毛穴の詰まり・黒ずみ・開き・たるみを目立たなくする!種類別対策

本記事はPRを含みます。
「エイジングケア」とは、年齢に応じた化粧品による肌のお手入れを指します。
「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
掲載商品に記載した内容は効果・効能があることを保証したものではありません。
ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
当社スタッフ以外の執筆者・監修者は商品選定には関与していません。

サカイクリニック62の理事長 坂井先生

この記事の監修医(医療の章を除く)

医療法人社団 サカイクリニック62

理事長

坂井 万里 先生

新保光華先生

「毛穴の美容医療による治療」の章の監修者

TCB東京中央美容外科 高田馬場院

医師

新保光華先生

毛穴の詰まり・黒ずみ・開き・たるみが気になるあなたへ

毛穴の黒ずみや毛穴の開きが気になる女性

「毛穴の詰まり・黒ずみ・開き・たるみを目立たなくする!種類別対策」をお届けします。

毛穴が目立つ原因は、皮脂、角栓、乾燥、加齢、紫外線など人によってさまざまです。原因が違えば、必要なケアも変わります。この記事では、まずご自身の毛穴がどのタイプかを見分け、それぞれの原因と対策を解説している専門記事へご案内します。

たとえば、皮脂の分泌が多い方が乾燥毛穴向けの保湿ケアばかりを行っても、根本的な改善にはつながりません。逆に、たるみが原因の毛穴に、皮脂対策のクレンジングを頑張っても効果は限定的です。まずは自分の毛穴がどのタイプなのかを正しく知ることが、遠回りに見えて実は一番の近道なのです。

なお、毛穴は誰にでもあり、お肌を守る大切な役割を持つため、完全に消すことはできません。ただし、原因を理解して正しくケアすれば、目立ちにくくすることは可能です。エイジングケア世代になるほど毛穴の悩みは複合的になりやすいため、1つの原因だけにとらわれず、幅広い視点でケアを見直すことも大切です。

<この記事の大切なポイント>
  • 毛穴が目立つ原因は、皮脂・角栓、たるみ、乾燥、紫外線、産毛など多岐にわたり、原因によって見た目のタイプが異なります。
  • 毛穴ケアの基本は、正しい洗顔・保湿・紫外線対策です。
  • 毛穴は消すことはできませんが、原因に合ったケアで目立ちにくくすることは可能です。
  • エイジングケア化粧品で改善できない毛穴は、美容医療も選択肢の1つです。

毛穴の種類別・早見表

目立つ毛穴は、大きく8タイプに分けられます。まずはご自身の毛穴がどのタイプか確認してみましょう。原因は重なっていることもあるので、タイプ分けにこだわりすぎず、原因を理解することを優先してください。鏡でお肌を見るときは、乾いた状態の素肌で、自然光の下、正面と斜め45度の両方から観察すると、より正確に見分けやすくなります。

毛穴の種類形状の変化主な原因詳しい記事
詰まり毛穴・黒ずみ毛穴(イチゴ鼻)なし〜小さい皮脂過剰分泌で角栓が詰まり、酸化して黒くなる角栓の除去はダメ!?
開き毛穴やや大きい皮脂過剰分泌が元となる炎症・角化異常開きとたるみの違い
すり鉢毛穴大きな凹凸皮脂過剰分泌が元となるひどい炎症すり鉢毛穴の原因と予防法
たるみ毛穴・帯状毛穴楕円・つながるコラーゲン・エラスチンの減少による顔のたるみたるみ毛穴の原因と改善方法
乾燥毛穴なし乾燥による肌のキメの乱れ乾燥でも毛穴が目立つ理由
メラニン毛穴なし紫外線ダメージによるメラニンの過剰蓄積光老化とは
産毛による毛穴なし毛穴に残る産毛の存在感

なお、毛穴が目立ちやすい肌質・性別による傾向は「毛穴の開きが目立ちやすい肌質・タイプ」「男性(メンズ)は毛穴が目立ちやすい!?」で詳しく解説しています。

各タイプの見分け方

詰まり毛穴・黒ずみ毛穴は、皮脂・角質・汚れが混ざった角栓が毛穴に残った状態です。詰まっただけなら白〜肌色ですが、酸化が進むと茶色〜黒っぽく見えます。鼻に集中して目立つ場合は「いちご鼻」と呼ばれ、季節を問わず年中目立ちやすいのが特徴です。

開き毛穴は、皮脂の過剰分泌による炎症で角質の柔軟性が失われ、毛穴が丸く開いたまま戻らなくなった状態です。Tゾーン、特に鼻周りで目立ち、皮脂分泌の多い春〜夏や、20代の若い世代に多く見られます。

すり鉢毛穴は、開き毛穴がさらに進行し、毛穴の縁がすり鉢状に大きく凹んだ状態です。放置するとクレーターのようになり、セルフケアでの改善が難しくなるため、早めの対策が重要です。

たるみ毛穴・帯状毛穴は、加齢や紫外線によるコラーゲン・エラスチンの減少で毛穴周辺の皮膚がゆるみ、楕円形に伸びて見える状態です。頬に多く、進行して毛穴同士がつながると「帯状毛穴」と呼ばれます。30代後半〜40代のエイジングケア世代で目立ち始めることが多いタイプです。

乾燥毛穴は、水分不足でお肌のキメが乱れ、毛穴の影が目立って見える状態です。形状そのものは変化しませんが、頬を中心に、秋冬や乾燥しやすい環境で特に目立ちやすくなります。

メラニン毛穴は、紫外線ダメージによるメラニンが毛穴の入り口付近に蓄積し、黒っぽいシミのような点として見える状態です。黒ずみ毛穴と見た目が似ていますが、原因が皮脂の酸化ではなく紫外線による色素沈着である点が異なります。

産毛による毛穴は、毛穴に生えている産毛そのものが目立って見える状態で、トラブルというよりは体質的な要因が大きいタイプです。無理に抜いたり剃ったりすると、かえって毛穴を傷つけることがあるため、気になる場合は専門のサロンや医療機関に相談するとよいでしょう。

2つ以上のタイプに当てはまる、あるいはどのタイプか判断がつかない場合は、無理に1つに絞り込まず、複数の専門記事を読み比べながら、ご自身のお肌に一番近い状態を探ってみてください。

毛穴の目立ち方は、性別・肌質・年代でも変わる

同じ「毛穴が目立つ」悩みでも、性別・肌質・年代によって主な原因は変わります。

脂性肌の方は皮脂分泌が多いため、詰まり毛穴・黒ずみ毛穴・開き毛穴が目立ちやすく、乾燥肌や敏感肌の方は乾燥毛穴が目立ちやすい傾向にあります。普通肌は最も毛穴が目立ちにくい肌質ですが、加齢とともにたるみ毛穴のリスクは誰にでもあります。混合肌の場合は、Tゾーンに皮脂系の毛穴、頬に乾燥毛穴が同時に見られることも珍しくありません。

年代別では、皮脂分泌が多い10〜20代は詰まり毛穴・開き毛穴が、女性ホルモンが急減する40代以降は乾燥毛穴・たるみ毛穴が目立ちやすくなります。男性は女性より皮脂量が多くスキンケアの習慣が少ない傾向があるため、皮脂系の毛穴になりやすい一方、メイクをしないためホルモンバランスの乱れによるリスクは女性より小さいと考えられています。

季節による違いもあります。皮脂分泌が増える春から夏は詰まり毛穴・開き毛穴・黒ずみ毛穴が、乾燥しやすい秋から冬は乾燥毛穴・たるみ毛穴が目立ちやすくなる傾向にあります。ただし紫外線は季節を問わず降り注ぐため、メラニン毛穴やたるみ毛穴の予防のためのUVケアは、1年を通して意識することが大切です。

毛穴ケアの基本方針

毛穴ケアの基本は、「正しい洗顔」「保湿」「紫外線対策」の3つです。特に洗顔は、やり方1つで毛穴を悪化させることもあるので要注意。ゴシゴシこすったり、熱いお湯で洗ったりすると、かえって皮脂の過剰分泌や乾燥を招きます。手順やNG習慣は「毛穴の正しい洗顔方法とは?」で詳しく解説しています。

保湿は、洗顔で失われた水分・油分を補うだけでなく、バリア機能を整えてターンオーバーを正常化させる、毛穴ケア全体の土台になる工程です。保湿・エイジングケア成分の選び方は、皮脂・角栓が原因なら「角栓・黒ずみのケア」を、たるみが原因なら「たるみ毛穴のケア」を、それぞれご覧ください。皮脂の分泌が多い方向けのクレンジング・洗顔料は「毛穴の黒ずみ・汚れを落とすクレンジング料の選び方」もあわせてご覧ください。

紫外線は、メラニン毛穴だけでなく、コラーゲン・エラスチンを破壊してたるみ毛穴の原因にもなる、毛穴にとって1年中意識すべき大敵です。曇りの日や室内でも紫外線A波は届くため、日焼け止めは季節を問わず毎日使うことをおすすめします。日焼け止めの選び方は「日焼け止めの選び方」をご覧ください。

当社では、毛穴ケアのクレンジングジェル「ナールス エークレンズ」をご用意しています。アーチチョーク葉エキスとタナクラクレイ配合で、毛穴の詰まり・開き・いちご鼻・ざらつきにアプローチします。ダブル洗顔不要のジェルタイプで、メイクオフしながら毎日の毛穴ケアに取り入れやすいのも特徴です。

アミノ酸系洗浄成分配合洗顔料&クレンジングジェルナールス エークレンズ

毛穴の美容医療による治療

セルフケアを続けても改善しない毛穴には、美容医療という選択肢もあります。毛穴のタイプによって効果的な施術は異なるため、まずは自分の毛穴タイプに合った施術を知ることが大切です。

  • イオン導入・エレクトロポレーション:有効成分を肌の深部へ届ける施術。黒ずみ・たるみ・乾燥毛穴に
  • ハイドロピーリング:水流で毛穴の汚れを吸引しながら保湿する施術。詰まり・黒ずみ毛穴に
  • 高周波(ハイフ):熱エネルギーでコラーゲン生成を促す施術。たるみ毛穴に
  • フラクショナルレーザー・ピコフラクショナルレーザー:微細な穴を開けてお肌の再生を促す施術。すり鉢毛穴・たるみ毛穴に

これらの施術は、クリニックによって使用する機器や料金体系が異なり、複数の施術を組み合わせることでより高い効果が期待できる場合もあります。施術ごとの効果・費用・ダウンタイム、クリニックの選び方は「毛穴の開き・黒ずみ・たるみの治療!費用と美容クリニックの選び方」で詳しく解説していますので、信頼できる医師と相談のうえ検討してください。

毛穴ケアと日常生活

毛穴ケアは、スキンケア以上に日常生活の影響を受けます。バランスのよい食事、質の高い睡眠、ストレス管理、適度な入浴、禁煙、節度あるアルコール摂取を心がけましょう。無理なダイエットも、代謝の低下や表情筋の衰えを通じてたるみ毛穴の原因になります。

特に睡眠不足やストレスは、ホルモンバランスを乱して皮脂の過剰分泌を招くだけでなく、血流を悪化させて真皮への栄養供給を滞らせ、コラーゲン・エラスチンの生成を妨げます。結果として、詰まり毛穴とたるみ毛穴の両方のリスクを高めてしまうため、スキンケアだけに頼らず、生活習慣全体を見直すことが毛穴ケアの近道です。

毛穴によい食べ物・栄養素は「毛穴の目立ちを改善するおすすめの栄養素と食べ物」、控えたい食べ物は「毛穴の目立ち・トラブルを悪化させる食べ物・飲料・栄養素」をご覧ください。

毛穴ケアに関するよくある質問

Q1. 毛穴パックで汚れを取れば毛穴は締まりますか?

A. いいえ、角栓を取っても毛穴のサイズは変わらず、繰り返すとかえって毛穴が広がることもあります。詳しくは「毛穴パックは角栓やイチゴ鼻に良いの?」をご覧ください。

Q2. 冷水で洗顔すると毛穴は引き締まりますか?

A. 一時的にお肌が引き締まったように感じますが、これは立毛筋や毛細血管が縮まっただけの一時的な感覚です。急な温度変化は赤ら顔の原因にもなるため注意しましょう。

Q3. あぶら取り紙は肌に悪いですか?

A. いいえ、あぶら取り紙は液体状の皮脂だけを取り除くので、お肌を守る固体の皮脂は残ります。ティッシュは繊維がお肌を傷つけるおそれがあるため、あぶら取り紙の使用をおすすめします。

Q4. オイルクレンジングだけで角栓は落とせますか?

A. いいえ、角栓の70%はたんぱく質のため、オイルだけでは落としきれません。詳しくは「角栓の除去はダメ!?」をご覧ください。

Q5. 汗をかくことは毛穴対策になりますか?

A. 汗は皮脂と混じって皮脂膜をつくり、乾燥毛穴の予防には役立ちますが、汗そのものが毛穴を直接改善するわけではありません。夏場の汗のかきすぎは、逆にバリア機能を低下させるリスクもあります。

Q6. スクラブ洗顔は毛穴対策に効果的ですか?

A. スクラブ洗顔は皮脂をよく落としますが、摩擦による刺激が大きいため、毛穴ケアの観点ではおすすめできません。摩擦の少ない洗顔・酵素洗顔などを選びましょう。

まとめ

毛穴が目立つ原因は、皮脂・角栓、たるみ、乾燥、紫外線など人によってさまざまです。まずはご自身の毛穴のタイプと原因を理解し、それぞれの専門記事を参考に、正しいスキンケアと生活習慣の見直しを行いましょう。セルフケアで改善しない場合は、美容医療も選択肢の1つです。

毛穴は、なくすことも消すこともできない、お肌にとって大切な存在です。だからこそ、「消す」ことを目指すのではなく、「原因に合ったケアで、目立ちにくい健やかなお肌を保つ」という視点で、じっくりと向き合っていくことが、遠回りに見えて一番の近道になります。この記事を入口に、あなたの毛穴タイプに合った専門記事もあわせてお読みいただき、ご自身に合った毛穴ケアを見つけてくださいね。

<参考記事>

この記事「毛穴の詰まり・黒ずみ・開き・たるみを目立たなくする!種類別対策」が、毛穴の悩み解消の入口としてお役に立てば幸いです。

参考文献

【1】Katsuta Y, Iida T, Inomata S, Denda M. Unsaturated fatty acids induce calcium influx into keratinocytes and cause abnormal differentiation of epidermis. J Invest Dermatol. 2005;124(5):1008-1013.
PMID: 15854043 DOI: 10.1111/j.0022-202X.2005.23682.x
日本語要旨:皮脂に含まれる不飽和脂肪酸が、皮膚のバリア機能を乱し、表皮細胞の異常分化(過角化)を誘発して毛穴を目立たせるメカニズムを解明した研究。皮脂が原因の毛穴(詰まり・黒ずみ・開き・すり鉢)の根本原因を裏づける。

【2】Sugiyama-Nakagiri Y, et al. Age-related changes in the epidermal architecture around facial pores. J Dermatol Sci. 2008;50(2):151-154.
PMID: 18249096 DOI: 10.1016/j.jdermsci.2007.11.014
日本語要旨:加齢に伴う顔面の毛穴周囲の表皮構造の変化を解析した論文。加齢が原因の毛穴(たるみ・帯状)の根本原因を裏づける。

SNS Share

\ この記事をシェアする /

エイジングケアを本気で学ぶ情報サイト|ナールスエイジングケアアカデミー