クオタニウム-73という化粧品成分をご存知でしょうか?
クオタニウム-73は、ピオニンとも呼ばれる光反応性の薬効成分です。
また、化粧品成分としては抗菌性のある帯電防止剤です。
この記事では、クオタニウム-73の特性や効果、役割、安全性についてご紹介します。
また、どんな化粧品に使われるのかを取り上げます。さらに、クオタニウム-73配合のオススメのエイジングケア美容液をご紹介します。
この記事(1章から3章、5章)の監修者
pluskampo株式会社代表
薬剤師
笹森有起(ささもり ゆうき)さん
「日常を彩る、新しい漢方の可能性の追求」をミッションに
オンラインで漢方処方を行う「+kampo(プラス漢方)」、オリジナル漢方製品の企画開発を行っております。
+kampo公式サイト
+kampoのアドバイザー医師:新見正則先生
新見正則医院ホームページ
<メッセージ>
化粧品はさまざまな成分が配合されて開発されています。
化粧品の効果は、個人の肌質や健康状態によって異なる結果になることがあります。つまり、化粧品の効果は個人差があるため、全ての人に同じ結果が得られるわけではありません。
また、新しい化粧品成分を使用する際には、パッチテストを行うなど安全に使えるように留意することも大切です。
化粧品成分を正しく理解して上手に化粧品を使いましょう。
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
CONTENTS
1.手持ちの化粧品のクオタニウム-73が気になったあなたへ
クオタニウム-73という成分をご存知でしょうか?
クオタニウム-73はあまり知られていない成分ですが、化粧品成分としては静電気を防止したり、防腐効果を発揮します。
もともとは、写真感光色素として開発されましたが、今ではさまざまな化粧品に使われるようになりました。
そんなクオタニウム-73は、化粧水や美容液をはじめ、エイジングケア化粧品にも配合されます。
アンチエイジングやエイジングケアを正しく行うためには、クオタニウム-73をはじめ、さまざまな化粧品成分について理解することが大切です。
この記事では、クオタニウム-73の特性や効果、役割、安全性について詳しくご紹介します。
また、どんな化粧品に使われるのかを取り上げます。さらに、クオタニウム-73配合のオススメのエイジングケア美容液をご紹介します。
「クオタニウム-73ってどんな化粧品成分?特徴を教えて!」
「期待できる効果は?肌悩みに有効なの?」
「クオタニウム-73の安全性や刺激性はどうなの?敏感肌でも使えるの?」
「どんな化粧品に使われるの?」
「クオタニウム-73配合のオススメのエイジングケア化粧品は?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
<オススメのクオタニウム-73配合エイジングケア美容液なら>
*クオタニウム-73&ナールスゲン配合エイジングケア美容液「ナールス ネオ」
- クオタニウム-73は、「ピオニン」または「感光色素201号」とも呼ばれる光反応性の薬効成分です。もともとは、写真感光色素として開発された成分です。
- クオタニウム-73には、帯電防止効果が期待できます。また、抗菌効果などもあります。その効果やはたらきから、今では化粧品に使われるようになりました。
- クオタニウム-73は、医薬部外品の有効成分で、抗ニキビ作用を発揮します。そのため、ニキビケアのアイテムに使用されます。
- また、クオタニウム-73は、化粧水や美容液、クレンジング料ほかさまざまなアイテムで使われています。
- 化粧品成分としてのクオタニウム-73は、極めて低濃度で配合されるので安全性に問題はありません。だから、肌質を問わず使用することができます。
2.クオタニウム-73とは?
1)クオタニウムとは?
クオタニウムは、カチオン(陽イオン)界面活性剤で、その炭素数によって、クオタニウム-14~96に分かれています。
その数値によって、性質や使用の目的が異なりますが、帯電防止、皮膜形成剤、皮膚・ヘアコンディショニング、洗浄のいずれかに使われます。
2)クオタニウム-73の基本特性は?
クオタニウム-73は、ピオニンとも呼ばれる光反応性の薬効成分です。
また、「感光色素201号」とも呼ばれます。
クオタニウム-73は、アルコールにはよく溶けますが、水にはあまり溶けません。
黄色の結晶粉末で、無臭ですが特異な苦味を持っています。
クオタニウム-73には、帯電防止の効果以外にも黄色ブドウ球菌や大腸菌に対する抗菌性があります。つまり、抗菌性を持っているのです。
化粧品には、安全性への配慮から0.002%以下でしか配合することができません。
化粧品成分としての全成分表示では、「クオタニウム-73」と表記されます。一方、医薬部外品では、「感光素201号」と表記されます。
3)クオタニウム-73の安全性
クオタニウム-73は、界面活性剤の1種なので刺激性があります。
そのため、化粧品で使える配合濃度はとても低く抑えられています。
したがって、化粧品では普通肌や脂性肌はもちろん、混合肌、乾燥肌、敏感肌、インナードライ肌のどんな肌質の方でも使うことが可能な成分です。
しかし、刺激を感じるリスクは残ります。
肌が弱い方や敏感肌がひどい場合などは、肌荒れやかゆみ、赤みが出るほか、刺激を感じる可能性を否定することはできません。
つまり、化粧品かぶれ(接触皮膚炎)のリスクが全くないわけではないのです。
だから、アトピー性皮膚炎や肌が弱いなどで気になる方は、パッチテストをすることをおすすめします。
3.クオタニウム-73の化粧品としてのはたらきや効果
1)クオタニウム-73の効果は?
クオタニウム-73は、一般的な美容成分のように保湿効果はありません。
化粧品としては、帯電防止効果を期待して配合されるケースが多くあります。
また、クオタニウム-73には強い抗菌性や防腐性があるため、ニキビケアの医薬部外品などの有効成分として利用できます。
ニキビは、過剰な皮脂などが毛穴に詰まって、アクネ菌が過剰繁殖することが原因となって発生します。クオタニウム-73は、アクネ菌の過剰な増殖を抑えるはたらきがあるのです。
しかも、皮膚常在菌に悪影響を与えるリスクが少ないことがメリットです。
さらに、抗酸化作用があることやメラニンの生成を抑えることでシミを予防する美白効果も期待されています。
2)クオタニウム-73はどんな化粧品に配合されるの?
クオタニウム-73は、さまざまな基礎化粧品やスキンケア用品などに配合されます。
具体的には、クレンジングジェルなどのクレンジング料、洗顔フォームなどの洗顔料、保湿化粧水、美白化粧水、保湿美容液、乳液、保湿クリーム、フェイスマスク、オールインワンゲルやオールインジェル、さらに、シャンプーやコンディショナーなど毛髪や頭皮のケア用品、日焼け止めや化粧下地、リキッドファンデーションなどメイクのアイテムにも使われます。
また、エイジングケア化粧水やエイジングケア美容液などにも配合されます。
4.オススメのクオタニウム-73配合美容液は?
クオタニウム-73配合のオススメのエイジングケア美容液がナールス ネオです。
美女が選ぶベスト美容液などでも高い評価を得ている目元・口元専用美容液です。
私たちの美容液ランキングの第1位です。
1)ナールス ネオの開発コンセプト
目元のハリや口元のハリやツヤキープして、「目元・口元のエイジングサインへのファイナルアンサー」を目指して開発しました。
2)ナールス ネオの配合成分のポイント
ナールス ネオには、防腐剤を配合していないためクオタニウム-73を配合しています。
また、帯電の防止も目的としました。
クオタニウム-73配合以外には、次のような特徴があります。
①ナールスゲンを推奨濃度で配合
ナールスゲンは、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン(HSP)47&70増やします。また、身体や肌の酸化を防ぐ成分であるグルタチオンを増やします。
②ネオダーミルを推奨最高濃度で配合
ネオダーミルは、バイオテクノロジーによって生まれた細胞のエネルギー源で、Ⅰ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンを強力にサポート。
2週間でシワの体積を13%減少、シワの深さを15%減少させる臨床データを有する成分です。
③2種のビタミンC誘導体配合
ナールス ネオは、ビタミンC美容液です。
水溶性ビタミンC誘導体の中でも効果が高く刺激が少ないVCエチル(エチルアスコルビン酸)と、浸透性の高い両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)を配合。
コラーゲン産生をサポートするとともに、皮脂をコントロールすることで毛穴ケアも期待できます。
④プロテオグリカン配合
ナールス ネオは、プロテオグリカン美容液です。
プロテオグリカンは、糖とタンパクが複合した「糖たんぱく質」で、お肌の細胞の増殖や、ヒアルロン酸、コラーゲンの産生をサポート。また、ヒアルロン酸に匹敵する高い保湿力を持った成分です。
潤いのあるふっくらしたお肌をキープする「守るエイジングケア」をサポートします。
⑤ビタミンA誘導体配合
レチノールを改良したビタミンA誘導体レチノイン酸トコフェリル配合。
ターンオーバーを促進して、お肌のハリを取り戻します。
⑥6種のセラミド配合
セラミドの中でも保湿力に定評のあるヒト型セラミドを6種配合(NG、NP、NS、EOS、EOP、AP)したセラミド美容液です。
お肌のバリア機能を守ります。
⑦金コロイド他抗酸化成分配合
半永久的に抗酸化作用を発揮する金コロイドを配合。
酸化を防ぎます。
他にも、レスベラトロール、ブドウ葉/種子/皮エキス、コエンザイムQ10やエルゴチオネインといった抗酸化成分を配合しています。
⑧FGF様成分アセチルデカペプチド-3配合
FGF(Fibroblast Growth Factor=線維芽細胞増殖因子)に近いはたらきのアセチルデカペプチド-3配合でたるみのケアをサポートします。
⑨アミノ酸成分配合
ヒドロキシプロリンほかグリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンの9種のアミノ酸とその代謝物であるPCA-Naを配合してNMF(天然保湿因子)の構造に近い成分設計をしました。
アミノ酸は水分を吸着して保湿するヒューメクタントで、お肌のバリア機能を守ります。
⑩お肌に不要な成分を無添加
無香料・無着色、旧指定成分は配合していません。
パラベン、フェノキシエタノールほか、アルコール性防腐剤の無添加化粧品です。
また、アルコールフリー化粧品です。
※フェノキシエタノール、パラベンが、キャリーオーバーとして微量含まれます。
そんなナールス ネオは、冬の乾燥肌対策だけでなく夏でも乾燥肌対策に使えるエイジングケア美容液です。
また、たるみ毛穴ケアの美容液やほうれい線ケアの美容液としても使えます。
5.まとめ
クオタニウム-73とはどんな成分か、化粧品成分としての特性、効果や安全性について詳しくご紹介しました。
また、どんな化粧品に配合されるのかを取り上げました。さらに、オススメのクオタニウム-73配合エイジングケア美容液「ナールス ネオ」についてもご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
クオタニウム-73は、主に帯電防止や防腐のために配合される成分です。一方で医薬部外品としては、ニキビケアの製品などで使われます。
刺激性はありますが、化粧品には0.02%以下の低濃度でしか配合されないので大きな心配はありません。つまり、クオタニウム-73は、肌質を問わずに使える化粧品成分です。
ぜひ、クオタニウム-73配合の化粧品を上手にエイジングケアに活かしてくださいね。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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