40代の敏感肌のスキンケア&エイジングケア

40代の敏感肌のスキンケア&エイジングケア

美容家・化粧品成分上級スペシャリスト

西川美佐子さん

美容家・化粧品成分上級スペシャリスト。
健康・美容関連講師、美容商材関連プロデュース業、元エステティシャン。
エステティシャンとして多くのお客様のお肌に触れ、体の内側から美容をつくるための健康管理・化粧品成分・スキンケアなどを学び、お客様が理想のお肌に向かって進む笑顔をいただくことができました。
反面、お客様とのやり取りを通じて情報過多の時代であるからこその怖さも痛感し、自身が学んできた知識や経験を多くの方にお伝えしたいと思うようになりました。
多くの方が「憧れ」に近づくためのきっかけづくりやサポートをしてまいります。

◆専門・得意分野
健康、美容

●保有資格
・化粧品成分上級スペシャリスト
・健康管理士一般指導員
・2021年登録販売者合格
・AJESTHE認定エステティシャン(ボディ・フェイシャル)
中医学耳つぼ美容協会耳つぼセラピスト
・美容薬学検定1級
・ナチュラルビューティースタイリスト1級
・日本アロマ環境協会アロマ検定1級
・HSAジュニアソーパー

●活動一覧
活動一覧はこちら

「敏感肌」とは、皮膚のバリア機能が低下することで不安定になり、「肌表面の水分量が減る」「些細なことも刺激に感じる」というように肌が繊細になっている状態です。
加えて、40代はホルモンバランスの変化による肌変化が現れてくるので安定させるのは至難の業です。

そこで、「敏感肌」x「40代」の肌悩みを増やさないために意識していただきたいスキンケアやエイジングケアのポイントを3つお伝えします。

1つ目は「守る」ケアです。
まずはクレンジングや洗顔などで、お肌に必要な水分や油分を落としすぎないことが大切です。洗浄力がマイルドな「ラウロイル〜」「ココイル〜」で始まる「アミノ酸系洗浄剤」を使用したものや、人の皮脂に近い「マカダミアナッツ油」「アーモンド油」といった「油脂系」のクレンジングを使ってお肌を守りながらやさしく洗い上げましょう。

さらに、紫外線や刺激などからお肌を守ることも大切です。ノンケミカル処方などのUVケアをしっかりしながら、アルコールや香料・着色料といった刺激を感じる可能性がある成分は避けるようにしましょう。

2つ目は「与える」ケアです。
健やかなお肌・バリア機能を保つために必要な成分を補うケアです。大きく分けて3つの成分があります。セラミド・コレステロールなど水分を挟み込んで高い保水力を発揮する「細胞間脂質成分」、セリンやグリシン、アラニン、プロリン、セリンといった肌内部にも含まれる天然保湿因子のもとになる水分を吸い込んで保湿するアミノ酸やグリセリン、スクワランやシアバターなどの水分の蒸散を防ぐ「エモリエント成分」。この3つを意識しながら、適度な水分と油分を与えていきましょう。

3つ目は「整える」ケアです。
40代はホルモンバランスが変化しやすいので、内側からもケアをすることが大切です。女性ホルモンに似た働きをする成分として、大豆製品に多く含まれる「イソフラボン」、大豆製品が苦手な人は、イソフラボンと同様の働きをしてくれる、アマニ油や緑黄色野菜などに含まれる「リグナン」の摂取を心がけるようにしましょう。

また深呼吸やストレッチ、ウォーキングといった軽い運動は自律神経を整え、ホルモンバランスを整えることにもつながりますので、できる範囲で取り入れるのもおすすめです。

「敏感肌」x「40代」のスキンケア&エイジングケアは、「守る」「与える」「整える」の3つのポイントをおさえて、理想のお肌に近づいてくださいね。

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