1年の中で一番暑い季節「夏」。代謝がアップしてもっとも痩せやすい季節と思っている人が多いことが、脳腸相関LABO.の調査で分かりました。
夏のダイエットについてその落とし穴と、いま注目の脳腸相関を利用したダイエットを紹介します。
この方法は、エイジングケア世代が美肌をキープする上でも役立つのでぜひ、チェックしてくださいね。
また、夏の健康や美肌のために気をつけたいことも併せてご紹介します。
<季節を意識した大切なポイント!>
*本当にキレイになれる!動画「ナールス60日間美肌プログラム」とは?
CONTENTS
1.「痩せやすい季節」に関する意識調査の結果をご紹介
「夏は痩せやすい季節ってホントなの?脳腸相関でダイエットの工夫!」をお届けします。
「夏は痩せやすい」
そう思っている人って多いのではないでしょうか?
脳腸相関LABO.が、エイジングケア世代(30歳~49歳)の働く女性568名を対象に、「夏は代謝がアップし最も痩せやすい季節だと思っている方が多いのではないか」というアンケート調査を行いました。
まず、「あなたが最も痩せやすいと思う季節を選んでください」という質問には、「夏」と約5割が回答しています。
<もっとも痩せやすいと思う季節は夏>
脳腸相関LABO.調べ
そして、「夏は代謝がアップする季節なのでぜひダイエットしたいと思うか」という質問には、「かなりそう思う」、「そう思う」を合わせると、全体の60%近くを占めています。
以上から、多くの人が「夏は痩せやすい」と思っていることがわかりました。
<夏はダイエットしたい季節>
脳腸相関LABO.調べ
2.ダイエットのカギを握るのは「脳腸相関」?
夏のダイエットには3つの落とし穴があるとされています。
それは、「飲み物は冷たい物をたくさん飲んでしまうこと」、「暑いから、湯船につからずシャワーで済ませがちになること」、そして「エアコンによるからだの冷やしすぎや暑さを我慢しすぎなど体温調節が難しいこと」です。
雑誌、テレビ、ラジオ、セミナーで活躍されていて、著書も多数あるダイエットエキスパートの和田清香さんによると、夏のダイエットを成功させるのは、この3つだそう。
そして、この3つの方法は、ナールスエイジングケアアカデミーでもお伝えしている夏の乾燥肌対策としても共通しています。
健康なダイエットのためにも肌悩みのないエイジレスな美肌のためにもぜひ、実践してはいかがでしょうか?
1)夏のダイエットの成功ポイント
①冷たい飲み物だけで飲むのは避ける
「腸を冷やさないようにする」のが大切。冷たいものを摂るときは温かいものとセットで飲むのが、腸によってよい方法です。
②暑くても、お風呂に浸かるようにする
お風呂に浸かることで、副交感神経(リラックスモード)のスイッチが入ります。
そして、脳や自律神経のバランスが整い、脳腸の相互からダイエットしやすいコンディションが整えられます。
40~42℃の温度のお風呂に入ると、細胞が熱の刺激を受けて、ヒートショックプロテインを増やすので、からだの内側からエイジングケアができて、美肌パワーがアップしますよ。
③エアコンの温度設定は27度に
暑いからと、冷房で部屋がキンキンするほど冷やし過ぎないようにしましょう。
自律神経は、体温調節や発汗をコントロールしていますが、冷房の効いた室内にいて「寒さ」に慣れてしまうと、外気温との温度差に自律神経のバランスが崩れて、身体がついていけなくなったりします。
また、エアコンは乾燥肌の原因になります。
だからといって、暑いのを我慢していると、その不快感がストレスとなって、こちらも自律神経のバランスが崩れる原因となります。
自律神経が崩れると、自律神経に支配されている脳と腸のネットワーク、つまり「脳腸相関」にも、よい影響がありません。
ダイエットへの影響に加えて、ストレスが肌荒れの原因になることもあります。
2)脳腸相関にあったダイエットは究極のダイエット法
最近ダイエットで注目されているのが、この脳腸相関です。
脳腸相関とは、脳と腸は血管や神経を介して、お互いに密接に影響しあう仕組みのことを言います。
脳で感じた緊張やストレスは腸に伝わり、逆に、腸で感じた情報が脳に伝わって、イライラしたり落ち込んだりと気分にも影響することが知られています。
<脳腸相関>
ダイエットは、好きなものも食べるのを我慢したり、運動もして、それを続けていく必要がありますが、その過程でストレスもたまったり、結果が出なければあきらめがちになってしまいますよね。
ダイエットを意志の力だけで続けるのはなかなか難しいことは、ダイエットを経験したことがある人は身に覚えがあるかも。
和田さんによると、「好きなことや続けられそうなことを選んで、心とからだ(脳と腸)を心地よい状態に整えることが、ダイエットで一番重要なこと。脳腸相関の仕組みとも合致しています。
だから、脳腸ダイエットは、太らない身体を手に入れる究極のダイエット」だそう。
脳と腸のお話を詳しく知りたい方は、「腸にまつわる超すごい話 脳と腸の不思議な関係」や「美しい肌が生まれるところ ‐腸とこころをととのえる‐ 山﨑まいこ」もあわせて読んでみてくださいね。
他にも、ダイエットに関しては、「やせる生活 島野雄実」や「1日30秒ラクしてやせる! ダイエットウォーキング 高岡よしみ」も役立ちます。
3.脳腸相関ダイエットを詳しく知ろう
ここまで、夏にやせるための脳腸相関ダイエットのポイントをご紹介しました。
ここでは、もう少し詳しく脳腸相関ダイエットを説明します。
1)5つを意識して脳腸相関ダイエット
和田清香さんの脳腸相関に着目したダイエットは、脳と腸に良い体内環境によって、健康や美肌をキープしようとするものです。
そのために、食事、入浴、睡眠に気を使い、ボディチェック、脳腸エクサイズを行うものです。
これは、アンチエイジングを意識した生活習慣そのものと言えます。
①食事
カラダ、特に腸にとって良い栄養成分を良い状態で食べることが大切。大豆、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品が特に腸におすすめです。
これらは女性ホルモンを整える食べ物としてもおすすめです。
②入浴
寝る2時間前には入ることと湯船に15分程度つかることで、体温が上がります。
また、入浴後は、脳腸エクサイズがおすすめです。
一方、お風呂は長く入りすぎると敏感肌や乾燥肌の方は、バリア機能の低下につながるので気をつけましょう。
詳しくは、「乾燥肌、敏感肌の方のためのお風呂・温泉の入り方」をご覧ください。
③睡眠
良い睡眠は、脳や腸を休ませたり、自律神経のバランスを整えるために大切。睡眠前にカフェインを摂るなどは避けましょう。
コーヒーや緑茶は、酸化を防ぐ飲料ですが、寝る前には飲むことは控えましょう。
④ボディチェック
脳腸相関ダイエットにポイントは体重にこだわらないことです。
自分が感じる見た目やサイズ感を大事にすることに焦点を当てます。
⑤脳腸エクササイズのポイント
脳腸エクササイズは、脳腸相関を良い状態に整えるため簡単なエクササイズです。
意識的にゆっくりと深い呼吸で行うことで、副交感神経が優位になります。
そんな脳腸エクササイズには、「カラダをねじる・のばす・反る」などでのストレッチで腸を外側からの刺激で活発に動かす方法です。
2)頑張りすぎず続けることが大切
脳腸相関ダイエットは、あまり頑張ることを意識するのではなく、できることを実践することがポイントです。
そのために禁止事項に意識を向けるのではなく、脳と腸に良いことをすることに意識を向けます。
エクササイズなどはちょっとした空き時間にやることを習慣化したり、食べし過ぎても過度に気にせず、2、3日のうちに調整することで対策するなど楽しみながら行うことに焦点を当てることが大切です。
4.無理なダイエットではなく上手に食べて美肌
脳腸相関ダイエットは、健康や美肌の良い方法です。
例えば、「ほうれい線に急激なダイエットは悪影響!食べ物と運動は?」でもご紹介しましたが、無理なダイエットはたるみやほうれい線の原因になります。
脳腸相関ダイエットは、減量を重視しないのでその心配もあまりありません。
もちろん、ダイエットをする場合は、健康や美肌のために食べ物にも気をつけることが大切です。
「スーパーフードはアンチエイジング・美容・ダイエットに効果!」をはじめ、ナールスエイジングケアアカデミーの編集部ニュースでも食べ物に関する記事を掲載しています。
ぜひ、参考にしてください。
*ヨーグルトは夜に食べるのが効果的!おすすめの食べ方と乳酸菌の効果
*アーモンドミルクの日は5月30日!人気秘密はスゴイ美肌効果
*アーモンドを食べる習慣のある人は顔のシワが少ない?研究結果発表!
5.サプリメントもダイエットに上手に摂り入れよう
ダイエットを食べ物だけで行うことが難しい場合、サプリメントを上手に取り入れることも良い方法です。
最近では、アミノ酸やコラーゲンをはじめとするさまざまなサプリメントが発売されています。
そんなサプリメントの利用も考えてみましょう。
ナールスエイジングケアアカデミーでは、サプリメントの記事も掲載しています。
*コラーゲンはなぜ必要?その解説とおすすめコラーゲンサプリご紹介!
*プルプル美肌になる!コラーゲンサプリメントの種類と選び方のコツ
*コラーゲンの敵!紫外線による光老化から肌を守るコラーゲンペプチド
*コラーゲンを毎日食べて、紫外線による光老化や肌老化を予防しよう!
*毛髪に朗報!ノニと魚由来コラーゲン入りドリンクで抜け毛が減った
ナールスでは、低分子純粋コラーゲンを販売中です。
6.まだある!夏に気になる健康や美肌のこと
脳腸相関を活かしたダイエットをご紹介しましたが、健康や美肌のために夏に気をつけたいことはまだまだあります。
たとえば、「気になる夏のニオイ!アンケート調査に見る1位の対策と予防のコツ」で取り上げたニオイ対策もその1つですね。
他にもスキンケアやエイジングケアで気をつけたこととして真っ先に挙げられるのが、夏の紫外線ブロック。
どんな季節でも紫外線対策は大切ですが、特に夏は日差しが強く、UVAとUVBの両方による日焼け、サンバーンとサンタンがシミやソバカスの大きなリスクになってしまいます。
また、光老化でほうれい線やシワのリスクもになったり、紫外線で免疫が低下して、体調不良や夏老け肌になることも。
脳腸相関ダイエットだけに気を取られずにしっかりと紫外線をブロックして、うつくしいボディと美肌を手に入れましょう。
さらに、夏は目の紫外線ブロックも大切です。
UVカット機能のあるサングラスで目の老化やダメージを防ぎましょう。
もちろん、乾燥肌対策を意識して、夏向きの化粧水や夏向きのクレンジングを選んで上手に使いましょう。
7.編集後記
脳腸相関LABO.の調査結果といま注目の脳腸相関を利用したダイエットをご紹介しました。
また、無理なダイエットのデメリットや美肌のために食べ物をご紹介しました。
さらに、夏の気になる健康や美肌のことを取り上げました。
いかがだったでしょうか?
腸は「第2の脳」といわれるぐらい、人間のからだでは多様で重要なはたらきをしています。
脳腸相関が崩れてしまうと、腸内フローラ(腸内細菌叢)のバランスが崩れて、便秘や過敏性腸症候群になったり、肌荒れになったりなど、よいことがあまりありません。
「からだ」「お肌」「心」を健やかで、美しい状態でいるためには、脳腸相関のバランスを保てるような日常生活の過ごし方や食生活を工夫したいですね。
他にも夏は健康や美肌のためにやるべきことがたくさんありますね。
この記事「夏は痩せやすい季節ってホントなの?脳腸相関でダイエットの工夫!」がエイジングケア世代の女性のダイエットや健康や美肌のお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
ぜひご登録をお待ちしております。
▶キレイと健康のお役立ち情報が届く、ナールスのメルマガ登録はこちらから
nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、お客様にご参加いただいた座談会やスキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。下記から、どうぞ。ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」
SNS Share
\ この記事をシェアする /