肌に影響を与える主な要素は次の3つです。
①夏のダメージ
秋は、夏に浴びた紫外線によるダメージがお肌に残ってしまう秋枯れ肌や肌疲労を起こしやすい季節です。
とくに、残暑がある9月や10月の秋の季節にお肌のくすみやシミが目立ってしまうこともあります。また、秋は斜めから入る紫外線に注意が必要です。
②皮脂分泌の低下
気温、湿度ともに夏に比べれば下がってきます。秋は基本的にはすごしやすくお肌にも優しい季節ですが、だんだん皮脂分泌量は減っていきます。だから、皮脂膜が十分つくられなくなり、目元や口元の乾燥を感じてしますこともあります。
特に11月ころからは冬に向かう乾燥に備えて保湿を強く意識しましょう。
③温度差によるお肌のバランスの崩れ
春同様、季節の変わり目である秋は、温度差が激しくお肌のバランスが崩れて肌荒れしたり、敏感になることもあります。秋もゆらぎ肌になってしまうことがあるのです。
2)酵素洗顔は秋にどう使う?
①秋のお肌、こんなときは酵素洗顔がオススメ
秋の酵素洗顔は、春と近い使い方になります。気温の低下によってターンオーバーが遅れることでお肌がくすんだり、お肌がカサカサ、ゴワゴワするときなどは酵素洗顔がオススメです。
また、残暑でお肌がオイリーな場合でも酵素洗顔が有効です。
②秋のお肌、こんなときは酵素洗顔を控えましょう
肌疲労でバリア機能が低下しお肌が敏感になっていると感じる場合、肌荒れや炎症がある場合には酵素洗顔を避けましょう。また、秋にも花粉症があるのでその影響でお肌がかゆくなる場合もあります。そんな場合も、酵素洗顔はNGです。
なお、秋の乾燥肌のスキンケアや月別スキンケアは、下記をご覧ください。
6.冬の酵素洗顔
1)冬の季節が与えるお肌への影響
12月、1月、2月という冬の時期は、気温、湿度とも四季の中で最も低いため、乾燥肌の原因になってしまいます。
だから、エイジングケアやスキンケアで保湿に最も気を使う必要が大きな季節です。特に、UゾーンやOゾーンのカサツキが気になってきます。
つまり、冬は最も肌トラブルが多い季節です。
そんな冬の季節がお肌に影響を与える大きな要素は、次の3つです。
①湿度の低下による空気の乾燥
冬は、気温、湿度とも四季の中で最も低いため、最も乾燥する季節です。大気の乾燥によってお肌が乾燥しやすくなるのは、どなたにも経験がありますね。
冬は湿度が低下することで、お肌の角質層の水分が蒸発しやすくなるのです。だから、乾燥肌はもちろん、冬に敏感肌になることも多いのです。
②気温低下による体温低下
気温の低下の影響で体温も下がります。体温低下は、皮脂分泌の低下、汗の分泌の低下、血行やリンパ管の活動低下をもたらします。
これがお肌のターンオーバーの遅れをもたらたし、乾燥肌、角質肥厚、くすみ、目の下のくま(青くま)の原因になるのです。
また、からだの冷えだけでなく顔冷えになってしまうこともあります。さらに、冬に便秘になることも増えます。
③暖房による部屋の乾燥の助長
冬の乾燥肌を助長させるリスクの1つは、暖房です。体温低下を防ぐためには暖房がプラスにはたらきますが、部屋の空気を乾燥させて湿度を下げてしまうので、それが乾燥肌を助長するのです。だから、加湿器を使うなど、お部屋の湿度対策が大切です。
そんなお部屋の乾燥肌対策は、「エアコンによる乾燥肌には保湿と加湿~冬のエイジングケア~」をご覧ください。
2)酵素洗顔は、冬にどう使う?
①冬のお肌、こんなときは酵素洗顔がオススメ
冬に寒さでお肌が乾燥して、お肌がごわごわになっている場合、カサカサしている場合は、角質ケアの1つとして酵素洗顔がオススメです。
冬の酵素洗顔は、「お肌のゴワゴワ「角質肥厚」は酵素洗顔でつるつるの美肌へ」を参考にしてください。
ただし、冬には酵素洗顔後の保湿を特にしっかり行うようにしましょう。セラミドなど、バリア機能をサポートする成分を配合したエイジングケア化粧品などを使いましょう。
特にヒト型セラミド配合のセラミド美容液やセラミドクリームがオススメです。
②冬のお肌、こんなときは酵素洗顔を控えましょう
そのほかの季節と同じく、お肌の乾燥がひどい場合、乾燥でかゆみがある場合、敏感肌、炎症がある肌荒れなどの際は、酵素洗顔はNGです。
また、冬でもインナードライ肌で皮脂分泌が増えてしまう場合も酵素洗顔は避けましょう。
なお、冬の乾燥肌のスキンケアや月別スキンケアは、下記をご覧ください。
*冬(12月・1月・2月)の乾燥肌対策は保湿とエイジングケア
7.季節を問わない酵素洗顔料の選び方と使い方
1)酵素洗顔料の選び方
酵素洗顔料の選び方は、春夏秋冬を問いません。まずは、適度な洗浄力があること。
良質な石けんや肌に優しいアミノ酸系界面活性剤配合のものなどがおすすめです。
また、酵素洗顔料を選ぶための基本的な5つのポイントは次のとおりです。
- 古い皮脂を適度に落とすことができる
- 古い角質を適度に落とすことができる
- 肌への刺激や負担が少ない
- 洗い上がりのツッパリ感がない
- きめ細かい泡がたつ
さらに、酵素の種類や濃度も大切。
あまり高濃度のものは刺激の原因になってしまうので避けましょう。
なお、酵素洗顔の洗浄剤の見分け方は、「酵素洗顔の洗浄剤の見分け方とは?|動画で3分間エイジングケア」も参考にしてくださいね。
また、成分の種類が少なく、合成香料や合成着色料、アルコールや防腐剤などが配合されていないできるだけシンプルなものを選ぶことをオススメします。
2)酵素洗顔の方法は季節を問わない
酵素洗顔の方法は、「酵素洗顔の頻度はどれくらいが適切?その回数と正しい方法」に詳しく紹介していますが、季節は問いません。
春夏秋冬のどの季節でも同じですが、特に冬には慎重さが大切です。最初は週1回、夜のスキンケアの際からスタートし、お肌の状態を見ながら、1週間で3~4回の使用を目処にすることが基本です。
お肌がかゆくなったり、ひりひりするなど、違和感があった場合は使用を控えましょう。あるいは、化粧品かぶれで接触皮膚炎を起こしているかも。
そのような場合は一旦使用を中断し、様子をみましょう。
また、酵素洗顔の後は、保湿化粧水、保湿美容液、保湿クリームなどでしっかり保湿を行いましょう。
8.オススメの酵素洗顔パウダー
1)ナールス フォーム
春・夏・秋・冬の季節を問わず使えるオススメの酵素洗顔料が、天然パパイン配合酵素洗顔パウダー「ナールス フォーム」です。私たちの酵素洗顔ランキングの第1位です。
非常にシンプルな処方で、たった5種類の成分で成り立っていて、ほかの酵素洗顔パウダーと比較しても、とてもシンプルです。
全成分を表示すると、カリ含有石けん素地、パパイン、シリカ、タルク、加水分解コラーゲンです。
ナールス フォームは、良質な石けんを使った酵素洗顔パウダーで、石けん以外の界面活性剤は配合していません。
パラベンやフェノキシエタノールなどの防腐剤やアルコール、着色料、香料は無添加の化粧品です。
【エイジングケアをサポートする酵素洗顔パウダー「ナールス フォーム」の特徴】
- とてもキメ細かい泡立ち
- 高品質な石けんによる適度な洗浄力
- 天然パパインが不要な角質だけを除去
- 刺激をもたらすリスクを極力さけているので低刺激
フィッシュコラーゲンで、しっとりした洗い上がり
◎ナールス フォームの詳しい情報は、こちらから。
*天然パパイン配合酵素洗顔パウダー『ナールス フォーム』を解剖!
「パパイン配合酵素洗顔パウダー「ナールス フォーム」の使い方」の動画も参考にしてください。
また、酵素洗顔の方法については、「酵素洗顔の頻度はどれくらいが適切?その回数と正しい方法」を参考にしてください。
2)FANCLの酵素洗顔料「ディープクリア洗顔パウダー」
すばやく簡単に弾力のあるきめ細かい泡が立つ、濃密クッション泡処方の酵素洗顔料です。
毛穴の汚れはしっかり落とすのに、うるおいはきちんと残して“うるつる素肌”に洗い上げることが特徴です。
酵素と炭、吸着泥の3つが配合されているのが特徴で、毛穴の汚れ・黒ずみ・角栓を分解して取り除きます。
それぞれのはたらきは次の通りです。
- 酵素が角栓・ザラつきのもととなるタンパク質に働きかける
- 炭が肌表面の角栓や毛穴汚れをかき出す
- 吸着泥が角栓や毛穴汚れ、老廃物を吸着し、からめとる
また、糖とヒアルロン酸と独自アミノ酸系洗浄成分が、肌本来のうるおいを守りながら毛穴の汚れをしっかり落とし、うるおいと透明感のある肌に導きます。
うるおいを保ちながら、毛穴の汚れを落とすFANCLの酵素洗顔料「ディープクリア洗顔パウダー」
防腐剤、香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤 無添加の酵素洗顔料
<参考記事>
酵素洗顔パウダーおすすめ12選!効果的な使い方を体験&頻度も解説
9.まとめ
春・夏・秋・冬の季節別の酵素洗顔について幅広くご紹介しました。酵素洗顔は、肌悩みと肌質で使った方がよい場合、控えた方がよい場合があります。
だからまずは、季節を問わず自分に合うかどうかを考えて使うかどうかを決めることが最初のステップです。
一方、どんな肌質の方も季節によって、お肌は環境変化の影響を受けるため、それも考慮した酵素洗顔の活用を実践することで、より美肌を手に入れることができるのです。
ぜひ、季節に合わせて酵素洗顔を上手に活用してくださいね。
この記事「春・夏・秋・冬。季節別の酵素洗顔の上手な活用法とは?」が、エイジングケア世代の女性の美肌づくりに役立てば幸いです。
なお、春・夏・秋・冬のすべての季節で使えるおすすめの酵素洗顔パウダー「ナールス フォーム」の詳しい情報もチェックしてくださいね。
*天然パパイン配合酵素洗顔パウダー『ナールス フォーム』を解剖
★どの季節にも使える酵素洗顔パウダー「ナールス フォーム」
エイジングケアの第一歩は、良質な洗顔料による正しい洗顔から!
*天然パパイン&石鹸でつくった酵素洗顔パウダー「ナールス フォーム」
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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