紫外線は疲労の原因にも!どんな季節も対策を

紫外線は疲労の原因にも!どんな季節も対策を

薬剤師 pluskampo株式会社代表

笹森有起さん

「日常を彩る、新しい漢方の可能性の追求」をミッションにオンラインで漢方処方を行う「+kampo(プラス漢方)」、オリジナル漢方製品の企画開発を行っております。

紫外線はシミやシワの原因になることはよく知られています。
しかし、疲労の原因になることはあまり知られていないのではないでしょうか。

実は、紫外線は疲労の原因になるのです。
30代、40代と年齢を重ねると疲れやすくなりますが、紫外線対策をしないと一層、ひどくなるリスクも。

ここでは、疲労と紫外線の関係をご紹介します。

そもそも疲労とは?

疲労という言葉は誰もが知っていますね。
「なんだか疲れやすい」
「不眠で疲れ気味」
「昨日、ゴルフに行って疲れてしまった」
など、皆さんが無意識に「疲労」や「疲れ」といった言葉を使っていますね。

そんな疲労には、定義があります。

<疲労の定義>
疲労とは過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である。
引用:日本疲労学会

もう少し詳しく説明すると、疲労とは次のような状態です。

  • 身体ストレスや精神的ストレス、病気からのストレスにより、いつも通りの調子ができず普段通りの活動できない状態
  • 体が休みたいと訴える状態

そんな疲労は、医療の世界では、未病の最終的な状態と考えられています。
未病とは発病にはならないものの軽い症状がある状態のことです。 なかなか回復しない疲労は、様々な病気につながる原因と考えられています。

疲労の種類

疲労は継続する期間により、急性疲労と慢性疲労の2つにわけられます。

1)急性疲労

急性疲労とは、一過性の疲労です。
休めば回復します。
普段の活動より強度の強い運動や重い物を運ぶ、急激な運動などの一過性の行動が原因と考えられます。
例えば、野球やサッカーなどを久しぶりに行ったり、長い距離を歩くなどによる疲れなどが急性疲労です。
若い方は一日寝るとすっきりするでしょうし、中高年でも健康なら比較的、短期間でとれる疲れです。

2)慢性疲労

慢性疲労とは長期間にわたり倦怠感や不快感を伴う疲労です。
つまり、疲れが蓄積してしまう状態のことです。
短期間の休息や睡眠だけでは、なかなか改善されません。

また、回復しない疲労は、なんらかの病気が原因の場合もあります。
そうでなくても良い健康状態ではありません。
なかなか疲労が回復しない場合は、病院やクリニックを受診して、検査することをおすすめします。

紫外線は疲労の原因の1つ

疲労の原因は様々な身体活動やストレス、環境要因などだと考えられます。
しかし、直接的に大きな影響をもたらすのは、活性酸素、紫外線、乳酸の3つです。
ここでは紫外線と疲労の関係に絞って説明します。

1)目から入る紫外線が疲労の原因

地上に届く紫外線であるUVA、UVBともに疲労の原因と考えられています。
目から体内に入り込んだUVBは三叉神経を介して、UVAは視神経を介して脳へ信号を送り、脳下垂体を刺激します。 脳下垂体が刺激されることで様々なホルモンを産生したり分泌したりします。
その結果、肌や内臓の黒化、免疫病態や疲労状態を起こしてしまうのです。
つまり、目から入る紫外線が疲労の原因になるのです。

目から入る紫外線がシミの原因になることは過去の研究で知られていますが、疲労の原因にもなるのです。

2)紫外線は活性酸素を増やして疲労の原因になる

活性酸素は、微量であれば体内で細胞伝達物質や免疫機能としてはたらくため、健康に必要です。
しかし、過剰に溜まってしまうことで疲れの原因になったり、病気をもたらすこともあります。
その理由は、タンパク質や脂質の酸化により、酸化タンパクや過酸化脂質が蓄積することにあります。

また、活性酸素の産生が過剰になりバランスが崩れた状態を「酸化ストレス」と呼びます。 過度な運動や長時間のデスクワークなどに加えて、紫外線や放射線、大気汚染、タバコなども酸化ストレスの原因になってしまいます。

このように紫外線は直接的にも間接的にも疲労に影響を及ぼすのです。

疲労予防と美肌のために紫外線対策を

今回は、紫外線が疲労の原因になることを解説しました。
紫外線を浴びるとシミやシワの原因になるだけではなく、疲労ももたらすのです。
しかし、逆に言えば、しっかり紫外線対策をすれば、疲労を防いで美肌もキープできるのです。
顔や体のために日焼け止めを使うだけでなく、目の紫外線対策としてUVカットサングラスなどを使いましょう。

【参照】
渡辺 恭良, 水野 敬 「おもしろサイエンス疲労と回復の科学」
[1]厚生労働省 e-ヘルスネット「活性酸素と酸化ストレス」
[2]厚生労働省 e-ヘルスネット「抗酸化物質 [3]厚生労働省 e-ヘルスネット「過酸化脂質」

エイジングケア化粧品のナールスコム スタッフコメント

紫外線が肌老化の原因になることは良く知られていますが、疲労の原因になることをご存知の方はあまり多くないのではないでしょうか?
とくに、目からの紫外線が疲労の原因になるということは、私たちナールスコムのスタッフも知らなかったので、とても勉強になりました。
そんな、疲労の原因にも、肌老化の原因にもなる紫外線を、しっかりカットできるおすすめのナールス製品が2つあります。
どちらも単に紫外線をカットするだけではなく、ナールス製品ならではの特長がありますので、ぜひご一読くださいませ。

1)紫外線を吸収してカット!レンズの両面から有害光線を防ぐ「ナールス アイケアメガネ」

お肌には日焼け止めを塗ることができますが、目に日焼け止めを塗ることはできません。 そのため、目を紫外線などの有害光線からガードするなら、やはりUVカット機能があるサングラスやメガネが有効です。
一般的なUVカットメガネは、レンズが紫外線を反射するような加工が施されています。
紫外線を反射することで目に入る紫外線を防ぐわけです。
一見何の問題もないように思えるかもしれませんが、反射して防ぐことには落とし穴があります。
それは、メガネの隙間から入る紫外線が、内側のレンズに反射して、目や目元のお肌に直撃することです。
この現象をイメージしやすいイラストをご用意しました。

反射して紫外線をカットするレンズ

紫外線は正面からはもちろん、メガネの隙間からも降り注ぎますので、反射してカットするレンズの場合、このような状態になり、せっかくUVカットメガネをかけていても、紫外線から目やお肌をガードできていない可能性があります。

そこでナールスが採用したのが、紫外線を吸収してカットするレンズです。

正面からの紫外線はもちろん、メガネの隙間から入った紫外線も吸収します。つまり、レンズの両面から紫外線をカットするのです。

反射してカットするタイプと、吸収してカットするタイプを比べるとこのようになります。

吸収して紫外線をカットするレンズ

ナールスのアイケアメガネのデザインは全部で14種類ありますが、すべて紫外線を吸収して99%以上カットします。

さらに、レンズの種類によって、ブルーライトや、近赤外線も同時にカットすることができます。

ぜひお気に入りのデザインを見つけて、紫外線などの有害光線から、目と目元のお肌をしっかりガードしていただければと思います。

2)お肌に優しく強力に紫外線カット。エイジングケアもできる「ナールス ヴェール」

紫外線からお肌を守るアイテムといえば、やはり日焼け止め。
ナールスの日焼け止めは、赤ちゃんでも使えるほどお肌に優しいのに、強力に紫外線からお肌をガードすることができます。
また、お肌の保湿やエイジングケアまでできる優れもの。
ナールスヴェールの特徴をまとめると、次の通りです。

  • SPF50+、PA++++と、最高レベルの紫外線カット力で、日常生活や外出時の紫外線からしっかりガード
  • ブルーライトを約85%カット
  • お肌に優しいノンケミカル処方で、乾燥肌や敏感肌、ゆらぎ肌の方も使いやすい
  • 伸びがよく、非常に滑らかな塗り心地
  • 独自処方の肌色で、白浮きせず、お肌を自然にトーンアップ
  • ウォータープルーフ処方で汗や水で崩れにくい
  • ノンオイリー処方でベタベタしない使用感
  • スクワラン、ヒト型セラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分配合で夕方までうるおいをキープ
  • エイジングケア成分ナールスゲン、ビタミンC誘導体配合でエイジングケアもサポート

紫外線による疲労予防と肌老化予防に、ぜひナールスのアイケアメガネやナールスヴェールをお役立てください。

  • どんなことでもお気軽にご相談ください!

    元エステティシャンや、医学・薬学に詳しいスタッフがいます。