進行性指掌角皮症とは?症状・原因とケアと治療を医師監修で公開

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「エイジングケア」とは、年齢に応じた化粧品による肌のお手入れを指します。
「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
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進行性指掌角皮症とは、簡単にいえば「手荒れ」のことです。主婦や美容師などが多く経験する手荒れは、医学的には進行性指掌角皮症とも呼ばれます。そんな手荒れはできれば予防したいですし、ひどくならないうちに改善したいですね。この記事では、進行性指掌角皮症の症状・原因とケアと治療を幅広くご紹介します。

<この記事の大切なポイント>
  • 進行性指掌角皮症とは、利き手から症状が出る場合に多い、手荒れです。なぜなら、よく使う利き手の刺激によるダメージが大きくなるからです。
  • 「進行性」の名のとおり症状が進むと、手肌が角化してひび割れになったり、さらに進めば手全体、両手にまで進んでしまうこともあります。予防や早目に対処することが大切です。
  • 進行性指掌角皮症がひどくなるのは主に冬です。春や夏は症状が和らぐことが多いのです。
  • 進行性指掌角皮症の原因は、水などの外部の物質による手肌への刺激が強く、バリア機能が低下することや血行不良です。こうした原因をなくすことで予防が可能です。
  • 進行性指掌角皮症の治療は、医薬品の場合は保湿剤、炎症を抑える薬、血行を促進する薬が使われます。薬剤師や医師の指導に従い、正しく使うことで治療効果が得られます。
  • 進行性指掌角皮症の予防は、普段から、手への物理的な刺激を避ける工夫が大切です。また、薬剤や界面活性剤などの化学的な刺激を避けることも同じく大切です。
  • 進行性指掌角皮症の予防のためのハンドクリームも効果的です。水分を保持する力に強いセラミドやビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体など抗酸化成分を配合したものが、エイジングケアも兼ねるのでオススメです。もちろん、冬は水分の蒸発を防ぐエモリエント成分を配合したハンドクリームがおすすめです。

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進行性指掌角皮症(手荒れ)が気になるあなたへ

進行性指掌角皮症(手荒れ)が気になる女性

「進行性指掌角皮症とは?症状・原因とケアと治療を医師監修で公開」をお届けします。

進行性指掌角皮症とは、いわゆる「手荒れ」です。

手荒れが軽い場合は、手肌の乾燥を防ぐなどのスキンケアで改善します。

一方、ひどい手荒れは、皮膚の病気なので早めに医療機関での治療が必要です。

そんな場合は、エイジングケアやエイジングケア化粧品、ハンドクリームでケアするよりも、皮膚科などのクリニックや病院の専門医に相談することが大切です。

この記事では、ひどい手荒れの1つである「進行性指掌角皮症(しんこうせいししょうかくひしょう)」について説明します。

長くて大げさな名前がついていますが、手荒れの病気としての分類は、なかなか難しいようです。

「手湿疹」と「進行性指掌角皮症」を分ける方もいますし、手湿疹の一部に進行性指掌角皮症があるとする考え方もあります。

病気の分類も大切ですが、一般の方にとっては、その原因は何なのか、スキンケアや日常生活で予防できるのか、ということのほうが重要だと思います。

そこで、この記事では、過度に分類にこだわらず進行性指掌角皮症の予防や改善対策、治療についてご紹介します。

「進行性指掌角皮症ってどんな手荒れ?症状が知りたい!」

「進行性指掌角皮症の原因は?やはり乾燥?」

「進行性指掌角皮症の治療法は?お薬の種類や効果を知りたい!」

「進行性指掌角皮症の予防法は?自宅でどんなハンドケアをすれば良いの?」

「進行性指掌角皮症のスキンケアは?おすすめのハンドクリームは?」

などを知りたい方は、続きをお読みください。

先に、手湿疹について知りたい方は、「手湿疹は主婦や美容師に出来やすい手の病気。原因と対策は?」をご覧ください。

<参考記事>
手肌のエイジングケアは、ハンドクリームと化粧水とアロマ!

<進行性指掌角皮症に悩む前に使いたい!>

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進行性指掌角皮症による手荒れとは?

手荒れとは、手の肌荒れ。

手荒れが、手のひらなどでひどくなっているのは、「進行性指掌角皮症」と呼ばれる皮膚の病気の可能性があります。

進行性指掌角皮症になると、よく使う方の手の親指、人差し指、中指のいずれか、あるいは複数の指先の皮膚が乾燥しはじめ、はがれ落ちます。

また、指紋がなくなることもあります。

そして、進行性指掌角皮症が進むと、指先の皮膚が角化して硬くなり、ひび割れになることもあります。

さらに、ひどくなるとほかの指にも広がり、手全体やもう片方の手にまで広がってしまうこともあります。

このように、進行性指掌角皮症は「進行性」の名のとおり、放置するとどんどん進んでしまうのです。

季節的に、進行性指掌角皮症は、秋から冬にひどくなり、春から夏にかけては症状が和らぐ傾向にあります。

だから、特に秋から冬の乾燥肌対策が大切です。

このほか、進行性指掌角皮症では、手肌に次のような症状が出ることがあります。

  • 赤みやかゆみがでる
  • 小さな水ぶくれやひび割れもみられる
  • 湿疹の状態が見られる

このタイプの手荒れは、主婦、美容師、飲食店店員、医療従事者、ネイリストなど、水仕事をする機会の多い人、ピアニストや手を使う職人さん、紙をよく扱う業務に携わる人、また、家族にアトピーのいる人や子供のころアトピー性皮膚炎を患っていた人など、アトピー素因を持つ人に多いといわれています。

また、最近ではスマホの使い過ぎで指荒れや手荒れになる人も増えています。


進行性指掌角皮症による手荒れの原因は?

<手肌の構造>

手肌の構造のイラスト

1)進行性指掌角皮症の原因は?

このタイプの手荒れになりやすい人を考えれば、その原因も推測できますね。

1つは、水仕事による薬品や洗剤への接触、コピー紙や紙幣の取扱いなどの仕事により、指先の皮膚への刺激が度重なるのが原因です。

そのほか、百貨店などに置いてある除菌用アルコールも使い過ぎると、進行性指掌角皮症の原因になります。

つまり、進行性指掌角皮症の原因は、手に対する化学的または物理的な接触刺激です。

特に、2020年からは新型コロナウイルス感染予防のために、手をアルコールで消毒する機会が増えています。

新型コロナウイルス感染予防で手洗いした後はたっぷり保湿を!」でも取り上げたとおり、これらも過度になるとの進行性指掌角皮症の原因となります。

この接触刺激が繰り返されることによって、皮脂、NMF(天然保湿因子)、角質細胞間脂質によって守られているお肌のバリア機能が低下し、乾燥を招くからです。

こうした観点では、進行性指掌角皮症は接触皮膚炎の1つであるといえます。

また、アトピー素因を持つ方に多いことから、もともと肌のバリア機能の弱いことも原因の1つと考えられています。

さらに、進行性指掌角皮症は、指先の血行不良も、その原因として考えられています。

だから、冷え性の場合も進行性指掌角皮症になりやすいのです。

2)進行性指掌角皮症と手湿疹の関係

進行性指掌角皮症と手湿疹の関係については、いくつかの考え方があるので紹介しておきます。

①進行性指掌角皮症を手湿疹の一部とする考え方

手湿疹は、接触性皮膚炎の1つで、そのうち角化傾向の強いもの、つまり、ひび割れなどが起こるものを進行性指掌角皮症とする考え方があります。

この記事では、この考え方を踏襲しています。

②進行性指掌角皮症を手湿疹と分ける考え方

進行性指掌角皮症は、血行障害や血行不良によるもので、しもやけと近い成因であるとする考え方があります。

この場合、進行性指掌角皮症の治療は、血行の改善を行うことになります。

また、進行性指掌角皮症を治療せずに放置すると、手湿疹を誘発すると考えられます。

この記事では、進行性指掌角皮症の原因の1つに血行不良があるとしていますが、手湿疹と分けてはいません。

病気の分類は、専門家の間でもよく議論なるので、大変難しく、何が絶対に正解なのかを簡単に決めつけることはできない問題です。

この記事の対象である一般のエイジングケア世代の女性にとっては、手荒れの専門的な知識や分類よりも、実際的な治療、予防、スキンケアに興味があると思います。

今回、進行性指掌角皮症という難しい病名に関する記事なので、医学では治療を考える上で分類に対する議論があることを紹介させていただきました。


進行性指掌角皮症の治療

進行性指掌角皮症の治療の薬

1)薬以外で進行性指掌角皮症を進行させない方法

水仕事が原因で起こった進行性指掌角皮症は、水を避けることが治療の最初です。

もちろん、水仕事をしないで済む方は少ないでしょうから、その場合は手袋を使うなどで水を避けることが大切です。

また、進行性指掌角皮症が、紙幣など水以外の刺激が原因で起こった場合でも、水によって悪化することがあるので、水を避けることは大切です。

もちろん、可能な限り、直接的な原因となる刺激や摩擦を避けましょう。

病院でも明らかな原因を避けることが勧められます。

2)薬(医薬品)による進行性指掌角皮症の治療

進行性指掌角皮症の薬(医薬品)による治療のアプローチは3つです。

  • 1つ目は、保湿剤によって保湿を行って、バリア機能を回復させること
  • 2つ目は、炎症がある場合は、ステロイドなどの抗炎症作用のある薬で炎症を抑えること
  • 3つ目は、血行不良が原因なら、血行を促進する薬を使うこと

①保湿剤による進行性指掌角皮症の治療

進行性指掌角皮症でもひび割れに至ってない場合は、保湿剤だけで治療が可能です。

医薬品の保湿剤には、ワセリン、ヘパリン類似物質(ヒルドイド)、尿素などが中心に使われます。

保湿剤についての詳しい情報は、「手湿疹は主婦や美容師に出来やすい手の病気。原因と対策は?」4.1).①「乾燥型手湿疹の治療」をご覧ください。

②炎症を抑える薬による進行性指掌角皮症の治療

炎症を抑える薬、抗炎症薬の外用薬(塗り薬)は、大きくステロイド外用薬と、アラントインなどの非ステロイド性抗炎症外用薬に分かれます。

進行性指掌角皮症の治療では、多くはステロイド外用薬で治療されます。

かつては、症状が軽い場合は、比較的、非ステロイド性抗炎症外用薬が多く使われていました。

しかし、最近では、ステロイド外用薬の有効性と安全性の評価の確立とともに、炎症があれば軽度であっても、ステロイド外用薬を使う場合が増えています。

また、手肌が裂けている状態が酷ければ亜鉛華軟膏が塗布されます。

ステロイド外用薬は長期間使うと皮膚が薄くなるなどの副作用もあるので、医師や薬剤師の指導に従って、正しく使うことが大切です。

一般的には、炎症が治まった後は、保湿剤だけが処方されます。

③血行を促進する薬による進行性指掌角皮症の治療

保湿剤であるヘパリン類似物質には、血行を促進する作用もあるので、進行性指掌角皮症の治療によく使われます。

そのほかには、ビタミンA配合の軟膏やビタミンEの内服薬なども進行性指掌角皮症の治療に使われる場合もあります。

進行性指掌角皮症治療期間は症状によっても異なりますが、1ヶ月程度はかかります。

一般的には、ターンオーバーの期間が短い若い方は比較的早く改善します。

逆に、エイジングが進むと治りにくくなります。

病院や調剤薬局で薬を処方されたら、自己判断で中止せずに、医療者の指示を守って正しく薬を使うことが大切です。


進行性指掌角皮症による手荒れの予防と対策

進行性指掌角皮症による手荒れ予防をした手肌

1)手肌の保湿による乾燥対策

進行性指掌角皮症は、原因の根本が、バリア機能の低下や破壊による乾燥なので、それを避けることが予防の基本です。

手のひらには皮脂腺がなく、指にも少ないので、皮脂膜も薄いのです。

一方、角質層は厚いのですが、それが乾燥と刺激でダメージを受けてしまいます。

そうなると、角質層は、ハリや弾力性を失うことに…。

そのため、手への刺激を減らすことが、進行性指掌角皮症の予防や治療で大切なのです。

洗顔と同じで、手の洗いすぎも皮脂を流してしまい、角層へのダメージを深めることになります。

進行性指掌角皮症の治療中はもちろん、予防のためにも手の洗いすぎを避けましょう。

手洗いの後は、木綿のタオルなどで不要な水分をふき取り、保湿効果の高いハンドクリームを使って、バリア機能の回復を図りましょう。

保湿効果の高いハンドクリームとは、水分の蒸発を防ぐ油性成分であるシアバターやスクワランなどのエモリエントだけではなく、水分を保持するセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどのヒューメクタントなどが配合されているものです。

なお、保湿についての詳しい情報は、「お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分」をご覧ください。

また、手荒れの全体的なお話は、「手荒れ予防と改善の対策とは?丸わかり!ハンドケア」で詳しく説明していますので、ご覧下さい。

もし、手荒れがひどくなってしまったら、早めに皮膚科などの専門医に相談しましょう。

なお、乾燥肌の対策はすべてのエイジングケアの基本です。

ぜひ、「乾燥肌の予防や改善対策は正しいエイジングケアが大切!」もあわせてお読みくださいね。

<参考記事>

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2)手肌の血行促進

また、血行不良も進行性指掌角皮症の原因の1つなので、その予防も大切です。

しもやけなどになりやすい方は、普段からビタミンEを含む食べ物を意識して摂ることや、冬の季節には早めに手袋を使って手肌の体温を下げないような対策も必要です。

ほかにも、手の血管マッサージで血行をよくすることもおすすめです。

さらに、手肌だけではなく、からだ全体を温める下着による温活や足元の温活などを取り入れることも良い方法です。

<参考記事>

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3)手肌への刺激を避ける

進行性指掌角皮症予防にゴム手袋などを着用する女性

進行性指掌角皮症予防のそのほかのポイントとしては、次の点が挙げられます。

  • 水仕事、手を使う仕事を減らす
  • 木綿の手袋などを着用して、指先を直接刺激しない
  • 水仕事の際には、その上からゴム手袋などを着用する
  • 改善しても油断せず、刺激を避けることと保湿をしっかり続ける

進行性指掌角皮症の予防は、今説明した「手肌の保湿による乾燥対策」「手肌の血行促進」「手肌への刺激を避ける」を意識しましょう。

<参考記事>

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まだある!進行性指掌角皮症の予防対策

進行性指掌角皮症予防のための食生活

1)アンチエイジングを意識した日常生活

ここまでは、手肌を中心とした進行性指掌角皮症の予防や改善についてご紹介しました。

もちろん、直接的な手肌のケアは大切ですが、手の美肌を目指すには顔と同様に内側からのケアも大切です。

バランスのよい食生活、十分で質の高い睡眠、適度な運動など、アンチエイジングを意識した生活を心がけましょう。

2)手肌の紫外線対策も大切

手肌のバリア機能を破壊したり、光老化で手のしわや手のシミなど手の老化の原因になるのが、紫外線のダメージです。

紫外線は、手肌の活性酸素を発生させることで、表皮にダメージを与えるだけでなく、真皮の線維芽細胞やコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンを変性させます。

だから、紫外線から手肌を守ることは、あらゆる肌トラブルを防ぐことにつながるのです。

進行性指掌角皮症の予防のためには、紫外線対策も大切です。

特に症状がない場合なら、日焼け止めを使いましょう。

一方、手荒れで刺激を避けたい場合、外出の際には優しい素材の手袋などで手肌を紫外線から守るようにしましょう。

<参考書籍>

*「できるオンナは「手」を捨てない 仕事にも家事にも育児にも負けない、手と爪の守り方」(かずのすけ・川上愛子 著、トランスワールド株式会社)

「いつでもどこでも血管ほぐし健康法 自分でできる簡単マッサージ」(井上正康 著、株式会社角川マーケティング)


進行性指掌角皮症に関するよくある質問

Q1.進行性指掌角皮症は完治しますか?

治療によって、皮膚のバリア機能が回復すれば、完治することは可能です。完治すれば、元通りの手肌を手に入れることが可能です。

医師の指示・指導を守り、治し切りましょう。

Q2.進行性指掌角皮症は再発しますか?

進行性指掌角皮症は、症状が軽く成ったり、治っても油断すると再発します。

再発を防ぐためには、手に刺激となるものは避ける、手を洗いすぎない、手を洗った後には保湿をしっかり行うなどを続けることが大切です。

Q3.進行性指掌角皮症は慢性化しますか?

進行性指掌角皮症は再発を繰り返したり、日々のケアが不十分、刺激を与え続けるなどで慢性化することがあります。

Q4.進行性指掌角皮症は手のどこで発症しやすいですか?

進行性指掌角皮症は、利き手の母指、示指、中指が特に発症しやすい部位です。


まとめ

手荒れは、ひどくなると進行性指掌角皮症にまでなってしまうこともあります。

こうなると日常的な手肌のスキンケアやエイジングケアではなく、早めに皮膚科などを受診しましょう。

進行性指掌角皮症は、医師や薬剤師の指導の下、保湿剤やステロイド外用薬などによる薬物治療があります。

多くの場合、進行性指掌角皮症による手荒れは原因がわかっているので、予防も可能です。

手荒れがひどくならないように、日常的なハンドケア、エイジングケアで予防を心掛けましょう。

この記事「進行性指掌角皮症とは?症状・原因とケアと治療を医師監修で公開」が、エイジングケア世代の皆様の美しい手肌を保つためにお役に立てば幸いです。

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<参照論文>

【1】Thyssen JP, Schuttelaar MLA, Alfonso JH, et al. Guidelines for diagnosis, prevention, and treatment of hand eczema. Contact Dermatitis. 2022 May;86(5):357-378.
PMID: 34971008|DOI: 10.1111/cod.14035
日本語要旨:進行性指掌角皮症のような手荒れを手湿疹として整理し、刺激回避・保湿・外用薬・再発予防まで、診断と治療の実践指針を体系化したガイドライン。
【2】Lampel HP, Powell HB. Occupational and hand dermatitis: clinical features, diagnosis, and management. Clin Rev Allergy Immunol. 2019;56(1):60-71.
PMID: 30171459|DOI: 10.1007/s12016-018-8706-z
日本語要旨:洗剤・水仕事・摩擦など刺激による手荒れ(進行性指掌角皮症の背景)を、原因評価、パッチテスト、治療選択まで実践的に整理。

【3】Bauer A, Rönsch H, Elsner P, et al. Interventions for preventing occupational irritant hand dermatitis. Cochrane Database Syst Rev. 2018 Apr 30;4(4):CD004414.
PMID: 29708265|DOI: 10.1002/14651858.CD004414.pub3
日本語要旨:手荒れを悪化させる“湿潤作業・刺激曝露”に対し、保湿剤・バリア剤・教育介入の予防効果を統合評価。再発対策の根拠。

【4】Hines J, Wilkinson SM, John SM, et al. The three moments of skin cream application: an evidence-based proposal for use of skin creams in the prevention of irritant contact dermatitis in the workplace. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2017;31(1):53-64.
PMID: 27545662|DOI: 10.1111/jdv.13851
日本語要旨:「塗るタイミング(作業前・手洗い後・作業後)」を提案し、手荒れ(進行性指掌角皮症のような乾燥・角質化)の予防の重要性の根拠。
【5】Walters RM, Mao G, Gunn ET, Hornby S. Cleansing formulations that respect skin barrier integrity. Dermatol Res Pract. 2012;2012:495917.
PMID: 22927835|DOI: 10.1155/2012/495917
日本語要旨:洗浄剤の界面活性剤が角質バリアを乱す機序を整理。手荒れ・進行性指掌角皮症では「洗いすぎ」「強洗浄」の見直し根拠。

【6】Fredriksson T, Gip L. Urea creams in the treatment of dry skin and hand dermatitis. Int J Dermatol. 1975 Jul-Aug;14(6):442-4.
PMID: 1099032|DOI: 10.1111/j.1365-4362.1975.tb00137.x
日本語要旨:尿素配合外用が乾燥・角質肥厚を改善し、手荒れ(進行性指掌角皮症で目立つ角質のごわつき)ケアの根拠となる。

【7】Ruzicka T, Grønhøj Larsen F, Galewicz D, et al. Oral alitretinoin (9-cis-retinoic acid) therapy for chronic hand dermatitis in patients refractory to standard therapy: results of a randomized, double-blind, placebo-controlled, multicenter trial. Arch Dermatol. 2004;140(12):1453-1459.
PMID: 15611422|DOI: 10.1001/archderm.140.12.1453
日本語要旨:難治性の慢性手湿疹に対するアリトレチノイン内服の有効性を示す試験。重症手荒れ(進行性指掌角皮症が疑われる例)の治療選択肢の提案。

【8】Filon FL, et al. Effectiveness of a Skin Care Program With a Cream Containing Ceramide C and a Personalized Training for Secondary Prevention of Hand Contact Dermatitis. Dermatology. 2023.
PMID: 36939821|DOI: 10.1089/derm.2022.29002.flf
日本語要旨:セラミド含有クリーム+個別指導で手湿疹の再発・悪化を抑える可能性。バリア低下が背景の手荒れ(進行性指掌角皮症)対策の根拠。

【9】Papadatou Z, Williams H, Cooper K. Effectiveness of interventions for preventing occupational irritant hand dermatitis: a quantitative systematic review. JBI Database System Rev Implement Rep. 2018;16(6):1398-1417.
PMID: 29894409|DOI: 10.11124/JBISRIR-2017-003405
日本語要旨:湿潤作業者の刺激性手皮膚炎を対象に、保湿・バリア・手袋・教育などの予防介入を比較。手荒れ進行(進行性指掌角皮症様)の職業要因説明に有用。

 

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