ナイアシンアミドはサプリでも美肌に効く?選び方から化粧品との違いまで解説

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「エイジングケア」とは、年齢に応じた化粧品による肌のお手入れを指します。
「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
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ナイアシンアミドはビタミンB3として経口摂取も可能で、体内でNAD+の構成成分として代謝・DNA修復・炎症抑制に関わる。ただし化粧品の外用とは作用経路が異なり、美肌への効果は外用のほうが直接的。内服は栄養補給として活用するのが現実的な考え方。

 

「飲むナイアシンアミド」への関心が高まっています。スキンケアでおなじみのナイアシンアミドは、実はビタミンB3(ニコチン酸アミド)として食品やサプリメントからも摂取できる成分です。
しかし「塗るナイアシンアミド」と「飲むナイアシンアミド」は、肌への作用経路がまったく異なります。内服と外用の科学的な違いを理解することで、自分に合った取り入れ方が見えてきます。

 

ナイアシンアミドのサプリメントのはたらき

ナイアシンアミドの化学構造

ナイアシンアミドはビタミンB3の一種で、体内では補酵素NAD+の材料として働き、エネルギー産生やDNA修復、抗炎症などに関与する重要な成分です。
ナイアシンアミドは、皮膚においてバリア機能改善、抗炎症、皮脂調整など多面的な作用を持つ成分として知られています【1】。
サプリメントとして摂取することで、全身の代謝やNAD+産生をサポートします。
一方で、肌への直接的な美白・シワ改善効果という点では、外用(化粧品)のほうが効率的です。これは、塗布した成分が表皮〜真皮に直接作用するためです。
そのため、ナイアシンアミドは「内側からの栄養サポート」と「外側からのスキンケア」を組み合わせて取り入れることが重要です。

ナイアシンアミドサプリメントの選び方

ナイアシンアミドサプリメントの選び方を説明する美容皮膚科の女医

1)ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)を選ぶ

サプリメントを選ぶ際は、「ナイアシン」ではなく「ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)」と表記されたものを選びましょう。ナイアシンは高用量でナイアシンフラッシュ(ほてり・赤み)が起こることがありますが、ナイアシンアミドはそのリスクが低く、継続しやすい特徴があります。

2)含有量(mg)と目的を確認する

ナイアシンアミドのサプリは1日あたり100〜500mg程度の製品が一般的です。栄養補給目的であれば食事摂取基準(男性14〜16mgNE、女性11〜12mgNE)を参考にしつつ、製品の用量を守ることが重要です。美容目的でも過剰摂取は避け、適量から始めましょう。

3)品質・製造基準(GMPなど)を確認する

サプリメントは医薬品ではないため、品質管理が重要です。GMP認証工場で製造されているか、第三者機関による検査が行われているかを確認することで、安全性の高い製品を選びやすくなります。

4)添加物や配合成分をチェックする

着色料・香料・保存料などの不要な添加物が少ない製品を選ぶと安心です。また、ビタミンB群や抗酸化成分が配合されている製品は、代謝サポートの観点からも相性が良いと考えられます。

5)継続しやすさ(価格・形状)で選ぶ

ナイアシンアミドは継続的な摂取が前提となるため、無理なく続けられる価格帯かどうかも重要です。錠剤・カプセル・粉末など、自分にとって飲みやすい形状を選ぶことで習慣化しやすくなります。

ナイアシンアミドとビタミンB3の関係

ナイアシンアミドとビタミンB3の関係のイラスト

1)ナイアシン・ナイアシンアミド・ニコチン酸の関係

「ナイアシン」は水溶性ビタミンのひとつで、「ニコチン酸(ナイアシン)」と「ニコチン酸アミド(ナイアシンアミド)」の総称として使われます。どちらもビタミンB3と呼ばれます。

2) ビタミンB3(ナイアシン)の種類と特徴

①ニコチン酸(ナイアシン)

・体内でのNAD+への変換が速い
・大量摂取するとナイアシンフラッシュ(皮膚の赤み・ほてり)が起きやすい

②ニコチン酸アミド(ナイアシンアミド)

・体内でのNAD+への変換は間接的(2段階を経る)
・ナイアシンフラッシュが起きにくく副作用が少ない
・スキンケアにも使われる形態
ニコチン酸アミドは、ニコチン酸に比べてナイアシンフラッシュが起こりにくく、サプリメントとして取り入れやすい形態とされています【2】。

サプリメント(経口摂取)による体内での役割

ナイアシンアミドのサプリメント

1)NAD+の構成成分として働く

ナイアシンアミドを経口摂取すると、消化管から吸収され血流に乗って全身の細胞へ届きます。
そして体内で「NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)」という補酵素の構成成分として使われます。
NAD+は細胞が行うエネルギー産生(ATP合成)に不可欠な補酵素で、ミトコンドリアでの代謝反応を支え加齢とともに減少することが老化関連変化に関与すると考えられています【3】。またDNA修復を行う酵素(PARP)やサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)の活性化にも関与しています。

2)NAD+は加齢とともに減少する

NAD+は10代後半をピークに、40〜60代にかけて約50%にまで減少するとされています。この減少が細胞のエネルギー産生低下・DNA修復能力の衰え・炎症の増加などを通じて老化促進に関わると考えられています。

ナイアシンアミドのサプリメントとして期待できる美肌・健康効果

ナイアシンアミドの美肌・健康効果を期待する女性

1)全身での代謝サポート

ナイアシンアミドを摂取することでNAD+の産生が高まると、糖質・脂質・たんぱく質の代謝が活発になり、エネルギー産生効率が上がると期待されます。このことが疲労感の改善・肌のターンオーバーのサポートにつながる可能性があります。また、バリア機能の維持にもつながり、乾燥肌などの予防につながります。

2)DNA修復と抗炎症でシワやシミの予防

ナイアシンアミドは、紫外線によって生じたDNA損傷(ピリミジン二量体の形成)の修復を助ける可能性が報告されており、内側からの光老化対策として意義があります【4】。
内服でもこの働きが期待でき、特に紫外線ダメージを日常的に受ける方にとっては、内側からの光老化対策としての意義があります。つまり、紫外線によるシワやシミの予防につながります。また、経口ニコチンアミドは紫外線関連皮膚障害に対する予防的意義も報告されており、日常的な紫外線ダメージを受けやすい方の補助的なインナーケアとして注目されています【5】。

3)皮膚・粘膜の健康維持で肌荒れやニキビの予防

ナイアシンが欠乏するとペラグラ(皮膚炎・下痢・認知症を三徴とする欠乏症)が生じます。現代の日本でペラグラになることは稀ですが、ナイアシンが皮膚や粘膜の正常維持に必要不可欠な栄養素であることは確かです。サプリメントでの補給は、食事からの摂取が不十分なときの栄養補完として有用です。適度なナイアシンアミドの内服は肌荒れやニキビ予防につながります。

推奨摂取量とサプリメント利用の注意点

1)日常の食事での必要量

ナイアシンの1日あたりの推奨量 ナイアシンの1日あたりの耐容上限量

日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、ナイアシンの推奨量は成人女性で11〜12mgNE/日、成人男性で14〜16mgNE/日です。(NEはナイアシン当量で、食品に含まれるナイアシンと、体内でアミノ酸から合成されるナイアシンの合計量を示す単位)
通常の食事から十分に摂取できる量であり、日本人の一般的な食生活では欠乏は稀です。
また、過剰摂取を防ぐための耐容上限量も設定されています。高用量のニコチンアミドでは、まれに胃腸障害や肝機能への影響が報告されているため、サプリメントは適量を守ることが重要です【6】。
サプリを利用する際は、食事からの摂取量も考慮し、上限を超えないよう注意しましょう。

<参考記事>

ナイアシンの働きと1日の摂取量|公益財団法人 長寿科学振興財団

2)サプリメントで摂る場合の目安と注意

サプリメントでナイアシンアミドを摂取する場合、目安は製品に記載された用量を守ることが最優先です。一般的な美容目的のナイアシンアミドサプリは1日あたり100〜500mg程度の製品が見られますが、医学的な治療目的での高用量摂取(1gを超えるような量)は医師の指導のもとで行う必要があります。

3)ナイアシンアミド不足と過剰摂取のリスク

①不足した際のリスク

ナイアシンが不足すると、「ペラグラ」と呼ばれる欠乏症を引き起こすことがあります。
ペラグラの代表的な症状は、皮膚炎・下痢・精神神経障害の3つで、「3D(Dermatitis・Diarrhea・Dementia)」として知られています。
現在の日本では発症はまれですが、アルコールを過剰に摂取する方は注意が必要です。アルコールは栄養の吸収や代謝を妨げるため、ナイアシン不足につながることがあります。
基本的には、栄養はバランスの良い食事から摂ることが重要です。しかし、食生活が偏りがちな方や十分に摂取できない場合は、ナイアシンアミドを含むサプリメントを補助的に活用するのも一つの方法です。

②過剰摂取のリスク

ナイアシンアミドの過剰摂取(1日1,500mg以上の長期摂取など)では、まれに胃腸障害・肝機能への影響が報告されています。スキンケア目的での内服は通常量の範囲内に留め、疾患治療目的の高用量摂取は医師に相談してください。
また、ニコチン酸(ナイアシン)とニコチン酸アミド(ナイアシンアミド)を混同しないよう注意が必要です。ニコチン酸は大量摂取でナイアシンフラッシュ(皮膚の赤み・ほてり・かゆみ)が起きやすいのに対し、ナイアシンアミドはフラッシュが起きにくい特徴があります。

ナイアシンアミドを含む食品

ナイアシンアミドが豊富な食品

ナイアシンアミドは以下の食品に豊富に含まれています。

■ ナイアシンを多く含む主な食品
魚介類:まぐろ(赤身)、かつお、たらこ、さば、さんま 肉類:鶏むね肉、豚レバー、牛レバー きのこ類:まいたけ、エリンギ、しいたけ 穀類:玄米、小麦胚芽

ナイアシンは熱に強い水溶性ビタミンです。ゆでると水に流れ出るため、スープや汁物として汁ごと食べる調理法が効率的です。

外用(化粧品)との作用経路の違い

肌の美白やシワ改善など、皮膚への局所的なアプローチという意味では、外用(化粧品)のほうが直接的で効率的です。内服は体全体の栄養・代謝サポートとして有用であり、外用との「インナービューティーケア」の補完的な組み合わせとして考えるのが現実的です。
化粧品に関しては、「ナイアシンアミドとは?化粧品成分としての効果・安全性・使い方を徹底解説!」をご覧ください。

<ナイアシンアミドの外用と内服の違いの一覧>

比較項目外用(化粧品・スキンケア)内服(サプリメント)
主な作用部位表皮〜真皮(塗布した部位)全身の細胞(血流を介して届く)
美白への経路メラノソーム輸送を局所的に阻害間接的(DNA修復・抗炎症経由)
バリア機能改善セラミド産生を局所で促進全身代謝改善を通じた間接効果
効果の即効性比較的直接的に肌へ届く全身経路のため間接的・緩やか
吸収経路角質層→表皮→真皮消化→吸収→血流→全細胞

ナイアシンアミドのサプリメントに関するよくある質問(FAQ)

Q1. ナイアシンアミドのサプリを飲めば、化粧品は不要になりますか?

いいえ。内服と外用では作用経路が異なります。化粧品(外用)は皮膚の局所に直接働くため、シミ・シワ・肌荒れへの直接的なアプローチとしては外用のほうが効率的です。サプリメントは全身の栄養補完として有用ですが、化粧品の代替にはなりません。両者を組み合わせるインナーとアウターの同時ケアが理想的です。

Q2. ナイアシンアミドのサプリは1日何mg飲めばよいですか?

日常的な栄養補給目的であれば、食事摂取基準の推奨量(成人女性11〜12mgNE/日など)を参考にしてください。サプリメントを利用する場合は製品の用量を守ることが基本です。美容目的での摂取量は製品によって異なりますが、自己判断で高用量を長期間摂ることは避けてください。

Q3. ナイアシンアミドのサプリは敏感肌でも飲めますか?

はい。ナイアシンアミドは消化管から吸収されるため、皮膚への直接的な刺激はありません。ただし個人の体質によっては胃腸への刺激を感じる方もいます。はじめは少量から試すのが安心です。

Q4. ナイアシンアミドはサプリとスキンケアを同時に使っても大丈夫ですか?

問題ありません。外用と内服は作用経路が異なるため、競合したり過剰になったりするリスクはほとんどありません。むしろ両方から補うことで、相補的な効果が期待できます。

Q5. ナイアシン(ニコチン酸)サプリとナイアシンアミドサプリは何が違いますか?

同じビタミンB3ですが、主に副作用リスクが異なります。ナイアシン(ニコチン酸)は大量摂取でナイアシンフラッシュ(赤み・かゆみ・ほてり)が出やすく、長期高用量では肝機能への影響も報告されています。ナイアシンアミドはフラッシュが起きにくく副作用リスクが低いため、サプリとして取り入れやすい形態です。

Q6.ナイアシンアミドとNMNのサプリメントではどちらが効果的ですか?

どちらも体内でNAD+の材料となる成分ですが、役割と特徴が異なります。
NMNはNAD+に直接近い前駆体であり、変換ステップが少ないため効率的にNAD+を増やす可能性があります。一方、ナイアシンアミドは2段階の変換を経てNAD+に変換されますが、価格が安く安全性が高いというメリットがあります。
現実的には、日常的な栄養補給や美容目的ではナイアシンアミドで十分とされることが多く、NMNはより専門的なエイジングケアとして位置づけられます。
詳しくは、「ナイアシンアミドとNMNの関係とは?NAD+を軸にした抗老化メカニズムをわかりやすく解説」をご覧ください。

Q7.ナイアシンアミドのサプリメントは医薬部外品ですか?

いいえ、ナイアシンアミドのサプリメントは医薬部外品ではなく「健康食品」に分類されます。
医薬部外品は外用製品(化粧品など)に対して効能効果が認められたものですが、サプリメントはあくまで栄養補助を目的とした食品です。そのため、特定の肌効果を保証するものではありません。
サプリメントは全身の栄養状態を整える目的で活用し、肌への直接的なアプローチは外用スキンケアで行うのが基本です。「化粧品と医薬部外品のナイアシンアミドは何が違う?配合濃度と効果の規制を徹底解説」も参考にしてください。

Q8.ナイアシンアミドはどんな栄養素と併せて摂れば良いですか?

ナイアシンアミドは単独でも働きますが、いくつかの栄養素と併せて摂ることで、より効率的に体内で活用されると考えられています。
まず、ビタミンB群(B1・B2・B6など)はエネルギー代謝に関わる補酵素として働くため、ナイアシンアミドと相互にサポートし合う関係にあります。特にB群をバランスよく摂取することで、代謝全体の効率が高まりやすくなります。
次に、トリプトファン(必須アミノ酸)も重要です。トリプトファンは体内でナイアシンに変換されるため、たんぱく質をしっかり摂ることはナイアシン不足の予防につながります。
さらに、抗酸化作用を持つビタミンCやビタミンEと組み合わせることで、紫外線ダメージや酸化ストレスへの対策を強化することが期待できます。
このように、ナイアシンアミドは単体で考えるよりも、ビタミンB群・たんぱく質・抗酸化成分といった栄養素と組み合わせて摂取することで、より効率的な健康・美容サポートにつながります。

Q9. 避けたほうがよいナイアシンアミドサプリの特徴はありますか?

いくつかのポイントを確認することで、品質や安全性に不安のあるサプリメントを避けることができます。
まず、「ナイアシン(ニコチン酸)」と表記されている製品には注意が必要です。ナイアシンは高用量でナイアシンフラッシュ(ほてり・赤み)が起こりやすいため、日常的な美容目的にはナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)を選ぶほうが適しています。
次に、極端に高用量(例:1,000mg以上)を強調している製品も注意が必要です。高用量摂取は、まれに胃腸障害や肝機能への影響が報告されており、自己判断での長期使用は推奨されません。
また、製造元や品質基準が不明確な製品も避けたほうが安心です。GMP認証の有無や、販売元・製造元の情報が明記されているかを確認しましょう。
さらに、不要な添加物(着色料・香料・保存料など)が多く含まれている製品は、体質によっては負担になる可能性があります。
価格が極端に安すぎる製品も、原料や品質管理の観点から慎重に判断することが大切です。
ナイアシンアミドサプリは、適切な製品を選び、用量を守って継続することが重要です。不安がある場合は、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

まとめ

ナイアシンアミドはスキンケア成分としてだけでなく、ビタミンB3として食事やサプリメントから摂取することもできます。体内では補酵素NAD+の構成成分としてエネルギー産生・DNA修復・炎症抑制など幅広い生命機能に関与しています。
ただし皮膚の美白・シワ改善・バリア機能強化という局所効果という点では、化粧品での外用のほうが直接的・効率的です。サプリメントは「全身の健康維持・代謝サポート」という観点で活用し、外用スキンケアと組み合わせる「インナービューティー」の発想で取り入れるのが最も合理的です。
つまり、ナイアシンアミドは「内服=全身サポート」「外用=局所アプローチ」と役割が異なるため、併用することでより効率的なスキンケアが可能になります。

参考文献(エビデンス)

本記事の科学的根拠として、以下の査読済み論文を参照しています。
【1】Gehring W. Nicotinic acid/niacinamide and the skin. J Cosmet Dermatol. 2004;3(2):88-93.
PMID: 17147561 DOI:10.1111/j.1473-2130.2004.00115.x.
日本語要旨:ナイアシンアミドの皮膚への作用をまとめた総説です。セラミド合成促進、バリア機能改善、抗炎症作用、皮脂分泌調整など多面的な作用が整理されており、加齢肌やニキビ、色素トラブルなど幅広い用途で有用な成分であることが示されています。
【2】Rolfe HM. A review of nicotinamide: treatment of skin diseases and potential side effects. J Cosmet Dermatol. 2014;13(4):324-328.
PMID: 25399625 DOI: 10.1111/jocd.12119.
日本語要旨:ニコチンアミドの皮膚疾患への応用と副作用をまとめた総説です。外用だけでなく、経口ニコチンアミドの皮膚がん予防への応用や、高用量使用時の副作用にも触れています。
【3】Verdin E. NAD+ in aging, metabolism, and neurodegeneration. Science.2015;350(6265):1208-1213.
PMID: 26785480 DOI: 10.1126/science.aac4854.
日本語要旨:NAD+がエネルギー代謝、老化、神経変性にどのように関わるかを整理した重要な総説です。NAD+が加齢研究で注目される理由や、NAD+前駆体補充の意義を説明する際の中核文献。
【4】Thompson BC, Surjana D, Halliday GM, Damian DL. Nicotinamide enhances repair of ultraviolet radiation-induced DNA damage in primary melanocytes. Exp Dermatol. 2014;23(7):509-511.
PMID: 24798949 DOI: 10.1111/exd.12430.
日本語要旨:ヒト初代メラノサイトを用いた研究で、ニコチンアミドが紫外線によるDNA損傷の修復を高める可能性を示した論文です。記事内の「DNA修復」「光老化対策」「内側からのサポート」の根拠として有用な論文。
【5】Chen AC, Martin AJ, Choy B, Fernández-Peñas P, Dalziell RA, McKenzie CA, Scolyer RA, Dhillon HM, Vardy JL, Kricker A, et al. A Phase 3 Randomized Trial of Nicotinamide for Skin-Cancer Chemoprevention. N Engl J Med. 2015;373(17):1618-1626.
PMID: 26488693 DOI: 10.1056/NEJMoa1506197.
日本語要旨:皮膚がん高リスク患者を対象に、経口ニコチンアミドが新規非黒色腫皮膚がんと日光角化症を減らすかを検討した第3相ランダム化比較試験です。内服ニコチンアミドの臨床的意義を示す代表的文献であり、経口摂取の実用面に触れる際に有用な論文。
【6】Knip M, Douek IF, Moore WPT, Gillmor HA, McLean AEM, Bingley PJ, Gale EAM. Safety of high-dose nicotinamide: a review. Diabetologia. 2000;43(11):1337-1345.
PMID: 11126400 DOI: 10.1007/s001250051536.
日本語要旨:高用量ニコチンアミドの安全性を検討したレビューです。通常量では比較的安全性が高い一方、非常に高用量では肝機能などへの影響が問題となりうることが整理されています。サプリメント摂取量や過剰摂取時の注意点の根拠として使いやすい論文。

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