総合旅行プラットフォーム「エアトリ」が、夏のニオイについて行ったアンケート調査の結果をご紹介します。
また、併せてニオイの予防の対策のポイントもご紹介します。
夏の暑さで汗をかくことが多くなると、気になるのは自分の「ニオイ」。エイジングケア世代の女性も気にする方が多いので、ぜひ、チェックしてくださいね。
CONTENTS
1.夏のニオイが気になるあなたへ
「気になる夏のニオイ!アンケート調査に見る1位の対策と予防のコツ」をお届けします。
自分の臭いは誰でも気になりますが、その代表格と言えば汗のニオイや、加齢臭、口臭。
なかでも夏といえば、汗のニオイが最も気になりますね。
梅雨があけると夏本番。気温・湿度ともに高くなり、少し外出するだけでも汗をかいてしまいますよね。
汗をかくと、どうしても気になるのは「ニオイ」。
加齢臭も気になりますが、夏はやはり、電車に乗ったり、人が集まるところに行くと他人の発するニオイが気になって、「もしかしたら自分も…」って思ったりしませんか?
今回のナールスエイジングケアアカデミーの編集部ニュースでは、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」が、10代〜70代の男女934名を対象に、「夏のニオイ」に関する調査を実施しましたので、ご紹介します。
また、併せてナールスエイジングケアアカデミー編集部が調査した夏のニオイの予防の対策のポイントなどもご紹介します。
2.夏のニオイが気になるのは旅行先(エアトリのアンケート調査の結果)
総合旅行プラットフォーム「エアトリ」が、夏のニオイについて行ったアンケート調査の概要と結果をご紹介します。
【調査概要】
調査タイトル :「夏のニオイ」に関するアンケート調査
調査対象 :10代~70代の男女934名
調査期間 :2019年6月2日~6月5日
調査方法 :インターネット調査
1)普段「汗のニオイ」が気になったことはある?
「周囲のニオイが気になったことがある」と回答したのは、男性で7割以上、女性で8割以上と、多くの人が周りのニオイが気になるようです。
そして、「自分のニオイが気になったことがある」人も男性で7割弱、女性で7割以上でした。
女性の方が敏感なようですね。
<普段「汗のニオイ」が気になったことはある?>
2)旅行先で「汗のニオイ」が気になったことはある?
こちらも同じく男性で7割近く、女性で8割以上が「周囲の人のニオイが気になったことがある」と回答しています。
そして、「自分のニオイが気になったことがある」としたのは、男女ともに約5割と、普段よりも若干減っています。
<旅行先で「汗のニオイ」が気になったことはある?>
3)旅行先のどんなシーンで自分のニオイが気になった?
最も回答が多かったのは「新幹線や飛行機などでの移動中」で、65.5%でした。
次いで、「観光などで並んで歩いている時」(62.4%)とほぼ同程度数の回答で、みんな、隣に人がいるシーンで自分のニオイが気になるようです。
<旅行先のどんなシーンで自分のニオイが気になった?>
4)旅行先のどんなシーンで周囲の人のニオイが気になった?
一番多かったのは、「新幹線や飛行機などでの移動中」(76.3%)、「観光などで並んでいる時」(68.7%)と自分のニオイが気になるシーンと同じでしたが、同じシーンでも、自分のニオイより周囲の人のニオイが気になる人の方が多いことが分かりました。
一方、「ホテルなどの個室」や「一緒のベッドで寝るとき」は、周囲のニオイよりも自分のニオイの方が気になると回答した方が多かったです。
<旅行先のどんなシーンで周囲の人のニオイが気になった?>
3.ニオイ対策はどうしてる?(エアトリのアンケート調査の結果)
どんなシーンで、自分だったり他人のニオイが気になることがわかったところで、みんなどのようなニオイ対策をしているのでしょうか。
そんな対策についてのエアトリのアンケート調査の結果ご紹介します。
1)どんなニオイ対策を行っていますか?
普段・国内旅行・海外旅行のすべてのシーンにおいて、男性は「コマメな着替え」をしており、女性は「汗拭きシート」を使って対策をしていると回答しています。
次いで、男女ともに普段・国内旅行での対策は「制汗スプレータイプ」を使っているとのことです。
しかし、海外旅行では利用する人の割合は減ってTOP3にも入っていません。
海外旅行の場合スプレー缶は預け入れ荷物に入れられますが、手荷物の場合100ml以下の容器のみになるので、避ける人が多いのかもしれないですね。
<どんなニオイ対策を行っていますか?(男性)>
<どんなニオイ対策を行っていますか?(女性)>
2)旅行先で洗濯をしたことはありますか?
国内旅行では男性より女性の方が「洗濯したことはない」(男性:38.8%、女性:42.6%)を選ぶ人の割合が多い結果となりました。
海外旅行では過半数の女性が「手洗いをした」(男性:40.4%、女性:53.5%)と回答しています。
日数の短い国内旅行では、洗濯しなくて済む程度の衣類を持っていく人が多いのかもしれませんね。
<旅行先で洗濯をしたことはありますか?>
4.夏に実践したい汗のニオイ対策のポイント
ここでは、ナールスエイジングケアアカデミー編集部が調査した夏に実践したい汗のニオイの予防の対策のポイントをご紹介します。
1)汗をすばやく拭き取る
本来、汗は無臭です。
しかし、かいてから約1時間経過するとにおいが出ます。
なぜなら、脂や垢と雑菌とが混ざり合ってしまうから。
夏は皮脂分泌が多く雑菌も多く発生するので、ニオイが出るのが早くなるのです。
だから、汗をかいたら、1時間以内に拭き取って、においのもとを断つことが大切です。
汗は、乾いたタオルではなく、濡れタオルやボディシートを使ってふき取りましょう。
なぜなら、乾いたタオルでは水分を吸収できても、においのもとなる成分が皮膚の表面に残るリスクがあるからです。
2)汗をかきやすい体質で夏のニオイ予防
実は、汗をかきやすい代謝の良いカラダが夏のニオイの予防につながるのです。
運動不足やエアコンの効いた部屋にいることで、汗をかかない生活を続けると汗腺のはたらきが衰えます。
そうなると、べたつきやニオイがある汗がでやすくなるのです。
逆に、適度な運動などで代謝アップを図り、汗が出やすいカラダをキープすれば、ニオイの少ないサラサラの汗が出るのです。
汗は生理現象なので嫌うのではなく上手に付き合うことが夏のニオイ対策になるのです。
3)毎日、カラダを洗って清潔に
夏のニオイ対策としては毎日の洗体も大切です。
夏は石鹸やボディソープで体を洗いましょう。
また、お風呂はシャワーではなく、10分程度湯船に使って汗をしっかりかきましょう。
リラックスして質の高い睡眠を取ることも心身の健康やニオイ対策に有効です。
なぜなら、疲れやストレスによって、疲労臭・ストレス臭が出るからです。
これらは、血中のアンモニア濃度が高くなって、汗と混ざって出るニオイです。
ニンニクや尿のような硫黄系の鼻をさす感じがする嫌なニオイなのです。
だから、心身の疲れをとることは夏のニオイ対策に大切なのです。
また、洗体しても寝ている間に汗をかいたり、皮脂や垢などが朝にでることがあります。
そんな場合は、朝のスキンケアの時間に加えて、1分間程度の軽いシャワーを浴びることが効果的です。
しかし、長時間のお風呂は乾燥肌や敏感肌の原因になります。また、夏にニオイがきになるからといって、何度も洗体するとボディの乾燥肌の原因に!
ニオイ対策と美肌のための乾燥肌対策のバランスを考えて洗体とお風呂を活用しましょう。
4)ボディのパーツケアをこまめに
①夏は足裏ケアにも気をつけよう
足の裏は汗腺が多く汗をかきやすいパーツ。だから、夏のニオイの原因になります。
だから、足の裏の古い角質も夏のはじめの5月末と終わりに8月ころにピーリングなどを行うこともおすすめ。
ただし、足裏のケアもやりすぎるとバリア機能が低下して逆効果です。
バランスを考えましょう。
②蒸れやすい頭皮のケアも忘れずに
夏のニオイ対策には、頭皮ケアも大切です。
しかし、洗いすぎもまた頭皮や毛髪のトラブルの原因に。
ニオイ対策だけではなく乾燥によるかゆみやフケ対策もできるシャンプーを使って、しっかりと洗いましょう。
お値段は少し張ってしまいますが、美容室専売シャンプーやエイジングケア専用シャンプーなどがおすすめです。
また、「枕のニオイが臭くない男性が実践する頭皮対策!マンダムの調査だけ?」も参考にしてください。
③夏でもハンドクリーム
夏は手を清潔にすることも大切です。汗をかくことも多いのでしっかりと手洗いも欠かさないようにしましょう。
また、夏でもハンドクリームは大切。手洗い後は、手の乾燥肌対策のためのハンドクリームで保湿しましょう。
中でも、ダマスクローズなどのバラの香りがするタイプがニオイ対策にもおすすめです。
なぜなら、芳醇な香りであるとともにリラックス効果のあるフェニルエタノールが含まれるからです。
夏のニオイの予防にオススメの成分です。
5)制汗剤とボディシートを使い分けることも大切
夏の汗のにおいケアのアイテムには、制汗剤とボディシートがあります。
制汗剤は汗をかくのを抑えるアイテムです。だから、汗をかく前に使うモノ。
一方、ボディシートで汗を拭き取るアイテムです。
その違いを理解して使う順番を間違わないようにしましょう。
汗をかいている状態なら、まず、ボディシートを使って制汗剤はその後に使いましょう。
さらに、制汗剤はスプレータイプやシートタイプ、ロールオンタイプ、クリームタイプなどがあります。目的に合わせて上手に使い分けましょう。
6)食べ物でできる夏のニオイ対策
夏のニオイはメイクや皮脂など肌の酸化でおこることも。また、夏を迎えるごとにエイジングを重ねるので年々、加齢臭も強くなってきます。
そんなニオイは、酸化を防ぐ食べ物を積極的に摂ることで予防が可能です。
酸化を防ぐ食べ物はビタミンACEを含む食べ物です。
これらは美肌の食べ物なので、アンチエイジングや健康にも役立ちます。
ビタミンAは、ビタミンAは、うなぎ、レバーなどに豊富です。
また、にんじんやほうれん草、かぼちゃ、モロヘイヤといった緑黄色野菜には、体内でビタミンAに変換されるβカロテンが豊富です。
ビタミンCは、ピーマン、パプリカ、トマトのほか、ゴーヤ、ブロッコリーなどに豊富に含まれています。
また、果物では、スーパーフードの1つであるカムカムやアセロラやキウイに豊富です。
ビタミンEは、アーモンド、たらこ、アボガド、かぼちゃなどに多く含まれます。
ここでご紹介した野菜やフルーツは美肌にもとても良い食べ物です。
また、紫外線対策にもおすすめの食べ物です。
夏の時期は特に意識して摂ることで美肌対策とニオイ対策に活かしましょう。
5.ニオイ対策以外でも気をつけたい夏の健康や美肌の対策
1)夏のスキンケアやエイジングケア
夏はニオイだけでなく、夏特有の肌悩みや肌トラブルがあります。
スキンケアやエイジングケアにも気を配りたい季節です。
十分なケアができないと紫外線ダメージで、肌疲労や夏老け肌の原因になってしまいます。
ニオイの対策と併せて、次の記事を参考にスキンケアやエイジングケアにもしっかり取り組みましょう。
*夏はどんな化粧水がオススメ?エイジングケアのための選び方と使い方
*くすみは夏に目立つことも!原因と改善のスキンケアとエイジングケア
*Tゾーンのテカリが気になる夏!飯塚美香さんのスキンケアの対策は?
*夏の紫外線対策はエイジングケアの要!UVカットで美肌キープ
2)夏はダイエットにも気をつけよう
また、汗をかきやすいことからダイエットを始める方も多くいます。ダイエットも間違った方法で行うとたるみやほうれい線、シワの原因になるので注意が必要です。
ダイエットについては、「夏は痩せやすい季節ってホントなの?脳腸相関でダイエットの工夫!」や「ほうれい線に急激なダイエットは悪影響!食べ物と運動は?」を参考にしてください。
このように、夏はニオイ対策以外でも気を配りたい点が多い季節です。
6.夏のワキガ(腋臭)が気になるなら美容医療も!
ワキガ(腋臭)が気になる方もいます。
特に、夏はそのニオイが強くなります。
ワキには「アポクリン腺」と「エクリン腺」という2つの汗腺とが皮脂腺があります。
汗と脂肪やその他の老廃物などが分泌して混じることで、独特のニオイが発生します。
また、皮膚常在菌の大量繁殖も起こることでそのニオイに影響を与えます。
ワキガの主な原因は遺伝ですが、生活習慣も影響を与えます。
気になる場合は、美容施設で治療を検討してみることも選択肢の1つです。
7.編集後記
「気になる夏のニオイ!アンケート調査に見る1位の対策と予防のコツ」をお届けしました。
具体的には、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」が、夏のニオイについて行ったアンケート調査の結果をご紹介しました。
また、併せて夏のニオイ対策のポイントもご紹介しました。
さらに、夏のニオイ以外に気をつけたいことも取り上げました。
いかがだったでしょうか?
この調査から、みんな、周囲の人のニオイにも自分のニオイにも敏感で、気になっている人が多いことがわかりました。
日本人は毎日お風呂に入る人も多いですが、それでも毎日汗はかきます。
汗は汚くてにおうというマイナスな面だけでなく、汗は「天然の化粧水&美容液」とも言われていて、スキンケアやエイジングケアに効果があるんですよ。
皮膚の角質層に水分を補給して、潤いを与え、肌のバリア機能を高めて、保湿を助けるはたらきもあります。だから、汗の取りすぎには注意したいですね。
一方、汗をかき過ぎると乾燥肌のリスクがたかまります。なぜなら、汗が蒸発する際に、水分や天然保湿因子(NMF)も持って行ってしまうからです。
汗をたくさんかいたらちゃんと拭くことも大切です。
つまり、汗と上手に付き合うことが、夏の乾燥肌対策になるというわけですね。
ちなみに、このアンケートでは「異性の好きなニオイ」も調査しています。
男女ともに、好きなニオイは「石鹸・シャンプーの香り」で、男性では約半数が支持していました。
今も昔も、異性へ求めるニオイは変わらないようです。
「気になる夏のニオイ!アンケート調査に見る1位の対策と予防のコツ」が男女の夏のニオイ対策の参考になればうれしいです。
著者・編集者・校正者情報
医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
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