美容整形の実態のアンケート調査報告。今、考えている方は必見。プチ整形などハードルが低くなった今。
その実態について、全国の美容整形経験者の女性300人を対象に、口コミアプリ「トリビュー」を運営する株式会社トリビューが行ったアンケート調査結果をご紹介。
経験者は8割以上が満足しているはウソ?ホント?どちらでしょうか?
また、美容クリニックの選び方や施設検索もご紹介します。
CONTENTS
1.美容整形をこれから考えたいあなたへ
「美容整形の実態!経験者は8割以上が満足しているはウソ?ホント?」をお届けします。
女性誌や美容雑誌、テレビなどのメディアなどで美容整形やプチ整形の体験談が紹介されたり、CMや広告も連日、目にします。
ひと昔前は「美容整形」といえば、費用も高額で、施術をしたことを大っぴらには言えない、言わないといった空気が流れていました。しかし、プチ整形という言葉もある通り、いまやメイクの延長線上にある美容法とも言えるくらい、ハードルが低くなりました。
今は美容皮膚科、美容外科などクリニックも多様化し、全国チェーンの医療施設も増えています。
そうなるとハードルが低くなった一方で、次のような疑問も。
「美容整形を受けたきっかけって何?」
「結果に満足したの?トラブルは無いの?」
「美容整形にはどんな種類があるの?プチ整形を受けたいけど・・・」
「美容整形の費用は?どうやって捻出したの?」
「どこで美容整形を受けるのが良いの?選び方は?」
そこで、美容整形の口コミアプリ「トリビュー」を運営する株式会社トリビューが実施した、「美容整形の実態に関するアンケート調査」の調査結果から、『整形のリアル』を探ってみます。
はたして、美容整形の経験者は8割以上が満足しているはウソなのでしょうか?ホントでしょうか?
2.美容整形の経験アリ女性の83%が、「満足」している
美容整形の実態に関するアンケート調査の調査概要と結果をご紹介します。
【調査概要】
調査対象 :美容整形の口コミアプリ「トリビュー」のユーザーで、10代~30代の女性
対象人数 :333名(うち、美容整形経験者300名)
調査対象地域:全国
調査期間 :2018年10月22日~2018年11月5日
調査方法 :アンケート調査(トリビューアプリ内、Twitter)
1)美容整形をするきっかけは?
一番多かった回答が、「もっと可愛くなりたいから」でした。
その次が、「容姿について何か言われた。コンプレックスがある」で、異性から「モテたい」よりも多い意見を集めていました。
コンプレックスを解消して自己肯定感を高めるために、美容整形をする傾向にあるようです。
2)年齢と職業は?
回答者の81%が20代以下で、とくに「18歳~20歳」が20%、「21歳~23歳」が28%と、半数近くがいわゆるZ世代(1990年代半ば~2000年代初めに生まれた世代)でした。30代は19%です。
また、職業は、「会社員」が182人と最も多く、次いで「大学生」が81人でした。
<美容整形のアンケート回答者の年齢層(トリビュー調べ)>
3)美容整形を初めてした年齢は?
はじめて美容整形をしたのは、「18歳~20歳」が38%と最も多く、次いで「21歳~23歳」が23%、17歳以下の方が17%という結果でした。
つまり、55%が20歳以下で美容整形をしていて、高校・大学卒業など、なんらかの節目で美容整形をしている傾向がみられます。
<はじめて美容整形をした年齢(トリビュー調べ)>
4)はじめてした美容整形は?
最も多かったのが「二重埋没」で、その次に「ヒアルロン酸注射(涙袋、鼻、あご)」、「ボトックス注射」と続きます。いわゆる、「プチ整形(*1)」が上位3つを占めていました。
5)どこから美容整形だと思う?
この質問に対して、10人中5.5人が「二重埋没から整形である」と回答しており、最も多い結果でした。
レーザー治療(*2)や注射(*3)を美容整形だととらえているのは10人中2人で、少数でした。
*1:プチ整形とは、メスを入れない(切らない)施術のことです。まぶたを二重にする埋没手術や、ヒアルロン酸注射などがあり、痛みや腫れなどが少なく、手軽に美容効果を得ることが可能です。
*2:レーザー治療とは、シミ取りや毛穴の治療など、主に美肌ケアのために行う治療です。
*3:注射とは、美肌を目的にしたヒアルロン酸注射や、ボトックス注射などを指します。
6)美容整形に満足している?
このアンケート結果が、この記事「美容整形の実態!経験者は8割以上が満足しているはウソ?ホント?」の答えです。
「めっちゃ満足」と「まあまあ満足」をあわせて83%の人が、美容整形に「満足」していることがわかりました。
また、美容整形をした回数は、「2~5回」が44%と最も多く、「1回のみ」が24%、「6〜10回」が15%でした。
約8割近くの人が、複数回美容整形をしていることがわかりました。
つまり、美容整形の経験者は8割以上が満足しているは、本当だったのです。
<美容整形への満足度(トリビュー調べ)>
3.美容整形にかけた金額は、約7割が「100万円以下」
美容整形の実態に関するアンケート調査で使った金額についてご紹介します。
1)美容整形にかけた総額は?
美容整形にかけた金額として、「11~30万円」と回答した人が20%と最も多く、「31〜50万円」が18%、「51~100万円」が15%でした。
約7割の人が、100万円以下の金額を使っているという結果でした。
また、美容整形の回数と使った金額は、どちらも年齢があがるにつれて上昇する傾向がみられました。
<美容整形の回数と使った金額(トリビュー調べ)>
2)美容整形の費用はどう捻出した?
美容整形に使う費用は、「昼職で用意した」人が最も多く、「昼職と夜職で用意した」、「昼職と夜職をしつつ、親にも援助してもらった」「夜職で用意した」「昼職とローンで用意した」と続きます。
仕事を掛け持ちしたり、援助やローンを組んで、美容整形に必要な費用を捻出する方がいることがわかりました。
4.まわりの反応と、これからやってみたい美容整形
美容整形の実態に関するアンケート調査で使、周りの反応やこれからやってみたい美容整形についてご紹介します。
1)美容整形を周囲の人にカミングアウトしている?
アンケートの結果、隠している人は少数派で、10人中7人が「友達 or 家族に伝えている」、1人が「誰にも言っていない」と回答しています。
また、57%の方が美容整形に対して、「後ろめたさを感じない」と回答しました。
これまでよりも、美容整形に対して意外とオープンな空気が生まれつつある傾向がみてとれます。
2)カミングアウトしたときのまわりの反応は?
美容整形をまわりの人にカミングアウトしたとき、64%が「可愛くなるならいいね」という反応を示してくれたと回答。
一方、ネガティブな反応があったのは9%、どちらでもない反応は27%で、まわりの人も美容整形に対してポジティブな印象の方が多いことがわかりました。
3)いま最も興味のある美容整形は?
もっとも回答が多かったのは「鼻(小鼻・鼻中隔・鼻尖)」で、つづいて「糸・切開リフトアップ」、「輪郭骨削り」でした。メスをもちいる手術に興味を持っている人が多い傾向にあるようです。
4)美容大国・韓国で施術を受けたことある?
32%の人が韓国で美容整形を受けたことがあると回答していて、その主な理由として、「費用が安い」「技術力が高い」という結果でした。
<美容医療を考えるなら>
5.美容整形は慎重さも大切
1)美容整形を受ける前に
美容整形の実態に関するアンケート調査からは、美容整形の経験者は8割以上が満足していて、ポジティブにとらえていることがわかりました。
その一方で、「政府広報オンラインの暮らしに役立つ情報」では、毎年、2000件程度の相談を受けています。
美容整形でトラブルになる前に確認すべきことは大きく2つあります。
1つは、美容整形の前の医師の説明を十分に理解できたかどうです。
施術で期待される効果や限界、安全性や副作用、他の選択肢、費用や通院回数、契約範囲などをすべてしっかりと確認して、納得をした上で施術を受けることが大切です。
もう1つは、施術の緊急性。
セールストークとして、「今すぐ施術を受ければ安くなる」や「一緒にこの施術を受ければお得」などを勧められることがあります。
しかし、本当に今、それが必要かをしっかり考えることも大切です。
2)自分にとって合う美容整形を選ぼう
「美容看護師から見た良い美容皮膚科の選び方のコツ」でも紹介していますが、美容整形を受けるにあたって、クリニックや医師選びはとても大切です。
絶対的な正解があるわけではありませんが、次のポイントをチェックしましょう。
- 医師の経験や技量と自分との相性
- 治療メニューの豊富さや選択肢の多さ
- ウェブサイトなどによる情報提供のわかりやすさ
- 看護師の知識や親切さ
受付スタッフやカウンセラーのホスピタリティ
6.美容整形や美容医療の参考情報
ナールスエイジングケアアカデミーでは、シワやほうれい線、毛穴などの美容医療や美容整形などの記事を掲載してます。
そこでは、施術の種類やクリニックの選び方などを紹介しています。
また、ナールスエイジングケアアカデミーの書籍レビューでは、美容クリニックを営む医師が執筆・監修した書籍を紹介しています。
これらも美容整形を考える上で、参考になると思いますので、ここでその記事をご紹介します。
1)美容整形や美容医療の参考記事
2)皮膚科医や美容皮膚科医が執筆・監修した書籍のご紹介
*38歳からはじめたいリカバリー美容辞典 監修 吉木伸子/中村格子/田村マナ
*美しい肌が生まれるところ ‐腸とこころをととのえる‐ 山﨑まいこ
*スポーツと皮膚-アスリートの皮膚トラブルの対策とスキンケア 上田由紀子
*吉木伸子が教える 本当に正しいアンチエイジング大辞典 吉木伸子」、
*皮膚科専門医が教える やってはいけないスキンケア 檜垣祐子(東京女子医科大学教授 同附属女性生涯健康センター副所長)
7.編集後記
「美容整形の実態!経験者は8割以上が満足しているはウソ?ホント?」をお届けしました。
具体的には、全国の美容整形経験者の女性300人を対象に、口コミアプリ「トリビュー」を運営する株式会社トリビューが行ったアンケート調査結果をご紹介しました。
また、ナールスエイジングケアアカデミーが掲載している美容整形や美容医療の記事をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
美容整形は、プチ整形だと数万円の投資とちょっとした勇気で、自分が感じるコンプレックスを解消できたり、また、自信が持てたり人生が変わったりする人もいるかと思います。
今回の美容整形に関する調査結果を見て、Z世代(19歳~20代前半)の美容整形率が高いことにおどろきましたが、この世代は、小さい頃からインターネットに触れてきて、SNSを当たり前のように使いこなしている年齢層です。
昔と比べようがないくらいに、多くの情報を取得する能力を持っています。
自分自身がより幸せを感じるために何ができるか、どんな方法があるかなど、その多くの情報の中から一つの選択として、美容整形を選んでいるのかもしれないですね。
この記事「美容整形の実態!経験者は8割以上が満足しているはウソ?ホント?」がエイジング世代の皆様にお役に立てばウレシイです。
著者・編集者・校正者情報
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
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