化粧水をコットンで使うことはエイジングケア世代に良いの?悪いの?

本記事はPRを含みます。
「エイジングケア」とは、年齢に応じた化粧品による肌のお手入れを指します。
「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
掲載商品に記載した内容は効果・効能があることを保証したものではありません。
ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
当社スタッフ以外の執筆者・監修者は商品選定には関与していません。

あなたは化粧水を使う際に、

手でつける派? それともコットン派?

化粧水をつけるのに、手とコットンはどちらがよいのかという議論はよくありますね。

はたして実際、どうなのでしょうか?

この記事では、エイジングケアの視点から、手とコットンでの化粧水の付け方のメリットとデメリットに迫っています。

正しいエイジングケアのために、ぜひ、続きを読んでいただければ幸いです。

この記事の監修者
ナールスコム店長 村上清美

ナールスコム

ナールスコム店長 村上清美

メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。

<保有資格>
コスメコンシェルジュ
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト

<この記事の大切なポイント>
  • 化粧水を手で使う場合とコットンで使う場合は、それぞれにメリットとデメリットがあります。その違いを理解しましょう。
  • 手とコットン、どちらで使っても正しい使い方をすれば、間違いではありません。いずれの使い方でも正しい使い方が美肌の近道です。
  • こってりタイプの化粧水は手、さっぱりタイプの化粧水はコットンが適しています。ただし、いずれの場合も使用説明書に倣うことが基本です。
  • 収れん化粧水や拭き取り化粧水は、コットンが適しています。化粧水と同じメーカーのコットンがおすすめです。
  • エイジングケアの視点からは、コットンより刺激になるリスクが低い「手」をオススメします。肌の感触を確認できる点もメリットです。

記事の目次を紹介する女性のイラスト

1.化粧水をコットンで使うか?手で使うか?迷っているあなたへ

化粧水をコットンで付けて潤った女性

「化粧水をコットンで使うことはエイジングケア世代に良いの?悪いの?」をお届けします。

今回は、化粧水の使い方でよく話題になるお話。

化粧水の役割を発揮させるためには正しく使うことが大切ですが、お客様より、保湿化粧水エイジングケア化粧水などを使う際は、次のようなご質問をいただくことがあります。

「化粧水は、手とコットン、どちらで使えばよいのですか?」

「エイジングケア化粧水なら、手とコットン、どちらがオススメですか?」

「コットンで付ければ、無駄なく化粧水が使えるのでよいのでは?」

「手で化粧水を使えば、手の保湿もできるからよいのでは?」

「使用説明書に倣うのが正しい使い方でしょうか?」

はたして、化粧水やエイジングケア化粧水を使う際、手?それともコットン?どちらが正解なのでしょうか?

結論を先にいってしまえば、どちらを使っても正解なのです。

ただし、「どちらにせよ、正しい使い方で!」との条件がありますが・・・。

ただ、私たちがエイジングケアの視点から、どちらをオススメするかといえば、

「化粧水は、コットンより手!」です。

化粧水を使う女性の手
それでは、この記事で手とコットンで化粧水を使った場合のメリットとデメリットを比較してみたいと思います。

化粧水を上手に使うことは、美肌を目指すエイジングケアにしっかり取り組む上でも大切なことなので、ぜひポイントをご理解いただければ幸いです。

また、化粧水をはじめ、化粧品は1回あたりの使用量の適量を使うことで効果を発揮します。

手でもコットンでも化粧水は適量を使いましょう。

なお、化粧水の選び方や使い方の詳細については、

化粧水ランキングを超える!エイジングケア化粧水の選び方

化粧水の正しい使い方とつけ方で美肌に!上手なエイジングケア

をご覧ください。

<エイジングケア世代におすすめ>

エイジングケア世代の方に、コットンではなく手で使っていただきたい!

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本当にキレイになれる!動画「ナールス60日間美肌プログラム」とは?

2.“手” で化粧水を使うメリットとデメリット

化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違いとつける順番は?」でご紹介したとおり、洗顔クレンジングの後に真っ先につけるスキンケアアイテム「化粧水」。

まず、最初に化粧水を手で使うメリットとデメリットをまとめてみます。

化粧水を手に取る様子

1)手で化粧水をつけるメリット

①刺激が少なく、お肌に優しく使える

コットンに比較すると手肌のほうが、お肌に優しいので刺激を与えるリスクは少ないといえます。

②お肌の状態を、直接確認しながら使える

手でお肌に直接触れることで、お肌の状態が体感できます。

この点は、コットンにはないメリットです。

お肌とのスキンシップを通して、

お肌が乾燥しているのでは?」

皮脂が多い気がする」

角質がゴワゴワしてきたのでは?」

などがわかれば、肌悩みの対策や乾燥肌対策にもいち早く取り組めますね。

また、肌のハリやもちもち感があればうれしくなりますね。

手で触れることで化粧水の効果を実感できることもメリットです。

③お手の温度で化粧水が浸透しやすくなる

お肌を手の温度で温めることで、化粧水の美容成分、つまり保湿成分が少し浸透しやすくなります。

洗顔やお風呂の後、お肌の中に水分がある状態で、化粧水を手で温めると一層効果的です。

高価なエイジングケア化粧水の場合なら、美容成分が浸透してくれたほうがよいですね。

④上手に使えば、無駄がない

コットンに化粧水を浸すとどうしても、コットンに吸収されてしまったものが一部残ってしまいます。

一方、手の場合なら上手に使えば、無駄なく使えます。

エイジングケア世代の方なら、化粧水の扱いには慣れているので、上手に使えると思います。

⑤手のほうが経済的

コットンには少額とはいえ、お金がかかります。

手はもちろん無料ですから、経済的です。

2)手で化粧水をつけるデメリット

①不潔な状態で行うと、お肌のトラブルを起こすリスクがある

手が不潔だとお肌に雑菌などがついてしまって、肌荒れなどお肌のトラブルになるリスクがあります。

もちろん、清潔な手で使えば問題はありません。

デメリットを受けないために手肌を清潔に保ちましょう。

②うまく使わなければ、ムラになる

手の場合、化粧水を満遍なくつけないとムラになってしまうこともあります。

コットンだとそのリスクは比較的少ないので、デメリットとなります。

また、小鼻や目尻などの細かなパーツに上手につけるのが難しい点もデメリットです。

③手からこぼれれば、化粧水が無駄になる

コットンは化粧水を吸収しますが、手ではこぼれるリスクがあります。

特に、サッパリタイプのテクスチャーの化粧水では、こぼれるリスクが高まります。

④一部の種類の化粧水には向かない

化粧水にはさまざまな種類があります。

収れん化粧水ふき取り化粧水など一部の化粧水に手は向かないことがあります。

3)手で化粧水をつけるポイント

手で化粧水をつける時のポイントを考えながら実践する女性

①手で化粧水をつける基本

化粧水を手でつける場合のポイントは、大きく2つあります。

1つは、手を清潔にすることです。

もう1つは、目元や口元(Oゾーン)など、細部の乾燥しやすいパーツにもしっかりと化粧水をつけることです。

その点について詳しくは、

目元・口元の乾燥・肌悩みと特徴を考えたエイジングケア

をご覧ください。

②手に化粧水がたくさん浸透するって本当?

化粧水を手で使うデメリットに、

「化粧水が手に吸収されるのでもったいない」

「高いエイジングケア化粧水を手に吸わすのは・・・」

というお話がありますが、これは、都市伝説です。

水分が手につくので、それを無駄ともいえなくはありませんが、手のひらは、角質が顔より厚く、化粧水が多く吸収される可能性は非常に低いのです。

「化粧水を手でつけると、手に吸収される」、という心配はご無用です。

もちろん、エイジングケア化粧水も同様です。

一方、手の甲は手のひらより化粧水が浸透します。

だから、甲につければ手の乾燥肌対策になります。

③ハンドプレスについて

化粧水を手で使う場合で、最近、増えつつあるつけ方が、ハンドプレスです。

コットンによるパッティングに比べて刺激が少ないことから、ハンドプレスをエイジングケアに取り入れる方が増えてきました。

敏感肌インナードライ肌の方、ゆらぎ肌の状態、女性ホルモンのバランスが崩れている時期などは、普段、コットンを使っている方でもハンドプレスをオススメします。

ハンドプレスは、コットンを使用していないので肌への刺激が少ないことがメリットです。

詳しくは、「化粧水はハンドプレスで浸透力や保湿効果が高まるって本当?

をご覧ください。





3.“コットン” で化粧水を使うメリットとデメリット

化粧水をコットンにつける様子

1)コットンで化粧水をつけるメリット

①清潔に使える

新しいコットンは、清潔ですからその点はメリットです。

ただし、コットンは1回限りにして毎回、新しいコットンを使いましょう。

②ムラなく使える

コットンで化粧水をつけるとムラになるリスクは減ります。

しっかりと化粧水でお肌をカバーできるので、この点はエイジングケアにもプラスです。

③こぼれるリスクがない

コットンに化粧水をしみ込ませれば、こぼれる心配はありません。

④化粧水の種類を選ばない

コットンなら、どんな種類の化粧水でも使うことが可能です。

拭き取り化粧水で不要な角質が取れることもあります。

ただし、テクスチャーがコッテリ系の化粧水の場合は、コットンが羽毛立ってしまう場合があるので、その点は要注意です。

⑤コットンパックとして使える

コットンに化粧水を浸して化粧水パックをすることができます。

⑥美容成分だけが肌に届く

化粧水は90%が水です。

そして、水をたっぷり使っても乾燥肌は改善しません。

使用説明書でコットンをすすめている化粧水なら、美容成分だけが肌に届くこともメリットです。

2)コットンで化粧水をつけるデメリット

①扱いによっては、刺激を与えることがある

コットンで肌を強くたたいたり、きつく擦ったりするとお肌への刺激になることがあります。

肌荒れや炎症性色素沈着などの肌トラブル・肌悩みの原因になるリスクもあります。

②肌の状態が体感できない

コットンだと直接、お肌に触れることがないので、お肌の状態を確認することができません。

手で化粧水をつける場合と違うデメリットになります。

③コットンの品質によっては、お肌の負担が大きい

品質の悪いコットンやお肌に合わないコットンを使った場合には、お肌のトラブルの原因になるリスクがあります。

このデメリットを避けるためには、高級な素材、自然素材にこだわるのではなく、化粧水を販売している会社が出していたり、おすすめしているコットンを使いましょう。

④コットンに残った化粧水は無駄になる

コットンに一度、吸収された化粧水をすべて肌につけることはできず、一部は残ってしまいます。

つまり、化粧水を手で使うよりコットンを使うほうが不経済です。

3)コットンで化粧水をつけるポイント

①コットンで化粧水をつける基本

コットンで化粧水をつけるポイントは、とにかく優しくつけることです。

コットンの使用で優しさを意識する女性のイラスト

その点を強く意識して、強くたたいたり、擦ったりしないように注意しましょう。

化粧品メーカーが、自社の化粧水用にコットンを開発し、それを薦めている場合があります。

この場合、しっかりした企業なら、成分や使い方の観点から、効果が高いコットンを開発しています。

そんな場合は、お薦めに従ったほうがよいでしょう。

しかし、一般的には、化粧水を使う場合に、「コットンが手よりよい」ということはありません。

②コットンによるパッティングについて

コットンパックは、化粧水の浸透をよくしたり、血行を促進させるなどのメリットがあります。

一方、強くたたくとお肌が赤くなったりするなどのリスクも高くなります。

正しく行えば化粧水の効果を高めるコットンによるパッティングですが、誤った方法だと逆効果になってしまいます。

なお、コットンによるパッティングについては、

化粧水のパッティングは、エイジングケアにとって良いつけ方?

をご覧ください。

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4.化粧水のコットンパック

1)化粧水のコットンパックとは

コットンパックは、化粧水パックとも呼ばれます。

化粧水をコットンに浸してパックすることで、化粧水の美肌成分の浸透を高め、保湿効果を高める方法です。

①どんなコットンパックや化粧水が良い?

 

②方法は?

  • コットンがヒタヒタになるくらい化粧水を染みこませる
  • 肌の乾燥が気になる部位に貼りつける
  • この方法は、5分以内(最長10分)で終わらせること
  • 終わったら優しくはガス

 

コットンパックは、長時間行うと、肌が水浸しになってバリア機能低下の原因になります。

また、水分が蒸発してかえって乾燥肌が進むので「パックの時間」には特に注意しましょう・

<参考記事>

化粧水パックのコットンでの失敗で美肌が遠のく!正しい方法は?

2)化粧水のコットンパックだけで不十分な場合は?

肌が乾燥している際に使うコットンパックの弱点は、水溶性の保湿成分が中心なので、肌からの水分蒸散・蒸発のリスクがあることです。

コットンパックの後は、さらに油溶性成分(エモリエント)などで保湿することが大切です。

油性成分には、ワセリンやスクワラン、シアバターなどがあります。

つまり、油分が豊富な乳液や保湿クリームを使いましょう。

春や夏なら乳液でも十分ですが、秋や冬はより油分の多い保湿クリームがおすすめです。


5.エイジングケアには、手とコットン、どっちがいいの?

エイジングケアには、手とコットン、どっちがいいのかを考える女性

1)エイジングケアによいのは、「手」で化粧水をつける方

化粧水を手で使う場合、コットンで使う場合のメリットとデメリットを比較してみました。

基本は、どちらも正しく使えば、問題ありません。

自分がリラックスできる方を選ぶのがよいでしょう。

それでは、エイジングケアのためにエイジングケア化粧水を使う場合は、どうでしょうか?

また、エイジングケア化粧水を使う場合に、特別注意する点はあるのでしょうか?

答えは、「エイジングケアでは、特にできるだけお肌に負担をかけないことを優先するので、コットンよりも手が勝る点が多い」です。

なぜなら、エイジングケアそのものが、30歳を超えてから行う方が多いからです。

この年齢にさしかかると、20代に比べれば、お肌は薄くなりつつあります。

また、年齢を重ねていくことで、少しずつお肌が薄くなり、刺激に弱くなります。

肌質普通肌脂性肌の方も乾燥肌傾向になるのです。

40代50代になるとなおさらその傾向が強くなります。

そうなってくると、化粧水はできるだけお肌に負担をかけない使い方をすることがベターです。

こうした点から考えれば、エイジングケア化粧水を使う場合は、コットンより手で使ったほうのメリットが勝るのではないでしょうか。

2)手でもコットンでもムラなく優しく!

もちろん、コットンでも上手に使えるなら問題はありませんので、コットンがお好みの場合は、コットンを使ってもよいと思います。

ですが、これだけは共通しています。

いずれの場合も、「お肌にやさしく、ムラなく」がポイントです。

ムラなく化粧水を使うようにしている女性

手を使うにしても、コットンを使うにしても、自分に合った方法で、心身をリラックスさせることを意識しましょう。

3)コットンから手への切り替えのタイミングは?

いままで、化粧水をコットンで使っていた方で、これから手に切り替えたいという方もおられるのではないでしょうか?

「もう30代なので、これから手で化粧水を使おう」

という方は、いつから始めればよいのでしょうか?

つまり、「エイジングケアっていつ始めればよいのか」ということにも関係していますね。

エイジングケアって、いつから(何歳から)始めればいいの?

の記事で詳しく説明していますが、エイジングケアを考えるのは、思った時、まさに「いま」です。

とはいっても、コットンでも問題なくエイジングケアを行えるならそれを否定するつもりはありませんが、私たちは、何歳であってもエイジングケアを意識したときから、手で化粧水をつけることをオススメします。

なぜなら、化粧水をつけるタイミングは、クレンジングや洗顔後のまっさらなお肌と手のスキンシップの時間と考えるからです。


6.手でもコットンでも使えるおすすめの化粧水

手でもコットンでも使えるおすすめのエイジングケア化粧水ナールスピュア

手でもコットンでも使えるおすすめのエイジングケア化粧水なら、ナールスゲン配合「ナールスピュア」

保湿成分として、プロテオグリカンウィルブライドS-753グリセリンなどを配合。

また、ナールスゲンビタミンC誘導体ビタミンE誘導体の3つのエイジングケア化粧品成分は、ともに抗酸化作用があります。

そのため、お肌の酸化を防いだり、お肌の老化を防ぐのにはピッタリの組み合わせなのです。

さらに、ナールスゲンにはコラーゲンエラスチンヒートショックプロテイン(HSP)47など、肌のハリをもたらすたんぱく質をはじめ、グルタチオンヒアルロン酸シミを防ぐヒートショックプロテイン(HSP)70を増やすはたらきがあることもわかっています。

また、ナールスピュアは、香料・着色料・界面活性剤はもちろん、アルコール(エタノール)を含まないシンプルな配合の無添加化粧水です。

だから、どんな肌質の方でも使いやすく、敏感肌でも使えるエイジングケア化粧水です。

エイジングケア世代の方には、手でお使いいただくことをおすすめしますが、もちろん、コットンでも使えます。

そんなナールスピュアは、2020年11月のリニューアルで3つの美容成分を追加しました。

1つ目は両親媒性ビタミンC誘導体の3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸(セラミドプロモーター)

この成分はセラミドを増やし、バリア機能を守ります。

そのため敏感肌でも使えます。

2つ目はナイアシンアミド

ビタミンB群の一種で、別名「ニコチン酸アミド」または「ビタミンB3」とも呼ばれる成分です。

シワ改善肌荒れ対策美白ケアの医薬部外品の有効成分として認可を得ています。

3つ目はPCA-Na

ピロリドンカルボン酸ナトリウムのことで、天然保湿因子(NMF)の成分の1つであるアミノ酸に近い成分です。

これらの成分を配合することによって、乾燥肌や敏感肌のケアを一層サポートできるようになりました。

だから、ナールスピュアはエイジングケア化粧水としておすすめなのです。

<動画で学ぶ化粧水のつけ方の基本>

エイジングケアローション「ナールスピュア」を使った化粧水のつけ方の動画です。

化粧水のつけ方、使い方の参考にご覧ください。


7.化粧水をコットンで使うことに関するよくある質問

Q1.化粧水はコットンを使ったほうがいいですか?

化粧水はコットンを使った方が良いとは限りませんが、向く方はいます。

コットンで化粧水を使った方が良い方は、次のような方です。

  • 手を上手に使えず、塗った化粧水がむらになってしまう
  • 化粧水が手からこぼれやすい
  • 拭き取り化粧水を使っている

 

Q2.化粧水はコットンと手どっちがいい?

化粧水はコットンと手で使う場合、いずれもメリット・デメリットがあります。

コットンを使うメリット・デメリット、また、手を使うメリット・デメリットを理解して、自分の向く方法を選びましょう。

 

Q3.化粧水はコットンを何枚使えばいいですか?

化粧水はコットンの場合、乾燥しやすい方は摩擦刺激を受けやすいため、2枚重ねがおすすめです。2枚重ねで摩擦軽減が可能です。

 

Q4.乳液はコットンと手どっちがいい?

乳液も化粧水の場合と同じで、正しく行えばコットンでも手でも大丈夫です。

ただし、乳液は手からこぼれるリスクも少ないので、優しく行うなら手の方がメリットが多いです。

 

Q5.化粧水をつけるコットンはどんなものが良い?

化粧水をつけるコットンは肌に優しいものがおすすめです。漂白剤フリーやオーガニックコットンなどからコスパの良いものを選びましょう。


8.まとめ

まとめ

「化粧水は、手とコットン、どちらで使えばよいの?」についてまとめてみました。

いかがだったでしょうか?

コットンで化粧水をつける場合、手で化粧水をつける場合の両方のメリットとデメリットをご理解いただけましたでしょうか?

私たちの立場としては、「エイジングケアにはコットンより手」です。

しかし、どちらの方法であっても、スキンケアもエイジングケアも、基本的にはそれ自体がお肌の刺激や負担になっては本末転倒です。

また、自分自身の感性で、リラックスできることも大切なことです。

今回の「化粧水は、手とコットン、どちらで使えばよいの?」のように、どちらにもメリットとデメリットがある場合は、答えはご自身のなかにあるのです。

ぜひ、化粧水を上手に使って、楽しんでエイジングケアをなさってくださいね。

この記事「化粧水をコットンで使うことはエイジングケア世代に良いの?悪いの?」が、エイジングケア世代の女性のスキンケアのお役に立てば幸いです。

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<参照論文>

【1】Zouboulis CC, Elewa R, Ottaviani M, Fluhr J, Picardo M, Bernois A, Heusèle C,

Camera E. Age influences the skin reaction pattern to mechanical stress and its repair level through skin care products. Mech Ageing Dev. 2018;170:98-105.

PMID: 29155056 DOI: 10.1016/j.mad.2017.11.011

日本語要約:年齢が機械的ストレスに対する皮膚の反応パターンとスキンケア製品による修復レベルに影響を与えることを示した研究。若年群(18-25歳)と高齢群(60-75歳)において、機械的ストレス負荷後の経表皮水分蒸散量(TEWL)、角層水分量、表面脂質組成を測定した結果、両群で異なる反応パターンが観察された。スキンケアによる正常化効果は若年群でより効果的であり、加齢により皮膚の機械的ストレスに対する脆弱性が増加し、修復能力が低下することが確認された。

【2】Lodén M, Olsson H, Axéll T, Linde YW. Friction, capacitance and transepidermal

water loss (TEWL) in dry atopic and normal skin. Br J Dermatol. 1992;126(2):137-141. PMID: 1536779 DOI: 10.1111/j.1365-2133.1992.tb07810.x

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/1536779/

日本語要約:乾燥したアトピー性皮膚と正常皮膚における摩擦係数、静電容量、経表皮水分蒸散量(TEWL)を測定した研究。アトピー性皮膚では摩擦係数が有意に低く、これは角層水分量の低下と相関していた。摩擦の変化は皮膚バリア機能の状態を反映し、機械的刺激(コットンパッティングなど)により皮膚障害のリスクが変化する可能性が示された。TEWLはアトピー性皮膚で増加していたが、摩擦係数や静電容量との直接的な相関は認められなかった。

【3】Derler S, Schrade U, Gerhardt LC. Tribology of human skin and mechanical skin

equivalents in contact with textiles. Wear. 2007;263(7-12):1112-1116.

DOI: 10.1016/j.wear.2006.11.031

日本語要約:ヒト皮膚とテキスタイル(綿を含む)との接触における摩擦学的特性を調査した研究。皮膚と綿織物との摩擦係数は、皮膚の水分状態、接触圧力、繊維の表面特性に大きく依存することが示された。湿潤した皮膚では摩擦係数が増加し、繰り返しの摩擦動作により角層の微小損傷が蓄積する可能性が確認された。コットンの使用は適切な方法で行わないと、皮膚バリアに機械的ストレスを与えるリスクがある。

【4】Elsner P, Wilhelm D, Maibach HI. Frictional properties of human forearm and

vulvar skin: influence of age and correlation with transepidermal water loss and capacitance. Dermatologica. 1990;181(2):88-91.

PMID: 2242791 DOI: 10.1159/000247892

日本語要約:前腕と外陰部の皮膚における摩擦特性に対する年齢の影響を調査し、TEWL・静電容量との相関を検討した研究。外陰部皮膚の摩擦係数は前腕皮膚よりも有意に高く、これは角層水分量の増加と相関していた。多変量回帰分析により、外陰部皮膚の摩擦係数は静電容量(角層水分量の指標)と有意に相関したが、年齢、体重、身長、TEWLとは相関しなかった。皮膚の摩擦特性は部位や水分状態により大きく異なることが示され、コットンなどによる機械的刺激の影響も部位により異なる可能性が示唆された。

【5】Chen Y, Lyga J. Brain-skin connection: stress, inflammation and skin aging.

Inflamm Allergy Drug Targets. 2014;13(3):177-190.

PMID: 24853682 PMCID: PMC4082169 DOI: 10.2174/1871528113666140522104422

日本語要約:心理的ストレスと皮膚老化の関係を解説したレビュー。慢性的な心理的ストレスや物理的ストレス(機械的刺激を含む)が、免疫機能不全、活性酸素種の産生増加、DNA損傷を引き起こし、これらが皮膚老化に寄与することを示している。繰り返しの機械的ストレスは皮膚の炎症反応を誘発し、コラーゲン分解酵素の発現を増加させ、真皮の構造劣化を促進する可能性がある。エイジングケア世代では、機械的刺激を最小限に抑えることが重要である。

これらの論文から、コットンによる化粧水の塗布は、使用方法によってはエイジングケア世代の皮膚に悪影響を与える可能性があることが示唆されています。特に、摩擦による機械的ストレスは加齢とともに皮膚バリアを損傷しやすくなるため、押し当てる方法(ハンドプレス)を用い、擦る動作を避けることが推奨されます。

 

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。

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