小鼻などからニョキッと出る角栓、それが詰まったいちご鼻。早く改善したいのは誰もが同じ。
そんな角栓やいちご鼻を改善するには、スキンケアの第一歩である洗顔の工夫が大切です。洗顔のなかでも、酵素洗顔を上手に活用することで、角栓やいちご鼻を改善することが可能です。
しかし、酵素洗顔には、メリットもあれば、デメリットもあります。正しい方法で行えば、メリットだけを発揮しますが、使うべきではない肌状態で使用したり、間違った方法で行えば、デメリットになってしまいます!この記事では、そんな角栓やイチゴ鼻への酵素洗顔の活用法をご紹介します。
CONTENTS
角栓を酵素洗顔で除去したいあなたへ
「角栓を取るための酵素洗顔のメリットとデメリットとは?」をお届けします。
あなたは、酵素洗顔で角栓を除去したいとお考えでしょうか?若い女性だけでなくエイジングケアを考える30代以降の女性にとっても角栓が目立つのは嫌ですね。
角栓とは、皮脂と角質がまじりあったもの。お肌の状態が健やかなら、ターンオーバーの過程でつくられても押し上げられて皮膚を守り、不要になれば表皮から剥がれるので、特に目立つ事態にはなりません。しかし、現実にはこの角栓がお肌に留まって毛穴の黒ずみや詰まり、いちご鼻などの原因になることがあります。
角栓の原因と対策の全般については「角栓の除去はダメ!?鼻の毛穴に詰まる原因と正しいエイジングケア」で詳しく取り上げています。この記事では、角栓に酵素洗顔をどのように活用するのか、メリットとデメリット、使うべき肌質や肌状態などに焦点を当ててご紹介します。
などを知りたい方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
- 角栓とは、皮脂と古い角質でできていて、本来は、お肌に必要なものです。問題は、その角栓が必要以上に長く留まって、毛穴全体を塞いでしまうことです。
- 角栓のメカニズムの基本は、皮脂の過剰分泌と古い角質の酸化と滞留です。
- 角栓に対して酵素洗顔を使ってよい場合と悪い場合があります。ターンオーバーが遅くてお肌がゴワゴワしている状態や脂性肌はよい場合。バリア機能が低下して敏感肌などになっている状態は悪い場合です。
- 酵素洗顔を使ってよい場合でも、週2〜3回程度、肌の状態を見ながら上手な使い方でメリットを引き出しましょう。
なお、酵素洗顔そのものの基本・使い方・選び方・商品比較は「酵素洗顔とパウダーの全て!ランキング無用の正しい選び方」で詳しく解説しています。先に、角栓やいちご鼻を改善するための酵素洗顔パウダーをチェックしたい方はこちら。
酵素洗顔の前に角栓が詰まって目立つ原因を知ろう!
1)角栓が目立つメカニズムは2つ!
角栓は本来お肌に必要なものであり、問題は毛穴全体を塞いでしまって黒ずみや詰まりをもたらすことです。そのメカニズムは大きく2つ。「過剰な皮脂の分泌」と、「皮脂や角栓が酸化して、過度に長くお肌に留まってしまうこと」です。角栓ケアの本質は、この状態になっている原因を突き止め、この2つのメカニズムがはたらかないようにすることです。だから、対症療法的に角栓を除去し続けるスキンケアでは、本質的な改善にはつながりません。
原因の詳しい内訳(皮脂過剰の原因、角質が留まる原因)は「角栓の除去はダメ!?鼻の毛穴に詰まる原因と正しいエイジングケア」で詳しく解説しています。
角栓を改善するための酵素洗顔とは?
1)角栓ケアにおける酵素洗顔の目的
角栓は「角質と皮脂が混じったもの」で、角質の70%程度は「たんぱく質」。石けんなど界面活性剤では皮脂(油分)は落とせても、たんぱく質は落とせません。一方、酵素洗顔の酵素の中には「パパイン酵素」などたんぱく質を分解するはたらきがあります。
つまり、酵素洗顔とは、酵素が持つたんぱく質や脂肪を分解するはたらきを利用した洗顔のこと。角栓を改善する酵素洗顔は「角質を取る」ことで効果を発揮するため、これが酵素洗顔のメリットにもデメリットにもなり得ます。だから、正しい方法で適度な回数行うことが大切なのです。
2)酵素洗顔を角栓に使ってよい時、悪い時
酵素洗顔を角栓に使ってもよい場合は、次のとおりです。
- ターンオーバーが遅くてお肌がゴワゴワしている時
- もともと遺伝的な脂性肌(オイリー肌)の傾向がある
- これまで無理な角栓ケアをしていない
- 敏感肌やインナードライ肌ではない
こうした場合は、酵素洗顔によって遅すぎるターンオーバーが正常な方向に整い、角栓の予防対策としてもおすすめです。逆に、酵素洗顔を角栓ケアに使って悪い場合は、次のとおりです。
- 無理な角栓ケアをやり続けている
- 本来乾燥肌なのに皮脂が過剰分泌なインナードライ肌になってしまった
- 炎症のある大人ニキビができている
このように、バリア機能が低下していて、その結果ターンオーバーが促進しすぎている場合は、酵素洗顔は不向きです。
角栓ケアでやってはいけないスキンケア
角栓が目立ってくると「何とか早く取り去ってしまいたい!」という気持ちが先立ち、無理やり角栓を取るスキンケアをやってしまいがちです。しかし、無理やり除去しても根本的な改善にはつながりません。爪やピンセットでの除去、ごしごしクレンジング・洗顔、スクラブ洗顔・毛穴パックのやりすぎといった行為は、バリア機能を低下させ、皮脂の過剰分泌を招く悪循環をつくり出します(詳しくは「角栓の除去はダメ!?鼻の毛穴に詰まる原因と正しいエイジングケア」をご覧ください)。
実は、酵素洗顔もやり方を間違うと「無理やりスキンケア」になってしまうことがあります。角栓のケアが難しいのは、どんな改善の対策も一歩間違えばデメリットになってしまうことなのです。
角栓ケアの酵素洗顔、正しい使い方
- 週1〜2回程度からはじめ、多くても週3〜4回までにとどめる(使いすぎは皮脂・角質を取りすぎ、バリア機能低下や乾燥肌の原因になる)
- 刺激の少ない酵素洗顔料を十分に泡立て、33〜35℃程度のぬるま湯でやさしく洗う
- 刺激を感じたら使用を中断する
- 洗顔後はしっかり保湿(水溶性のナールスゲン・コラーゲン・ヒアルロン酸・プロテオグリカン、油溶性のセラミドなど)
- 紫外線対策も忘れずに(ターンオーバーやバリア機能の乱れの原因になる)
酵素洗顔そのものの選び方・商品比較の詳細は「酵素洗顔とパウダーの全て!ランキング無用の正しい選び方」を、紫外線対策は「光老化とは?紫外線ダメージによる肌老化のメカニズムと対策・治療法」をご覧ください。
角栓を改善する酵素洗顔のオススメ
角栓ケアにオススメの酵素洗顔パウダーが「ナールス フォーム」です。天然パパインを含むカリ含有石けん素地・パパイン・シリカ・加水分解コラーゲン・タルクのたった5成分でつくったシンプルな処方で、アルコール・着色料・香料・防腐剤は無添加です。
◎「ナールス フォーム」のさらに詳しい情報はこちらをご覧ください。
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ほかの酵素洗顔パウダーとの比較や、選び方の詳しい視点は「酵素洗顔とパウダーの全て!ランキング無用の正しい選び方」をご覧ください。
角栓対策にはクレンジングやピーリングも大切
メイクを十分に落とさないことや刺激の強すぎるクレンジング料の使用も角栓の原因になります。酵素洗顔に加えてクレンジングにも注意が必要で、アーチチョーク葉エキスやタナクラクレイなどを配合した毛穴汚れを落とすクレンジング料がオススメです。詳しくは「毛穴の黒ずみ・汚れを落とすクレンジング料の選び方」をご覧ください。
ピーリングと酵素洗顔は角質を取り除く点でよく似ていますが、ピーリングのほうが刺激が強いのが一般的です。適度に使うのはよい方法ですが、やりすぎは逆効果なので注意しましょう。
よくある質問
Q. 角栓に酵素洗顔を使ってはいけない場合はありますか?
A. 無理な角栓ケアを続けている方、インナードライ肌の方、炎症のある大人ニキビがある方には不向きです。バリア機能が低下している状態でさらに酵素洗顔を使うと、悪循環を悪化させるおそれがあります。
Q. 角栓の酵素洗顔と黒ずみの酵素洗顔は何が違いますか?
A. 使う酵素洗顔料自体は同じですが、角栓は「除去してよいかどうかの見極め」、黒ずみは「酸化した角栓による黒ずみへの対処」に焦点があります。あわせて「毛穴の黒ずみは酵素洗顔で解消!?正しいエイジングケアは?」もご覧ください。
Q. 酵素洗顔以外に角栓対策はありますか?
A. 適切なクレンジング、保湿、紫外線対策、生活習慣の改善が土台です。それでも改善しない場合は、ピーリングや美容医療も選択肢になります。
まとめ
角栓ができるメカニズムや原因をご紹介するとともに、角栓に対する酵素洗顔のメリットとデメリットをご紹介しました。角栓は、お肌に必要であって、健康な肌状態なら自然にできて自然になくなるものです。「無理やり角栓を取り除く」必要がある肌状態そのものに問題があるのです。
酵素洗顔は角栓を取り除くはたらきのある洗顔料ですから、使う場合を間違うとデメリットが多くなります。しかし、ターンオーバーが遅いときや角質肥厚ぎみのときには、酵素洗顔で取り除くことでターンオーバーが改善します。角栓に対する酵素洗顔はタイミングを見極めるとともに、上手な使い方をすることが大切です。
<参考記事>
- 角栓の除去はダメ!?鼻の毛穴に詰まる原因と正しいエイジングケア
- 毛穴の黒ずみは酵素洗顔で解消!?正しいエイジングケアは?
- 酵素洗顔とパウダーの全て!ランキング無用の正しい選び方
- 毛穴の黒ずみ・汚れを落とすクレンジング料の選び方
この記事「角栓を取るための酵素洗顔のメリットとデメリットとは?」が、エイジングケア世代の女性の肌悩み改善のお役に立てば幸いです。
参考文献
【1】Ottaviani M, Alestas T, Flori E, Mastrofrancesco A, Zouboulis CC, Picardo M. Peroxidated squalene induces the production of inflammatory mediators in HaCaT keratinocytes: a possible role in acne vulgaris. J Invest Dermatol. 2006;126(11):2430-2437.
PMID: 16778799 DOI: 10.1038/sj.jid.5700434
日本語要旨:過酸化したスクワレン(酸化した皮脂)が表皮角化細胞に炎症性メディエーターの産生を誘導し、ざ瘡(ニキビ)の病態に関与しうることを示した基礎研究。角栓が酸化して肌に留まることの弊害を裏づける。
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