Cocon de Soieが行った「美容のプロの本音」の調査を紹介します。
調査結果から、落とし穴に陥りやすいコスメの選び方やお化粧の仕方がわかります。
SNSやYou Tubeなどでメイクのやり方や、プチプラ、デパコスなど流行のコスメの紹介が公開されていますが、美容のプロから見ると意外な落とし穴があるようです。
また、併せてメイク映えのスキンケアの対策もご紹介します。
CONTENTS
1.「美容のプロによる本音」調査の概要
エイジングケアやスキンケアのアイテム選びは、使われている美容成分が自分のお肌に合うかどうかを基準にしている人が多いと思います。
つまり、肌状態や肌質と保湿成分やその他の成分があうかどうかです。
一方、メイクアイテムを選ぶ時は、成分よりも発色の良さ、流行の色やアイテム、コスパなどを重視して選んで、自分を魅力的にみせられる顔になるよう努力している女性は多いのではないでしょうか。
巷でも、雑誌だけでなく、SNSやYou Tubeで化粧の仕方やコスメの選び方などが公開されています。
しかし、そこには意外な落とし穴があることも。
スキンケアブランドの『Cocon de Soie -ココン デ ソワ-』が行った、20~50代のプロの美容(メイク含む)従事者を対象とした、「美容のプロの本音」に関する調査結果をご紹介します。
落とし穴に陥りやすいコスメの選び方やお化粧の仕方などの参考になると思いますよ。
【調査概要】
調査期間:2019年8月28日〜8月29日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20〜50代のプロの美容(メイク含む)従事者1,156人
(ゼネラルリサーチ調べ)
2.プロが見分けるデパコスとプチプラの違い
ここからは、スキンケアブランドの『Cocon de Soie -ココン デ ソワ-』が行った「美容のプロの本音」に関する調査結果をご紹介します。
リーズナブルでお手軽な“プチプラ”と、高級で品質の良い“デパコス”について、プロの美容従事者は見分けることができるかを聞いたところ、8割近くが「はい」と回答。かなりの精度で見分けることができるようです。
また、「はい」と回答した人に「どのような特徴で見分けているか」を聞いたところ、下記のようなコメントが挙げられました。
- コスメの発色や色持ち(千葉県/30代/女性)
- 年齢やメイクの濃さ(東京都/30代/男性)
- 肌の質と長持ち具合(神奈川県/20代/女性)
ファンデーションを使用した肌の質感、アイシャドウの馴染み感(愛知県/30代/女性)
<プチプラとデパコスの見分けがつくか?また、どのような特徴で見分けるか?>
自分自身やほかの女性のメイクを見て、このような状態になっているのに気づいたことがある方もいるのではないでしょうか。
3.プロが教える、声を大にしては言えないオススメできないプチプラとは?
「声を大にしては言えない、お肌を考えるとあまりおすすめできないコスメを教えてください」という質問には、『ティント化粧品』(24.1%)と回答した人が最も多く、次いで『ウォータープルーフ』(22.3%)、『クッションファンデ』(19.8%)との回答でした。
< オススメできないプチプラは?>
ティント化粧品は、韓国コスメが流行っている今、メイク崩れや色移りがしにくいというアイテムなので、使っている方も多いと思われます。
では、なぜティント化粧品がおすすめできないのか、その理由は次のとおりです。
- タール色素やコチニールが肌に非常に悪いから(千葉県/30代/女性)
- 外国産なら勧めない(愛媛県/20代/男性)
乾燥しやすい(北海道/50代/男性)
また、ディント化粧品の次に多かったウォータープルーフについては、次のコメントが挙げられました。
しっかり落とさないと肌トラブルを起こす(埼玉県/400代/女性)
たくさんの女性の美をお手伝いしているプロの美容従事者だからこそ、お肌のことを考えるとあまりオススメはできないコスメもあるようですね。
4.プロがおすすめしないプチプラコスメのデメリットは?
ここでは、スキンケアブランドの『Cocon de Soie -ココン デ ソワ-』が行った「美容のプロの本音」に関する調査結果で挙がった3つおすすめしないプチプラコスメのデメリットを取り上げます。
1)ティント化粧品のデメリット
ティントは英語で「tint」で日本語に訳すと「染める」という意味です。
つまり、ティント化粧品とは、染めるように色がつく化粧品です。
ティントのメリットは、色の落ちにくさから、化粧直しの時間が少なくても済むことです。
一方、デメリットは、メリットの裏返しでポイントリムーバーなどをしっかり使用してメイクオフしないと落ちないことです。
どうしても脱脂力の強いクレンジング料が必要になってくるので、プチプラのティント化粧品は、エイジングケア世代の女性にはあまりおすすめできないアイテムです。
2)ウォータープルーフのデメリット
ウォータープルーフとは、水に強く汗をかいたり皮脂がでても落ちにくい日焼け止めなど。
やはり夏でも落ちにくいことがメリットです。
やはりデメリットは、強いメイク落としが必要になってしまうことです。
ただし、最近ではウォータープルーフも改良されているのでプチプラではなければ肌への刺激も小さく、優しいタイプのメイク落としでも落ちるものもあります。
例えば、ナールスゲン配合の日焼け止め「ナールス ヴェール」は、ウォータープルーフですが、ノンケミカルの日焼け止めで落とすのに強いクレンジングは不要です。
3)クッションファンデのデメリット
クッションファンデとはクッションファンデーションの略語で、コンパクトに入っているスポンジに、リキッド状のファンデーションがしみこませているメイクアイテム。
気軽に持ち運べることや手を汚さずにリキッドのファンデーションを使えることがメリットです。
一方、「使いかけのメイクアイテムは細菌に汚染されている?研究で検証!」でもお伝えしたとおりパフは常に湿っている状態のため、そのまま保管していると衛生状態がよくないことがデメリットです。
細菌に汚染されている使いかけのメイクアイテムは、化粧品かぶれや接触皮膚炎のリスクとなるのです。
5.プロが伝える、美容のためにオススメしたいこと
「美容のプロの本音」に関する調査結果に戻ります。
「美容のためにオススメしたいことは何か」という質問には、最も多かった回答は『時間をかけてゆっくりと』でした。次いで『化粧品ブランドの統一』(25.3%)、『安いものは使用しない』(22.1%)が続きました。
化粧品ブランドは、化粧水、美容液、乳液、クリームなどライン使いするものをトータルでみて様々な成分を配合しているため、使う部位によってブランドの違う化粧品を使用するのはおすすめできず、統一するべきとのコメントがありました。
< 美容のためにオススメしたいこと>
6.スキンケアでメイクの効果を高めるコツとは?
「美容のプロの本音」に関する調査結果の最後。
プロは、美容にはゆっくり時間をかけて取り組むことが重要と考えている人が半数近くいることがわかりましたが、「化粧がうまくなりたい人は、まずどんなスキンケアが必要か」と考えているかを聞いたところ、『お肌の保水力を高める』(45.1%)が最も多かったです。
次いで『普段のコスメでの肌の負担を軽減させる』(26.7%)、『ナチュラル処方がされているケア用品を使用する』(20.4%)と続きました。
<メイクがうまくなりたい人に必要なスキンケア>
さて、メイクがうまいと化粧が映えます。
そんなメイクを学ぶなら「肌悩みを完璧カバー!美容のプロMANAMIさんに学ぶ美肌動画メイクレッスン」や「メイクの超基本テクニック キレイになるメイクのプロセス・道具がよくわかる MANAMI(メイクアップアーティスト)」、「悩みがぶっとぶ 50代からヘア&メイク術(えがお写真館、船津有史)」を参考にしてくださいね。
そして、メイク映えするお肌は美肌です。
これは、肌悩みや肌老化、肌疲労、疲れ顔の無い状態、つまりバリア機能もターンオーバーも整っていて肌ツヤや肌のハリがある状態です。
そのために何をすればよいのでしょうか?
7.美容のプロがおすすめのスキンケアってどうすればよいの?
美容のプロの本音で答えた回答をご紹介しましたが、これで実際に何をどうすれば良いかわからないのではないでしょうか?
そこで、ナールスエイジングケアアカデミー編集部として、『お肌の保水力を高める』方法や『普段のコスメでの肌の負担を軽減させる』方法をご紹介します。
1)エイジングケアやスキンケアの基本を実践する
お肌の保水力を高める基本は、乾燥肌の予防や改善の方法と同じです。
洗顔やクレンジングでお肌を優しく清潔に保つこと、保湿をしっかり行うこと、そして紫外線対策です。この3つついては、「エイジングケアで本当に大切なのは紫外線対策と保湿と洗顔」でも取り上げていますので、参考にしてください。
2)お肌の保水力を高める方法
保水力を高めるアイテムには、主に保湿化粧水、保湿美容液です。また、フェイスマスクなどもあります。
そんなアイテムの選び方は、保湿成分に注目することです。
保水力アップのおすすめの成分としては、グリセリンやアミノ酸、ナールスゲンなどの水分を吸着するヒューメクタント、プロテオグリカンやヒアルロン酸などの水分を挟むこむ成分、セラミドなどの水分を挟み込む成分があります。
セラミドの中では、特にヒト型セラミドを配合したエイジングケア化粧品がおすすめです。
また、スペシャルケアとして肌に密着する素材であるバイオセルロースを使ったフェイスマスクもおすすめです。
3)普段のコスメでの肌の負担を軽減させる方法
美容のプロのこの回答は、自分に合った化粧品を正しく使うことが大切だと伝えたいのだと読みかえることができます。
さまざまな化粧品を適量使うことや正しく使うことが大切です。
さまざまな化粧品の使い方は次の記事を参考にしてください。
*保湿クリームの正しい使い方と塗り方で美肌のエイジングケア!
もちろん、「ナールス60日間美肌プログラム」を受けると保水力アップが可能です。
ほかにも、ナールスエイジングケアアカデミー編集部ニュースで参考となる記事やナールスエイジングケアアカデミー書籍レビューでも参考となる書籍を紹介しています。
<保水力アップのための参考記事>
*美意識の高い30代~50代の女性が実践しているエイジングケアって?
*【20代、30代必見】40代が実感!エイジングケアのスタート年齢と理由
<保水力アップのための参考書籍>
*知れば知るほどキレイになれる!美容成分キャラ図鑑 小西さやか
*化粧品選びの常識が変わる!美肌成分事典 かずのすけ 白野実
8.編集後記
Cocon de Soieが行った「美容のプロの本音」の調査を紹介しました。
美容のプロは、日頃からたくさんのお客様のお肌と接しておられるので、その経験に裏打ちされたアンケート結果は、参考になると思います。
アイラインがペンシルかリキッドか、ファンデーションがクリーム系かパウダー系か、マツエクかどうかなどは見分けることは比較的簡単だと思いますが、プチプラなのかデパプラなのか、見た目で違いがあるとは思っていませんでした。
メイクがうまくなる方法も、何も特別なことではなく、エイジングケアやスキンケアでの基本の「保湿」がやっぱり重要なんですね。お肌に潤いを与えることで、メイクのノリも違ってくるんだと思います。
日々の生活で忙しくしていると、なかなかゆっくりとケアする時間を取ることが難しい時もありますが、週に1回でも、ゆっくりとお肌と向き合う時間を取れるようにしたいなと思います。
著者・編集者・校正者情報
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、お客様にご参加いただいた座談会やスキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。下記から、どうぞ。ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」
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