CE(コーニファイドエンベロープ)を守り敏感肌から解放された美肌へ

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「エイジングケア」とは、年齢に応じた化粧品による肌のお手入れを指します。
「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
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CE(コーニファイドエンベロープ)とは、お肌のバリア機能を守る角質細胞の膜。

この膜が未成熟だと敏感肌の原因になります。

今回は、CE(コーニファイドエンベロープ)とは何か、そのはたらきをはじめ、バリア機能や敏感肌、エイジングケアとの関係を取り上げます。

<この記事の大切なポイント>
  • CE(コーニファイドエンベロープ)とは、角質細胞を包む膜です。健やかな状態ならば、肌を守る強い味方です。
  • CEは、インボルクリンやロリクリンというたんぱく質からできています。ターンオーバーの過程において表皮でつくられているのです。
  • CE(コーニファイドエンベロープ)が成熟すれば、角質細胞を守る力が高まりますが、未成熟の場合にはバリア機能低下の原因になります。だから、上手なスキンケアやエイジングケアで成熟させることが大切です。
  • CE(コーニファイドエンベロープ)は、周りの湿度を上げれば、未成熟であっても成熟する潜在能力があります。だから、部屋を加湿することも成熟させるために大切です。
  • 乾燥肌や敏感肌の方は、CE(コーニファイドエンベロープ)を意識して、しっかり保湿しましょう。敏感肌の方は、刺激の強いスキンケアや成分を避けて、やさしいエイジングケア化粧品を選びましょう。
この記事の監修者
ナールスコム店長 村上清美

ナールスコム

ナールスコム店長 村上清美

メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。

<保有資格>
コスメコンシェルジュ
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト

*敏感肌の原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス

敏感肌の原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス

CE(コーニファイドエンベロープ)を守り敏感肌から解放された美肌への目次

1.CE(コーニファイドエンベロープ)を守って敏感肌を改善したいあなたへ

CE(コーニファイドエンベロープ)を守って敏感肌を改善したい女性

CEとは、コーニファイドエンベロープとも呼ばれるたんぱく質の外壁構造ですが、美肌のためにはとても大切です。

これがうまく育って成熟しないと肌も健やかになれないのです。

さて、エイジングケア世代の多くの女性が悩む敏感肌

乾燥肌が原因となってバリア機能が低下することで、お肌が敏感になった状態のことを言います。

低下してしまったバリア機能は、早く正常化し、お肌を健やかな状態に戻したいですよね。

エイジングケアのゴールの1つが、バリア機能を正常に保つことですが、敏感肌になるとエイジングケア化粧品を選ぶことにも、使うことにも、慎重になる必要があります。

今回は、美肌に大切でそんなバリア機能とエイジングケアに関係の深い 「CE(コーニファイドエンベロープ)」 のお話です。

その成り立ちや役割、上手に成熟させるポイントなどをご紹介します。

「CE(コーニファイドエンベロープ)って何?はたらきや役割を教えて欲しい!」

「いろんなエイジングケア化粧品を試しているけど、まだ乾燥肌に悩まされている!」

「年齢とともに、お肌が乾燥しやすくなってきた!これって、CEに問題があるの?」

「敏感肌対策を進めているけど、まだ改善には至っていない!」

「CE(コーニファイドエンベロープ)を成熟させるスキンケアやエイジングケアってどうすればよいの?」

などが気になる方に、ぜひ、読んでいただきたい記事です。

<CEを守る敏感肌対策を動画で学ぶ!>

敏感肌の対策は?



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CE(コーニファイドエンベロープ)を守るオススメのクレンジングジェル「ナールスエークレンズ」

2.バリア機能とCE(コーニファイドエンベロープ)

バリア機能とCE(コーニファイドエンベロープ)の関係が知りたい女性

CE(コーニファイドエンベロープ)を詳しく理解する前に、バリア機能について理解しておきましょう。

お肌を外部の刺激や異物から守るとともに、水分を保持するはたらきがバリア機能です。

バリア機能のはたらきを担っているのが、お肌の表皮を覆っている角質層で、門番のように外部からの刺激や異物の壁になってくれています。

また、その角質層を「天然の保湿クリーム」と呼ばれる皮脂でできた皮脂膜が守り、水分の蒸発を防いでいます。

さらに、皮脂膜より奥のお肌のバリア機能は、主にNMF(天然保湿因子)角質細胞間脂質が担っているのです。

この皮脂膜、NMF(天然保湿因子)、角質細胞間脂質は、保湿の3大因子と呼ばれます。

バリア機能を担うNMF(天然保湿因子)と角質細胞間脂質

角質細胞は、角質層の中心的な細胞で、細胞の中のたんぱく質であるケラチンとNMF(天然保湿因子)を含み、角質層内でブロックのように並んでいます。

角質細胞間脂質は、セラミドコレステロールなどで出来ていて、油分と水分が交互に重なるラメラ構造を形成し、セメントのように角質層の中で、角質細胞を埋めるように存在しています。

さらに、最近では、お肌の中で隣り合う上皮細胞同士が密着して、お肌の中の成分が細胞と細胞の間を通過するのを防ぐ装置としての「タイトジャンクション(密着結合)」もバリア機能を守っていることがわかってきました。

角質細胞と角質細胞間脂質が、ともに健やかにはたらけば、素肌も健全な状態になるのです。

つまり、次のような状態です。

エイジングケアで目指すべきは、こんなお肌の状態です。

逆に、皮脂腺から分泌する皮脂量が減って皮脂膜が十分な量がなかったり、角質細胞と角質細胞間脂質が何らかの問題を抱えると、バリア機能は低下して、乾燥肌インナードライ肌、敏感肌、乾燥性敏感肌などの問題を抱える原因となるのです。

バリア機能は、加齢やお肌の乾燥をはじめとするさまざまな原因で低下します。

また、その結果、ターンオーバーの乱れを引き起こしてしまいます。

スキンケアであってもエイジングケアであっても、保湿が大切であると言われますが、それは保湿することで、バリア機能を健やかな状態に維持することになるからです。

そんなバリア機能と関連して、最近、角質細胞を包む膜であるCE(コーニファイドエンベロープ)が、健全な角質細胞が育つ上で大切な役割を果たしていることがわかってきました。

では、CE(コーニファイドエンベロープ)には、どんな役割があるのでしょうか?

また、なぜ、エイジングケアで大切なのでしょうか?





3.CE(コーニファイドエンベロープ)とは?

CE(コーニファイドエンベロープ)とは?と考える女性

1)CE(コーニファイドエンベロープ)は、たんぱく質の膜

これから、CE(コーニファイドエンベロープ)について解説をすすめますが、聞いたことがない言葉がたくさんでてきます。

そのあたりはあまり覚えなくてもよいのですが、CEがなぜ大切でどんなはたらきをするかについてだけは理解しましょう。

CEとは、英語で“cornified envelope(コーニファイドエンベロープ)”の略語で、角化外膜とも呼ばれる角質細胞の周りを覆う、頑丈なたんぱく質の膜状構造のことを言います。

つまり、CEは角質細胞を覆って守る役割を果たしているのです。

保湿や敏感肌対策に深くかかわるCE(コーニファイドエンベロープ)

CEは、インボルクリンやロリクリンというたんぱく質からできています。

これらのたんぱく質は、表皮細胞(ケラチノサイト)が、細胞分裂を繰り返すにしたがって、表皮の有棘層(ゆうきょくそう)上層から顆粒層にかけてつくられます。

2)CEが育つための酵素

これを助けているのが、トランスグルタミナーゼという酵素です。

トランスグルタミナーゼとは、主にたんぱく質とたんぱく質をつなぎ合わせるためにはたらく酵素です。

この中で、皮膚に多いのが、トランスグルタミナーゼ1です。

トランスグルタミナーゼ1のはたらきは、CEのたんぱく質であるインボルクリンやロリクリンをつなぎ合わせるのを助けることです。

他にも、健康なお肌をつくる上で、さまざまな役割があることがわかりつつありますが、その全容はまだ解明されていません。

今後の研究が期待される分野なのです。

わかっているのは、このトランスグルタミナーゼ1がしっかりはたらくと、CEは順調に育つということです。

そして、角質層まで達して、角質細胞になる際、細胞の最も外側に現れて、CEとなるのです。

CEは、角質層の中で十分に成熟することで、極めて丈夫な構造の膜となります。

そうすると、しっかりした土台として、角質細胞間脂質がきちんと並ぶのを助けることができるのです。

これで、健やかなバリア機能が維持できます。

つまり、十分に保湿力のあるお肌の基礎ができるのです。

3)未熟なCE(コーニファイドエンベロープ)と肌悩み

未熟なCE(コーニファイドエンベロープ)で悩む女性

逆に、CEが未熟なままだと、土台がしっかりしない上に、角質細胞間脂質が並ぶので、不安定な状態になります。

これでは、バリア機能が健やかな状態と言えません。

乾燥によるダメージ、紫外線ダメージなどの外からの刺激、擦りすぎのクレンジング洗顔などによって、角質細胞が未熟なまま角層に上がってくる状態では、CEも同じく未熟な状態です。これが肌悩みをもたらします。

CEが未熟だと肌荒れくすみ毛穴の黒ずみなどが目立つ原因になります。

また、CEが弱くて敏感肌が進むとほうれい線シワなどの肌老化が進むことにもなってしまいます。

さらに、乾癬やアトピー性皮膚炎などでも、CEが未熟な状態であることが認められています。

こうした結果から、CEの成熟度が、バリア機能に影響を与えることがわかってきたのです。

このように、CEを成熟した健やかな状態に維持することは、バリア機能を正常に保つ上で、とても大切であることがおわかりいただけるのではないでしょうか。

つまり、エイジングケアでは、CEをしっかり成熟させることを意識しないといけないのです。


4.CE(コーニファイドエンベロープ)を健やかに育てるエイジングケア

CE(コーニファイドエンベロープ)を健やかに育てるエイジングケアを行う女性

ここからは、どうすればCEが健やかに保ち、バリア機能を正常な状態にできるかをお話します。

1)CEは、保湿で成熟化する

幸いなことに、CEが未熟な状態であっても、周りの湿度が上がれば成熟することがわかっています。

つまり、しっかり保湿すれば、CEは成熟するのです。

したがって、バリア機能が低下していても、適切な保湿成分が配合されたエイジングケア化粧品などによって、CEを成熟化することで、バリア機能を回復させることが可能なのです。

また、部屋の湿度を維持することも大切です。

冬の乾燥の季節は、エアコン暖房をつけることも多くなります。その際は、加湿器を使うことをおすすめします。

また、夏のエアコン冷房を使いすぎない事も大切です。

この点については、「エアコンによる乾燥肌には保湿と加湿~冬のエイジングケア~」を参考にしてください。

2)CEを守り、成熟化させるために

それでは、CEを成熟化させる保湿とはどうすればよいのでしょうか?

実は特別なことが必要なのではなく、保湿の基本を忠実に実践すればよいのです。

保湿の基本とは、次の通りです。

  • 今、健やかで潤ったお肌なら、引き続き正しい保湿を行うこと
  • 乾燥肌の場合は、その原因を知って、乾燥肌対策を行うこと
  • インナードライ肌や敏感肌も乾燥肌の1つなので、それらの原因を知るとともに、保湿のための対策を行うこと

以下の記事にも詳しく解説していますので、そちらの記事をぜひご覧ください。

乾燥肌とは?原因は12の要素!メカニズムを知ることで対策

乾燥肌の予防や改善対策は正しいエイジングケアが大切!

敏感肌を改善!症状・原因と10のエイジングケア対策

インナードライ肌の予防と改善の対策はエイジングケアで!

3)CEの保湿はセラミドで

CEを保湿するセラミドクリーム

ここでは、角質の中にある大切な保湿成分であるセラミドと角質細胞間脂質について簡単に解説します。

角質細胞間脂質の中で、水分をしっかり保持する役割の中心的存在であるセラミドが減ることも、バリア機能を低下させる原因です。

年齢に伴って誰でもセラミドが減ってしまいます。

そのため、エイジングケア化粧品の中にはセラミド、とりわけヒトの持つセラミドと同じ構造のヒト型セラミドが配合されるケースが増えています。

そんなセラミドを配合したエイジングケア化粧品を使うことで、CEの成熟化をサポートすることが期待できます。

なぜなら、セラミドを補うことで、角質細胞の周りの水分が保持されるからです。

ただし、セラミドは油溶性なのでセラミド配合化粧水よりも、セラミド配合美容液セラミド配合クリームがオススメです。

4)CEを守るエイジングケア化粧品の選び方

CEを守るエイジングケア化粧品を選ぶ女性

もちろん、セラミド以外のプロテオグリカンヒアルロン酸コラーゲンなどの保湿成分でも、CEのケアができます。

他では、ノイバラエキスにもCEを守るはたらきがあります。

さらに、保湿成分のH-スタビライジング AがCEの成熟を促進するはたらきがあります。

要は、お肌が乾燥している場合は、優れた保湿成分が配合されたエイジングケア化粧品を使って補うことで、お肌の水分量を増やし、CEを成熟化させることができるということです。

自分の肌質に合ったエイジングケア化粧品をしっかり選びましょう。

CEを守るエイジングケア化粧品の選び方は、次の記事を参考にしてください。

①年代別エイジングケア化粧品の選び方

20代でもエイジングケア化粧品は必要?オススメと選び方

30代、初めてのエイジングケア化粧品。失敗で老け顔に!

40代だからこそ考えたいエイジングケア化粧品の選び方!

50代のエイジングケア化粧品の選び方と大切な7つの真実!

60代・70代でも大切!エイジングケア化粧品の選び方と使い方

②CEを守るアイテム別エイジングケア化粧品の選び方

化粧水ランキングを超える!エイジングケア化粧水の選び方

美容液ランキングとエイジングケア美容液の選び方7つの秘密

保湿クリームランキングを超せ!保湿クリームの正しい選び方

フェイスマスクの選び方とオススメ・ランキングの関係は?





5.CE(コーニファイドエンベロープ)を守るクレンジングや洗顔

CE(コーニファイドエンベロープ)を守るクレンジングや洗顔をする女性

バリア機能を低下させて乾燥肌をもたらす原因の1つに、間違ったクレンジングや洗顔があります。

また、刺激の強い洗顔料クレンジング料を使うこともCEを弱体化させてしまいます。

だから、CEを守るためには、優しいクレンジングや洗顔が大切なのです。

エイジングケア世代の方は、乾燥肌傾向にあるので、特に注意が必要です。

CEを守るためには、エイジングケア専用のクレンジング料や洗顔料、アミノ酸系界面活性剤を使ったクレンジング料や洗顔料がオススメです。

特にエイジングケア世代で乾燥肌の方は、CEを守るためにはクレンジングミルク、クレンジングクリーム、クレンジングジェルなどの敏感肌用クレンジング料を選びましょう。

このようにメイクや汚れなどを落とすプロセスにおいても、CEを守るために優しさが大切なのです。


6.グルコシルセラミドでCE(コーニファイドエンベロープ)を守ろう!

内側からの保湿でCFを守るこんにゃく

内側からの乾燥肌対策、つまり、美肌のための食べ物アンチエイジングを意識した生活習慣による保湿が大切であることは言うまでもありません。

その点については、「乾燥肌は食べ物と飲み物で保湿!+エイジングケア化粧品!」や「セラミドを食べ物、飲み物で!乾燥肌とシワにも効果が期待?」をご覧ください。

また、食べ物と保湿との関連では、こんにゃく芋に含まれる「蒟蒻由来グルコシルセラミド」に、全身のお肌のうるおいを守るバリア機能を改善する効果があることが、大手化粧品メーカーの研究によって解明されています。

顔や身体の乾燥が気になる成人男女を対象に、蒟蒻由来グルコシルセラミド1800μg(市販のこんにゃく板9枚分に相当)を摂取するグループと摂取しないグループに分けてお肌への影響を調べたところ、3カ月毎日摂取したグループでは、全身のお肌の水分蒸散量が減少するとともに、「お肌のすべすべ感」や「洗顔後のつっぱり感」などの項目が、継続摂取によって改善する傾向にあることがわかったそうです。

蒟蒻由来グルコシルセラミドを摂取すると、消化管や体内で代謝されてスフィンゴイド塩基になり、皮膚に到達することで、角質細胞のCEの形成が促進されるなど、お肌のバリア機能改善効果に期待が高まっています。

なお、グルコシルセラミドについては、「グルコシルセラミドとセラミドは違う!効果とメリットは?」を参考にしてください。





7.CE(コーニファイドエンベロープ)を守る!敏感肌のエイジングケア

CE(コーニファイドエンベロープ)を守る敏感肌のエイジングケア化粧品

今までのお話でおわかりいただけると思いますが、敏感肌の方の場合は、CEを守ることが特に大切です。

敏感肌の方の場合、バリア機能低下の原因の1つにCEの未成熟が関係していることが考えられます。

そのため、しっかり保湿することが、スキンケア、エイジングケアの基本です。

保湿された状態を維持することで、CEの成熟とバリア機能の改善が期待できます。

しかし、今すでに敏感肌なので、できるだけ刺激の少ないエイジングケア化粧品を選ぶことが大切です。

まず、無香料、無着色、鉱物油フリー、アルコール(エタノール)PGなど、刺激をもたらす可能性のある成分を配合していないエイジングケア化粧品を選びましょう。

フェノキシエタノールパラベンなどの防腐剤も、自分にとって大丈夫かどうかを確認することも大切です。

つまり、お肌に刺激を与えず、優しいスキンケアを継続することが必要条件になります。

他に気を付けたいポイントは、次の通りです。

  • 何が無添加かわからない無添加化粧水や無添加化粧品を使っている
  • イメージだけでオーガニックコスメ、自然派コスメを使っている
  • 何種類もの化粧品を使っている

実は、これらは敏感肌にとってあまりよいスキンケアとは言えないのです。

CEを守る敏感肌の化粧品選びは、「敏感肌化粧品はこれがオススメ!ランキング不要の選び方」や「敏感肌化粧水の選び方は、ランキングより正しい知識で!」、「無添加化粧品なら敏感肌に優しい?コスメのウソと真実」を参考にしてみてください。

きっと、今まで気付かなかった化粧品のイメージ訴求の怖さなどがわかると思います。

大切なことは、化粧品メーカーの広告やイメージで敏感肌化粧品を選ぶのではなく、正しい知識で選ぶことです。

CEを守るためにも正しいエイジングケアの知識を身につけましょう。


8.CE(コーニファイドエンベロープ)と敏感肌に関する質問

Q1.CEと角化外膜の違いは何ですか?

CE(コーニファイドエンベロープ)と角化外膜の違いはありません。CEは英語の“cornified envelope(コーニファイドエンベロープ)”を省略した言葉で、角化外膜とも呼ばれています。表皮の角質層にある角質細胞の周りを覆っている頑丈なたんぱく質の膜状構造のことを指します。

 

Q2.ケラチノサイトとは何ですか?

ケラチノサイトとは、表皮にある角化細胞のことで、表皮の大部分を占めています。

表皮の一番内側にある基底層で、細胞分裂によって毎日新しいケラチノサイトが生まれます。そして、有棘細胞、顆粒細胞、最後にコーニファイドエンベロープのある角質細胞へと形を変えながら徐々に上の層へ行き、角質層でとどまった後に角片となって、最終的には角質となって剥がれ落ちます。

 

Q3.皮膚のバリア機能を高める食べ物は?

バリア機能を高める食べ物は、コーニファイドエンベロープも良い状態にするために大切です。

具体的には、以下の通りです。

  • 皮膚の細胞をつくる栄養素になるタンパク質が豊富な卵やお肉、魚、大豆、豆腐など
  • ターンオーバーの正常化に役立つ亜鉛を多く含む牡蠣やレバー、ウナギ、牛肉など
  • 肌の潤いに大切なセラミドを多く含むわかめやほうれん草、黒ごまや黒豆、ひじきなど

敏感肌の方は、特にバリア機能を高める食べ物を積極的に摂るようにすることをおすすめします。

 

Q4.敏感肌はターンオーバーが早すぎるから?

ターンオーバーが早すぎても、遅すぎても、その周期が乱れていると、お肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすくなって、刺激に反応しやすくなる敏感肌の状態になってしまいます。

その場合は、コーニファイドエンベロープのはたらきも低下しています。

正しいスキンケアや食事、運動などの生活習慣に気をつけてターンオーバーを正常化し、バリア機能が発揮される状態を目指しましょう。

 

Q5.肌のターンオーバーはどのくらいの期間が正常ですか?

肌のターンオーバーのサイクルは、年齢や個人によって異なります。

一般的には、20代だと28日周期、30~40代では約45日程度といわれており、年齢を重ねるにつれて新陳代謝が低下するので、50代、60代になるともっと周期が長くなります。

ただし、個人差があるので、すべての方に上記のサイクルが当てはまるというわけではありません。また、短い方がよい、長い方がよいというわけではなく、適切なターンオーバーによりコーニファイドエンベロープも健やかな状態となってバリア機能が十分に発揮されているということが大切です。

 


9.まとめ

CE(コーニファイドエンベロープ)を守り敏感肌から解放された美肌へのまとめ

CE(コーニファイドエンベロープ)とは何か、その役割や成熟を促すスキンケアやエイジングケアについてご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

エイジングケアにとって、健やかなバリア機能を維持することは1つのゴールです。

お肌に関する研究も進み、そんなバリア機能とCEの関係が明らかになりつつあります。

お肌の乾燥がCEの未成熟の原因ですが、ケアせず放置すると、インナードライ肌や敏感肌になってしまいます。

また、インナードライ肌や敏感肌が続くと、お肌がカラカラになって、CEが成熟しないという悪循環を招いてしまうのです。

だから、CEをしっかり成熟させる対策は、お肌の内側と外側からの「保湿」なのです。

そのためには、刺激の少ない優しい化粧品を選ぶことが大切です。

こうした知識があれば、エイジングケアを考える上でも大いに役立ちます。成熟したCEをつくることができるエイジングケアを心掛けましょう。

 

<参照論文>

【1】Walters RM, Mao G, Gunn ET, Hornby S. Cleansing formulations that respect skin barrier integrity. Dermatol Res Pract. 2012;2012:495917.
PMID: 22927835 PMCID: PMC3425021 DOI: 10.1155/2012/495917
日本語要旨:界面活性剤は角層構造を破壊し皮膚バリア機能を低下させるが、疎水性修飾ポリマー技術により界面活性剤がより大きく安定した構造を形成し、皮膚への侵入を最小化できる。コーニファイドエンベロープを含む角層構造を保護しながら洗浄力を維持するクレンジング処方の科学的根拠を提供する重要な文献である。
【2】Kim BE, Howell MD, Guttman-Yassky E, Gilleaudeau PM, Cardinale IR, Boguniewicz M, et al. TNF-α downregulates filaggrin and loricrin through c-Jun N-terminal kinase: role for TNF-α antagonists to improve skin barrier. J Invest Dermatol. 2011;131(6):1272-9.
PMID: 21346775 PMCID: PMC3103668 DOI: 10.1038/jid.2011.24
日本語要旨:フィラグリン、ロリクリン、インボルクリンはコーニファイドエンベロープの重要な構成タンパク質である。本研究は、TNF-αがこれらのバリアタンパク質の発現を低下させることを実証し、敏感肌の病態生理とクレンジングによる刺激との関連を理解する上で重要な知見を提供している。
【3】Kim BE, Leung DY, Boguniewicz M, Howell MD. Loricrin and involucrin expression is down-regulated by Th2 cytokines through STAT-6. Clin Immunol. 2008;126(3):332-7.
PMID: 18166499 PMCID: PMC2275206 DOI: 10.1016/j.clim.2007.11.006
日本語要旨:アトピー性皮膚炎患者の皮膚では、コーニファイドエンベロープの主要タンパク質であるロリクリンとインボルクリンの発現が著しく低下している。IL-4やIL-13などのTh2サイトカインがこれらの発現を抑制することを示し、敏感肌における皮膚バリア機能低下のメカニズムを解明している。
【4】Kalinin AE, Kajava AV, Steinert PM. Epithelial barrier function: assembly and structural features of the cornified cell envelope. Bioessays. 2002;24(9):789-800.
PMID: 12210515 DOI: 10.1002/bies.10144
日本語要旨:コーニファイドエンベロープは20種類以上のタンパク質がトランスグルタミナーゼによって架橋された不溶性の構造体であり、皮膚バリア機能の中心的役割を果たす。本論文はCEの構造と組み立てメカニズム、そしてバリア機能障害との関連について包括的に解説している。
【5】Coderch L, López O, de la Maza A, Parra JL. Ceramides and skin function. Am J Clin Dermatol. 2003;4(2):107-29.
PMID: 12553851 DOI: 10.2165/00128071-200304020-00004
日本語要旨: ラミドは角質層の細胞間脂質の主要成分であり、皮膚バリア機能と水分保持能に不可欠である。敏感肌を含む多くの皮膚疾患ではセラミド含量が減少しており、コーニファイドエンベロープの成熟とセラミドによる脂質層形成が健康な肌の維持に重要であることを示している。
【6】Proksch E, Brandner JM, Jensen JM. The skin: an indispensable barrier. Exp Dermatol. 2008;17(12):1063-72.
PMID: 19043850 DOI: 10.1111/j.1600-0625.2008.00786.x
日本語要旨:皮膚バリアはコーニファイドエンベロープ、細胞間脂質、タイトジャンクションの3つの主要要素から構成される。本総説は、これらの構造が協調してバリア機能を維持し、敏感肌やアトピー性皮膚炎ではこの統合システムが障害されることを包括的に解説している。
【7】Ideta R, Sakuta T, Nakano Y, Uchiyama T. Orally administered glucosylceramide improves the skin barrier function by upregulating genes associated with the tight junction and cornified envelope formation. Biosci Biotechnol Biochem. 2011;75(8):1516-23.
PMID: 21821935 DOI: 10.1271/bbb.110215
日本語要旨:グルコシルセラミドの経口摂取は、コーニファイドエンベロープ形成とタイトジャンクション関連遺伝子の発現を亢進させることで皮膚バリア機能を改善する。SDS処理による皮膚バリア障害モデルにおいて、CEの成熟を促進し敏感肌の改善に寄与することを示している。
【8】Mukhopadhyay P. Cleansers and their role in various dermatological disorders. Indian J Dermatol. 2011 Jan;56(1):2-6.
PMID: 21572782 PMCID: PMC3088928 DOI: 10.4103/0019-5154.77542
日本語要旨:クレンジング製品は単なる汚れ除去にとどまらず、敏感肌・光老化(photoaging) などの皮膚状態において補助的に有用となり得ることを概説した総説。光老化はしわ・ハリ低下につながるため、エイジング世代では「洗浄のしすぎ」を避け、低刺激・バリア配慮のクレンジング選び/摩擦を減らす使い方が重要という文脈で引用できる。ナールス エークレンズのようなマイルド設計のクレンジングを“肌負担を増やしにくい選択肢”として位置づける際の背景根拠になる。

 

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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