冬なのにニキビが目立って困ったことはありませんか?
ニキビは、脂性肌や過剰な皮脂分泌が原因のことが多いのですが、乾燥肌が原因の場合も。
この記事では、乾燥でニキビが目立つメカニズムと改善の対策をご紹介します。
また、乾燥によるニキビを予防するおすすめの保湿クリームをご紹介します。
- ニキビの原因は、「アクネ菌」が過剰繁殖して皮膚が炎症を起こすことです。皮脂の過剰分泌や毛穴に皮脂が詰まってしまうために引き起こされます。
- ニキビは、春や夏に多い肌悩みです。しかし、冬の乾燥が原因で目立つこともあります。
- 乾燥肌になると、角質肥厚で毛穴も乾いた状態になることがあります。その結果、毛穴の出口が塞がれ皮脂をエサとしているアクネ菌が過剰に繁殖してしまいます。これが冬の乾燥でニキビが目立つ原因の1つです。
- 乾燥によってバリア機能が低下すると、内側がカラカラなのに表面はテカっているインナードライ肌になることがあります。その結果、肌表面でアクネ菌が過剰に繁殖して、ニキビが目立つことがあります。
- 冬のニキビの予防の対策は、保湿をしっかり行うことと正しい洗顔やクレンジングを心がけることです。スキンケアアイテムは、敏感肌でも使える優しいものを使いましょう。また、酸化を防ぐ成分が入ったエイジングケア化粧品もおすすめです。
- 冬の紫外線が乾燥肌や皮脂の酸化をもたらし、ニキビの原因になることがあります。冬でも紫外線対策を行いましょう。
- 食べ物、お風呂、睡眠などの日常生活で乾燥肌対策をすることでニキビが予防できます。アンチエイジングを意識した生活習慣を取り入れましょう。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆日本化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*乾燥肌の原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
*大人ニキビの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.冬なのにニキビが気になるあなたへ
冬は乾燥の季節。まさか、ニキビが?
と思っている方も多いのではないでしょうか?
ニキビは、おでこ、頬、口の周り、下あごなどにできる発疹ですが、医学的には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚の病気です。
ニキビの原因は、皮膚常在菌の1つである「アクネ菌」が過剰繁殖して皮膚が炎症を起こすことです。
これは、皮脂の過剰分泌や毛穴に皮脂が詰まってしまうために起こります。
だから、春や夏に多い肌悩みです。
しかし、冬でも乾燥肌で皮脂の過剰分泌や毛穴に皮脂が詰まってニキビになることがあるのです。
この記事では、乾燥でニキビが目立つメカニズムと改善の対策をご紹介します。また、乾燥によるニキビを予防するおすすめの保湿クリームをご紹介します。
「なぜ冬の乾燥でニキビができるの?教えて!」
「冬のニキビの予防方法は?効果的な対策は?」
「早く冬のニキビを改善したい!」
などが知りたい方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
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乾燥を防いでニキビ予防を!エイジングケア保湿クリームナールス ユニバ
2.なぜ乾燥肌でもニキビになるの?
ニキビと言えば、思春期の方や脂性肌の肌質の方に多いイメージがありますね。
確かにその通りなのですが、大人になってからは乾燥肌でもニキビになることがあるのです。
だから、乾燥肌になりやすい冬の時期はニキビで悩むこともあるのです。
特に、エイジングケア世代になるとお肌が乾燥しやすくなるので、冬はニキビのリスクが高いのです。
では、なぜ乾燥肌でニキビになるのでしょうか?
そのメカニズムを考えてみましょう。
1)ごわごわお肌が毛穴を防ぐことでニキビができる
乾燥でターンオーバーが乱れると、角質肥厚でお肌がゴワゴワすることがあります。
そんなお肌の角質は水分の量が少なく毛穴も乾いた状態になってしまいます。
そうなると、毛穴の出口が塞がれ、皮脂が詰まって酸化してしまいます。
その結果、皮脂をエサとしているアクネ菌が過剰に繁殖して、ニキビになってしまうことがあるのです。
2)バリア機能低下で皮脂が過剰分泌でニキビができる
乾燥によってバリア機能が低下すると、お肌がそんな状態を察知して肌表面に皮脂を過剰に分泌させることがあります。
そんなお肌は、内側がカラカラなのに表面はテカっているインナードライ肌です。
そうなると、肌表面でアクネ菌が過剰に繁殖して、ニキビになってしまうことがあるのです。
3.冬の乾燥の原因とニキビの関係
1)冬の乾燥肌とニキビの関係
①大気の乾燥
1年の中でも最も気温が下がる冬は、湿度も低下します。
空気が乾燥していることから、お肌の水分が奪われやすくなります。
また、大気に触れているお肌の表面湿度が低下することから、水分量が少なくなる傾向があります。
当然、肌でも水分と皮脂のバランスが崩れやすく。バリア機能が低下して乾燥肌になりやすいのです。
乾燥が進むと、お肌を守ろうとして角質が厚くなる傾向があります。
厚くなった角質によって毛穴が塞がれ、ニキビができやすくなるのです。
②エアコンによる乾燥
冬になって寒くなってくると暖房器具を使う機会が増えます。
ただし、エアコンは乾燥肌の原因になるので注意が必要です。
室内の温度を上げると湿度が下がります。
だからエアコンなどの暖房器具を使用しても、室内湿度を50〜60%程度に保てるように工夫しましょう。
部屋で加湿器を使用したり、洗濯物を室内で干すと湿度が保たれます。
2)身体の冷えと冬のニキビ
身体が冷えると血流が悪くなり、酸素や栄養素をお肌まで届けにくくなります。
また、冷えから水分が不足し、ニキビだけではなく乾燥によるかゆみが生じることもあります。
さらに、お肌がストレスを感じて肌荒れになったり、大人ニキビになることもあります。
冷えは体調不良を招くので、身体を適度にあたためることが大切です。
3)間違ったスキンケアとニキビ
間違ったスキンケアやエイジングケアも乾燥肌によるニキビが発生する原因となります。
冬に特に注意したいことは、洗顔の温度です。
寒いからと言って40度近い熱いお湯で洗顔をしてしまうと、本来お肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうリスクがあります。
お肌の皮脂が不足すると、身体を守ろうとして過剰な皮脂の分泌が促され、お肌が脂っぽくなってニキビが発生する原因となってしまうのです。
冬場の洗顔で使用する水の温度は、33度程度のぬるま湯を使うことを意識しましょう。
また、クレンジングも同じです。刺激や摩擦の強いクレンジングは、乾燥を助長してニキビの原因になります。
4.冬のニキビの予防や改善のためのスキンケア
1)しっかり保湿することが第一
乾燥によるニキビを防ぎたいなら、まずはしっかり保湿をすることが大切です。
空気が乾燥しやすい冬場は特に念入りに行いましょう。
スキンケアアイテムは、低刺激で保湿力の高いものを使用することを心がけましょう。
特にエイジングケア世代は、お肌に優しい敏感肌化粧品を使うことが大切です。
お肌のバリア機能が正常化し、水分量が保たれることで、ニキビケアに繋がります。
また、ターンオーバーの正常化で表皮の細胞も健やかに保たれます。
上手な保湿でニキビのない美肌につながるのです。
保湿は、洗顔・クレンジングの後に、化粧水→美容液→乳液→保湿クリームの順番でスキンケアを行います。
スキンケアアイテムは、水溶性の保湿成分(ヒューメクタントなど)が多いものから、だんだんと油溶性のエモリエントが多いものの順番で使います。
正しい順にケアすることで、お肌を十分に保湿することができます。
他にもニキビ予防の工夫ができます。
例えば、冬の化粧水は、しっとりするタイプに切り替えることも効果的です。
また、保湿成分をしっかり配合したビタミンC誘導体化粧水もニキビケアにおすすめです。
また、セラミド、ヒアルロン酸、プロテオグリンなどが配合された保湿美容液などの使用も有効です。
冬は保湿クリームもしっかり使いましょう。
保湿ケアにはヒト型セラミド配合のセラミド美容液やセラミドクリームが特におすすめです。
さらに、もう1つ大切なことは毛穴の皮脂の酸化を防ぐことです。
ビタミンC誘導体、ナールスゲン、コエンザイムQ10、アスタキサンチン、フラーレン、レスベラトロール、金コロイド、ビタミンE誘導体、エルゴチオネイン、ブドウエキスなどの抗酸化成分を配合したエイジングケア化粧品も冬のニキビ予防におすすめです。
2)正しい洗顔やクレンジングでニキビ予防
洗顔やクレンジングは、汚れや不要な油分を落とすためニキビ予防に大切です。
洗顔はお肌に付着したほこりなどの汚れを、クレンジングでは油性のメイクを落します。
落とすものが違いますので、それぞれに合わせて使い分け、汚れをきちんと取り除き清潔なお肌を保ちましょう。
一方、刺激が強いと皮脂や天然保湿因子(NMF)など、乾燥肌を防ぐのに必要な成分を洗い流してしまうリスクがあります。
だから、強い力加減でゴシゴシとお肌をこすることはNGです。洗顔はたっぷりの泡を使って優しい力加減で行いましょう。クレンジング料も適量を使って正しくケアすることがポイントです。
どちらも洗い流した後は水分をしっかり拭き取り、早めに保湿を行います。
すすぎの時間含めて洗顔やクレンジングの行程は1分程度の短時間で素早く行うこともポイントとなります。
朝のスキンケアでは洗顔だけですが、夜のスキンケアでは、洗顔とクレンジングのダブル洗顔が必要なこともあります。
乾燥肌によるニキビ予防のためには、ダブル洗顔不要のクレンジング料がおすすめです。
また、同時に敏感肌でも使える優しいクレンジング料で、毛穴汚れもしっかり落とせるクレンジング料を使いましょう。
なお、冬のクレンジングで気をつけたいポイントについては、「冬のクレンジングは要注意!優しく正しく行おう」も参考にしてください。
3)冬でも紫外線対策を
冬でも紫外線は降り注いでいます。
紫外線ダメージは、乾燥肌だけでなく、皮脂の酸化も進ませます。だから、ニキビの原因となるのです。
また、お肌を老化させる原因となりますので、冬でも紫外線対策を行うことが必要です。
外出をする時は、日焼け止めをつけましょう。
お肌の負担の少ない日焼け止めを選ぶこともポイントです。
2~3時間の外出なら、PA値「+」、SPF値「10」で十分と言えます。
ウインタースポーツを行う時は、PA値「++++」、SPF値「30〜」を目安としましょう。
冬場は防寒のために厚手の衣服やマフラーを身につけているので、日焼け止めを塗る箇所は少なくて済みます。
顔だけでなく首や手など、年齢がでやすいところもしっかり紫外線対策をすることがコツです。
マフラーなどの小物をうまく使うことでおしゃれやファッションを楽しみながら紫外線対策をすることができます。
5.乾燥による冬にニキビを予防するおすすめの保湿クリーム
1)ナールス ユニバとは?
冬の乾燥肌対策をしっかり行いニキビを予防するために、わたしたちがオススメするエイジングケア保湿クリームは、「ナールス ユニバ」。
私たちの保湿クリームランキング1位です。
ナールス ユニバとは、QOS(Quality Of Skin=お肌の質)の向上、つまり、「細かく整ったキメ」、「お肌の内側からのハリと弾力」、「健やかな肌の透明感」、「表皮のバリア機能」、 「十分な潤い」を実現すべく、攻めと守りのエイジングケアをサポートする成分を、バランスよく配合した高機能な保湿クリームです。成分は濃厚、でも使い心地は軽く、すごく伸びがよいので冬のニキビ予防にピッタリです。
ナールス ユニバは「育む」「攻める」「守る」の3つが揃ったエイジングケア、つまりトリプルエイジングケアのための保湿クリームです。
育むエイジングケアとは、お肌の内側から、素肌の力が高まるように、お肌の環境にはたらきかけるエイジングケアです。
攻めるエイジングケアとは、お肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンやエラスチンにアプローチすることです。
そして、守るエイジングケアとは、お肌を乾燥から守るために、表皮のバリア機能を高めるとともに、十分な潤いをサポートすることです。
この3つを同時に実現するために、「よい成分を統合して1つにする」との想いから、
「1つに統合」「万能」「大学」の語源となっている「Uni」「Universal」「University」を意識して「Univer(ユニバ)」と命名したのです。
ナールス ユニバのご使用実感の動画は、こちらをご覧ください。
2)ナールス ユニバが冬のニキビ予防におすすめの理由は?
ナールス ユニバの目指すトリプルエイジングケアは、冬の乾燥によるニキビの予防にも通じます。
まず、育むエイジングケアのために、京都大学発のエイジングケア化粧品成分であるナールスゲンを配合しました。
ナールスゲンは、お肌の細胞にはたらきかけて水分をキープします。また、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸、HSP(ヒートショックプロテイン)47を増やします。また、お肌の酸化を防ぐグルタチオンを増やします。
ナールスゲンは、エイジングケア世代の女性の美肌をサポートする成分です。
冬のニキビ予防にとって最も大切な「守るエイジングケア」の観点では、しっかりと保湿ができる成分をたっぷり配合しています。
その代表がヒト型セラミド。
セラミドの中でもヒトの角質にあるものと同じ構造を持つヒト型セラミドを3種配合することでお肌のバリア機能を守ります。
他にもシアバターやスクワランなどのエモリエント成分で水分の蒸発を防ぎます。
さらに、抗炎症作用のあるアラントインを配合していますので、冬のニキビによる炎症の予防が可能です。
攻めるエイジングケアとしては、持続型ビタミンC誘導体VC-IPが、皮脂の過剰分泌をコントロールすることでニキビの予防に役立ちます。
また、レチノールを改良したレチノイン酸トコフェリルがターンオーバーを整えることでお肌のごわつきを予防してニキビのリスクを小さくします。
バリア機能の低下したお肌にとって刺激が少ないことも大きなポイント。
ナールス ユニバには、パラベン、フェノキシエタノールなどの防腐剤を配合していません。
また、アルコール、PG、香料、着色料なども無添加の化粧品です。
だから、敏感肌でも使いやすい保湿クリームです。
6.冬のニキビを予防する日常生活
1)乾燥を防ぐ食べ物でニキビ予防
栄養バランスの偏りや、健やかなお肌を保つはたらきがあるビタミンが不足するとニキビになりやすいです。だから、美肌のためにはバランスよく栄養素を食べ物から摂ることが大切です。
お肌の乾燥が気になる時に積極的に摂りたい栄養素は、ビタミンA、B、C、Eなどのビタミン類、亜鉛や鉄などのミネラルです。
乾燥肌予防に効果がある栄養素や食べ物を摂ると冬のニキビ予防に繋がります。
α-リノレン酸も乾燥肌予防に効果がある栄養素の1つです。
また、セラミドを増やす食べ物や女性ホルモンを整える食べ物も大切です。
食材としては、納豆、パプリカ、アボガドなどの野菜、いわしやあじなどの魚を摂ることがおすすめです。
①納豆
納豆は、たんぱく質・ビタミンEなどが豊富で、イソフラボンなども含まれています。
乾燥肌予防やニキビ予防、エイジングケアに効果的です。
他にもビタミンB2などが含まれており、身体を健康に保つことに効果が期待できます。
②パプリカ
パプリカにはビタミンCが豊富に含まれており、β-カロテンやビタミンEなど乾燥肌によいビタミンも豊富です。
特にオレンジパプリカはビタミン含有量が多いので乾燥肌予防に適しています。
色鮮やかで料理の幅が広がる点も魅力的です。
③アボガド
別名”森のバター”と呼ばれるほど栄養価が高い食材です。
セラミドの生成に必要であるリノール酸やリノレン酸が含まれており、乾燥肌を防ぎます。
また、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンEなどがバランスよく含まれている点も特徴です。
④いわし・あじ
青魚は、たんぱく質・ビタミンAが豊富で、DHA・EPA(不飽和脂肪酸)なども含まれています。
冬の乾燥によるニキビ予防だけではなく生活習慣病の予防やアンチエイジングにも効果的です。
2)お風呂を上手活用しよう
しっかりと湯船に浸かることで、血行がよくなり栄養素がお肌の隅々にまで運ばれます。
ニキビ予防にも効果的ですので、シャワーだけで済ませることなく適度な入浴をすることがおすすめです。
入浴をすることで、血行促進だけではなく、疲労回復、リラックス効果などを得ることができます。
コツは、お湯の温度を38~40度とし、時間は15分程度で済ませることです。
熱すぎるお湯や、長すぎる入浴は、かえってお肌を乾燥させる原因となります。
シャワーで済ませず、なるべく毎日湯船に浸かる習慣をつけましょう。
入浴については、「乾燥肌、敏感肌の方のためのお風呂と温泉の知識」を参考にしてください。
3)しっかり眠ってストレスを解消でニキビ予防
健やかな美肌は睡眠によって育まれます。
睡眠には以下のような効果があり、生命維持に欠かせません。
- 身体機能を修復する
- 脳を休息させる
- 成長を促し、疲労を回復させる
たっぷり寝ることはストレス解消にも効果があります。
逆に、睡眠が不足すると、お肌のターンオーバーが乱れたり、ニキビや大人ニキビ、肌荒れなどのトラブルが発生します。
だから、毎日しっかり睡眠時間を確保することが大切です。
理想的な睡眠時間は6.5時間から7.5時間と言われています。
特に、夜22時から午前2時の時間帯はぐっすり眠っていることがおすすめです。
お肌の新陳代謝に重要な役割を果たす成長ホルモンの分泌は、夜22時から午前2時の時間帯に最も盛んになります。
この時間帯に室の高い睡眠を得るためにも、お風呂で体温を上げておいて1時間ほどでベッドに入ると効果的です。
また、寝る直前までスマホやパソコンを見る習慣は避け、寝る体勢に入ったら部屋の照明を暗くして、リラックスできるようにしましょう。
他にも適度なスポーツや喫煙習慣がないこと、過度にお酒を飲まないことなどアンチエイジングを意識した生活習慣もニキビの予防や改善には大切です。
7.冬の乾燥肌によるニキビに関するよくある質問
Q1.乾燥によるニキビを改善するにはどうしたらいいですか?
乾燥肌を改善しバリア機能を正常化されることで皮脂分泌が正常になります。
そうするとニキビは改善します。
そのためにできることは次のとおりです。
- 優しい洗顔・クレンジング
- 保湿力が高い化粧品を使う
- ノンコメドジェニック処方の化粧品を使う
- 紫外線対策を行う
- 糖質・脂質の多い食事は控える
- ビタミンB群やC、亜鉛、鉄などのミネラルを積極的に摂る
- 顔に触れるものを清潔に保つ
Q2.冬にニキビができやすいのはなぜ?
冬は空気が乾燥するため肌も乾燥しやすくなります。肌が乾燥するとバリア機能が低下します。そんな肌を守るため皮脂分泌が過剰になる結果、それが毛穴に詰まってニキビのなりやすいのです。
また、冬は防寒のために重ね着をすることも多く、それが原因で蒸れてしまって、ニキビになることがあります。
Q3.ニキビは冬と夏ではどちらができやすいですか?
肌質や肌状態、年令によって冬にできやすい方と夏にできやすい方がいます。
年齢が高めの方や乾燥肌、敏感肌の方は冬に大人ニキビができやすいです。
脂性肌や若い方は、夏の方がニキビができやすいです。
Q4.ニキビのNG行為は?
ニキビは触ったり、潰すことはNGです。
また、いつも額や頬などニキビがあるところに、髪の毛が触れるヘアスタイルも避けましょう。
Q5.冬にできる赤いブツブツはすべてニキビですか?
赤いブツブツは必ずしもニキビとは限りません。盛り上がりのある赤いブツブツが、毛包虫性ざ瘡(もうほうちゅうせいざそう)の場合もあります。この場合、かゆみやひりひり感を伴うことがあります。
赤いブツブツができたら早めに皮膚科を受診しましょう。
8.まとめ
冬の乾燥でニキビが目立つ原因やメカニズムをご紹介しました。
また、予防や改善の対策と冬のニキビを予防するおすすめの保湿クリームをご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
乾燥肌になりやすいエイジングケア世代の方でも、冬にニキビになるリスクがあることがおわかりいただけたのではないでしょうか?
この記事を参考に、上手な乾燥肌対策で冬のニキビを予防していただければ幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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