混合肌のための化粧水の選び方と使い方!人気でおすすめも紹介

本記事はPRを含みます。
「エイジングケア」とは、年齢に応じた化粧品による肌のお手入れを指します。
「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
掲載商品に記載した内容は効果・効能があることを保証したものではありません。
ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
当社スタッフ以外の執筆者・監修者は商品選定には関与していません。

混合肌の方は、自分の肌質に合うオススメの化粧水の選び方や使い方を知りたいのではないでしょうか?この記事では、そんな方のために化粧水の選び方や使い方をご紹介します。また、おすすめアイテム「ナールスピュア」もご紹介します。TゾーンとUゾーンで肌状態の異なる混合肌のエイジングケアにお役立てください。

<この記事の大切なポイント>
  • 混合肌とは、お顔のパーツでカサカサした乾燥肌とオイリーでテカリのある脂性肌が混在するタイプのお肌です。多くの日本女性がこのタイプです。
  • 化粧水で混合肌を改善するために大切なことは、バリア機能とターンオーバーを正常な状態にすることです。それができる高保湿の化粧水を選びましょう。
  • 混合肌の化粧水におすすめの保湿成分は、プロテオグリカンやコラーゲン、アミノ酸誘導体、ヒアルロン酸などです。また、皮脂コントロールができるビタミンC誘導体も混合肌の化粧水の成分としておすすめです。
  • 30代以上の混合肌の方は、エイジングケア化粧品成分も大切です。コラーゲンやエラスチンなどを増やすナールスゲン化粧水を選ぶことがおすすめです。
  • 混合肌の化粧水の選び方で大切なポイントは、刺激がないことです。アルコールや香料、着色料、PGが無添加のものを選びましょう。
  • 混合肌の化粧水を使う場合は、適量を使うことが大切です。また、コットンより手で使うことをおすすめします。
  • 混合肌は、化粧水だけでなく、美容液や保湿クリームを使って改善を目指しましょう。また、洗顔やクレンジングのほか、アンチエイジングを意識した生活も大切です。

この記事の監修

ナールスコム

ナールスコム店長

村上清美

 

1.混合肌に合う化粧水をお探しのあなたへ

混合肌に悩む女性

混合肌とは、顔のパーツによってテカリと乾燥が混在する肌質。

たとえば、Tゾーンはお肌がテカったり、べたつく脂性肌。

一方、Uゾーンはカサカサの乾燥肌。

これでは、美肌とはいえません。

では、なぜ混合肌になるのでしょうか?

それは、顔の部位によって皮脂分泌の量や皮膚の薄さが異なるからです。

誰でもこうした肌状状態になりやすく、多くの日本女性が経験しています。

そんな混合肌のスキンケアやエイジングケアで大切なのは、やはり保湿。

そして、そのためのアイテムの第一歩は、化粧水です。

自分に合った混合肌向けの化粧水を上手に選んで、キメの整った美肌を目指したいですね。

この記事では、ランキングだけに頼らない混合肌の化粧水の選び方と使い方をご紹介します。

また、おすすめのエイジングケア化粧水「ナールスピュア」をご紹介します。

私は混合肌?テカリとカサカサがあるわ!
混合肌は化粧水で改善できるの?ほかに何が大切?
混合肌に合う化粧水の選び方は?コツが知りたい!
混合肌におすすめの化粧水を教えて!どんなアイテムがあるの?
混合肌の化粧水の使い方は?注意点は?

などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

<混合肌におすすめの化粧水>

ナールスゲン配合エイジングケア化粧水「ナールスピュア」

混合肌におすすめのエイジングケア化粧水ナールスピュア

<ナールスピュアをお使いいただいた感想>


本当にキレイになれる!動画「ナールス60日間美肌プログラム」とは?

トータルビューティプロデューサーのMANAMIさんのナールス化粧品へのコメント


2.混合肌のための化粧水の選び方

混合肌のための化粧水のイメージ

1)まずは保湿力が十分な化粧水

混合肌の化粧水に求められる大切なことは、保湿。

高保湿な保湿成分が配合された保湿化粧水を上手に選びましょう。

サッパリタイプの保湿成分には、プロテオグリカンや加水分解コラーゲン、アミノ酸誘導体などがあります。

また、ヒアルロン酸やアテロコラーゲンは、ややしっとりの化粧水に配合されます。

また、セラミドも保湿力の高さに定評あるエモリエント成分です。

しかし、ヒト型セラミドは油溶性なので美容液や保湿クリームと相性のよい成分です。

セラミド化粧水よりセラミド美容液などがおすすめです。

グルコシルセラミドやユズセラミドなど、植物性のセラミドもあり、これらは化粧水にもなじみやすい成分です。

2)皮脂を適度にコントロール

混合肌の場合は、皮脂の過剰な分泌をコントロールする化粧水を選ぶことが大切です。

おすすめは、ビタミンC誘導体配合の化粧水。

ビタミンC誘導体には皮脂をコントロールする作用があるからです。

ビタミンC誘導体は、主に水溶性・油溶性・両性の3つの種類があります。

化粧水と相性がよいのは水溶性ビタミンC誘導体と両親媒性ビタミンC誘導体です。

水溶性のビタミンC誘導体は即効性に優れている反面、刺激が強いことが欠点です。

そんな中では、刺激が少なく浸透性が高いVCエチル(3-O-エチルアスコルビン酸)がおすすめです。

また、両親媒性ビタミンC誘導体APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)も浸透力が高く、刺激性が低いのでおすすめです。

さらに、両親媒性ビタミンC誘導体の3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸は、セラミドを増やすはたらきがあるので混合肌対策におすすめです。

なお、ビタミンC誘導体には酸化の防止や美白、エイジングケアのはたらきもあります。

3)低刺激の化粧水を選ぶ

低刺激な化粧水のイメージ

混合肌の化粧水は低刺激なタイプがおすすめです。

敏感肌でも使える化粧水をおすすめします。

もちろん、全成分表示に「エタノール」の表記がないアルコールフリー化粧水を選びましょう。

また、PG、合成香料、合成着色料などもフリーなものがおすすめです。

さらに、収れん化粧水やふき取り化粧水も刺激が強いものが多いので、混合肌で乾燥している部位への使用は控えましょう。

4)エイジングケアができる化粧水

コラーゲンやエラスチンを増やしたり、酸化を防ぐことも混合肌のエイジングケアには大切です。

特に、30代からのエイジングケア世代の混合肌の方におすすめしたい成分がナールスゲン。

ナールスゲンは、保湿力だけではなくコラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン(HSP)47など、肌のハリをもたらすたんぱく質や抗酸化作用のあるグルタチオンを増やすはたらきがあります。

さらに、最近ではナールスゲンに、ヒアルロン酸やシミを防ぐヒートショックプロテイン(HSP)70を増やすはたらきもあることがわかってきました。

また、毒性や刺激性の心配がない安全性の高いエイジングケア化粧品成分として、近年高く評価されています。

混合肌ケアにはナールスゲン化粧水がおすすめです。

ほかにもネオダーミルやナイアシンアミド、お肌の酸化を防ぐコエンザイムQ10、フラーレン、リコピン、アスタキサンチン、レスベラトロール、金コロイド、エルゴチオネインなどの抗酸化作用を持つエイジングケア化粧品成分などもよい選択肢の一つです。

中でもナイアシンアミドは、ビタミンB群の一種で、別名「ニコチン酸アミド」または「ビタミンB3」とも呼ばれ、しわ改善、肌荒れ対策、美白ケアの医薬部外品の有効成分として認可を得ています。

なお、さまざまな化粧品成分のはたらきは、次の表を参考にしてください。

<化粧水に配合されるさまざまな化粧品成分のはたらき>

化粧水に配合される化粧品成分のはたらきを示す表

5)テクスチャーは?

最近の化粧水は、サッパリタイプでも高保湿のものがあります。

だから、テクスチャーは自分の好みで選んでも大丈夫です。

また、夏の化粧水はサッパリ、冬の化粧水はしっとりなど、季節で使い分ける方法もおすすめです。


3.混合肌の化粧水の使い方

混合肌のスキンケアで気をつけるポイントを守る女性

1)使い方の基本は?

混合肌でも化粧水の使い方は、基本に忠実に行いましょう。

洗顔の後は、すぐに化粧水を使用して水分と美容成分を補いましょう。

化粧水をはじめ、化粧品は適量を使うことがポイントです。

適度な力加減で使用し、過度に力を込めることは避けましょう。

化粧水のつけ方としては、ハンドプレス化粧水パックパッティングなどの方法があります。

いずれも上手に行えば問題がありませんが、パッティングは刺激になるリスクが高いので、あまりおすすめできません。

また、化粧水をコットンでつける方法も上手にできないと混合肌を悪化させます。

もし、しっかり選んだ化粧水を使い続けていても混合肌の改善が見られないなら、化粧水の使い方を見直してみることをおすすめします。

2)つけ方の順序は?

混合肌の化粧水のつけ方も特別なことはありません。次のとおりです。

片手のひらにとった500円大の量の化粧水を、両手のひら全体に広げます。

顔の中心から外側へ、手で顔を包み込みながら、大きく円を描くようにのばします。

目元や口元などのお肌が薄くデリケートなパーツは、指の腹でそっと押さえるように伸ばします。

次に、手に残った化粧水をおでこになじませ、最後にフェイスラインを軽く押さえましょう。

潤いが足りないようなら、もう一度同じことを繰り返してもかまいません。
ただし、何度も化粧水を使うよりも続いて美容液などの違うアイテムを使うほうが効果的です。
乾燥しやすいUゾーン(顎〜頬)は、特に気を配りましょう。

手で顔に触れ、肌になじんだかどうかチェックしましょう。肌に吸い付く感覚、もっちり感があれば、OKです。

首やデコルテなどにも使いましょう。

化粧水は、顔以外にも首やデコルテ、手肌に使ってもOKです。

顔以外もスキンケアしましょう。

こうして、化粧水をつけた後には、美容液を使います。特に乾燥が気になるUゾーンに使いましょう。


4.混合肌にオススメのエイジングケア化粧水

ナールスピュア

 

混合肌にオススメの化粧水が、ナールスゲン配合エイジングケア化粧水「ナールスピュア」です。

私たちの化粧水ランキングNo.1です。

1)混合肌におすすめの化粧水「ナールスピュア」とは?

肌環境にはたらきかけて肌のツヤやハリをもたらすエイジングケア化粧水です。

サッパリタイプの成分を中心とした配合で、ナールスゲンに加えて水溶性ビタミンC誘導体であるアスコルビン酸ナトリウム、両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)、水溶性プロテオグリカン両親媒性ビタミンE誘導体トコフェリルリン酸ナトリウムが主成分のシンプルなエイジングケアローションです。

つまり、APPS化粧水プロテオグリカン化粧水の一つです。

こうした成分構成から、混合肌に使いやすいのです。

また、夏の乾燥肌対策にも使えて、混合肌の男性にもおすすめの化粧水です。

さらに、成分の配合技術の進化とともに、水性保湿油ウィルブライドS-753を加えることによって、完全界面活性剤フリーの処方に成功しました。

また、香料・着色料・アルコール・鉱物油・パラベン無添加の化粧水です。

防腐剤としては、ごく少量のフェノキシエタノールを配合しています。

 

そんなナールスピュアは、2020年11月のリニューアルで3つの美容成分を追加しました。

1つ目は、先ほども紹介した両親媒性ビタミンC誘導体の3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸。

この成分はセラミドプロモーターとも呼ばれ、セラミドを増やしバリア機能を守ります。そのため混合肌でも使えます。

2つ目も先ほどご紹介したナイアシンアミド。

3つ目は、PCA-Na(ピロリドンカルボン酸ナトリウム)

天然保湿因子(NMF)の成分の1つであるアミノ酸に近い成分です。

これらの成分を配合することによって、混合肌のケアを一層サポートできるようになりました。

<動画で学ぶ化粧水のつけ方の基本>

エイジングケアローション「ナールスピュア」を使った化粧水のつけ方の動画です。

化粧水のつけ方、使い方の参考にご覧ください。

2)ナールスピュア<化粧水>120ml の全成分

ナールスピュアの全成分表示では、次の記載があります。

成分の種類が少なく、刺激性のある成分もほとんどありません。

つまり、皮膚常在菌のバランスを乱すリスクが小さく、美肌菌である表皮ブドウ球菌を育む環境をキープします。

だから、混合肌の化粧水として適した処方です。

BGグリセリンベタイン1,2-ヘキサンジオールPEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸、PCA-Na、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル、アスコルビルリン酸Na、トコフェリルリン酸Na、ナイアシンミド、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、水溶性プロテオグリカン、フェノキシエタノール

 


5.混合肌をおさらいしよう

混合肌について考える女性

1)混合肌の症状は?

主な肌質として次の4つがあります。

  • 普通肌
  • 乾燥肌
  • 脂性肌
  • 乾燥性脂性肌(インナードライ肌)

混合肌とは、この4つの肌質のうち、いくつかが混合している状態のお肌のことです。

顔の皮膚の特性などの関係から、多かれ少なかれ誰もが混合肌といえます。

混合肌の基本的な特徴は、次の状態です。

  • 皮脂線が発達しているTゾーンは、皮脂分泌が多くオイリー
  • こめかみを含めたUゾーンは、皮脂分泌が少なくカサカサ
  • デコルテや背中にニキビができることがある

もちろん、頬の状態は人によって違いがあります。

その理由としては、次のことが挙げられます。

  • 頬の皮脂線の多い少ないは人によってバラつきがある
  • スキンケアや生活習慣、加齢などで異なる

混合肌は、パーツごとに出ている症状によってケアが必要なので注意しましょう。

2)混合肌の原因は?

混合肌の原因について調べる女性

①お肌の保湿成分の減少によるバリア機能の低下

加齢などの影響でお肌の保湿成分は減少していきます。

保湿の3大因子と呼ばれる次の成分は、加齢にともなってどんどん減っていくのです。

  • 皮脂膜をつくる皮脂
  • NMF(天然保湿因子)
  • 角質細胞間脂質(約半分がセラミドで、コレステロールなども)

この影響でお肌のバリア機能が低下し、混合肌の状態になってしまう場合があります。

また、バリア機能の低下によって気温や湿度の影響を受けやすくなり、季節によって差が生じることも原因の一つです。

②内的な要因

混合肌は内的な要因によっても生じます。

主な内的な要因は下記のとおりです。

  • ストレス過多
  • 生理不順
  • バランスの悪い食生活
  • 睡眠不足
  • 代謝が悪い

内的な要因は、混合肌だけではなくさまざまな肌トラブルや肌老化の原因にもなるものです。

ストレスは肌荒れの原因になりますし、女性の場合、生理不順の影響や、生理前後は女性ホルモンのバランスが乱れて混合肌の症状が出てしまうこともあります。

さらに、加齢にともなう女性ホルモンの減少によるホルモンバランスの乱れも混合肌を引き起こします。

③外的な要因

混合肌の主な外的要因は下記のとおりです。

  • 紫外線によるダメージ
  • 季節変化などによる気温・湿度の急激な変化
  • 大気汚染・化学物質・花粉の飛散
  • 喫煙やタバコの副流煙(受動喫煙)
  • 過度のお酒(アルコール)の摂取
  • 間違ったスキンケア・刺激の強いスキンケア

共通点は、すべてお肌に刺激を与える点です。

特に紫外線によるダメージは蓄積され、光老化を引き起こす原因となります。

これらを見てもわかるとおり、混合肌はさまざまな原因によって生じるものです。

また、混合肌の原因は、多くの肌悩みを引き起こすものと同じであることがわかります。

3)混合肌の肌悩み

混合肌で悩む中川ゆう子さん

混合肌ではさまざまな肌悩みが症状として出ます。

また、脂性肌になりがちなTゾーンと、乾燥肌になりがちなUゾーンで違いますし、人によってどの肌質か異なりやすい頬にも注意が必要です。

①Tゾーンの肌悩み

脂性肌になりやすいTゾーンは、皮脂の過剰分泌による肌悩みが出やすいのが特徴です。

次のような肌悩みが挙げられます。

  • 毛穴の黒ずみ
  • 角栓が溜まったいちご鼻
  • ニキビや大人ニキビ
  • 化粧崩れが目立ちやすい

ただし、症状としては脂性肌のように見えても、実際はバリア機能が低下したお肌を守ろうと皮脂が分泌されているだけで、実際は乾燥肌ということもあるので注意が必要です。

脂性肌と思って、毛穴パックなど皮脂を取り除くケアをすると、お肌の状態が悪化してしまう場合があります。

気をつけましょう。

②Uゾーンの肌悩み

乾燥肌になりがちなUゾーンの肌悩みとしては下記が挙げられます。

  • 顔の小じわ(目尻のしわや口元のしわなど)
  • 乾燥によるほうれい線
  • くすみ

③頬や目元・口元の肌悩み

頬の肌悩みは肌質によって違いがあります。

脂性肌であれば毛穴やニキビが目立ち、乾燥肌であればくすみや角質肥厚などの症状が生じます。

頬の肌質を確かめた上でケアをすることがポイントです。

目元や口元は皮膚が薄いことが特徴です。

このパーツは、Oゾーンとも呼ばれほうれい線や目元のしわ、口元のしわが目立ちやすいパーツです。


6.混合肌の化粧水の選び方と使い方のQ&A

混合肌の化粧水の選び方と使い方を知りたい女性Q1.混合肌のスキンケアのやり方は?

混合肌のスキンケアのやり方の基本は、正しい洗顔・クレンジング、保湿ケア、紫外線対策です。

特に、洗顔・クレンジングの後は、保湿力が高く刺激の少ない化粧水でスキンケアを行いましょう。

混合肌の方は、Tゾーンがオイリーな状態ですが、そこもしっかり保湿しましょう。

Q2.混合肌で化粧水が肌に合わないのですがどうすれば良いですか?

化粧水が合わないなら、使用をやめましょう。

しかし、特に乾燥の多いUゾーンには保湿は必要なので、保湿クリームなどを使いましょう。

Q3.混合肌はしっとりタイプとさっぱりタイプどちらがいいですか?

混合肌でも、しっとりタイプが合う方とさっぱりタイプが合う方に分かれます。

一般的には、皮脂によるテカリが気になる場合は、さっぱりタイプがおすすめです。

一方、乾燥が気になる方はしっとりタイプがおすすめです。

しかし、サッパリタイプでも高保湿の化粧水があります。

混合肌の本質は、乾燥肌なのでどちらのタイプでも高保湿の化粧水を選びましょう。

Q4.セラミドを配合した化粧水ではどんなものが混合肌におすすめですか?

混合肌でセラミド化粧水を使う場合は、ヒト型セラミド配合のものがおすすめです。

全成分表示をチェックして、「セラミド2」や「セラミドAP」などのような記載があればヒト型セラミド配合です。

しかし、ヒト型セラミドは油溶性のため、美容液や保湿クリームで補うほうがおすすめです。

化粧水ならセラミドを増やすセラミドプロモーターや、ナイアシン配合のものがよりおすすめです。

Q5.新しく使い始めた混合肌ケアの化粧水はどれくらい使って評価すればよいですか?

混合肌ケアに新しい化粧水を使う場合は、数日チェックして使用感を確認することをおすすめします。

また、化粧品かぶれや接触皮膚炎がないかもチェックしましょう。

しかし、混合肌はすぐに改善するわけでありませんので、1カ月から2カ月は選んだ化粧水を続けましょう。

その上で、優しい洗顔やクレンジング、紫外線対策と正しい生活習慣を心がけましょう。

お肌の調子がよくなるようであれば使い続けましょう。

そして、「ターンオーバーの周期で考えるエイジングケア化粧品の使い方」でもご紹介しているとおり、ターンオーバーの期間は使い続けて効果を確認しましょう。

Q6.顔のパーツで違う化粧水を使っても問題はないですか?

はい。大丈夫です。

たとえば、混合肌でテカリが強いTゾーンには収れん化粧水や拭き取り取り化粧水を使い、フェイスライン(Uゾーン)口元や目元(Oゾーン)には保湿化粧水を使うなどの方法があります。

Q7.混合肌ですが冬でもさっぱりタイプの化粧水を使ってもよいですか?

はい。かまいません。

さっぱりタイプでも保湿力の強いものもあるので、混合肌でも冬に使っても問題ありません。

また、冬の乾燥肌対策は、美容液や保湿クリームなども使いましょう。

Q8.化粧水だけではテカリが改善しない場合、油取り紙を使ってもよいですか?

混合肌や脂性肌では、化粧水を使ってもTゾーンのテカリや化粧崩れが気になることもあります。

そんな場合は、油取り紙を使ってもOKです。

正しく使用し、摩擦や刺激を与えないことが大切です。

油取り紙を軽く押し当てる程度の力で使うことや、何度も繰り返し押し当てないことがポイントです。

顔の脂を取りすぎるとかえって皮脂分泌が増えて、角栓やいちご鼻などの原因になるので注意しましょう。


7.まとめ

混合肌の化粧水の選び方と使い方をご紹介しました。

また、オススメの人気エイジングケア化粧水「ナールスピュア」もご紹介しました。

いかがでしたか?

混合肌は、TゾーンはテカテカでUゾーンはカサカサの肌状態。

顔の部位によって肌状態が異なります。

そんな混合肌の改善のためには、水分と油分のバランスを整えることが大切です。

そのために大切なことは、まずしっかり保湿ができて刺激の少ない化粧水を上手に選ぶことです。

この記事を参考に、自分に合う化粧水で混合肌を改善して美肌になっていただければ幸いです。

 

<参照論文>

【1】Youn SW, Na JI, Choi SY, Huh CH, Park KC. Regional and seasonal variations in facial sebum secretions: a proposal for the definition of combination skin type. Skin Res Technol. 2005;11(3):189-195.

doi:10.1111/j.1600-0846.2005.00119.x

日本語要旨:額と頬など顔の部位別、さらに季節ごとの皮脂分泌量を測定し、「Tゾーンは皮脂が多く、Uゾーンは少ない」といういわゆる混合肌タイプを客観的に定義しようとした研究。TゾーンとUゾーンの皮脂量には明確な差があり、季節変動も大きいことが示された。これにより「顔の中で油っぽい部位と乾きやすい部位が共存する」という混合肌の概念に、皮脂量測定に基づく科学的根拠を与えている。

【2】Thadanipon K, Kitsongsermthon J. Comparative study into facial sebum level, pore size, and skin hydration between oily-skinned and dry-skinned Thai women. Skin Res Technol. 2020;26(2):163-168.

PMID:31562649doi:10.1111/srt.12792

日本語要旨:自己申告で「脂性肌」または「乾燥肌」と答えたタイ人女性 62名を対象に、複数部位の皮脂量(CSL・SER)、角層水分量、毛穴面積を比較した研究。脂性肌群では皮脂量が乾燥肌群の約1.6~2.1倍と有意に高かった一方、角層水分量はむしろ乾燥肌群で高いという逆転現象も報告された。主観的な肌タイプと皮脂・水分・毛穴との関係が単純ではないことを示し、「皮脂が多い部位と、乾燥・つっぱりを感じやすい部位が混在する」混合肌の複雑さを裏付けるエビデンスとして位置付けられる。

【3】Marrakchi S, Maibach HI. Biophysical parameters of skin: map of human face, regional, and age-related differences. Contact Dermatitis. 2007;57(1):28-34.

doi: not clearly indicated in abstract; see publisher page

日本語要旨:健常成人を対象に、顔面の複数部位(額・頬・鼻・顎など)で、角層水分量・TEWL・皮膚pH・皮脂量などのバイオフィジカルパラメータを測定し、部位差および加齢変化をマッピングした研究。額や鼻は皮脂量が高く、頬や口周りはバリア機能が弱く乾燥しやすいなど、顔の中で「油っぽくなりやすいゾーン」と「乾燥しやすいゾーン」がはっきり分かれることが示された。混合肌では部位ごとに求められるスキンケアが異なるという記事中の解説の裏付けとして利用できる。

【4】Nam GW, Lee HS, Lee SH, Park SD, Kim HJ, Chang IS, et al. The seasonal variation in skin hydration, sebum, scaliness, brightness and elasticity in Korean females. Skin Res Technol. 2015;21(1):1-8.

doi:10.1111/srt.12145

日本語要旨:健康な韓国人女性を対象に、四季を通じて顔の水分量・皮脂量・鱗屑・明度・弾力などを縦断的に計測した研究。冬季は角層水分量と弾力が低下し、鱗屑が増加する一方、皮脂分泌は季節によって大きく変動することが示された。混合肌では季節により「Tゾーンのテカリ」と「頬やUゾーンの乾燥」が悪化しやすく、保湿力とべたつきのバランスをとった化粧水選びが重要であるという主張の根拠になる。

【5】Draelos ZD, Matsubara A, Smiles K. The effect of 2% niacinamide on facial sebum production. J Cosmet Laser Ther. 2006;8(2):96-101.

PMID:16766489 doi:10.1080/14764170600717704

日本語要旨:日本人および米国人被験者を対象とした二重盲検試験で、2%ナイアシンアミド配合保湿剤とプラセボを4週間比較。ナイアシンアミド塗布群では、額などの顔面皮脂分泌量が有意に低下し、光沢(てかり)の改善が認められた。ナイアシンアミドは皮脂分泌を穏やかに抑えることで、Tゾーンのべたつきを抑えつつ保湿を両立しやすい成分であり、「混合肌向けに皮脂コントロール成分を含む化粧水が有用」という記述のエビデンスとして活用できる。

【6】Catic T, Pehlivanovic B, Pljakic N, Balicevac A. The moisturizing efficacy of a proprietary dermo-cosmetic product (CLS02021) versus placebo in a 4-week application period. Med Arch. 2022;76(2):108-114.

PMID:35774045 doi:10.5455/medarh.2022.76.108-114

日本語要旨:18~69歳の健常ボランティア50名を対象に、顔の左右にプロバイオティクス由来成分を含むクリームとプラセボを4週間塗布する split-face 試験を実施。CLS02021 含有クリームはプラセボに比べ、角層水分量・弾力の有意な増加と毛穴サイズの縮小を示した一方、皮脂量を過度に変化させることはなかった。水分保持と毛穴・キメの改善を同時に狙える保湿処方の有効性を示すデータであり、「しっとり感とべたつきにくさを両立する混合肌向け化粧水」の概念と相性がよい。

【7】Luebberding S, Krueger N, Kerscher M. Age‑related changes in skin barrier function—quantitative evaluation of 150 female subjects. Int J Cosmet Sci. 2013;35(2):183–190.

PMID: 23113564 doi: 10.1111/ics.12024

日本語要旨:女性150名で額・鼻の皮脂優位、頬の乾燥・バリア低下といった**部位差(混合肌の典型パターン)**を定量化。加齢に伴うバリア機能変化も示し、部位別に「皮脂コントロール+保湿」を切り替える必要性を支持。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。

ぜひご登録をお待ちしております。

キレイと健康のお役立ち情報が届く、ナールスのメルマガ登録はこちらから

ナールスチャンネルをみて動画でエイジングケアを学ぼう!

SNS Share

\ この記事をシェアする /

エイジングケアを本気で学ぶ情報サイト|ナールスエイジングケアアカデミー