新型コロナウイルス感染予防のためのマスク生活が日常になった今、毛穴や角栓で悩む方が増えています。
長時間のマスク着用が肌の蒸れや乾燥をもたらすことが原因です。
この記事では、長引くマスク生活による毛穴や角栓の予防や改善の対策をご紹介します。
また、おすすめのコスメや美容成分についても取り上げます。
- マスク生活は、角栓やいちご鼻など毛穴の悩みの原因になることがあります。なぜなら、マスクが皮脂の過剰分泌、肌の酸化、乾燥肌の原因になるからです。
- マスクによる毛穴トラブルを防ぐためのスキンケアは、まず、清潔に保つことが大切。優しい洗顔とクレンジングで皮脂をしっかり落としましょう。
- マスクによる毛穴のケアでは、保湿によって乾燥を防ぐことも大切です。セラミドを配合したエイジングケア化粧品などがおすすめです。
- 毛穴ケアのためには、紫外線対策をしっかり行うことが大切です。マスクをしていても日焼けするので、マスクの内側も日焼け止めクリームを塗りましょう。
- ビタミンABCとグルタチオンの組み合わせは、すべての毛穴の悩みに効果的です。化粧水や美容液でこれらの美容成分を取り入れる工夫をしましょう。グルタチオンを増やすナールスゲン、セラミドを増やすナイアシンアミド(ビタミンB)とセラミドプロモーターと呼ばれるビタミンC誘導体の組み合わせがおすすめです。
- 優しい素材のマスクを使うこと、ガーゼをマスクと肌の間に挟むことも肌ダメージを防ぐので、毛穴や角栓の悩みの予防に役立ちます。マスクの選び方や使い方も意識しましょう。
- 毛穴の悩みに良い栄養素を摂ること、ストレスを防ぐこと、質の良い睡眠を取ることも毛穴トラブルの予防になります。アンチエイジングや健康を意識した生活習慣を身につけましょう。
化粧品成分上級スペシャリスト&京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
マスクによる毛穴や角栓のトラブルが気になるあなたへ
「マスク生活で増える毛穴や角栓の悩み!予防や改善の対策は?」をお届けします。
新型コロナウイルス感染予防の対策として、長く続くマスク生活。
2020年以来、「新しい生活様式」の一つとして日常生活に取り込まれています。
感染予防のためには必須のアイテムですが、さまざまな肌悩みの原因になっています。
そんな中、春から夏にかけて気になるのが、角栓やいちご鼻などの毛穴の悩みや、ニキビなどです。
マスクを外して鏡を見た時に、頬や鼻の頭に毛穴が目立っていると感じる方も少なくないようです。
マスクによる蒸れやストレスによって、肌に負担がかかっていることが原因です。
特に春から夏にかけては、皮脂分泌が増えたり、紫外線ダメージが大きくなるなど、マスク以外の影響も大きくなります。
そこで、この記事では、マスク生活で増える毛穴や角栓の悩みの原因から予防や改善の対策まで、幅広くご紹介します。
また、おすすめのコスメや美容成分も取り上げます。
「なぜマスクをしていると毛穴や角栓が目立つの?原因を教えて!」
「マスク生活でどうすれば毛穴や角栓を予防できるの?おすすめの方法は?」
「すでにいちご鼻で悩んでいる!改善方法は?」
「マスクが原因の毛穴の悩みにおすすめのコスメは?どんな成分があるの?」
「スキンケアとエイジングケア以外でもマスクによる毛穴や角栓の対策ができるの?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
【プロが教える】毛穴ケアに効く美容成分5選
目立つ毛穴の種類
毛穴の目立ちには、いろいろな原因があります。
毛穴そのものの3つの問題に加え、毛穴周辺の肌に2つの問題があります。
そして、もう1つは産毛です。
| 毛穴の種類 | 形状の変化 | 主な原因 | 詰まり |
| 詰まり毛穴 | なし | 皮脂の過剰分泌で角栓が詰まる | 〇 |
| 黒ずみ毛穴 | 小さい | 詰まった角栓が酸化して黒くなる | 〇 |
| 開き毛穴 | 大きな凹凸 | 皮脂の過剰分泌が元となる炎症 | △ |
| たるみ毛穴 | 楕円・つながる | コラーゲンなどの減少による顔のたるみ | △ |
| 乾燥毛穴 | なし | 乾燥による肌のキメの乱れ | △ |
| メラニン毛穴 | なし | 肌ダメージによるメラニンの過剰分泌と蓄積 | △ |
1)毛穴そのもの問題で目立つタイプ
皮脂、角質、汚れが混ざり、角栓ができてしまったのが詰まり毛穴
皮脂やメイクが酸化すれば、黒ずみ毛穴です。
皮脂の分泌量が多く、毛穴が丸く開いて目立ってしまうタイプです。
炎症がひどくなったり、繰り返すとすり鉢状のクレーターができてしまいます。
③たるみ毛穴(帯状毛穴)
毛穴と毛穴がつながると帯状毛穴です。
2)毛穴の周辺の問題で目立つタイプ
肌の乾燥で、肌理(キメ)が乱れて毛穴が目立っている状態です。
紫外線や摩擦によるダメージで毛穴周辺のメラニン色素が沈着して黒ずんでいる状態です。
3)産毛
うぶ毛が目立っている状態で毛穴だと見間違うのです。
<参考記事>
マスク着用は、毛穴トラブルや角栓の原因になる以外にも乾燥肌や敏感肌、肌荒れ、シミなどさまざまな肌悩みの原因になります。
ここで、マスク着用が肌に与える悪影響について整理します。
マスク着用での会話は、肌と素材の摩擦を大きくします。
それが肌の刺激になってしまいます。
そのため、バリア機能が低下し、乾燥肌や敏感肌の原因になることもあります。
その結果、乾燥で毛穴が目立ちます。
また、肌を守るためにメラニンが増えてしまいます。
これは、炎症性色素沈着の一種で、顔のくすみをもたらすこともあります。
マスクの着用機会や脱着、着用時間が増えれば増えるほど、摩擦によるダメージは増えてしまいます。
マスク内部は高温多湿状態です。
そのため、皮脂腺からの皮脂や汗腺から汗がたくさんでます。
これが毛穴だけでなく、ニキビや大人ニキビの原因になることがあります。
マスク内は、湿度が高くなっています。
しかし、マスクを外す際には、急に水分が蒸発します。
その時に、肌内部の水分も奪われてしまいます。
つまり、マスクを外す際には乾燥肌やそれが原因で毛穴が目立つリスクが高くなるのです。
4)マスク汚れが肌にダメージを与えることも
マスクについた汚れや雑菌、洗い残した洗浄成分などが毛穴の詰まりや肌荒れの原因になります。
5)マスク焼けにも注意
これは直接的な肌トラブルではありませんが、マスクを着けるときに、日焼け止めを塗らないなど紫外線対策を怠ると、マスク焼けや日焼けの原因になってしまうことがあります。
*マスクによる肌荒れ・肌ダメージを防ぐ!選び方と使用時のスキンケア
*マスク生活になって半年、あなたは敏感肌になっていませんか?
毛穴の悩み!角栓といちご鼻とは?
毛穴の悩みにはさまざまな原因があります。
その1つが角栓です。
角栓は、角質の集合体と未成熟な角質細胞です。
ケラチンと呼ばれるたんぱく質が70%、皮脂が30%を占めます。
健康な肌でもできますが、ちゃんと肌から剥がれるので気になりません。
鼻に角栓ができるのは、お肌のターンオーバーの乱れが原因の場合が多く、マスクによる肌ダメージが原因となることもあります。
また、洗顔が不十分なために細菌が増えてしまって、皮膚常在菌や顔ダニのバランスが崩れ、pHが弱酸性からアルカリ性に傾き、皮脂が過剰に分泌されることも原因になります。
2)いちご鼻
いちご鼻とは、鼻の表面の毛穴に多量に分泌された皮脂や古い角質がびっしり詰まって角栓となり、それが酸化して黒ずみ、毛穴が目立ってしまうお肌のトラブルのことです。
まるでいちごの黒い種のようにブツブツに見えることから、「いちご鼻」と呼ばれます。
毛穴に皮脂が詰まると、それを好むアクネ菌が増えます。
その毒素に対する免疫反応が起こり、活性酸素や炎症性物質が増えます。
なぜマスクが毛穴の悩みの原因になるの?
なぜ、マスクをしていると毛穴が目立ってしまうのか、その原因は何でしょうか?
ここからは、目立つ毛穴とマスク生活との関係に焦点を絞ってお話を進めます。
皮脂腺は毛穴の中にありますが、皮脂が過剰に分泌されると皮脂腺の出口が大きくなります。
その結果、毛穴が開くことで目立ってしまいます。
マスクの中は高温多湿の状態で、また、春や夏には気温が高くなるため、より皮脂分泌量が増えてしまい、開き毛穴のリスクが高まるのです。
皮脂が酸化して毛穴に詰まってしまうと、角栓が大きくなって白いポツポツができた状態になります。
これが、黒ずみ毛穴の原因になります。
マスクの中で、鼻の頭にこれが起こると、いちご鼻です。
マスクによるバリア機能の低下で乾燥肌が進むと、肌のキメが乱れてしまいます。
そのため、毛穴が広がって目立ってしまうこともあります。
スキンケアやコスメによるマスク毛穴の対策
マスクによる毛穴や角栓の悩みは、幸いにも丁寧なスキンケアやエイジングケアで防ぐことが可能です。
ちゃんとケアすることで毛穴以外の肌悩みも予防できるので、面倒がらずに正しく予防対策を行いましょう。
1)洗顔やクレンジング
朝は洗顔料、夜はクレンジング料を使うのが一般的ですね。
マスクのダメージを考えると、夜はダブル洗顔をしないほうがベターです。
いずれもマスクでダメージを受けやすくなっているので、優しいクレンジング料や洗顔料を選びましょう。
①クレンジング料の選び方と方法
メイクを落とすことが基本のクレンジング料には、たくさんの種類があります。
それぞれのクレンジング料の特徴を理解して、その時のご自身の肌質やお肌悩みに合ったものを選ぶことが大切です。
皮脂や角栓の汚れを落とすには、オイルタイプのクレンジング料がおすすめですが、脱脂力が高いため、バリア機能を低下させるリスクになります。
オイルタイプなら、オリーブオイルやアルガンオイルなどを使った油脂系がおすすめです。
タナクラクレイなど毛穴の汚れを吸着する成分やアーチチョーク葉エキスなど毛穴ケアに良い成分配合のものがおすすめです。
いずれの場合でも、マスクの肌ダメージを考えると、敏感肌でも使えるクレンジング料がおすすめです。
クレンジングの正しい方法は、「クレンジングの正しい方法と使い方で美肌を目指す!」で詳しく取り上げていますので、ここではポイントをご紹介します。
- メイクによくなじませて、力を入れず優しく丁寧にしっかり落とす。
- まず、油分の多いTゾーンから始めて、乾燥しやすい頬などのUゾーン、目や口周りのOゾーンは最後に洗う。
クレンジングするときは、素早く行ってお肌の負担を減らす。時間は40秒~1分程度、長くても1分30秒程度で終える。
マスクによる毛穴のトラブルや角栓を防ぐための洗顔で、大切なポイントは次の2つです。
- 汗、皮脂、古い角質など、お肌の汚れをしっかり落として、お肌を清潔に保つ。
古い角質を取り除いて、ターンオーバーのサイクルを正常に保つ。
これで、お肌をつくる表皮の細胞が入れ替わり、皮膚常在菌のバランスを整えることができます。
また、マスクで肌荒れがある場合などは、ピーリング洗顔や酵素洗顔はあまりおすすめできません。
ただ、脂性肌やいちご鼻、角栓がある場合、角質肥厚でお肌がゴワゴワの場合は酵素洗顔もよい方法です。
*洗顔の正しい方法と洗顔料の使い方10選!乾燥肌なら特に注意!
*脂性肌を改善したい!酵素洗顔の方法と選び方の5つのコツとおすすめ
2)保湿ケア&毛穴ケア
マスクによる角栓や毛穴のトラブルを防ぐ上で、保湿はとても大切です。
ターンオーバーの正常化とバリア機能を守るために、肌の水分と油分のバランスを保つように保湿ケアをしっかり行いましょう。
夏の時期なので、さっぱりしながらも高保湿の化粧水や美容液がおすすめです。
ビタミンA誘導体には、レチノールやレチノイン酸トコフェリルがあります。
ビタミンB類には、ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)、シアノコバラミンなどがあります。
ビタミンC誘導体には、VCエチル、APPS(アプレシエ)、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸(セラミドプロモーター)があります。
グルタチオンは、化粧品としては安定性が低い欠点がありますが、ナールスゲンはグルタチオンを増やすのでこれを使うことがおすすめです。
これらを配合したエイジングケア化粧水などのエイジングケア化粧品がおすすめです。
<毛穴ケアにおすすめのグルタチオンとビタミンABC>
なお、夏でも、マスクの擦れなどでバリア機能が低下している場合は、ワセリンやシアバター、スクワランオイルなどを配合した保湿クリームを使いましょう。
*毛穴の黒ずみを解消したい!化粧水の選び方・使い方とスキンケア
*おすすめしたい人気の毛穴の黒ずみ対策化粧水!11アイテムをご紹介
紫外線対策も毛穴ケアに大切です。
マスクをしていても紫外線対策は必要です。
その理由は、次の3つです。
- 紫外線吸収剤と比較して肌に優しい
- 酸化亜鉛、酸化チタンに加えて酸化鉄を配合すればブルーライトをカットできる
紫外線吸収剤で起こる光劣化、つまり、太陽光線による経時的な紫外線ブロック力の低下が起こらない
*目立つ毛穴と紫外線の深い関係を知って対策を!(飯塚美香さん寄稿)
*酸化鉄配合の日焼け止めでブルーライトはカットできる?検証結果!
化粧下地やファンデーションは、乾燥を防ぐ保湿力のあるものがおすすめ。
マスクを外す際の乾燥を防いだり、化粧崩れを防ぐためには、油分を含んだアイテムを使いましょう。
また、UVカット力がある化粧下地やファンデーションもおすすめです。
5)マスク毛穴対策のNGは?
まず、メイクしたまま寝ることは肌が酸化して角栓が増えるのでNGです。
また、毛穴の黒ずみや角栓が目立つからといって、毛穴パックの使いすぎやピンセットで角栓を引き抜くのは逆効果です。
ほかにも、収れん化粧水や拭き取り化粧水の使いすぎ、過度なピーリング、ゴシゴシクレンジングやゴシゴシ洗顔、オロナインH軟膏による角栓の除去も失敗毛穴ケアなのでNGです。
マスクによる肌ダメージの原因の根本は、バリア機能の低下です。
皮脂はバリア機能の低下やストレスでも増えるので、毛穴ケアのためにも基礎化粧品はバリア機能の低下を改善するものを選ぶことがポイントです。
つまり、敏感肌でも使えるタイプのものを選ぶことがコツです。
1)マスクによる毛穴悩みの予防におすすめのクレンジング料
マスクによる肌荒れや敏感肌、乾燥性敏感肌、エイジングケア世代の方にオススメなのが、アミノ酸系界面活性剤配合クレンジングジェル「ナールス エークレンズ」。
容量: 200g
価格: 3,520 円(*初回 2,816円)(共に税込)
水性のオイルフリーのクレンジングジェルで、アミノ酸系界面活性剤であるラウロイルグルタミン酸Naが主な洗浄成分です。
敏感肌だけではなくエイジングケアのためのクレンジングにもオススメです。
2)マスクによる毛穴悩みの予防におすすめの化粧水
マスクによる毛穴ケアには、グルタチオンを増やすナールスゲンのようなエイジングケア成分に加え、ビタミンC誘導体やナイアシンアミド(ビタミンB)を配合したシンプルなエイジングケア化粧水がおすすめです。
保湿力に加えて、抗酸化やバリア機能保持をサポートする成分が入っているかどうかも選ぶ際のポイントです。また、ヒアルロン酸のような保湿成分も一緒に配合されていると、マスクによる乾燥対策として心強いでしょう。
3)マスクによる毛穴悩みの予防におすすめの美容液
マスクによる毛穴ケアにオススメの美容液は、Ⅲ型コラーゲンを増やしてたるみ毛穴をケアする成分や、バリア機能の正常化をサポートするヒト型セラミドを配合したタイプです。
これに加えて、ビタミンC誘導体やビタミンA誘導体、抗酸化成分(コエンザイムQ10など)を組み合わせて配合しているものだと、毛穴のエイジングケアをより幅広くサポートできます。
4)マスクによる毛穴悩みの予防におすすめの日焼け止め
マスク焼けによる毛穴悩みを防ぐには、ノンケミカルタイプでSPF50+・PA++++程度の高いUVカット力があり、かつ乾燥肌や敏感肌でも使える日焼け止めを選びましょう。
酸化亜鉛や酸化チタンに加えて酸化鉄を配合したタイプなら、紫外線だけでなくブルーライトのカットも期待できます。
まだある!マスクによる毛穴悩みの予防法
マスク生活における工夫をはじめ、食生活などの生活習慣を見直すことでも、毛穴や角栓の悩みを予防することが可能です。
1)マスクそのものの選び方
肌触り・通気性が良いオーガニックコットンやガーゼ、シルク混素材のものがオススメです。
天然素材の布マスクやガーゼマスクや立体マスクは、肌への刺激が少なく使用できます。
マスクのサイズが合わなければ、ズレが起こって、こすれる面が大きくなります。
サイズも意識して選びましょう。
*新型コロナウイルス感染予防に大切な市販・手作りマスクの効果と限界
2)マスクしている際の工夫
マスクの中は高温多湿。
汗をかきやすくなっています。
柔らかいタオルなどで汗をこまめに拭きましょう。
タオルの使い方としては、こすらず押さえるような方法で、摩擦を抑えることがポイントです。
不織布マスクを使う場合は、ガーゼを肌との間に挟むと摩擦が減って肌ダメージを減らすことができます。
ガーゼは、マスクと同じサイズくらいのものがおすすめです。
また、ガーゼ類を洗うときは、洗剤残りが肌荒れの原因にもなるので、しっかりすすぎましょう。
人と接近することがない場合は、マスクを外すことも良い方法です。
タイミングを見て上手にマスクを外しましょう。
3)毛穴を防ぐ栄養を摂る
ビタミンAと体内でビタミンAに変換するβカロテンは、肌のターンオーバーの正常化をサポートします。
だから、角栓を予防するためにおすすめの栄養素です。
β-カロテンは、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜やうなぎなどに豊富です。
ビタミンB2やビタミンB6を摂ることで、皮脂を抑えることが可能です。
また、肌の新陳代謝を促進します。
ビタミンB2は、レバーや卵、海苔、納豆、乳製品などに豊富です。
ビタミンB6は青魚やバナナ、ゴマ、ニンニクなどに豊富です。
③ビタミンC
ビタミンCには、皮脂コントール力があり、また、高い抗酸化力で活性酸素からお肌を守ります。
ピーマン、パプリカ、トマト、ゴーヤ、ブロッコリー、じゃがいも、カリフラワーなどの野菜、アセロラ、キウイ、レモンなどの果物に多く含まれます。
*ビタミンC不足は毛穴を目立たせ、老化スピードも速めてしまう!
ビタミンEは、肌の酸化を防ぎ、血行を促進して代謝をうながし、保湿にも優れたはたらきをします。
アボカド、アーモンドなどのナッツ類、カボチャ、米ぬか、大麦油、小麦種子、パーム油などに多く含まれています。
*アーモンドを食べる習慣のある人は顔のシワが少ない?研究結果発表!
脂質は、皮脂の分泌を増やし毛穴の原因になります。
オリーブオイルや亜麻仁油、えごま油などの植物性のオイルや、青魚などから得られるオメガ3脂肪酸などの良質な油を摂りましょう。
一方、ファストフードやスイーツ、揚げ物などを過度に摂らないようにしましょう。
4)ストレスを溜めない日常生活を
ストレスを感じると、皮膚の毛細血管の血行が悪化します。
その結果、皮脂分泌が増えて毛穴のトラブルの原因になります。
コロナ禍でストレスが多い毎日は、マスク毛穴のリスクが高くなります。
栄養素が真皮に届かなくなって、コラーゲンやエラスチンにも悪影響を与えます。
その結果、たるみ毛穴の原因に。
好きな趣味を楽しんだりすることでストレスを減らす工夫をしましょう。
*ストレスオフの女性がこの2年で増加!そのリラックス方法TOP10
*ストレスオフの秘訣は「音楽習慣」だった! 20代からシニアまで大調査
睡眠時間が少ないと、成長ホルモンの分泌が低下して肌の新陳代謝が低下します。
また、ホルモンバランスが乱れて皮脂が過剰分泌します。
マスク生活のストレス解消のためにも、しっかりと質の高い睡眠をとりましょう。
アンチエイジングと健康を意識した生活習慣が毛穴の悩みの予防に大切です。
毛穴の悩みだけでなくニキビができてしまったり、肌荒れがひどい場合は、スキンケアやエイジングケアだけに頼らず、医薬品を使うことも考えましょう。
それほどひどくない場合は、薬局でグリチルリチン酸2Kやグリシルグリシン、アラントインなどの抗炎症成分を配合した市販薬を買って、セルフケアすることも選択肢の1つです。
しかし、セルフケアを続けていても症状が改善しない場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。
<皮膚科を受診するタイミング>
マスクと毛穴・角栓に関するよくある質問
Q. なぜマスクをしていると毛穴や角栓が目立つの?
A. マスク内部は高温多湿になりやすく、汗や皮脂が増えることで毛穴の詰まりや黒ずみが目立ちやすくなることがあります。また、マスクの摩擦は肌への刺激となり、乾燥や肌荒れにつながる場合があります。こうした変化が重なることで、毛穴が目立って感じられることがあります。
Q. マスク生活での毛穴・角栓対策で大切なことは?
A. まずは、肌をこすりすぎないやさしい洗顔やクレンジングで清潔を保つことが基本です。そのうえで、保湿によって肌のうるおいを保ち、日中は紫外線対策を行うことが大切です。
Q. すでにいちご鼻で悩んでいる場合はどうすればいい?
A. 強いピーリングやゴシゴシ洗顔、毛穴パックの頻繁な使用、ピンセットで角栓を無理に取ることは、肌への刺激となる可能性があります。刺激の少ない洗顔と保湿を基本にし、気になる状態が続く場合は皮膚科や美容皮膚科へ相談するのも選択肢です。
Q. マスクによる毛穴・角栓悩みにおすすめの成分は?
A. グルタチオンを増やすナールスゲン、セラミドを増やすナイアシンアミド(ビタミンB)、セラミドプロモーターと呼ばれるビタミンC誘導体の組み合わせがおすすめです。あわせてビタミンAやビタミンCなど、ターンオーバーの正常化や抗酸化に役立つ栄養素を食事からも取り入れましょう。
Q. スキンケア以外にできるマスク毛穴対策は?
A. 肌あたりのやさしいマスクを選ぶ、汗をこすらず押さえるように拭く、長時間同じマスクを使い続けない、といった工夫が役立ちます。また、十分な睡眠やバランスのよい食生活など、生活習慣を整えることも肌の健康維持に大切です。
まとめ
マスク生活で増える毛穴や角栓の悩みの原因と予防や改善の対策について詳しくご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
マスクは、今や新型コロナウイルス感染予防のための必須アイテムとなって、日常生活に欠かせないものになっています。
その一つが、角栓や毛穴などの肌悩みの原因になってしまうこと。
洗顔やクレンジング、保湿、紫外線対策などのスキンケアや日々の生活に注意して、しっかり、マスクによる毛穴や角栓の悩みを予防したいですね。
この記事「マスク生活で増える毛穴や角栓の悩み!予防や改善の対策は?」が、エイジングケア世代の女性のお役に立てば幸いです。
参考文献
【1】Roh M, Han M, Kim D, Chung K. Sebum output as a factor contributing to the size of facial pores. Br J Dermatol. 2006;155(5):890-894.
PMID: 17034514 DOI: 10.1111/j.1365-2133.2006.07465.x
日本語要旨:皮脂の分泌量が毛穴の大きさに影響する主要な因子であることを示した研究。マスク内の高温多湿による皮脂分泌の増加が、毛穴を目立たせる一因となることの裏づけとなる。
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