新型コロナウイルスとその感染症に対する予防の第一である手洗いの方法をご紹介します。また、手洗い後の手荒れ予防のための保湿ケアの重要性もご説明します。さらに、感染経路や予防などの正しい知識を得ることのできる「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」を紹介します。
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新型コロナウイルス感染症の予防の基本は「手洗い」
今回のナールスエイジングケアアカデミーの編集部ニュースでは、「新型コロナウイルス感染予防で手洗いした後はたっぷり保湿を!」をお届けします。
新型コロナウイルス感染症に対する予防について、詳しくは、「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」p9~p13に書かれていますが、わたしたちが家の中にウイルスを持ち込まないためにすることは、「手洗い」です。
手洗いは、新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザ、風邪などさまざまな感染症を予防する基本です。
なぜなら、「手についたウイルス」が最大の感染源だからです。
マスクは口・鼻からの感染は防げますが、外出時に多くの人が触れた場所を触っていたり、マスクの外側に付着したウイルスを触っていたりして、その手で目をこすったり、口を触ったりなどするとそこから感染する可能性があります。
だから、外出から戻ったら必ず、「すぐに石けんをつかって手を洗う」を徹底してください。手先だけでなく、指の間、手首も含めて、きちんと洗います。
もし、石けんと水がない場合は、「アルコールで手指を消毒する」するようにしてください。
そのほかには、トイレの後、料理を作る前や食事の前、咳・くしゃみ・鼻をかんだ後、看病後や自分以外の排泄物を取り扱った後などにも、必ず手洗いもしくは消毒します。
アルコールで消毒する場合、60%以上のアルコールを含む手指消毒用のアルコール製剤が効果的と、疾病対策センター(CDC)が推奨しています。
アルコールの手消毒のメリットは、殺菌力が高いことでです。
アルコール手指消毒薬は30秒で手指の細菌数を約3,000分の1に減少させ、 1分後には10,000~100,000分の1まで減少させることができます。
また、手指をすばやく乾燥させることや手洗いの時間を短縮できることもメリットです。
下記は、厚生労働省の「国民の皆さまへ (新型コロナウイルス感染症)」のページの情報です。
ぜひ、参考にしてください。
<手洗いのすすめ>
(参考文献)森功次他:感染症学雑誌.80:496-500(2006)
<手洗いの、5つのタイミング>
<正しい手洗いのイラスト>
くわしい情報は下記のPDFをご覧ください。
<ナールスエイジングケアアカデミー参考記事>
*新型コロナウイルス感染予防は目も守ろう!大切な3つのポイント
*新型コロナウイルス感染予防に大切な市販・手作りマスクの効果と限界
*風邪に抗生物質(抗菌薬)はNG!腸内細菌を乱して肌荒れのリスクも
*Withコロナの運動不足はスポーツで解消!GYMEで検索が便利
*巣ごもり便秘が急増!新型コロナウイルスで外出自粛やテレワークの人は注意
*マスク生活になって半年、あなたは敏感肌になっていませんか?
*マスクによる肌荒れ・肌ダメージを防ぐ!選び方と使用時のスキンケア
「手洗い」をした後はお肌の保湿が大切
新型コロナウイルス感染を警戒するあまりに過度なアルコール使用や手洗いが刺激になった手肌へダメージを与えます。
ここでは、そんな手のケアをご紹介します。
1)アルコールで手荒れのリスク!手洗い後は保湿を!
手を石けんできちんと洗った後やアルコールで手指を消毒した後は、しっかりと保湿ケアをしましょう。
手肌は皮脂の分泌が少ないパーツです。だから、手をよく洗うということは、摩擦でお肌への刺激が増えてしまい、ただでさえ少ない皮脂膜や、NMF(天然保湿因子)、セラミドを洗い流すリスクがあります。
そのまま放置していると、手肌の乾燥で手荒れになってしまいます。
また、お肌が乾燥してごわごわして角質肥厚になってしまうことも。
さらにもっと怖いのは、ひび割れやあかぎれ。傷口からウイルスや細菌が入ってしまうリスクが増えてしまいます。
そうなると、バリア機能が低下し、新型コロナウイルスだけはなくさまざまな病原微生物が侵入するリスクが高くなるのです。
そのため、手洗いやアルコール消毒と併せて、手肌をケアすることが大切なのです。
だから、暖かい季節でもハンドクリームでしっかりと保湿してください。
手荒れと言えば冬の乾燥の季節に多いのですが、アルコールなどをよく使う場合は、春でもハンドクリームをしっかり使いましょう。
手洗いと保湿は必ずセットで考えることを常に意識しましょう。
ぜひ、上手に新型コロナウイルス感染予防と手荒れ予防を両立してくださいね。
<参考記事>
コロナ禍の手荒れ対策 薬剤師オススメの保湿成分・クリームとは?
2)手洗い後の春に良いハンドクリームと使い方
手洗い後の春に良いハンドクリームと使い方をご紹介します。
冬にはワセリンなどのエモリエント成分たっぷりのハンドクリームが良くても春までは・・・、という方もいますね。
また、尿素も使いすぎは手肌を痛めるリスクがあります。
そんな場合は、手洗い後にさっぱりしつつも水分をしっかり保持する保湿成分や肌荒れを防ぐ成分が入ったハンドクリームを使いたいですね。
そこでオススメする成分が、ナールスゲンやヒト型セラミドやビタミンE誘導体などです。
もう1つのポイントはリラックス効果。
新型コロナウイルスによる恐怖やストレスで、「コロナ疲れ」や「コロナうつ」になる人も増えています。
「バラの香り「フェニルエタノール」の抗うつ効果と攻撃性を抑える効果」でご紹介したとおり、バラ成分にはリラックス効果や抗うつ効果があります。
だから、そんなバラの香りのハンドクリームがおすすめです。
バラ成分には、バラの女王ダマスクローズをはじめ、センチフォリアローズエキス、イザヨイバラエキス、カニナバラエキス、ノイバラエキスがあります。
この中では、ダマスクローズに多くフェニルエタノールが含まれています。
また、ハンドクリームは上手に使うとより効果的になります。使い方についてくわしくは、「ハンドクリームの効果的な使い方・塗り方で手肌美人!」をご参考にしてください。
3)コッテリタイプのハンドクリームの前には化粧水を!
手洗いの後、ハンドクリームを塗る前に、化粧水を使うのもオススメです。手のモデルさんもそういう使い方をしている人は多いですよね。
コッテリタイプのハンドクリームは水分の蒸散を防ぐのですが、水分を保持するのは苦手なんです。
だから、最初に化粧水を使ってからハンドクリームを塗ると、保水・保湿ができて手肌のハリやツヤをよりキープできます。
エイジングケア世代の方は、エイジングケア化粧水を使ってもいいと思います。
これから春に向かいますが、手を洗ったあとやアルコール消毒した後は、春でも夏でもハンドクリームでケアしてくださいね。
新型コロナウイルスによる感染予防の基本の1つは、手洗いですがあわせて保湿ケアも忘れないようにしましょう。
なお、「手荒れの原因は男女で違う!?よりこだわった手荒れ対策とは?」も参考にしてください。
手洗い以外の新型コロナウイルス対策のポイント
手洗い以外の新型コロナウイルス対策は、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
できる限り混雑した場所、人込みの多い場所は避けることが大切です。
また、屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとことも要注意です。
いわゆる、「三密」を避けることが新型コロナウイルス対策のポイントです。
手洗いや今、挙げたポイント以外の健康管理のポイントとしては、免疫を低下させないようにすることです。
1)感染予防のために紫外線対策で免疫低下を防ごう
紫外線は、新型コロナウイルスも殺すのでその点では大きなメリットとして期待できます。
しかし、人にとっては、紫外線は免疫低下の原因のリスクになるので、紫外線対策をするのも新型コロナウイルスやそのほかの感染症の予防に大切です。
紫外線と言えば、シミやソバカス、しわやほうれい線などの原因になることはよく知られています。
そんな紫外線は免疫も下げるのです。
夏に長時間の外出で疲労がたまったり、風邪をひく、ヘルペスができるなどは紫外線による免疫低下が原因となっているのです。
3月になって、陽ざしが強くなる春の紫外線対策をしっかり行うことが、新型コロナウイルスも含める感染症の予防になるのです。
もちろん、手洗い後に外出する際は、手にも日焼け止めを使うことをおすすめします。
2)バランスの良い生活習慣も大切
栄養バランスの良い食べ物を摂ること、質の高い十分な睡眠、適度な運動などアンチエイジングを意識した生活した生活も大切です。
また、冷え性の無い体温が高い状態も大切です。
これらで免疫力を維持して新型コロナウイルス感染を予防しましょう。
また、ストレスをオフにすることも大切です。
<参考記事>
*新型コロナウイルスで外出控え!室内エクササイズと室外の紫外線対策
*ストレスオフの女性がこの2年で増加!そのリラックス方法TOP10
*ストレスオフの秘訣は「音楽習慣」だった! 20代からシニアまで大調査
*低体温は体調不良のもと?!体温の高い人の生活習慣5つのコツ
*体温アップで免疫を高める!不眠・肩こりを改善して健康と美肌へ
3)コロナうつ対策はHSP(ヒートショックプロテイン)アップも
一般社団法人HSPプロジェクト研究所の伊藤要子先生によると、HSP(ヒートショックプロテイン)がストレスの軽減やうつ症状の改善に役立つことがわかっています。
アルコール消毒と手洗い、保湿でコロナウイルス感染予防を行うとともに、免役アップで感染に強いカラダを作ったり、心のケアもおこうこともおすすめです。
「HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす7つの方法で美肌へ!」や「ヒートショックプロテイン(HSP)47はエイジングケアに大切な成分」も参考にしてくださいね。
<参考記事>
HSP(ヒートショックプロテイン)でシワやほうれい線が予防できる!
シミを予防するHSP(ヒートショックプロテイン)の効果とは?
「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」 感染症専門医が無料リリース!
新型コロナウイルス感染予防で手洗いやその後の保湿も大切ですが、より広く感染対策を考えることも大切です。
新型コロナウイルスとその感染症(COVID-19)の拡大が止まりません。
全国の小学校・中学校・高等学校が臨時休校措置を余儀なくされ、大規模なイベントなども自粛を呼びかけられ、しばらくはテレワークを導入する企業が増えるなど、社会にも大きな影響を与えています。
世界に目を向けると、WHO(世界保健機関)は3/11に「新型コロナウイルスはパンデミック(世界的な大流行)といえる」との宣言をいたしました。
そして今後も感染が拡大するとの見通しを述べ、各国に対して警戒を呼びかけ、より一層の対策の強化を訴えました。
また、厚生労働省は新型コロナウイルス感染症の感染経路などについて、下記の見解を示しています(2020/2/24発表)。
(2)感染経路などについて
これまでに判明している感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染と接触感染が主体です。空気感染は起きていないと考えています。
ただし、例外的に、至近距離で、相対することにより、咳やくしゃみなどがなくても、感染する可能性が否定できません。
無症状や軽症の人であっても、他の人に感染を広げる例があるなど、感染力と重症度は必ずしも相関していません。
このことが、この感染症への対応を極めて難しくしています。
マスク不足などにより予防に不安を覚えている人もいると思いますが、感染症の予防について正しく理解して実践すれば、新型コロナウイルスの感染を必要以上に恐れることなく安心して生活することができるのではないでしょうか。
その助けとなる「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」という冊子を、東北医科薬科大学が作成し、PDFをサイトで公開しました。
▼PDFのダウンロードはこちら
http://www.hosp.tohoku-mpu.ac.jp/info/information/2326/
この冊子は、感染症専門家の賀来 満夫先生(東北医科薬科大学感染症学教室特任教授)が監修して作成されています。
- 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)そのものに関する情報
- 感染した場合の症状
- 潜伏期間
- 感染経路の可能性など
上記の4つのほかに、「かからない・うつさないための対策」が詳しく紹介されています。
また、PDFデータをダウンロードできない人のために、Youtubeでも内容が公開されています。
▼動画はこちらから
ぜひ、ご家庭での予防にお役立ていただけたらと思います。
この本ハンドブックですが、出典を記載したうえで自由に印刷・配布ができますので、友人やお知り合いなどにシェアしてご活用くださいね。
*厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」
*厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」
*厚生労働省「新型コロナウイルス感染症への対応について(高齢者の皆さまへ)」
編集後記
新型コロナウイルスとその感染症に対す手洗いの方法をご紹介しました。
また、手洗い後の手荒れ予防のための保湿ケアの方法を取り上げました。
さらに、感染経路や予防などの正しい知識を得ることのできる「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」を紹介しました。
日々、新型コロナ肺炎の感染者が増えるニュースに不安感をあおられますが、昔から手洗いは徹底してやっていますので、あまり感染の心配をしていません。
外出・トイレ後はもちろんですが、自分が使っているもの以外を触ったときは必ず手を洗うようにしています。
また、つり革、エレベーターのボタンやドアノブなど、たくさんの人が触るところも直接手を触れないようにしています。
そのおかげか、結構な年齢ですが、ほとんど風邪や感染症にかかったことがないんです。
もちろん、手肌のエイジングケアも行っています。
今回のような新型コロナの感染予防対策には、正しい知識を持って、手荒いやアルコール消毒などはとても大切です。
「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」でもそのことが触れられています。
ですが、その後の手肌のケアまでは触れていなかったので、今回の編集部ニュースでは、手洗いやアルコール消毒後の手肌のケアをご紹介させていただきました。
この記事「新型コロナウイルス感染予防で手洗いした後はたっぷり保湿を!」が、新型コロナウイルス感染の予防と手洗い後の健やかな手肌のお役にたてば幸いです。
<参照論文>
【1】Loh EDW, Yew YW. Hand hygiene and hand eczema: A systematic review and meta-analysis. Contact Dermatitis. 2022 Oct;87(4):303-314.
PMID: 35460528|DOI: 10.1111/cod.14133
日本語要旨:手洗い回数の増加は手湿疹リスクを上げる一方、アルコール消毒は関連が弱い可能性を示す統合解析。コロナ予防の手洗い後は保湿でバリア維持が重要。
【2】Soltanipoor M, Kezic S, Sluiter JK, de Wit F, Bosma AL, van Asperen R, Rustemeyer T. Effectiveness of a skin care programme for the prevention of contact dermatitis in healthcare workers (the Healthy Hands Project): A single-centre, cluster randomized controlled trial. Contact Dermatitis. 2019 Jun;80(6):365-373.
PMID: 30652317|DOI: 10.1111/cod.13214
日本語要旨:医療従事者で保湿剤使用を促す介入(1年RCT)が手湿疹重症度の改善を示唆。頻回の手洗い・消毒が避けられない状況では、保湿習慣づけが鍵。
【3】Bauer A, Rönsch H, Elsner P, Dittmar D, Bennett C, Schuttelaar MLA, Lukács J, John SM, Williams HC. Interventions for preventing occupational irritant hand dermatitis. Cochrane Database Syst Rev. 2018 Apr 30;4(4):CD004414.
PMID: 29708265|DOI: 10.1002/14651858.CD004414.pub3
日本語要旨:手荒れ予防(バリアクリーム・保湿剤・教育など)の有効性を整理したコクランレビュー。コロナ禍の手洗い強化でも「保湿+行動教育」の根拠。
【4】Hines J, Wilkinson SM, John SM, Diepgen TL, English J, Rustemeyer T, Wassilew S, Kezic S, Maibach HI. The three moments of skin cream application: an evidence-based proposal for use of skin creams in the prevention of irritant contact dermatitis in the workplace. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2017 Jan;31(1):53-64.
PMID: 27545662|DOI: 10.1111/jdv.13851
日本語要旨:クリームは「勤務前・手洗い後・勤務後」の3タイミングが合理的という提案。手洗い後の“たっぷり保湿”を、行動ルールとして説明する根拠。
【5】Kampf G, Löffler H. Prevention of irritant contact dermatitis among health care workers by using evidence-based hand hygiene practices: a review. Ind Health. 2007 Oct;45(5):645-652.
PMID: 18057807|DOI: 10.2486/indhealth.45.645
日本語要旨:医療現場の手荒れは手洗い頻回・手袋・洗剤等が主因で、アルコールは刺激性が比較的低いと整理。洗浄後の保湿でバリアを戻す重要性を補強。
【6】Walters RM, Mao G, Gunn ET, Hornby S. Cleansing formulations that respect skin barrier integrity. Dermatol Res Pract. 2012:2012:495917.
PMID: 22927835|DOI: 10.1155/2012/495917
日本語要旨:洗浄成分(界面活性剤)と角質層バリアの関係を整理し、洗いすぎによる乾燥・刺激を解説。手洗いの“洗浄設計”と、その後の保湿の必要性を説明できる。
【7】Guertler A, Moellhoff N, Schenck TL, Hagen CS, Kendziora B, Giunta RE, French LE, Reinholz M. Onset of occupational hand eczema among healthcare workers during the SARS-CoV-2 pandemic: Comparing a single surgical site with a COVID-19 intensive care unit. Contact Dermatitis. 2020 Aug;83(2):108-114.
PMID: 32452036|DOI: 10.1111/cod.13618
日本語要旨:コロナ禍で手洗い・消毒・ハンドクリーム使用が増え、手荒れ症状が高頻度に出たと報告。感染予防と同時に「手洗い後の保湿」が不可欠である点を裏づけ。
【8】Reinholz M, Kendziora B, Frey S, Oppel EM, Ruëff F, Clanner-Engelshofen BM, Heppt MV, French LE, Wollenberg A. Increased prevalence of irritant hand eczema in health care workers in a dermatological clinic due to increased hygiene measures during the SARS-CoV-2 pandemic. Eur J Dermatol. 2021 Jun 1;31(3):392-395.
PMID: 34309523|DOI: 10.1684/ejd.2021.4046
日本語要旨:衛生対策強化により刺激性の手湿疹徴候(紅斑・落屑・ひび割れ等)が増えた観察研究。手洗い後の保湿だけでなく、刺激回避と継続的ケアの重要性を示す。
【9】Higgins CL, Palmer AM, Cahill JL, Nixon RL. Occupational skin disease among Australian healthcare workers: a retrospective analysis from an occupational dermatology clinic, 1993-2014. Contact Dermatitis. 2016 Oct;75(4):213-222.
PMID: 27436328|DOI: 10.1111/cod.12616
日本語要旨:医療従事者の職業性皮膚疾患を後ろ向き解析。手洗い・洗浄剤・手袋成分が手荒れ要因になり得ると整理。コロナ禍の手洗い後は保湿+原因回避を説明できる。
【10】Kampf G, Kramer A. Epidemiologic background of hand hygiene and evaluation of the most important agents for scrubs and rubs. Clin Microbiol Rev. 2004 Oct;17(4):863-893.
PMID: 15489352|DOI: 10.1128/CMR.17.4.863-893.2004
日本語要旨:手指衛生の疫学と手洗い・消毒剤の位置づけを包括的に整理。消毒後の過剰な手洗いは不要とし、皮膚耐容性も重視。手洗い後の保湿提案を補強できる。
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
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