ナールスゲン化粧品の選び方完全ガイド|なぜ化粧水が最適?アイテム別の役割と使いこなし

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「エイジングケア」とは、年齢に応じた化粧品による肌のお手入れを指します。
「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
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ナールスゲンは水溶性のアミノ酸誘導体であるため、化粧水が最も効果を発揮しやすいアイテムです。この記事では、なぜ化粧水が最適なのかを解説しながら、美容液・クリーム・マスクなどアイテム別の選び方と使いこなしを包括的にご紹介します。

<この記事の大切なポイント>

  • ナールスゲンは水溶性のアミノ酸誘導体なので、化粧水(ローションタイプ)が最も特性を活かせるアイテムです
  • 全アイテム共通の最重要チェックポイントは、推奨濃度(0.005%)で配合されているかどうかです
  • 美容液・クリーム・マスクにもナールスゲンは配合できますが、それぞれ「ナールスゲン以外の成分が何を担うか」を意識して選ぶことが大切です
  • ナールスゲン単体の保湿力の弱さは、セラミドやプロテオグリカンなど他の保湿成分との組み合わせで補えます
  • まず1本から始めるなら、ビタミンC誘導体も同時配合されたナールスゲン化粧水がもっともおすすめです

 

村上清美

この記事の監修者

ナールスコム

店長

村上清美

 

ナールスゲンが配合されたエイジングケア化粧品は、化粧水・美容液・保湿クリーム・フェイスマスク・UV下地・ハンドケアジェルなど、多くのアイテムに広がっています。
「たくさん種類があるけれど、どのアイテムから始めればいいの?」 「化粧水だけでいい?美容液も必要?」 「ナールスゲンはクリームに配合されていても意味がある?」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ナールスゲンの選び方を正しく理解するためには、まずナールスゲンという成分の性質を知ることが欠かせません。ナールスゲンは分子量331.26ダルトンという極めて小さな水溶性のアミノ酸誘導体です。この「水溶性」という性質が、どのアイテムを選ぶべきかを決める最大のカギになります。
この記事では、なぜナールスゲンに化粧水が最も向いているのかを解説しながら、美容液・保湿クリーム・フェイスマスクなど各アイテムの役割と選び方を包括的にご紹介します。
ナールスゲンの特徴・効果・エビデンスについては、「ナールスゲンとは?うれしい10の特徴と効果・作用メカニズムからエビデンス紹介」をご覧ください。

 

ナールスゲン化粧品を選ぶべき理由

ナールスゲンの効果実感のグラフ

どんなナールスゲン化粧品を選ぶかの前に、なぜナールスゲン化粧品を使うべきかについて触れます。

1)エイジングケアを幅広くサポートする

ナールスゲンのコラーゲン・エラスチン・HSP47産生促進効果

ナールスゲン化粧品を選ぶ理由は、単なる「保湿成分配合」ではなく、お肌が本来持つうるおいやハリを支える力に着目したエイジングケアができるからです。
ナールスゲンは、京都大学と大阪市立大学(現・大阪公立大学)の研究をもとに開発された成分で、線維芽細胞にはたらきかけ、コラーゲンやエラスチン、HSP47、グルタチオンなど、お肌のハリ・弾力を支える要素の産生をサポートすることが大きな特長です【1】【2】【3】【4】。

<参考記事>

線維芽細胞を活性化する化粧品成分とは?ハリ・弾力を高めるスキンケアを徹底解説

2)アミノ酸誘導体として保湿力を発揮

ナールスゲンの角質水分量の増加のグラフ

ナールスゲンは、水溶性のアミノ酸誘導体であり、水分を吸着することで保湿します。セラミドなどと比較すると高保湿とは言えませんが、保湿のベースとしては十分に効果が期待できます。実際、ナールスゲン化粧品で角質の水分量の増加が認められた臨床データがあります【5】。
また、セラミド、プロテオグリカンなどの成分と組み合わせることで、ナールスゲン単体では補いきれない保湿や整肌の役割まで幅広くカバーできます。
なお、アミノ酸化粧水の選び方は、「人気・おすすめのアミノ酸配合化粧水20選で美肌&エイジングケア」をご覧ください

3)刺激がなく肌質・年代のかかわらず使い易い

ナールスゲンは、「化粧品の安全性評価に関する指針」(日本化粧品工業連合会)に基づく試験では、毒性、刺激性は認められませんでした【1】。
また、4つの追加試験でもヒトや細胞で毒性は認められませんでした【1】。
つまり、刺激性や毒性のない安全なエイジングケア化粧品成分と言えます。そのため、敏感肌やインナードライ肌をはじめ肌質や年齢を問わず使い易い成分です。
このようにナールスゲン化粧品は、「与えるだけ」のケアではなく、肌の土台を整えながら年齢肌に総合的にアプローチしたい方に向いている化粧品です。
乾燥、ハリ不足、キメの乱れ、紫外線ダメージによるエイジングサインが気になる方にとって、毎日続けやすく、理にかなった選択肢といえるでしょう。
これが、ナールスゲン化粧品を選ぶ理由です。
なお、ナールスゲンの作用メカニズムについて詳しく知りたい方は、「ナールスゲンの作用メカニズムを徹底解説|GGT阻害からコラーゲン産生まで」をご覧ください。また、グルタチオンとの関係については、「ナールスゲンがグルタチオンを増やす!抗酸化ケアで「さびないお肌」を目指して」や「ナールスゲンとグルタチオンの科学的関係|GGT阻害が抗酸化ケアを変えるメカニズム」をご覧ください。

<参考記事>

おすすめの敏感肌化粧水29選!人気ランキングや口コミ高評価紹介

インナードライ肌におすすめの化粧水14選!選び方のコツも紹介

ナールスゲンの「水溶性」という性質がアイテム選びの基準になる

1)ナールスゲンはアミノ酸誘導体・水溶性・低分子という3つの特性を持つ

ナールスゲンの分子とコラーゲンの分子のサイズ比較

ナールスゲンは、物質としてはアミノ酸誘導体に分類されます。アミノ酸誘導体とは、アミノ酸の化学構造を基本としながら、安定性や浸透性などの特性を改善した化合物のことです。
ナールスゲンの化粧品成分としての基本特性は次のとおりです。

  • 分子量:331.26ダルトン(500ダルトン以下は角質層を通過しやすいとされており、低分子コラーゲンよりもはるかに小さい)
  • 水溶性:水に溶けやすく、油には溶けにくい性質
  • 保湿特性:ヒューメクタント(水分吸着型の保湿成分)に分類され、グリセリンやアミノ酸と同じ種類の保湿メカニズムを持つ
  • 安定性:化粧品処方における化学的安定性が極めて高い

この「水溶性・低分子・ヒューメクタント」という3つの特性が組み合わさることで、ナールスゲンは水ベースの処方、つまり化粧水やローションタイプの化粧品に最も適した成分となっています。

2)水溶性だから「化粧水(ローションタイプ)」が最もナールスゲンの特性を活かせる

ナールスゲン配合エイジングケア化粧水「ナールスピュア」

ナールスゲンが水溶性であることは、化粧品のアイテム選びに直結します。水溶性の成分は、水をベースとした処方の中で最もよく溶け込み、均一に配合されます。つまり、化粧水やローションタイプの化粧品が、ナールスゲンの特性を最大限に発揮できる処方なのです。化粧水は水分量が多く皮膚への広がりがよいため、ナールスゲンが角質層の奥まで届きやすくなります。
また、ナールスゲンの分子量は331.26ダルトンと極めて小さく、角質層のバリアを通過しやすい性質があります。
分子量500ダルトン以下の物質は角質層を通過しやすいとされており(500ダルトンルール)【6】、ナールスゲン(331.26Da)はこの条件を満たしています。この理論は、医薬品や化粧品の浸透性において重要で、500ダルトン以下が真皮までの浸透の目安とされています。
さらに、ナールスゲンとの相乗効果が実験で確認されているビタミンC誘導体も水溶性の成分が多く、化粧水に同時配合することで、相乗効果を引き出せるという大きなメリットがあります。

3)美容液・クリーム・マスクに配合する場合の考え方

ナールスゲンは水溶性成分ですが、美容液・保湿クリーム・フェイスマスクなどにも配合されています。これらのアイテムでは、油性成分やエモリエント成分が多く含まれる処方になることが多く、水溶性のナールスゲンは処方全体の中で補助的な役割を担う場合があります。
だからこそ、これらのアイテムでナールスゲン配合製品を選ぶ際は、「ナールスゲン以外の成分が何を担っているか」を意識することが重要です。たとえば美容液なら、ナールスゲンにはないはたらきをする美容成分が配合されているかどうかが選び方のカギになります。
例えば、ネオダーミルやレチノールなどのコラーゲンにアプローチする成分、セラミドなどの高保湿成分、スクワランなどの油分などです。

全アイテム共通のチェックポイント:推奨濃度配合かどうか

1)推奨濃度(0.005%)がおすすめ

ナールスゲンの推奨濃度

ナールスゲンには「推奨配合濃度」が存在します。ナールスゲンは、配合濃度が上がるにつれてコラーゲンを増やす量も比例して増えますが、一定の濃度(0.005%)を超えるとコラーゲン増加効果は頭打ちになります。つまり、0.005%がナールスゲンの効果を最大限に発揮できる最適な濃度です【1】【5】。
これ以上濃くしても効果は増えず、それ以下では効果が不十分になる可能性があります。ナールスゲンは原料コストが高いため、製造コスト削減を目的として推奨濃度を下回る量で配合し、「ナールスゲン配合」と表示する製品も市場には存在します。こうした「見せ成分」的な使われ方では、ナールスゲン本来の効果が期待しにくくなります。この点については、「ナールスゲンは「高濃度=効果的」じゃない?3%配合の真実と推奨濃度」を参照してください。

2)全成分表示での確認方法と注意点

化粧品の全成分表示でナールスゲンを探す場合、その表示名称は「カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル」です。
全成分表示では、1%以上の配合成分は濃度が高い順に記載されます。ナールスゲンの最大配合濃度は0.005%であるため、必然的に表示の後方に記載されます。しかし、記載位置の前後はナールスゲンの効果を判断する基準にはなりません。重要なのは「記載があるかどうか」と「推奨濃度で配合されているとブランドが明言しているかどうか」です。
ナールスブランドの全製品は、推奨濃度(0.005%)でナールスゲンを配合していることを明言しています。製品選びの際は、この点を必ず確認しましょう。

3)ビタミンC誘導体配合

ビタミンCのコラーゲン産生の効果

ナールスゲンのコラーゲン産生効果とビタミンC併用効果

ナールスゲンとビタミンC誘導体の併用により、コラーゲン産生の相乗効果が示されています【3】【4】。
ナールスゲン単独のビタミンC誘導単独のコラーゲン増加量は次のとおりです。
ナールスゲン  +90%
ビタミンC誘導体 +36.8%
これを合計すると+126.8%となります。
しかし、同時に併用すると一緒に使うと
+135.7%となります。
つまり、それぞれを単独で使うより多くのコラーゲンが産生されることが実験で証明されているのです。
このようにエイジングケアを考える上で、ビタミンCとナールスゲンの組み合わせは肌のハリアップやエイジングサインの改善において大いにメリットがあるのです。
詳しくは、「エイジングケア化粧水はナールスゲンとビタミンCがおすすめ!なぜ?」をご覧ください。

アイテム別の役割と選び方

ナールスゲン配合の美容液やクリーム・マスクなど

おすすめのナールスゲン化粧品「ナールス」

1)化粧水(ローションタイプ)――最もおすすめのファーストチョイス

ナールスゲン化粧品のファーストチョイスとして、化粧水が最もおすすめです。
理由は、先ほどお伝えしたとおり、ナールスゲンが水溶性・低分子であることから、水ベースの処方に最もよく馴染み、角質層への浸透効率も高いためです。またスキンケアの中で最初にお肌に触れるアイテムであり、毎日の基本ステップとして継続しやすいという点も、「3ヶ月継続」が大切なナールスゲンの特性に合っています。
化粧水を選ぶ際のポイントは次のとおりです。

  • 推奨濃度配合かどうか(最重要)
  • ビタミンC誘導体が同時配合されているか(相乗効果を引き出すため)
  • アルコール・香料・着色料など刺激リスクのある成分が入っていないか
  • コストパフォーマンス(製品価格÷容量mLで1mL単価を計算して比較)

化粧水選びの5つのポイントについては、「ナールスゲン配合の化粧水の選び方で失敗しない5つのポイントとは?」で詳しく解説しています。

2)美容液――化粧水の「上乗せ」として集中ケアに使う

ナールスゲン配合の美容液は、化粧水でナールスゲンを取り入れたうえで、さらにエイジングケア効果を高めたい場合の「上乗せ」アイテムとして位置づけるのがおすすめです。
美容液は化粧水と比べて配合成分の濃度が高く、ナールスゲン以外のエイジングケア成分を濃縮して届けられるという特長があります。ナールスゲン配合の美容液を選ぶ際は、ナールスゲンが担う効果(コラーゲン産生促進・抗酸化・保湿)に加えて、ナールスゲンにはないはたらきをする成分が配合されているかどうかを確認することが大切です。
美容液に配合されていると相乗効果が期待できるおすすめ成分は次のとおりです。

  • ネオダーミル:Ⅲ型コラーゲンを増やすはたらきがあり、ナールスゲンとは異なるアプローチでハリをサポート
  • ナイアシンアミド:セラミドやコラーゲンを増やす医薬部外品有効成分
  • レチノール:実績豊富な油溶性のシワ改善成分でエイジングケアができる
  • レチノイン酸トコフェリル:Ⅰ型コラーゲン産生を促進し、しわ・たるみへの予防美容に有効
  • ヒト型セラミド(3〜6種):ナールスゲンの保湿力の弱さを補い、バリア機能を高める
  • コエンザイムQ10・レスベラトロール・金コロイド:強力な抗酸化作用でナールスゲンのグルタチオン増加作用を補完
  • プロテオグリカン:高い保水力でナールスゲンの保湿を強化
  • ヒアルロン酸:高い保水力でナールスゲンの保湿を強化
  • コラーゲン:高い保水力でナールスゲンの保湿を強化

なお、目元・口元など部分的なエイジングサインが気になる方には、これらの成分を高濃度で配合した部分用美容液の集中使いが特に有効です。

3)保湿クリーム――油溶性成分でナールスゲンの保湿力を補完する

保湿クリームは、化粧水・美容液のスキンケアの仕上げとして、うるおいにフタをして逃がさないエモリエント(閉塞性保湿)の役割を担うアイテムです。
ナールスゲンは水溶性成分であるため、油性成分が多く含まれる保湿クリームの処方の中では補助的な役割になります。しかし、ナールスゲン配合の保湿クリームを選ぶ意味がないわけではありません。化粧水・美容液ではカバーしにくい油溶性のエイジングケア成分との組み合わせを、クリームで補うことができるからです。
ナールスゲン配合の保湿クリームを選ぶ際に確認したい成分は次のとおりです。

  • 油溶性ビタミンC誘導体(VCIPなど):化粧水の水溶性ビタミンC誘導体とは異なるアプローチで、油溶性ビタミンCとして皮脂になじみやすくコラーゲン産生をサポート
  • シアバターやスクワラン:天然由来のエモリエント成分で、皮脂膜に近いはたらきをしてうるおいをしっかり閉じ込める
  • ヒト型セラミド:角質細胞間脂質を補い、バリア機能を強化してうるおいを守る
  • レチノール:実績豊富な油溶性のシワ改善成分でエイジングケアができる
  • レチノイン酸トコフェリル:レチノールの改良成分。油溶性のためクリームとの相性がよく、しわ・たるみ予防に有効

乾燥肌・インナードライ肌の方には、化粧水だけでは保湿が足りない場合があります。そのような方にはナールスゲン配合の化粧水に加えて、セラミドやシアバターを含む保湿クリームを重ねる使い方がおすすめです。

4)フェイスマスク――週1〜2回の集中ケアとして活用する

フェイスマスクは、毎日のスキンケアルーティンに加える「特別ケア」として位置づけるアイテムです。イベント前後の集中ケア、季節の変わり目の肌荒れ対策、乾燥が気になる日の補強ケアとして活用することで、日常のエイジングケアの効果を底上げできます。
ナールスゲン配合のフェイスマスクを選ぶ際のポイントは、マスクの素材(シート素材)に注目することです。一般的な不織布シートと比べて、バイオセルロース製のマスクは密着性が格段に高く、美容成分が角質層に届きやすいというメリットがあります。ナールスゲンのような浸透力の高い低分子成分との相性も良く、成分を効率よく届けたい場合はバイオセルロース素材を選ぶことをおすすめします。
また、フェイスマスクには化粧水や美容液と比べて多くの美容成分を贅沢に配合しやすいという特長があります。ナールスゲンに加えて、次のような成分が配合されているとさらに充実したケアが期待できます。

  • ヒト幹細胞培養液:肌の再生・修復をサポートする次世代エイジングケア成分
  • プラセンタエキス:細胞の活性化・ターンオーバー正常化をサポート
  • ヒアルロン酸:高保湿成分でうるおいをたっぷり補給
  • コラーゲン:

5)UV下地・日焼け止め――光老化対策としてナールスゲンとの相性が高い

ナールスゲンには、紫外線照射による線維芽細胞のダメージを軽減する「光老化抑制効果」が基礎実験で示されています【2】【3】【4】。これはナールスゲンを配合したUV下地・日焼け止めを選ぶ積極的な理由になります。
ただし、ナールスゲンは日焼け止め成分(紫外線吸収剤・紫外線散乱剤)ではありません。日焼け止め効果はSPF・PA値を持つ成分が担うものであり、ナールスゲンはあくまで紫外線ダメージへのお肌の抵抗力をサポートする成分です。この点は混同しないよう注意が必要です。
UV下地にナールスゲンが配合されている場合は、朝のスキンケアの中で「化粧水でナールスゲンを届けながら保湿し、UV下地でさらにナールスゲンを重ねながら紫外線対策も行う」という重ね使いが、光老化対策として理にかなった使い方といえます。

6)ハンドケア・ボディケア――全身のエイジングケアへの応用

ナールスゲンの活用はフェイスケアにとどまりません。手肌・デコルテ・ひじ・ひざ・かかとなど、全身のエイジングケアにも応用できます。
ハンドケアジェルのようなローションタイプのアイテムは、化粧水と同様に水ベースの処方であるため、ナールスゲンの水溶性という特性がよく活かされます。手の乾燥肌対策・手のシワ予防・手荒れ予防などのケアに、ナールスゲン配合のハンドケアアイテムを活用するのはとても理にかなった選択です。
また、デコルテや首のエイジングケアにも、ナールスゲン配合の化粧水を顔と同様に使うことができます。首のシワや首すじの乾燥が気になる方は、フェイスケアと同じ化粧水をデコルテラインまで広げて使う習慣づけましょう。

ナールスブランドのナールスゲン配合製品ラインナップ

ナールスブランドのナールスゲン配合製品はすべて推奨濃度(0.005%)でナールスゲンを配合しています。それぞれの製品の特長と位置づけをご紹介します。

1)ナールスピュア(化粧水)――まず1本から始めるならこれ

ナールスピュア

「素肌サプリメント」をコンセプトにしたナールスブランドの第1弾。ナールスゲン推奨濃度配合のエイジングケアローションです。
ナールスゲンに加えて、両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)をはじめとする複数のビタミンC誘導体、高保湿成分プロテオグリカン、ヒト幹細胞培養液、ナイアシンアミド、CICAなどを配合。アルコール・香料・着色料・鉱物油フリーで、敏感肌・インナードライ肌の方でも使いやすい処方です。
ナールスゲン化粧品を初めて試す方、まず1本から始めたい方には、このナールスピュアが最もおすすめです。
ナールスゲン配合エイジングケア化粧水「ナールスピュア」

2)ナールスネオ(美容液)――目元・口元の集中エイジングケアに

ナールスネオ

目元や口元のエイジングサインを集中的にケアするナールスブランドの美容液。ナールスゲン推奨濃度配合に加え、ネオダーミル・プロテオグリカン・APPS・6種のヒト型セラミド・レチノイン酸トコフェリル・コエンザイムQ10・金コロイド・レスベラトロールなど、充実した成分構成が特長です。
セラミド美容液・ビタミンC美容液・プロテオグリカン美容液として、ナールスゲンの弱点を他成分でカバーした設計になっています。
ナールスゲン配合エイジングケア美容液「ナールスネオ」

3)ナールスユニバ(保湿クリーム)――育む・攻める・守るを同時に実現

ナールユニバ

「育む・攻める・守るのエイジングケアを同時に実現する」をコンセプトにしたナールスブランドの保湿クリーム。ナールスゲン推奨濃度配合に加え、3種のヒト型セラミド・油溶性ビタミンC誘導体・シアバター・レチノイン酸トコフェリル・スクワランを配合。クリームならではの油溶性成分でナールスゲンの保湿力を強力に補完します。
ナールスゲン配合エイジングケア保湿クリーム「ナールスユニバ」

4)ナールスヴェール(UV化粧下地)――光老化対策にナールスゲンを重ねる

ナールスヴェール

紫外線対策とエイジングケアを同時に行えるナールスゲン推奨濃度配合のUV化粧下地。紫外線散乱剤のみを使用したノンケミカルタイプで、SPF50+・PA++++の高いUVカット力を持ちながら、敏感肌でも使いやすい処方です。油溶性ビタミンC誘導体(VCIP)・スクワラン・グリセリンなどの保湿成分も配合しています。
ナールスゲン配合UV化粧下地「ナールスヴェール」

5)ナールスロゼ(ハンド美容ジェル)――手肌のエイジングケアに

ナールスロゼ

「香りを楽しみながら本格的な手肌のエイジングケア」をコンセプトにしたハンド美容ジェル。ナールスゲン推奨濃度配合に加え、ダマスクローズを50%という超高濃度で配合。ヒト型セラミドやビタミンC誘導体も配合した、手肌のエイジングケアに特化したアイテムです。
ナールスゲン配合ハンド美容ジェル「ナールスロゼ」

6)ナールスリジェ パーフェクトマスク(フェイスマスク)――特別ケアの集中ケアに

ナールスリジェパーフェクトマスク

イベント前後や季節の変わり目の集中ケアに。ナールスゲン推奨濃度配合に加え、ヒト幹細胞培養液・リンパ管ケア成分キュアパッション・プラセンタ・ヒアルロン酸・アロエベラ葉エキスなどを贅沢に配合したバイオセルロース製フェイスマスクです。密着性の高いバイオセルロース素材で、美容成分を効率よく届けます。
ナールスゲン配合バイオセルロース製フェイスマスク「ナールスリジェ パーフェクトマスク」

肌悩み・肌質別のおすすめアイテムの組み合わせ

ナールスゲンの作用の多様性

肌が変わる“ナールスゲン”とは?与えるケアから自ら潤い弾むケアへ」でナールスゲン化粧品を使った全体的な印象を紹介しています。

ここでは具体的な効果をまとめています。詳しくは、「ナールスゲンがおすすめの肌悩みと効果|「自らうるおい弾む肌」を目指す10の理由」をご覧ください。

1)乾燥肌・インナードライ肌の方

ナールスゲンはヒューメクタント系の保湿成分ですが、単体の保湿力には限りがあります。乾燥が強い方やインナードライ肌の方は、化粧水だけではうるおいが足りないと感じることもあります。次の組み合わせがおすすめです。

  • 基本:ナールスゲン+プロテオグリカン配合の化粧水(ナールスピュア)
  • 強化:化粧水の後にセラミド・シアバター配合の保湿クリーム(ナールスユニバ)を重ねる
  • 集中ケア:週1〜2回、バイオセルロースのフェイスマスク(ナールスリジェ)でうるおいを補充

2)ハリ・弾力・たるみが気になる方

ナールスゲンの最も得意な領域が、真皮の線維芽細胞を活性化してコラーゲン・エラスチンの産生を促すことです。ハリ・弾力・たるみが気になる方には、次の組み合わせが特に有効です。

  • 基本:ナールスゲン+ビタミンC誘導体配合の化粧水(ナールスピュア)
  • 強化:目元・口元の気になる箇所にネオダーミル・レチノイン酸トコフェリル・セラミド配合の美容液(ナールスネオ)を重ねる
  • 仕上げ:油溶性ビタミンC誘導体・セラミド配合の保湿クリーム(ナールスユニバ)でうるおいを閉じ込める

3)敏感肌・肌が弱い方

ナールスゲン自体は刺激性がなく、安全性試験をすべてクリアした成分ですが、配合されている他の成分に反応することがあります。敏感肌の方は次の点に注意して選びましょう。

  • アルコール(エタノール)・香料・着色料が無添加の化粧水から始める
  • 防腐剤(フェノキシエタノール・パラベンなど)の量が最小限の処方を選ぶ
  • パッチテスト済みの製品を選ぶ
  • まず化粧水1本だけから始め、肌の反応を見ながらアイテムを追加していく

4)紫外線ダメージ・光老化が気になる方

ナールスゲンには光老化を抑える基礎実験データがあります。紫外線ダメージが気になる方には、ナールスゲンをスキンケアに取り入れながら、UV下地でも重ねる使い方がおすすめです。

  • 朝のケア:ナールスゲン配合の化粧水(ナールスピュア)→ ナールスゲン配合のUV下地(ナールスヴェール)の順に使う
  • 日中のケア:SPF・PA値の高い日焼け止めで紫外線をしっかりブロック
  • 夜のケア:化粧水+美容液(ナールスネオ)でダメージを受けた肌をケア

5)手肌・デコルテのエイジングケアをしたい方

手の甲やデコルテは顔と同様にエイジングサインが出やすい部位ですが、ケアを忘れがちな箇所でもあります。

  • 手肌:ナールスゲン+ヒト型セラミド・ビタミンC誘導体配合のハンドジェル(ナールスロゼ)を1日数回こまめに使う
  • デコルテ・首:フェイスケアで使っているナールスゲン配合の化粧水を、そのままデコルテラインまで伸ばして使う

よくあるご質問(FAQ)

Q1.まず1本だけ選ぶなら、化粧水と美容液どちらがいいですか?

化粧水をおすすめします。ナールスゲンは水溶性成分であるため、水ベースの処方である化粧水が最も特性を活かせます。また、毎日のスキンケアの基本ステップとして継続しやすく、「3ヶ月継続」が大切なナールスゲンの特性にも合っています。美容液は化粧水でナールスゲンを取り入れたうえで、さらに効果を高めたい場合の上乗せアイテムとして活用しましょう。

Q2.化粧水と美容液を両方使う場合、どちらを先に使いますか?

化粧水を先に使い、その後に美容液を重ねます。化粧水でお肌の水分を補いながらナールスゲンを届けた後、美容液でさらに美容成分を重ねることで、成分の浸透をより効率よく行えます。スキンケアの基本順序(化粧水→美容液→保湿クリーム)に沿って使いましょう。

Q3.ナールスゲン配合クリームだけで化粧水の代わりになりますか?

クリームは保湿クリームとしての役割に適した処方(油性成分を多く含む)であり、化粧水の代わりにはなりません。ナールスゲンの水溶性という特性を最大限に活かすためには、水ベースの化粧水が不可欠です。保湿クリームはスキンケアの仕上げとして化粧水の後に重ねて使うのが正しい使い方です。

Q4.ナールスゲン化粧水を使いながら、他ブランドの美容液を併用してもいいですか?

問題ありません。ナールスゲンは安全性が高く、他の化粧品成分との相性による刺激などの報告もありません。ただし、他ブランドの美容液に刺激リスクのある成分(高濃度のピーリング成分・アルコールなど)が含まれる場合は、肌の状態に合わせて使用量や頻度を調整してください。

Q5.ナールスゲン化粧品のデメリットは何ですか?

ナールスゲン化粧品のデメリットとしてまず挙げられるのは、即効性を実感しにくいことです。ナールスゲンは、お肌表面を一時的に覆って見た目をすぐ変えるタイプではなく、線維芽細胞にはたらきかけながら、コラーゲンやエラスチンなどをサポートする“じっくり型”のエイジングケア成分です。そのため、保湿感は比較的早く感じやすくても、ハリや弾力などは継続使用の中で少しずつ実感するケースが多くなります。
また、ナールスゲン自体はヒューメクタント系であり、単体での保湿力には限界がある点も理解しておきたいポイントです。乾燥が強い方は、化粧水だけでなく、セラミドやシアバターなどを配合した美容液やクリームを組み合わせることで使いやすくなります。さらに、原料コストが高いため、価格がやや高めになりやすい点や、推奨濃度で配合されているかを見極める必要がある点もデメリットといえるでしょう。
詳しくは、「 ナールスゲンのデメリットと正しい使い方|3つの弱点を知って長く使い続けるコツ」をご覧ください。

Q6.ナールスゲンが増やすグルタチオンとは?

グルタチオンとは、グルタミン酸・システイン・グリシンの3つのアミノ酸からできている生体内の抗酸化物質です。体の中にもともと存在し、活性酸素などによる酸化ストレスから細胞を守る重要な役割を担っています。お肌においても、紫外線や乾燥、外的刺激によるダメージから細胞を守るうえで大切な成分であり、年齢とともに低下しやすいことが知られています。

ナールスゲンは、このグルタチオンに関わる仕組みに着目して開発された成分です。作用メカニズムの中では、GGTに関与しながら細胞の抗酸化ストレス応答を引き出し、結果として肌の抗酸化力を支える方向にはたらくと考えられています。つまりグルタチオンは、ナールスゲンのエイジングケア作用を理解するうえで欠かせないキーワードであり、「さびにくい肌環境」を支える土台のひとつです。

Q7.ナールスゲンが増やすエラスチンとは?

エラスチンとは、真皮に存在する弾力線維の主成分で、コラーゲン同士を結びつけながら、肌のハリやしなやかさ、弾力を保つ役割を担う成分です。コラーゲンが肌の“骨組み”だとすれば、エラスチンはその骨組みを柔軟につなぐ“バネ”のような存在です。エラスチンが十分に保たれていると、押し返すような弾力のある肌印象につながります。

しかし、エラスチンは加齢や紫外線ダメージによって減少・変性しやすく、これがハリ不足やたるみ感の一因になります。ナールスゲンは、線維芽細胞にはたらきかけることで、コラーゲンだけでなくエラスチン産生もサポートすることが特徴です。そのため、乾燥対策だけでなく、年齢とともに気になりやすい“弾む感じの低下”にアプローチしたい方にとって、ナールスゲン化粧品を選ぶ意味があります。

Q8.ナールスゲンが増やすHSP47やHSP70とは?

HSPとはヒートショックプロテインのことで、細胞がストレスを受けたときに自らを守るためにつくるたんぱく質群です。いわば、細胞内の“修理”や“保護”を助けるサポート役のような存在です。その中でもHSP47は、主にコラーゲンに関わる分子シャペロンとして知られ、コラーゲンが正しく作られ、安定した構造を取るのを助ける役割を担っています。つまり、単にコラーゲンの量を増やすだけでなく、その質を支えるうえでも重要な存在です。

一方のHSP70は、より広く細胞保護に関わるヒートショックプロテインで、紫外線や乾燥などの外的ストレスから肌細胞を守るはたらきに関与します。ナールスゲンは、こうしたHSP群にもよい影響を与えることで、ハリ・弾力の土台づくりと、ストレスに負けにくい肌環境のサポートの両面に関わる成分と考えられています。コラーゲンを“作る”だけでなく、“きちんと機能させる”ところまで視野に入っている点が、ナールスゲンのユニークな特徴です。

まとめ

「ナールスゲン化粧品の選び方完全ガイド」として、なぜ化粧水が最適なのか、アイテム別の役割と選び方について詳しくお伝えしてきました。
この記事の核心をひとことで表すなら、「ナールスゲンは水溶性だから化粧水が最適。ただし、どのアイテムを選ぶ場合も推奨濃度配合かどうかが最重要」です。
ナールスゲンのエイジングケアや保湿作用、安全性は、基礎研究(in vitro)およびヒト試験の両面から報告されています【1】【2】【3】【4】【5】。
そのためナールスゲンは、年代や肌質にかかわらずおすすめできる化粧品成分です。
まず1本から始めるなら、ビタミンC誘導体・プロテオグリカン・ヒト幹細胞培養液なども同時配合されたナールスゲン推奨濃度配合の化粧水「ナールスピュア」をぜひお試しください。
ナールスゲン配合エイジングケア化粧水「ナールスピュア」

参考論文(エビデンス)

本記事の科学的根拠として、以下の文献・資料を参照しています。
【1】平竹潤. 京都大学・大阪市立大学の研究から生まれたアンチエイジング化粧品成分「ナールスゲン」〜コラーゲン産生、皮膚バリア機能の向上〜. researchmap.
日本語要旨:ナールスゲンの開発背景、コラーゲン産生、皮膚バリア機能への関与などをまとめた国内研究者の業績情報。査読論文ではないが、開発経緯や国内での位置づけを補足する資料として有用。
【2】Kyoto University Institute for Chemical Research. ICR Annual Report 2014. Division of Biochemistry.
日本語要旨:GGsTopがヒト真皮線維芽細胞においてI型コラーゲン、エラスチン、HSP47の生合成を高めること、さらに“Nahlsgen®”として抗加齢化粧品成分に応用されていることが記載された京都大学の公式年報。
【3】湯浅(小島)明子、林綸子、韓立友、渡辺文太、平竹潤、湯浅勲. γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(GGT)阻害剤によるコラーゲンおよびエラスチン産生能の亢進効果とそのメカニズム. 日本香粧品学会誌. 2012;36(2):93-100.
日本語要旨:GGT阻害剤によって線維芽細胞のコラーゲン・エラスチン産生が高まることと、その機序を扱った国内文献。ナールスゲンの美容成分としての作用説明に最も近い日本語文献の1つ。
【4】Watanabe B, Tabuchi Y, Wada K, Hiratake J. Synthesis and evaluation of the inhibitory activity of the four stereoisomers of the potent and selective human γ-glutamyl transpeptidase inhibitor GGsTop. Bioorg Med Chem Lett. 2017;27:4920-4924.
日本語要旨:GGsTopの立体異性体の合成と活性を検討した論文。抄録では、GGsTopがヒト皮膚線維芽細胞のI型コラーゲンやエラスチン産生、HSP関連発現に関与することが示されている。
【5】科学技術振興機構(JST). 画期的なアンチエイジング化粧品(原料)を創製・販売するベンチャー企業を設立. 2012.
日本語要旨:ナールスゲンを約0.005%配合した化粧水を1〜2か月継続使用したヒト試験において、肌弾力の有意な向上が確認された。また、コラーゲン・エラスチン産生の増加との関連も示唆されている。
【6】Bos JD, Meinardi MM.The 500 Dalton rule for the skin penetration of chemical compounds and drugs. Exp Dermatol. 2000;9(3):165-169.
PMID: 10839713 DOI: 10.1034/j.1600-0625.2000.009003165.x
日本語要旨:皮膚透過性に関する経験則として、分子量500ダルトン未満の化合物は角質層を通過しやすい一方、それ以上では透過が著しく制限されることを示した皮膚科学分野で広く引用される基本的研究。
なお、今回の記事に引用した以外のナールスゲンのエビデンスは、「ナールスゲンのエビデンス(科学的根拠)を示す学術論文のご紹介」を参照してください。

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