毛穴の開きが目立ちやすい肌質・タイプはあるの?種類別対策!

本記事はPRを含みます。
「エイジングケア」とは、年齢に応じた化粧品による肌のお手入れを指します。
「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
掲載商品に記載した内容は効果・効能があることを保証したものではありません。
ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
当社スタッフ以外の執筆者・監修者は商品選定には関与していません。

 

毛穴の開き・詰まりと肌質の関係が気になるあなたへ

目立つ毛穴と肌質には関係があるのでしょうか?肌質には、普通肌、脂性肌、乾燥肌、乾燥性脂性肌(インナードライ肌)の4つの基本タイプに加え、敏感肌や混合肌があります。ほかにも、乾燥性敏感肌やニキビ肌、季節の変わり目に肌が敏感になるゆらぎ肌などの肌状態もあります。

<お肌の質・タイプの分類>

肌質の基本の4タイプ

一方、毛穴の目立ち方(詰まり・黒ずみ・開き・たるみ等)も原因が異なります。一般的に毛穴の悩みは、脂腺性毛包やその付近の肌の悩みです。終毛性毛包は頭髪、軟毛性毛包は産毛の毛穴です。

<毛包の種類>

毛包の種類

顔は皮脂腺が大きく発達しているため誰でも毛穴が目立ちやすい部位ですが、肌の乾燥や過剰な皮脂分泌といった肌質と関係が深い原因に加え、紫外線・加齢・ストレスなど肌状態に影響を及ぼす外部要因もあります。

<正常な毛穴>

正常な毛穴のイラスト

<主な毛穴の種類と原因>

毛穴の種類形状の変化主な原因詰まりやすい肌質
詰まり毛穴なし皮脂過剰分泌で角栓が詰まる脂性肌
黒ずみ毛穴小さい詰まった角栓が酸化して黒くなる脂性肌
開き毛穴凹凸皮脂過剰分泌が元となる炎症。ひどくなるとすり鉢毛穴・クレーター毛穴に脂性肌
たるみ毛穴楕円・つながるコラーゲンなどの減少による顔のたるみ乾燥肌傾向で加齢とともに全肌質
乾燥毛穴なし乾燥による肌のキメの乱れ乾燥肌・敏感肌・インナードライ肌
メラニン毛穴なし紫外線ダメージによるメラニン過剰分泌と蓄積肌質を問わない

この記事では、肌質別に毛穴が目立つ原因とともに、対策記事へご案内します。なお、肌質は季節や体調、年齢によっても変化するため、「自分は絶対にこのタイプ」と決めつけず、今の肌状態に合わせて対策を見直すことも大切です。複数のタイプに当てはまる場合は、それぞれの原因を意識した複合的なケアを心がけましょう。

サカイクリニック62 坂井万里先生からのメッセージ

毛穴の黒ずみ・開き・たるみを一緒に治療するおすすめは?
美容医療なら、イオン導入やエレクトロポレーションとハイドロピーリング、高周波治療またはハイフを同時に行えば、毛穴の黒ずみ・開き・たるみを一緒に治療できます。サカイクリニック62では、メソアクティスというエレクトロポレーションとエンディメッドプロといった高周波治療や、ウルトラセルQ+やウルタイトといったハイフも提供しています。毛穴の悩みなら、お気軽にサカイクリニック62にご相談くださいね。

渋谷の美容クリニック「サカイクリニック62」

普通肌と毛穴

普通肌は、水分量と皮脂量のバランスがよい理想的な肌状態で、比較的キメも整っているため毛穴が目立ちにくいお肌です。肌状態が健やかであれば、毛穴の詰まりや黒ずみ、開きなどが目立つリスクは低くなります。清潔・保湿・紫外線対策という基本を守れば、毛穴が目立つことを予防できます。

ただし、普通肌であっても、エイジングによる肌老化でたるみ毛穴のリスクはあります。特に30代半ばからは、たるみ毛穴が目立ち始めることが多いため、目立つ前から早めのエイジングケアを始めることが大切です。コラーゲンを増やすナールスゲンやビタミンC誘導体、レチノール、ナイアシンアミドなどを配合したエイジングケア化粧品を取り入れましょう。良い生活習慣を続けることも、あらゆる毛穴の予防につながります。詳しくは「たるみ毛穴の原因と改善方法|化粧品選びから美容医療まで徹底解説」をご覧ください。

<たるみ毛穴>

たるみ毛穴

脂性肌と毛穴

毛穴が最も目立ちやすい肌質は脂性肌(オイリー肌)です。生まれつき皮脂腺が大きく、遺伝的に男性ホルモンの影響で皮脂分泌量が多い傾向があります。思春期は男性ホルモンの影響で誰もがオイリーな傾向になります。皮脂は汗と混じって皮脂膜をつくり、バリア機能を守る大切な役割がありますが、過剰に分泌されると毛穴に詰まって角栓の原因になり、酸化が進むと黒ずみ(いちご鼻)になります。炎症で角質異常が起こると、毛穴が開いてしまうこともあります。

<詰まり毛穴>

詰まり毛穴

<黒ずみ毛穴>

黒ずみ毛穴

<開き毛穴>

開き毛穴

脂性肌の毛穴ケアは、まず内側から。脂質・糖質の摂りすぎ(お菓子・ケーキ・ファストフード等)は皮脂分泌を増やすため控えめにし、皮脂を抑えるビタミンB2(サバ缶・レバー・ウナギ・マイタケ等)・B6(鶏ささみ・サケ・バナナ等)、抗酸化作用のあるβカロテン・ビタミンC・ビタミンE、ターンオーバーを整える亜鉛などのミネラルを積極的に摂りましょう。あわせて、十分な睡眠・適度な運動・ストレス解消も皮脂の過剰分泌の抑制に役立ちます。

スキンケアでは、酵素洗顔(週1〜2回、皮脂・たんぱく質を分解)やクレイ配合の洗顔料・クレンジング料が有効です。ただし使いすぎは肌ダメージのもとなので適度に。保湿も忘れずに行い、ビタミンA誘導体(レチノール)、ナイアシンアミド、ビタミンC誘導体など皮脂を抑える成分に加え、ビタミンE誘導体やフラーレン、金コロイドなど酸化を防ぐ成分を配合した化粧品を使いましょう。詳しくは「脂性肌なら毛穴の開きが目立ちやすい!予防と改善の対策は?」「角栓の除去はダメ!?鼻の毛穴に詰まる原因と正しいエイジングケア」「毛穴クレンジングおすすめ25選」をご覧ください。

乾燥肌やバリア機能が低下した肌と毛穴

乾燥肌、インナードライ肌、敏感肌は、いずれもバリア機能が低下しており、肌のキメが乱れることで毛穴が目立ちます。アプローチの基本は、保湿によるバリア機能の回復とターンオーバーの正常化です。

1)乾燥肌と毛穴

乾燥肌は、角質の水分量が少ないお肌です。水分が不足すると肌がカサつき、肌のキメが粗くなって毛穴が目立ちやすくなります。保湿をしっかり行ってバリア機能を回復させ、ターンオーバーを正常化させることで、この2つが改善すれば毛穴も目立たなくなります。詳しくは「乾燥でも毛穴が目立つ。予防法やスキンケアの対策は?」をご覧ください。

<乾燥毛穴>

乾燥毛穴

2)敏感肌と毛穴

敏感肌は、乾燥肌以上にバリア機能が低下した状態で、多くは乾燥がひどくなった乾燥性敏感肌です。そのため乾燥による毛穴のリスクが高くなります。季節の変わり目にストレスでホルモンバランスが崩れると、一時的な敏感肌である「ゆらぎ肌」になり、乾燥による毛穴が目立つこともあります。乾燥肌と同じくバリア機能の回復とターンオーバーの正常化が大切なので、洗顔・クレンジングをはじめ、より優しいアイテムを選びましょう。

3)インナードライ肌と毛穴

肌表面は皮脂が分泌されている一方、内側は乾燥している状態です。一見脂性肌に見えますが、本質は乾燥肌でバリア機能が低下しています。皮脂を取るケアをすると、かえって皮脂が過剰分泌して毛穴が詰まるリスクが高まるため、乾燥肌と同じスキンケアやエイジングケアが基本です。

混合肌と毛穴

お肌はパーツによって皮脂腺の数が違うため、どんな方でもTゾーンはオイリーっぽく、Uゾーンはカサカサしがちです。その差があまりなければ大きな問題ではありませんが、差が大きくなると混合肌と呼びます。混合肌の方は、Tゾーンには皮脂が原因の毛穴が、Uゾーンには乾燥毛穴が目立ちやすいため、パーツ別のケアが必要です。ただし、混合肌の本質は乾燥肌であることが多いため、毛穴対策の基本は保湿になります。もし毛穴が目立つ場合は、その原因がTゾーンの皮脂によるものか、Uゾーンの乾燥によるものかを見極めて、パーツ別に対策を考えましょう。

ニキビ肌と毛穴

「ニキビ肌」という肌質はなく、「ニキビができやすい肌質・肌状態」を指します。ニキビは、皮脂の過剰分泌で毛穴が詰まり、皮膚常在菌バランスが崩れてアクネ菌が過剰繁殖することで発生します。10代の思春期では、多くの場合、脂性肌とニキビ肌は同じ状態です。一方、20代以降で大人ニキビに悩んでいる方の場合は、部分的に肌が乾燥した状態になっていることが多いのが特徴です。

<ニキビ発症のメカニズム>

ニキビ発症のメカニズムの図

思春期のニキビ肌は脂性肌ケアが中心(洗顔での皮脂対策、ビタミンC誘導体、収れん化粧水等)ですが、大人のニキビ肌はバリア機能の低下が原因のため、皮脂を取るケアは逆効果です。乾燥肌・インナードライ肌と同じアプローチで、バリア機能を正常化させることが大切です。

ニキビが炎症を起こすと危険です。放置するとニキビ痕が残ったり、すり鉢・クレーター状の凸凹毛穴が目立つリスクがあるからです。ここまで進むとセルフケアでの改善は難しく、美容医療が必要になります。

肌質以外でも毛穴は目立つ!

目立つ毛穴の原因は、肌質や加齢だけでなく、外部要因も影響します。

1)気温や湿度の変化

春や夏は皮脂腺の活動が活発になり、誰でも肌質が脂性肌傾向になるため、詰まり毛穴・黒ずみ毛穴が目立ちやすくなります。秋や冬は湿度が下がり乾燥しやすいため、乾燥毛穴が目立ちやすくなります。

2)紫外線

紫外線ダメージは肌質を問わず影響します。ターンオーバーの乱れでメラニンが毛穴周りに蓄積すると「メラニン毛穴」(毛穴の周りがリング状に黒くなる)になり、短期的には乾燥による皮脂の過剰分泌、長期的には光老化によるたるみ毛穴のリスクにもなります。詳しくは「光老化とは?紫外線ダメージによる肌老化のメカニズムと対策・治療法」をご覧ください。

<メラニン毛穴>

メラニン毛穴を表したイラスト

3)スキンケアやエイジングケアの失敗

どんな肌質であれ、刺激の強いスキンケア(ピンセットでの角栓除去、過度な毛穴パックやピーリング、ゴシゴシクレンジング・洗顔、スクラブ洗顔等)は毛穴を悪化させます。詳しくは「毛穴ケアのNGや失敗とは?」をご覧ください。

4)マスク生活

マスクは感染症予防に大切な一方、蒸れによる皮脂の増加や、着脱時の摩擦による肌ダメージで、毛穴やニキビの原因になることがあります。特に乾燥肌の方はバリア機能が弱いため、リスクが高くなります。マスクの内側が汗や皮脂で蒸れる場合は、こまめに取り替える、通気性のよい素材を選ぶといった工夫も有効です。

5)オレイン酸やパルミトレイン酸の摂りすぎ

皮脂に含まれる不飽和脂肪酸(オレイン酸・パルミトレイン酸)の過剰摂取は、角化異常を誘発し、毛穴がすり鉢状に開くことが研究で確認されています【1】。資生堂の研究では、オレイン酸を高濃度で肌に塗布すると角化異常が起こり、皮脂成分と同程度の濃度でも継続的な使用で不全角化が進んだことが報告されています。美容オイルや食べ物で過度に摂り入れないよう注意しましょう。

毛穴の美容医療

どんな肌質であっても、毛穴の詰まりや開きがセルフケアで改善しない場合は、美容医療も選択肢です。また、肌質そのものを改善することで毛穴が目立ちにくくなる治療法もあります。毛穴が開いてしまった場合はダーマペン4やフラクショナルレーザー、毛穴の詰まりにはケミカルピーリングやイオン導入、ハイドラフェイシャルなどが効果的です。脂性肌の肌質改善にはトレチノインの外用薬を使うこともあります。肌質や肌状態、毛穴の状態によって最適な治療法は異なるため、まずはカウンセリングを受けて相談しましょう。詳しくは「毛穴の開き・黒ずみ・たるみの治療!費用と美容クリニックの選び方」をご覧ください。

よくある質問

Q. 1インナードライ肌なのに脂性肌用のケアをしても大丈夫ですか?

A. おすすめできません。インナードライ肌の本質は乾燥肌のため、皮脂を取るケアをすると、かえって皮脂が過剰分泌して毛穴が詰まりやすくなります。乾燥肌と同じ保湿重視のケアが基本です。

Q. 2混合肌の場合、化粧水はTゾーンとUゾーンで変えるべきですか?

A. 理想的にはパーツ別のケアが望ましいですが、混合肌の本質は乾燥肌であることが多いため、まずは保湿を基本にした化粧品を全体に使い、Tゾーンの皮脂が特に気になる場合はあぶら取り紙などで部分的に対応するのがおすすめです。

Q. 3自分の肌質がよくわかりません。どう判断すればいいですか?

A. 洗顔後、何もつけない状態で15〜20分置き、Tゾーン・頬の皮脂と乾燥のバランスを確認する方法が簡単です。詳しくは「肌質(肌タイプ)の診断と改善のコツは?」をご覧ください。

Q. 4季節によって肌質が変わる場合、毛穴ケアも変えるべきですか?

A. はい。春〜夏は皮脂が増えやすいため詰まり・黒ずみ毛穴対策を、秋〜冬は乾燥しやすいため保湿を重視した乾燥毛穴対策を、というように季節に合わせてケアの重点を切り替えることをおすすめします。

まとめ

目立つ毛穴と肌質の関係について解説しました。毛穴には、詰まり・黒ずみ・開き・たるみなど、いくつかの種類・タイプがあり、これらは肌質と関係があります。特に脂性肌の場合は毛穴の詰まりや黒ずみが、乾燥肌の場合はキメの乱れによる毛穴が目立ちやすい傾向にあります。肌質は季節や体調によっても変化するため、一度診断して終わりにせず、今の肌状態に合わせて見直していくことも大切です。

毛穴の対策には肌質別の工夫が必要ですが、いずれの場合も洗顔やクレンジング、保湿、紫外線対策をしっかり行うことが大切です。まずはご自身の肌質を把握し、それぞれの専門記事を参考にケアを進めてみてください。

<参考記事>

参考文献

【1】Katsuta Y, Iida T, Inomata S, Denda M. Unsaturated fatty acids induce calcium influx into keratinocytes and cause abnormal differentiation of epidermis. J Invest Dermatol. 2005;124(5):1008-1013.
PMID: 15854043 DOI: 10.1111/j.0022-202X.2005.23682.x
日本語要旨:皮脂に含まれる不飽和脂肪酸(オレイン酸等)が、表皮細胞の異常分化(過角化)を誘発し、毛穴をすり鉢状に開かせるメカニズムを解明した研究。

SNS Share

\ この記事をシェアする /

エイジングケアを本気で学ぶ情報サイト|ナールスエイジングケアアカデミー