メラノサイトとは?メラニンを作る細胞のはたらきと、シミ・老化との深い関係

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「エイジングケア」とは、年齢に応じた化粧品による肌のお手入れを指します。
「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
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メラノサイトは皮膚の基底層に存在し、メラニンを合成して色素や紫外線防御を担う細胞です。

加齢・炎症・ブルーライトなどで機能が乱れシミや色むらが生じます。正しいケアでメラノサイトへの刺激を減らすことが、エイジングケアの鍵です。

「シミやくすみが気になってきた」「日焼け止めを使っているのに色素沈着が改善しない」――その背景には、メラニンを作る細胞「メラノサイト」の働きが深く関わっています。

メラノサイトは皮膚の表皮・基底層に存在する色素細胞で、メラニンを合成し、紫外線から肌を守るという重要な役割を担っています。

しかし、加齢や慢性的な炎症、紫外線、さらにはスマートフォンから発せられるブルーライトまで、さまざまな刺激がメラノサイトのはたらきを乱し、シミ・色むら・くすみを引き起こすことが、近年の研究で明らかになってきました。

しかも、シミや色素沈着はメラノサイト単独の問題ではなく、線維芽細胞・角化細胞・炎症環境など皮膚全体の連携によって起きることが分かっています。

だからこそ、本当に効果的なエイジングケアには、メラノサイトのはたらきを正しく理解したうえで、肌環境そのものを整えるアプローチが欠かせません。

この記事では、美容看護師監修の下、メラノサイトとは何かという基本から、メラニン合成の仕組み、加齢による変化、日常ケアまでを、科学的知見に基づいてわかりやすく解説します。

 

メラノサイトとは何か?基本の構造と場所

メラノサイト

1)皮膚のどこに存在するか

メラノサイトは、表皮の最下層にある「基底層」に分布しています。基底層は角化細胞(ケラチノサイト)が密集する層であり、メラノサイトはその中に散在しています。
皮膚全体では1平方ミリメートルあたり約1,000〜2,000個のメラノサイトが存在しており、皮膚の色や人種にかかわらず、その数にほとんど差はないとされています。シミや色むらの差は、メラノサイトの数ではなく、その活性度(メラニンの産生量)によって生まれます。

2)樹状突起という特殊な形

メラノサイトの最大の形態的特徴は、タコの足のような「樹状突起(じゅじょうとっき)」を持つことです。この突起を通じて、製造したメラニンを周囲の角化細胞(ケラチノサイト)へ受け渡します。
一個のメラノサイトは、その樹状突起を介して30〜40個もの角化細胞にメラニンを供給できるといわれており、この単位を「表皮メラニン単位(Epidermal Melanin Unit)」と呼びます。

3)皮膚以外にも存在するメラノサイト

メラノサイトは皮膚だけでなく、毛根・毛包(毛髪に色をつける)、眼球の虹彩・脈絡膜(目の色を決める)、内耳(聴覚に関与する)など、さまざまな部位に存在しています。白髪は毛包のメラノサイトが消耗・減少することで起こり、加齢によるメラノサイトの機能低下が全身レベルで生じることを示しています。

<参考記事>

皮膚(お肌)の構造と役割は?正しいエイジングケアのために!
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メラノサイトのはたらき——メラニンを作るメカニズム

1) メラノソームの中でメラニンが合成される

メラニンの生成過程
メラノサイトの細胞内には「メラノソーム」と呼ばれる特殊な細胞小器官が存在します。

メラニンはこのメラノソームの中で段階的に合成されます。

合成の流れを整理すると、まず食事などから摂取したアミノ酸の一種「チロシン」が、酵素「チロシナーゼ(tyrosinase)」の作用を受けてDOPA(ジヒドロキシフェニルアラニン)へと変換されます。さらに酸化が進むことでメラニンが完成します。

チロシナーゼはメラニン合成における「律速酵素」であり、この酵素の活性を抑えることが、多くのシミ対策成分(ビタミンC誘導体・コウジ酸など)のアプローチになっています。

2)メラニンは2種! ユーメラニンとフェオメラニン

ユーメラニンとフェオメラニン

メラニンには大きく2種類あります。ユーメラニン(eumelanin)は黒色〜茶色の色素で、紫外線を強力に吸収し、DNAを守る防御力が高いタイプです。日焼けしやすいタイプや黒髪の方に多く見られます。一方、フェオメラニン(pheomelanin)は黄色〜赤色の色素で、紫外線防御能力はユーメラニンよりも低く、活性酸素(ROS)を生成しやすいという特性もあります。金髪・赤毛の方に多く、欧米人に多いタイプです。
どちらのタイプのメラニンが産生されるかは、遺伝的な要因のほかに、ホルモン(α-MSH)などのシグナルによっても調節されます。

3)活性酸素(ROS)とカルシウムシグナルの役割

近年の総説研究では、メラニン合成の制御において活性酸素(ROS:Reactive Oxygen Species)とカルシウムイオンシグナルが重要な調節因子として整理されています。ROSはメラノサイトを活性化させ、カルシウムシグナルはメラノソームの成熟や輸送に関与します。これらが過剰になると、メラニンが過剰に産生され、シミや色素沈着につながるリスクが示唆されています【1】。
この知見は、抗酸化ケアや炎症制御がメラノサイトの過剰反応を抑える根拠として重要です。

紫外線だけじゃない——メラノサイトを刺激するもの

1)紫外線(UVB・UVA)による刺激

紫外線によるシミができるメカニズム

①紫外線B波(UVB)の直接作用

UVBはDNAに直接ダメージを与え、それを察知した皮膚細胞がメラノサイトに「メラニンをもっと作るよう」シグナルを送ります。具体的にはケラチノサイトが「α-MSH(メラノサイト刺激ホルモン)」を分泌し、メラノサイトのMC1Rという受容体を介してチロシナーゼが活性化し、メラニン産生が増加します。これがいわゆる「日焼け」のメカニズムです。

②紫外線A波(UVA)の慢性的な影響

UVAはUVBより皮膚の深部(真皮)まで到達し、活性酸素を大量に発生させます。UVBほど即座な日焼けを引き起こさないものの、慢性的な曝露で光老化・シミ・色むらを蓄積させます。日焼け止めを選ぶ際に「PA値」(UVA防止効果)も重要とされる理由はここにあります。

2)可視光線・ブルーライトによる刺激

ブルーライト

①可視光線でもメラニン生成は起こる

「日焼け止めを使っているのにシミが増える」という悩みの一因として、近年注目されているのが可視光線です。可視光線(波長約400〜760nm)の照射でもメラニン生成が誘導され、繰り返し曝露することで色素沈着が持続する可能性が示されています【2】。また、可視光線による色素沈着は波長依存性があり、特に短波長の光(青色光に近い領域)で強く、長く持続する傾向が報告されています【3】。

②メラノサイトはブルーライトを「感じる」

さらに驚くべき知見として、メラノサイトはOpsin-3(オプシン3)と呼ばれる光受容タンパク質を介して青色光(ブルーライト)を感知し、カルシウムシグナルを通じてメラニン生成を調節することが明らかになっています【4】。スマートフォンやパソコンのモニターから発せられるブルーライトも、長時間曝露することでメラノサイトを刺激し、色素沈着に影響する可能性があります。

中川ゆうこさん
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監修者のメッセージ

看護師

中川ゆうこさん

紫外線対策は意識していても、可視光やブルーライトまで気にする方はまだ少ないかもしれません。ですが、日常生活の中でも肌はさまざまな光の影響を受けています。特別なことを増やす必要はなく、日焼け止めをこまめに使う、外出時に帽子や日傘を取り入れるなど、できる範囲で続けることが大切です。毎日の小さな対策の積み重ねが、メラノサイトを守り、将来の肌の透明感につながります。無理なく習慣にしていきましょう。

3)炎症・摩擦・乾燥によるメラノサイトの活性化

①炎症性サイトカインがメラノサイトを刺激

ニキビ・アトピー・湿疹などの皮膚炎症が起きると、炎症性サイトカイン(IL-1、TNF-αなど)やプロスタグランジンが分泌され、これがメラノサイトを刺激してメラニン産生を増やします。これが「炎症後色素沈着(PIH)」と呼ばれる現象です。ニキビが治った後にシミのような跡が残るのはこのためです。

②加齢による慢性炎症(Inflamm-aging)

加齢に伴い、体内では低レベルの慢性炎症が持続する「Inflamm-aging(インフラム・エイジング)」という状態が起きることが知られています。この慢性炎症は皮膚バリアの低下と関連し、色素異常の背景要因となる可能性があります【5】。保湿や刺激低減などによる炎症管理が、加齢性色素変化の抑制において重要な役割を担うとされています。

<参考記事>

紫外線対策こそエイジングケア!日焼けダメージの肌老化を防ぐ対策
紫外線は3種類!UVAとUVBとUVCの特徴と違いは?
ブルーライトは目・体・肌に影響がある有害光線!防御の対策は?

加齢とメラノサイト——なぜ年齢とともにシミが増えるのか

なぜ年齢とともにシミが増えるのかを説明する美容看護師

1)加齢によるメラノサイトの変化

①メラノサイト数の減少と機能の不均一化

加齢に伴い、皮膚のメラノサイト数は10年ごとに約10〜20%ずつ減少するといわれています。しかしそれが「シミが減る」ことを意味するわけではありません。加齢や光老化により、メラノサイトの機能や周囲細胞との相互作用が変化し、色素分布が不均一になることが明らかにされています【6】。つまり、全体的なメラニン産生能は落ちても、一部のメラノサイトが過剰に反応することで、シミ・色むらが目立ちやすくなります。

②残存メラノサイトの「老化」による悪影響

老化したメラノサイト(Senescent Melanocyte)は、単に機能が落ちるだけでなく、炎症性の分子(SASP:老化関連分泌表現型)を分泌し、周囲の細胞へ悪影響を及ぼす可能性があることが指摘されています【7】。これにより周辺の若いメラノサイトや角化細胞も巻き込まれ、色素沈着の連鎖が起きる可能性があります。

2)シミ・色素沈着は「メラノサイトだけの問題」ではない

①線維芽細胞・角化細胞との連携の乱れ

加齢性の色素沈着は、メラノサイト単独の問題ではなく、線維芽細胞・角化細胞・炎症環境などの複合的な要因によるものです【8】。例えば加齢した線維芽細胞はメラノサイトを刺激する因子を分泌し、角化細胞のターンオーバーが遅れると、古いメラニンが肌表面に蓄積しやすくなります。

②「肌環境全体」を整える視点が必要

こうした複合的なメカニズムを踏まえると、色悩みへの対策にはメラノサイトのメラニン産生を抑えるアプローチだけでなく、皮膚全体の環境改善が必要とされます【8】。単なるメラニン抑制ではなく、炎症・乾燥・光刺激を減らす肌環境改善の重要性が、科学的にも裏付けられています【6】。
執筆者のコラム
老化メラノサイト(Senescent Melanocyte)とは?
老化メラノサイトとは、細胞分裂をやめて「老化(セネッセンス)」状態に入ったメラノサイトです。死滅はしていないものの、炎症性物質を分泌し続けることで周囲の皮膚細胞に悪影響を与えます。これは近年のアンチエイジング研究において注目されている「細胞老化(Cellular Senescence)」という現象の一部であり、メラノサイトだけでなく肌全体の老化に深く関与していると考えられています【7】。

メラノサイトを守るエイジングケア——日常でできること

メラノサイトを守るエイジングケアを説明する女性

1)紫外線+可視光線(ブルーライト)の対策

①日焼け止めの正しい選び方と使い方

SPF(UVB防御)だけでなく、PA(UVA防御)も高いものを選びましょう。屋外活動が多い日はSPF50+・PA++++クラスが推奨されます。また日焼け止めは「塗れば終わり」ではなく、汗や皮脂で落ちるため、2〜3時間ごとに塗り直すことが重要です。

②ブルーライト・可視光対策の取り入れ方

可視光線でもメラニン生成が誘導される可能性がある【2】【3】こと、メラノサイトがOpsin-3でブルーライトを感知する【4】ことを踏まえると、スマートフォン・PCのブルーライトカットフィルターや使用時間の削減も、肌の色素管理の観点から意味があると考えられます。また、酸化鉄(iron oxide)を含む日焼け止めは可視光線も一部カットできるため、シミが気になる方には選択肢の一つです。

2)抗酸化ケアでROSを抑える

①なぜ抗酸化成分がメラノサイトに効果的か

活性酸素(ROS)がメラニン生成を促進する重要な因子であることが整理されています【1】。また、炎症や光刺激によるROSの過剰産生が、メラノサイトの過剰反応につながります。抗酸化成分はこのROSを中和することで、メラノサイトへの刺激を間接的に抑制します。

②注目の抗酸化・美白成分

ビタミンC誘導体(アスコルビン酸誘導体):チロシナーゼ阻害と抗酸化の両方の作用を持ちます。不安定な純粋ビタミンCより、安定化された誘導体(リン酸型・グルコシド型など)がスキンケアには適しています。
ナイアシンアミド(ビタミンB3):メラノソームの転送(メラノサイトから角化細胞への受け渡し)を抑制することで色素沈着を軽減します。
トラネキサム酸:プラスミンという炎症関連因子を阻害し、メラノサイトへの刺激シグナルを遮断します。特に肝斑への有効性が知られています。

3)肌バリアを整える保湿ケア

①バリア低下→炎症→メラノサイト刺激の悪循環を断つ

加齢に伴う慢性炎症(Inflamm-aging)は皮膚バリアの低下と関連し、色素異常の背景要因となります【5】。肌バリアが壊れると外部刺激が侵入しやすくなり、炎症が慢性化し、その炎症がメラノサイトを刺激するという悪循環が生まれます。バリアを整える保湿ケアは、この連鎖の根本を断つアプローチです。

②保湿に役立つ成分

セラミドは皮膚のバリア機能を担う脂質成分で、加齢とともに減少します。セラミド配合の保湿剤は、バリア回復に科学的根拠があります。ヒアルロン酸やグリセリンは水分保持に優れ、乾燥による微細な炎症を防ぎます。また、シアバターやスクワランなどの油性成分は、水分の蒸散を防ぐエモリエント効果があります。

4)摩擦・刺激を減らす正しいスキンケア習慣

優しいクレンジングジェル「ナールスエークレンズ」

①間違ったスキンケアがメラノサイトを刺激するリスク

洗顔時のゴシゴシ洗い、コットンでの強い拭き取り、過度なピーリングなど、肌への物理的な摩擦・刺激は炎症を引き起こし、メラノサイトの活性化につながります。シミを気にしてスキンケアを頑張るほど、逆に刺激を与えてしまうというケースも少なくありません。

②実践ポイント

洗顔は「泡で包む」感覚で、摩擦を最小限に。化粧水・美容液はコットンより手のひらで優しくなじませる。クレンジングは肌に合ったタイプを選び、時間をかけてすすぐ。肌に刺激になりうる成分(高濃度アルコール・強い香料など)を含む製品は、シミが気になる方は避けるのが賢明です。

5)生活習慣——慢性炎症を減らす内側からのケア

①抗炎症を意識した食事:

慢性炎症はメラノサイトの老化・過活動を促す背景要因です。抗炎症作用のある食品(青魚のオメガ3脂肪酸、緑黄色野菜のβカロテン・ビタミンC・ビタミンE、緑茶のカテキンなど)を積極的に取り入れましょう。反対に、精製糖質や過剰な脂質の摂取は慢性炎症を助長するといわれています。

②良質な睡眠とターンオーバーの関係:

睡眠中は成長ホルモンが分泌され、皮膚の修復・再生(ターンオーバー)が促進されます。ターンオーバーが正常に機能することで、メラノサイトから角化細胞に受け渡されたメラニンが表面へ押し上げられ、自然に剥落します。睡眠不足はターンオーバーを乱し、メラニンの蓄積につながります。成人では毎日7〜8時間の睡眠を確保することが推奨されます。

中川ゆうこさん
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監修者のメッセージ

看護師

中川ゆうこさん

日々の美容クリニックでの診療の中で感じるのは、肌トラブルの多くが特別な治療よりも、毎日のケアの積み重ねに大きく左右されるということです。シミやくすみも同様で、強いケアを追加するより、摩擦を減らしてやさしく洗うこと、十分に保湿してバリア機能を保つこと、紫外線対策を習慣にすることなど、基本を丁寧に続けることがメラノサイトを守ることにつながります。急な変化を求めず、肌の調子を見ながら無理のない方法を続けることが大切です。ご自身の肌をいたわりながら、安心して日々のケアを続けていきましょう。

<参考記事>

メラノサイトを守る発想へ|美白に頼らないエイジングケアの新常識
シミを消す対策は、美白だけに頼らない紫外線対策と美容医療
美白への過度な期待はお肌をダメに!正しい美白化粧品の選び方の秘密

メラノサイトのケアにナールスのエイジングケア化粧品のオススメ3選

メラノサイトを守るケアでは、美白有効成分でメラニンを抑えることだけに注目するのではなく、炎症・乾燥・摩擦・光刺激といった日常の刺激を減らし、肌環境全体を整えることが重要です。
ナールスのエイジングケア化粧品シリーズは、この「肌の土台を整える」という発想を大切にしており、結果としてメラノサイトが過剰に反応しにくい状態づくりをサポートします。ここでは、メラノサイトを守る視点からおすすめの3つの医師監修エイジングケア化粧品をご紹介します。

1)ナールスエークレンズで摩擦レスケア

ナールスエークレンズ

毎日のクレンジングは、摩擦による刺激が積み重なりやすく、知らないうちにメラノサイトを刺激する原因になり得ます。
ジェルタイプのナールスエークレンズは、肌にやさしくなじませてメイクを落としやすい設計で、必要以上にこすらずに洗えるのが特長です。摩擦による負担を抑えやすく、刺激を減らした洗顔習慣を続けやすくなります。
さらに、アミノ酸系洗浄成分を採用し、肌に必要なうるおいを守りながら洗える設計です。洗う段階から刺激を減らすことが、メラノサイトを守り、透明感を保つための基本になります。
摩擦レスな洗顔・クレンジングを実現「ナールスエークレンズ」

2)ハリ・うるおい・バリアケアを重視するナールスネオ

ナールスネオ

乾燥によってバリア機能が低下すると、外部刺激を受けやすくなり、炎症を招いてメラノサイトの活性化につながることがあります。
エイジングケア美容液ナールスネオは、ナールスゲン、ヒト型セラミド、アミノ酸などを配合し、角層のうるおいを保ちながらハリ感をサポートし、刺激を受けにくい肌状態へ導きます。
バリア機能が整うことで、肌は摩擦や乾燥、紫外線などに過敏に反応しにくくなり、メラノサイトが安定して働きやすい環境づくりにつながります。
メラノサイトケアにおすすめのエイジングケア美容液「ナールスネオ」

3)やさしい日焼け止めで紫外線&ブルーライトカット

ナールスヴェール

メラノサイトを守るには、紫外線だけでなく、日常の光刺激全体を減らすことが重要です。
ナールスヴェールはノンケミカル処方でありながらSPF50+・PA++++を備え、日常使いからレジャーまで対応できる日焼け止めです。紫外線に加えブルーライトにも配慮した設計で、毎日の光防御を無理なく続けやすいのが特長です。
光刺激を習慣的に減らすことで、メラノサイトが過剰に反応しにくい肌環境づくりにつながります。
メラノサイトの活性化を防ぐ日焼け止め「ナールスヴェール」

メラノサイトに関するよくある質問

Q1.メラノサイトは減らした方がシミは防げますか?

いいえ、メラノサイトは紫外線から肌を守る重要な細胞であり、減らすべきものではありません。問題となるのは数ではなく、炎症や紫外線などの刺激によって過剰に活性化してしまうことです。シミ対策では、メラノサイトを抑え込むのではなく、紫外線対策・保湿・抗酸化ケアなどで肌環境を整え、正常な働きを保つことが大切です。

Q2.日焼け止めを使っているのにシミが増えるのはなぜ?

紫外線対策だけでは防ぎきれない場合があります。UVAの長期曝露、塗り直し不足、摩擦や炎症、乾燥、さらには可視光線やブルーライトなどもメラノサイトを刺激する要因です。日焼け止めの適量使用とこまめな塗り直しに加え、保湿・抗炎症・生活習慣の見直しなど総合的なケアが必要です。

Q3.ブルーライトは本当に肌に影響しますか?

メラノサイトがブルーライトを感知し、メラニン生成を調節することがわかってきました。日常生活での影響は紫外線ほど大きくはありませんが、長時間のスマートフォンやPC使用は色素沈着の一因になるリスクがあります。気になる場合は、ブルーライトカット設定や可視光対策可能な日焼け止めを取り入れるのも一つの方法です。

Q4.シミ対策で一番重要なのは美白化粧品ですか?

美白化粧品は有効な手段の一つですが、それだけでは十分とはいえません。シミはメラノサイト単独ではなく、炎症・乾燥・ターンオーバーの乱れなど複数要因で生じます。紫外線対策、保湿によるバリア改善、抗酸化ケア、摩擦を避けるスキンケアなどを組み合わせることが、科学的にも理にかなった対策です。

Q5.生活習慣でもメラノサイトの働きは変わりますか?

はい、変わります。睡眠不足はターンオーバーを乱し、メラニン排出を遅らせます。また、慢性的な炎症を助長する食生活やストレスも色素沈着の背景になります。十分な睡眠、抗炎症を意識した食事、適度な運動など、体内環境を整えることもメラノサイトの正常な働きを守るうえで重要です。

まとめ——メラノサイトを知ることが、本当のシミ対策への第一歩

メラノサイトは、紫外線から肌を守るために進化した、体にとって非常に重要な細胞です。
しかし、その精密なはたらきが加齢・炎症・ブルーライト・活性酸素などのさまざまな刺激によって乱れると、シミ・色むら・くすみという形で肌の悩みとして現れます。
シミや色素沈着はメラノサイト単独の問題ではなく、線維芽細胞・角化細胞・炎症環境などの複合要因によるものであり、色悩み対策には皮膚全体の環境改善が必要です。単なる美白成分の使用にとどまらず、バリアケア・抗酸化・抗炎症・光対策を組み合わせた総合的なアプローチこそが、科学的根拠に基づくエイジングケアの本質です。
ナールスエイジングケアアカデミーでは、こうした最新の科学的知見をもとに、あなたの肌を長期的に健やかに保つための情報をお届けしています。「シミが気になる」「エイジングケアの方向性を見直したい」という方は、ぜひ関連記事もあわせてご覧ください。

<参照論文>

【1】 Ahuja K, et al. ROS and calcium signaling are critical determinant of skin pigmentation. Cell Calcium. 2025;125:102987.
PMID:39708588.
日本語要旨:活性酸素(ROS)とカルシウムシグナルがメラニン生成制御の重要因子として整理された総説。抗酸化や炎症制御がメラノサイト過剰反応の抑制に関与する可能性を示唆。
【2】 Randhawa M, et al. Visible Light Induces Melanogenesis in Human Skin through a Photoadaptive Response. PLoS One. 2015;10(6):e0130949.
PMID:26121474. doi:10.1371/journal.pone.0130949
日本語要旨:可視光照射でもメラニン生成が誘導され、繰り返し曝露で色素沈着が持続する可能性が示された。UV対策だけでなく可視光対策もメラノサイト保護の観点で重要。
【3】 Duteil L, et al. Differences in visible light-induced pigmentation according to wavelengths. Pigment Cell Melanoma Res. 2014;27(5):822-826.
PMID:24888214. doi:10.1111/pcmr.12273
日本語要旨:可視光による色素沈着は波長依存性があり、特に短波長光で強く長く持続する場合がある。光防御の重要性を裏付ける臨床的知見。
【4】 Regazzetti C, et al. Melanocytes Sense Blue Light and Regulate Pigmentation through Opsin-3. J Invest Dermatol. 2018;138(1):171-178.
PMID:28842328. doi:10.1016/j.jid.2017.07.833
日本語要旨:メラノサイトはOpsin-3を介して青色光を感知し、カルシウムシグナルを通じてメラニン生成を調節する。ブルーライト対策が色素管理に関与する可能性を示す。
【5】 Agrawal R, et al. The Skin and Inflamm-Aging. Biology (Basel). 2023;12(11):1396.
doi:10.3390/biology12111396. PMID:37997995.
日本語要旨:加齢に伴う慢性炎症(inflamm-aging)は皮膚バリア低下と関連し、色素異常の背景要因となる可能性がある。保湿や刺激低減などによる炎症管理の重要性が示されている。
【6】Kang HY, Lee JW, Papaccio F, Bellei B, Picardo M. Alterations of the pigmentation system in the aging process. Pigment Cell Melanoma Res. 2021;34(4):800-813
doi:10.1111/pcmr.12994. PMID:34048137.
日本語要旨:加齢や光老化により、メラノサイト機能や周囲細胞との相互作用が変化し、色素分布の不均一化が生じる。単なるメラニン抑制ではなく、炎症・乾燥・光刺激を減らす肌環境改善が重要と示唆。
【7】Hughes C, Bishop CL. Current Understanding of the Role of Senescent Melanocytes in Skin Ageing. Biomedicines. 2022;10(12):3111
PMID:36551868.
日本語要旨:老化メラノサイトは炎症性分子を分泌し、周囲細胞へ影響を及ぼす可能性がある。メラノサイト刺激を減らすバリア維持や抗炎症ケアが、加齢性色素変化の抑制に寄与すると考えられる。
【8】Kim JC, Park TJ, Kang HY. Skin-Aging Pigmentation: Who Is the Real Enemy? Cells. 2022;11(16):2541
doi:10.3390/cells11162541. PMID:36010618.
日本語要旨:加齢性色素沈着はメラノサイト単独ではなく、線維芽細胞・角化細胞・炎症環境などの複合要因による。色悩み対策には、メラノサイトだけでなく皮膚全体の環境改善が必要とされる。

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