毛穴の開きとたるみは違う?原因と改善のエイジングケア対策

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「エイジングケア」とは、年齢に応じた化粧品による肌のお手入れを指します。
「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
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<この記事の大切なポイント>
  • 毛穴の悩みで比較的見分けにくいのが「開き毛穴」と「たるみ毛穴」です。原因や症状の違いを理解しましょう。
  • 開き毛穴は、円形に開いていることが特徴です。主な原因は、過剰な皮脂の分泌です。一方、たるみ毛穴は楕円形(涙型)に伸びていることが特徴で、主な原因は顔のたるみです。
  • 毛穴対策の基本は、洗顔・クレンジングでお肌を清潔に保つこと、エイジングケア化粧品での保湿、紫外線対策の3つです。
  • 開き毛穴は、余分な皮脂を上手に取り除くこと、ターンオーバーを整えること、ビタミンC誘導体で皮脂をコントロールすることが対策の中心です。
  • たるみ毛穴は、コラーゲン・エラスチンを増やすエイジングケア化粧品が中心です。帯状毛穴まで進んだ場合は、美容医療での治療も選択肢になります。

毛穴の開きやたるみで悩んでいるあなたへ

毛穴に悩んでいる女性

「毛穴の開きとたるみは違う?原因と改善のエイジングケア対策」をお届けします。

目立つ毛穴の悩みは、思春期や20代の若い女性からエイジングケア世代まで幅広い年代を悩ませています。そんな中で開き毛穴とたるみ毛穴は、ともに「開き」が目立つため、少し見分けにくいことがあります。

正しいスキンケアやエイジングケアを行うには、この違いをしっかり見極めることが大切です。この記事では、開き毛穴とたるみ毛穴の症状や原因の違いを解説したうえで、それぞれの対策記事へご案内します。

実は、この2つの毛穴悩みは、対策を間違えると効果が出にくいばかりか、遠回りになってしまうこともあります。たとえば、たるみが原因の毛穴に皮脂対策ばかりを行っても、なかなか改善は実感できません。逆に、皮脂が原因の開き毛穴に、保湿だけを重視したケアをしても、根本的な解決にはつながりにくいのです。まずは自分の毛穴がどちらのタイプかを正しく知ることから始めましょう。

「私の毛穴の開きの原因は?肌の老化?乾燥?」

「私は丸く毛穴が開いているけど、何が問題なの?教えて!」

「開き毛穴とたるみ毛穴の改善方法はどう違うの?ケア方法が知りたい!」

「縦長に毛穴が開いているわ?なぜなの?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてください。

サカイクリニック62 坂井万里先生からのメッセージ

毛穴の黒ずみ・開き・たるみを一緒に治療するおすすめは?
美容医療なら、イオン導入やエレクトロポレーションとハイドロピーリング、高周波治療またはハイフを同時に行えば、毛穴の黒ずみ・開き・たるみを一緒に治療できます。サカイクリニック62では、メソアクティスというエレクトロポレーションとエンディメッドプロといった高周波治療や、ウルトラセルQ+やウルタイトといったハイフも提供しています。毛穴の悩みなら、お気軽にサカイクリニック62にご相談くださいね。

渋谷の美容クリニック「サカイクリニック62」

あなたの毛穴の悩みをチェック

毛穴悩みをチェックする女性

毛穴の開きには、「開き毛穴」と「たるみ毛穴」があります。どちらも毛穴が開いて見えますが、それぞれ特徴があります。

1)開き毛穴の症状は?

開き毛穴の症状は下記のとおりです。

  • 毛穴が円形に開いている
  • Tゾーンがテカリがち
  • 鼻や鼻の周りに発生しやすい
  • 肌質がオイリー肌もしくは混合肌である
  • 化粧崩れが起きやすい

開き毛穴は、開いた毛穴の大きさが均一なタイプと、ところどころ大きく開いた毛穴があるタイプに分かれます。放置すると、開いた毛穴から細菌が入り込みニキビや肌荒れなどの肌トラブルを引き起こす可能性があるので注意が必要です。

2)たるみ毛穴の症状は?

たるみ毛穴の症状は下記のとおりです。

  • 毛穴が楕円形(涙型)に伸びている
  • 小鼻の横、頬に生じやすい
  • お肌の弾力やハリが低下したと感じる
  • お肌が乾燥しやすい

たるみ毛穴は、顔のたるみによる肌老化が原因です。だから、30代以降に悩まされることが多い毛穴の悩みです。お肌が乾燥しているとたるみ毛穴は目立ちやすいので、エイジングとともに目立ちやすくなります。進行して毛穴と毛穴がつながった状態になったものは、「帯状毛穴」と呼ばれます。詳しくは「帯状毛穴(連結毛穴)とは?」をご覧ください。

3)自分でできる簡単なチェック方法

鏡の前で、指で頬を上に軽く引き上げてみましょう。毛穴の開きが目立たなくなる、または楕円形の毛穴が丸く近づく場合は、たるみが関係している可能性が高いといえます。引き上げても変化が少ない場合は、皮脂やターンオーバーが原因の開き毛穴の可能性が高いでしょう。あわせて、鼻・Tゾーンに集中しているか、頬に多いかという「場所」も、見分けの手がかりになります。

 開き毛穴たるみ毛穴
形状円形楕円形(涙型)
目立つ部位鼻・Tゾーン頬・小鼻の横
主な原因過剰な皮脂分泌コラーゲン・エラスチンの減少
目立ちやすい年代思春期〜20代30代以降
引き上げテスト変化が少ない目立ちにくくなる

開き毛穴とたるみ毛穴の原因は?

開き毛穴とたるみ毛穴の原因を考える女性

1)開き毛穴の原因は?

開き毛穴が発生する主な原因は、過剰な皮脂の分泌です。皮脂は汗と一緒に肌に皮脂膜をつくり、お肌の乾燥を防ぐバリア機能の役割を担っていますが、過剰に分泌されると古い角質と混じって毛穴に詰まり、角栓ができてしまいます。その影響で、毛穴が丸く開いて開き毛穴が目立つのです。角栓がなくても、毛穴の炎症によって角質の柔軟性が失われることで、毛穴が開いたままの状態になることもあります。

開き毛穴は、皮脂の分泌量が多いオイリー肌の人や、遺伝的に男性ホルモンの多い女性で目立ちやすい傾向にあります。もちろん男性でも開き毛穴に悩む人が多くいます。年代としては、皮脂分泌量が多い思春期から20代で悩む方がたくさんいます。ストレスや睡眠不足でホルモンバランスが乱れることも、皮脂の過剰分泌を招き、開き毛穴を悪化させる一因になります。角栓については「角栓の除去はダメ!?鼻の毛穴に詰まる原因と正しいエイジングケア」で詳しく解説しています。

2)たるみ毛穴の原因は?

たるみ毛穴の主な原因は「皮膚のたるみ」です。紫外線ダメージや加齢で、真皮のコラーゲンやエラスチンが減ると、毛穴を支える力が弱まり、毛穴がゆるんで広がりたるみ毛穴となります。また、表情筋の衰えや、頬の皮下脂肪の位置の変化も、たるみ毛穴を進行させる一因です。一度たるんでしまった毛穴はもとに戻すことが難しいので、症状をこれ以上進行させないよう、早めにエイジングケアを行うことが大切です。詳しい原因と対策は「たるみ毛穴の原因と改善方法|化粧品選びから美容医療まで徹底解説」で網羅的に解説しています。

毛穴対策の基本は、洗顔・保湿・紫外線対策

毛穴対策のスキンケアを行う女性

開き毛穴でもたるみ毛穴でも、毛穴対策の基本は共通しています。洗顔・クレンジングでお肌を清潔に保つこと、エイジングケア化粧品での保湿、そして紫外線対策をしっかり行うことです。手順や注意点は「毛穴の正しい洗顔方法とは?」で詳しく解説しています。また、「毛穴ケアのNGや失敗とは?」も参考にしてください。

紫外線ダメージは、乾燥や皮脂・メイクの酸化の原因になるため開き毛穴の原因となり、光老化をもたらしてたるみ毛穴の原因にもなります。日焼け止めを中心に、季節を問わず紫外線対策を行いましょう。

開き毛穴の改善と対策

1)洗顔を見直して開き毛穴を改善

開き毛穴の主な原因は過剰な皮脂の分泌です。遺伝的な脂性肌の方や20代・30代の方は、まず洗顔を見直しましょう。洗顔が不十分で過剰な皮脂が取り切れていない可能性があります。あぶら取り紙でのこまめなケアも有効ですが、優しい力加減で行うことがポイントです。毛穴パックは、使い方を間違えると症状を悪化させるので要注意です。逆に、皮脂の過剰分泌が乾燥肌による場合は、洗顔のやりすぎや刺激の強い洗顔料が原因の可能性があるため、優しい洗顔に切り替えましょう。

2)ターンオーバーを整えて開き毛穴を改善

開き毛穴はターンオーバーの乱れも影響します。お肌がごわごわしている場合は、酵素洗顔やピーリング洗顔が効果的ですが、やりすぎるとバリア機能の低下を招くため、週1〜2回を目安にしましょう。詳しくは「角栓を取るための酵素洗顔のメリットとデメリットとは?」をご覧ください。

3)ビタミンC誘導体配合化粧品を使おう

30代以降で開き毛穴が目立つ場合は、皮脂をコントロールするビタミンC誘導体を配合したエイジングケア化粧品も有効です。詳しくは「ビタミンC不足と毛穴・老化」をご覧ください。

たるみ毛穴の改善の対策

1)エイジングケア化粧品でたるみ毛穴予防

コラーゲンを増やす成分(レチノール、ネオダーミル、ナールスゲン、ナイアシンアミド等)や、酸化を防ぐ抗酸化成分(プラセンタエキス、ビタミンE誘導体、コエンザイムQ10等)を含んだエイジングケア化粧品は、たるみ毛穴の予防に役立ちます。具体的な選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。

2)美顔器によるたるみ毛穴ケア

美顔器もたるみ毛穴のケアの選択肢です。EMS美顔器は表情筋に電気刺激を与えてエイジングサインの改善を目指し、イオン導入美顔器はビタミンC誘導体やアミノ酸誘導体などを配合した化粧水の浸透を高めます。

3)美容医療でたるみ毛穴を改善

たるみ毛穴が帯状毛穴まで進んだ場合は、エイジングケア化粧品では改善できません。その場合、美容皮膚科などの専門家に相談し、美容医療での治療も選択肢です。ケミカルピーリング、レーザー治療、高周波(ハイフ)、ヒアルロン酸注射など多岐にわたります。詳しくは「毛穴の開き・黒ずみ・たるみの治療!費用と美容クリニックの選び方」をご覧ください。

開き毛穴・たるみ毛穴、両方に使えるエイジングケア美容液

おすすめのエイジングケア美容液「ナールス ネオ」

開き毛穴とたるみ毛穴、両方のケアにおすすめのエイジングケア美容液が「ナールス ネオ」です。保湿成分(プロテオグリカン、ヒト型セラミド等)、皮脂をコントロールする成分(水溶性ビタミンC誘導体)、コラーゲンを増やす成分(ナールスゲン、ネオダーミル)、抗酸化成分(金コロイド、コエンザイムQ10等)をバランスよく配合しており、肌質を問わずお使いいただけます。より詳しい成分・選び方は「たるみ毛穴を改善するオススメの美容液の選び方と使い方のコツ!」をご覧ください。

よくある質問

Q. 開き毛穴とたるみ毛穴は同時に起こりますか?

A. はい、皮脂の過剰分泌とたるみが同時に進行することもあります。原因が重なっている場合は、両方の対策を組み合わせて行いましょう。

Q. 開き毛穴を放置するとたるみ毛穴になりますか?

A. 開き毛穴とたるみ毛穴は原因が異なるため、開き毛穴が直接たるみ毛穴に変わるわけではありません。ただし、どちらも加齢とともに併発しやすくなります。

Q. 自分がどちらのタイプか分からない場合はどうすればいいですか?

A. 毛穴が丸く開いているなら開き毛穴、楕円形に伸びているならたるみ毛穴の可能性が高いです。頬を軽く引き上げて毛穴の目立ちが変化するかを確認する方法も参考になります。判断が難しい場合は、両方の対策を意識した保湿・紫外線対策から始めるのがおすすめです。

Q. 開き毛穴用の化粧品を、たるみ毛穴に使っても大丈夫ですか?

A. 保湿や紫外線対策など、共通する基本ケアは問題ありません。ただし、皮脂コントロールに特化した処方はたるみ改善への効果が薄く、逆にコラーゲンケアに特化した処方は皮脂の多い方には物足りない場合があります。可能であれば、それぞれの悩みに合わせた成分を意識するとより効果的です。

Q. 男性でも開き毛穴・たるみ毛穴は起こりますか?

A. はい、どちらも男性に起こります。男性は皮脂の分泌量が多い傾向があるため開き毛穴が目立ちやすく、加齢や紫外線ダメージの蓄積によりたるみ毛穴も生じます。詳しくは「男性(メンズ)は毛穴が目立ちやすい!?」をご覧ください。

まとめ

開き毛穴とたるみ毛穴の症状、原因の違いをご紹介しました。この2つの毛穴の開きは、原因が異なるので、改善の対策も少し違います。まずはご自身の毛穴がどちらのタイプかを見極め、それぞれの原因に合った専門記事を参考にケアを進めてみてください。

この記事「毛穴の開きとたるみは違う?原因と改善のエイジングケア対策」を参考に、若い世代の女性もエイジングケア世代の女性も、ご自身の毛穴の悩みをしっかり見極めて、上手に改善してくださいね。

<参考記事>

参考文献

【1】Katsuta Y, Iida T, Inomata S, Denda M. Unsaturated fatty acids induce calcium influx into keratinocytes and cause abnormal differentiation of epidermis. J Invest Dermatol. 2005;124(5):1008-1013.
PMID: 15854043 DOI: 10.1111/j.0022-202X.2005.23682.x
日本語要旨:皮脂に含まれる不飽和脂肪酸が、皮膚のバリア機能を乱し、表皮細胞の異常分化(過角化)を誘発して毛穴を目立たせるメカニズムを解明した研究。開き毛穴の皮脂由来の原因を裏づける。

【2】Sugiyama-Nakagiri Y, et al. Age-related changes in the epidermal architecture around facial pores. J Dermatol Sci. 2008;50(2):151-154.
PMID: 18249096 DOI: 10.1016/j.jdermsci.2007.11.014
日本語要旨:加齢に伴う顔面の毛穴周囲の表皮構造の変化を解析した論文。たるみ毛穴の加齢由来の原因を裏づける。

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