ほうれい線の原因とは何でしょうか?また、目立つのはなぜでしょうか?また、深くなる理由は?あなたも悩んでいれば、同じお気持ちですよね。
この記事は、そんなほうれい線の原因を深く考えてみます。
対策には、たくさんの手段がありますが「原因」と「特徴」を知ることが近道となります。
まずは、ほうれい線の原因や特徴を理解しましょう!
きっと、あなたのほうれい線を消すために必要なエイジングケアの知恵を得ることができるでしょう。
ほうれい線でお悩みの方はぜひ、チェックしてみてください。
また、この記事では、章ごとにまとめをつけていますので、必要な箇所からお読みいただいても結構です。
- ほうれい線は、医学的に鼻唇溝(びしんこう)と呼ばれる境界線です。しわとは違うものです。
- ほうれい線の主な原因はたるみです。たるみは、真皮の衰え、表情筋の衰え、皮下組織・皮下脂肪の肥大化、顔のリガメント(靱帯)の衰えです。
- ほうれい線は、年代で原因や特徴が異なります。だから、それを知って改善の対策を行うことが大切です。
- ほうれい線には浅いタイプと深いタイプがあります。浅いものはスキンケアやエイジングケアで消すことが可能ですが、深くなると難しくなります。
- お肌の乾燥が原因で目立つほうれい線もあります。10代や20代で目立つ場合は、そのケースが多くなります。
- ほかにもほうれい線の原因はあります。歯や骨格の歪み、歯科治療、骨粗鬆症、むくみによるたるみ、脂肪溶解注射などです。
- ほうれい線を目立たせる要素は、日常生活や身の回りにたくさんあります。喫煙、睡眠不足、バランスのよくない食生活、女性ホルモンの乱れなどもほうれい線を深くする原因になります。
*ほうれい線の原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.ほうれい線が気になるあなたへ
ほうれい線は、エイジングケア世代に突入し、30代、40代、50代と年齢を重ねるごとに目立ってきます。
それは加齢が大きく影響しているから。
ほうれい線の主な原因は、顔のたるみですが、ほかにも目立たせる要素があります。
そんなほうれい線があるのとないのとでは、若々しさの印象が大きく違ってきます。
ほうれい線が目立つようになってきて、自信がなくなったという方も多いでしょう。
女性なら誰でも「ほうれい線がなければ…」「ほうれい線を消したい」と思いますよね。
それは、ほうれい線があると5歳から10歳も老け顔に見えるから。
もちろん、ほうれい線があると美肌とはいえませんね。
だから、ほうれい線は、エイジングサインの中でも最も嫌なものとして、上位にランクインする肌悩みの1つです。
そんなほうれい線のエイジングケアを考えるには、原因をしっかり理解することが最初のステップ。
なぜなら、ほうれい線にはさまざまな原因があるので、それを把握せずに対策やエイジングケアを行っても、思ったほどの効果は得られないからです。
この記事では、そんなほうれい線の原因と目立たせる要素の全貌をご紹介します。
エイジングケア化粧品、フェイスマッサージ、エクササイズ、エステ、美容医療などなど、さまざまな予防や改善法を試す前に、ほうれい線の原因をしっかり理解し、根本からの解決を目指しましょう。
「ほうれい線とは何かをしっかり理解したい!教えて!」
「原因をちゃんと理解したい!どんなものがあるの?」
「ほうれい線が目立つのはなぜ?知りたい!」
「深くなる理由は年齢以外でもあるの?」
「ほうれい線の対策にはどんなものがあるの?」
などとお考えの方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
<参考記事>
ほうれい線を消す対策って?「ナールスエイジングケアアカデミー提供動画でワンポイントエイジングケア」
2.ほうれい線とは?加齢で深くなる!
1)ほうれい線は境界線
ほうれい線の原因を考える前に、ほうれい線とは何かについてふれておきます。
ほうれい線は、鼻の両脇から口元の部位に伸びる2本の線です。
この部位は、Oゾーンと呼ばれることがあります。
このイラストからもわかるとおり、たった2本のほうれい線があるだけで、老けた印象の顔になってしまいます。
実は、ほうれい線の多くは、「しわ」ではなく、「頬の境界線」です。
もし、仰向けに寝た状態だとほうれい線が目立たない場合は、「顔のたるみ」が原因です。
これは、頬が重力によって垂れ下がってたるんでしまうことの証明です。
ほうれい線の主な原因は、顔のたるみなのです。
ただ、たるみにもタイプがあって、起き上がった状態と仰向けでも目立ち方が変わらない場合もあります。
さて、ほうれい線は、漢字で「豊麗線」、「法令線」、「豊齢線」と表記されることがあります。
もともとは、中国の面相学における「法令紋」が語源となっているようなので、「法令線」が正しいようですが、エイジングケアアカデミーでは「ほうれい線」として表記します。
また、ほうれい線は医学用語では、鼻唇溝(びしんこう)と呼ばれています。
<参考記事>
2)ほうれい線は加齢で目立つ
ほうれい線は、一般的に年齢を重ねるとともに目立ちやすくなってきます。
それは、ほうれい線の主な原因である顔のたるみが年齢とともに進むからです。
また、もともと口元のお肌は薄く、紫外線などのダメージを受けやすいため、お肌が乾燥しやすくデリケートなパーツです。
その上に、角質の水分量や皮脂量など、さまざまな要素も減少します。
そのほかにも、口紅や食事の影響など、さまざまな刺激のリスクがあるので、お肌が老化しやすいのです。
こうした要素が複雑に絡み合って、ほうれい線が年々進行していくのです。
つまり、20代、30代、40代、50代と年齢が上がるとともに肌の老化の原因が複雑化することで、ほうれい線が目立ちやすくなり、ほうれい線の改善が難しくなるのです。
だから、スキンケアやエイジングケアは、まだ目立たない早期から行うことが大切です。
20代からエイジングケアを始めましょう。
また、ほうれい線は、年齢別で原因が異なる場合もあるので、年齢に応じたエイジングケアが必要なのです。
<参考記事>
<第2章のまとめ>
ほうれい線とは、顔の頬と口元の境界線です。
医学では、「鼻唇溝(びしんこう)」と呼ばれます。
ほうれい線は、顔のたるみ、頬のたるみが大きな原因です。年齢とともに目立ちやすくなったり、改善が難しくなります。
また、口元は元から乾燥しやすくダメージを受けやすいのです。
さらに、加齢で皮脂分泌やセラミドなども減ってしまうので、乾燥しやすくなります。
そのため、よりほうれい線が目立ちます。
つまり、加齢は肌老化全般を進め、ほうれい線を目立たせるのです。
だから、ほうれい線の原因を理解して、若い時期から予防すること、目立つことに気付いたら、年齢に応じて早く対策を行うことが大切です。
3.深いほうれい線の原因は顔のたるみ!
ほうれい線をはじめ、お肌の老化の原因はたくさんあります。
先程からお伝えしてきましたように、ほうれい線の根本的な原因は、「お肌のたるみ」です。
そして、このたるみの原因は、「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化」の大きく3つに分かれます。
さらに、この3つをもたらす原因や要素は、体の内部や外部にたくさんあります。
顔のたるみが原因の肌悩みには、ほうれい線以外にも、たるみ毛穴、目の下のクマ、ゴルゴラインなどがあります。
人の体は、顔のお肌も含めてすべて1枚の皮でつながっているため、さまざまなことが複雑に絡み合っているのです。
だから、皮膚の構造の基本は同じでも衰え方は人によって違います。
そのため、ほうれい線といっても、お一人おひとりで原因が異なる場合もあることをご理解ください。
1)真皮の衰え
①真皮は加齢で衰える
たるみの原因の1つは、真皮の衰えです。それを構成するコラーゲンなどは、年齢とともに減っていきます。
真皮は、線維芽細胞とそれによってつくられるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンなどからできています。
その中で、コラーゲンが70%程度を占め、2~3%程度を占めるエラスチンとともに、網目状の構造をつくることで、お肌のハリや弾力の源となっています。
コラーゲンは30歳をピークに少しずつ減少し、エラスチンは20代半ばをピークに急激に減少します。
これらが、ほうれい線の原因であるたるみを進行させるのです。
また、線維芽細胞も年齢とともに活力を失い、数が減ってしまいます。
これが、真皮を衰えさせて、たるみをもたらす原因の1つなのです。
<コラーゲンやエラスチンの加齢による減少>
<衰えた肌と若々しい肌>
②加齢以外でも真皮は衰える
真皮の衰えは、年齢だけではなく、以下のようなさまざまな原因が絡み合っています。
- 紫外線によるダメージ
- お肌の乾燥
- 喫煙による肌へのダメージ
- ストレス
- 睡眠不足
- バランスの偏った食事
- お肌の糖化
- お肌の酸化
こうしたことで真皮が衰え、ほうれい線の原因となってしまうのです。
真皮の衰えの原因の中で、最も気をつけるべきは紫外線です。
紫外線によるお肌の老化を光老化と呼びます。
紫外線の中でもUVA(生活紫外線)は、曇りの日でも地上まで届く上に、窓ガラスも透過します。
短時間でも、毎日浴び続ければ、お肌に確実にダメージを与え、ほうれい線の大きな原因になるのです。
特に、長波紫外線であるロングUVAには注意しましょう。
なぜなら、紫外線はお肌の活性酸素を増やして線維芽細胞の膜を破壊する上に、核にあるDNAにもダメージを与え、線維芽細胞を死滅させたり、コラーゲンやエラスチンを破壊するからです。
つまり、紫外線ダメージは、お肌の酸化を促進して、ほうれい線をはじめとするお肌の老化の原因になるのです。
<参考記事>
2)表情筋の衰え
表情筋の衰えもほうれい線の原因です。
表情筋とは、その名のとおり、顔の表情を生み出す筋肉です。
顔には、30種類以上の筋肉があり、相互に作用しながら、人の多様な表情をつくるためにはたらいています。
表情筋は、体の筋肉のように骨と骨をつなぐものではなく、骨と皮膚でつながっています。
そのため、細かな表情をつくり出すことができ、また、表情筋の衰えがお肌の見た目に影響を与えているのです。
そんな表情筋の中で、ほうれい線と関係が深いのが、口輪筋(こうりんきん)と頬筋(きょうきん)です。
口輪筋(こうりんきん)は、唇の周りの筋肉で、口元のさまざまな表情をつくります。
これが、衰えると口元のたるみ・シワをもたらし、ほうれい線の原因となるのです。
頬筋(きょうきん)は、上下あご関節から口角まで伸びている筋肉で、口角を上げるはたらきがあります。
これが衰えると、口角が下がってほうれい線が目立つ原因となります。
<顔の表情筋>
表情筋は、加齢や表情を変えないなど、使わないことが原因となって衰えます。
また、笑顔が少ない、口数が少ない、歯ごたえのあるものを食べないなども、表情筋を衰えさせることにつながります。
さらには、筋肉もたんぱく質でできているので、バランスの悪い偏った食事なども表情筋が衰える原因の1つです。
<参考記事>
3)皮下組織・皮下脂肪の衰えと肥大化がほうれい線の原因の3つ目
皮下組織・皮下脂肪の衰えと肥大化もほうれい線の原因です。
ほうれい線の周りの頬は、顔の中でも皮下脂肪が多いことがわかっています。
この皮下脂肪は、脂肪細胞の量が増えることと、1つひとつの脂肪細胞が肥大化することで、全体として肥大化します。
そうなると、皮下脂肪を支えることができなくなって、たるみが発生するのです。
もう少し詳しく見ると、その原因は2つあります。
①脂肪層と皮膚をつなぐ線維組織が伸びる
脂肪層と皮膚や骨の間には、細かな線維組織があります。
これが、脂肪を支えているのですが、脂肪細胞が肥大化して脂肪層全体が重くなると、耐えきれなくなってしまって、線維組織が伸びたままになります。
これが頬のたるみを生み出し、ほうれい線の原因となるのです。
②脂肪を包み込むネットが伸びる
脂肪層の周りには、ネットがあって脂肪を包み込んでいます。
しかし、加齢でネットが衰えたり、脂肪細胞が肥大化すると、ネットは古いパンティストッキングのように伸びたままになってしまいます。
これが頬のたるみを生み出し、ほうれい線の原因となるのです。
このように皮下脂肪が肥大化すると、真皮にもダメージを与えるので、ほうれい線を一層目立たせてしまいます。
肥大化した脂肪細胞は、遊離脂肪酸を過剰に分泌するのですが、これが真皮の線維芽細胞の細胞分裂を抑制してしまうのです。
ほうれい線にとってダブルパンチで悪影響を与えるのです。
<参考記事>
4)顔のリガメント(靱帯)の衰え
顔のリガメント(靱帯)は、顔の骨と表情筋や皮膚をつなぐ貝柱のような繊維状の組織です。
若い時は、流動性のある脂肪を支えて重力に負けないように落下をくい止めています。しかし、加齢などによってリガメントが衰えると、たるみが生まれほうれい線が目立ちます。ほうれい線の原因になるのは、咬筋(こうきん)リガメントと下顎(かがく)リガメントです。
<顔のリガメント>
<第3章のまとめ>
ほうれい線の原因は「顔のたるみ」です。
そして、顔のたるみの原因は主に次の4つです。
- 真皮の衰え
- 表情筋の衰え
- 皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化
- 顔のリガメントの衰え
この4つが顔のたるみによるほうれい線の主な原因と理解しましょう。
4.ほうれい線が深くなるのはなぜ?
顔のたるみ以外でも、知っておいたほうがよいほうれい線の原因があるのでご紹介します。
また、たるみを深くする原因もあります。
ほうれい線には、エイジングケアで対策が可能なもの、不可能なものがあります。
1つ1つ、ほうれい線の原因をしっかりと理解して、改善や解消の対策を考えましょう。
1)誤ったスキンケアやエイジングケア
誤ったスキンケアやエイジングケアは顔のたるみを進めるので、ほうれい線を深くします。
そんなスキンケアやエイジングケアは、擦ることやたたくこと、ひっぱること、刺激の強い成分を使うこと、などです。
具体的には、次のような行為です。
- 美顔ローラーの使いすぎ
- 長時間のフェイスマスク
- ミネラルオイルのクレンジング料を長期間使う
- クレンジング中のマッサージ
- アルコール(エタノール)配合の化粧品を長く使う
- 高頻度で化粧水のパッティングを行う
<参考記事>
「フェイスマスクで、ほうれい線ケアができるのかしら?」あなたは、フェイスマスクをほうれい線ケアに試されたことはあるでしょうか。顔のたるみで目立つほうれい線を消すことはできませんが、乾燥で目立ったほうれい線の改善や予防ならフェイスマス[…]
2)お肌の酸化
肌の酸化とは、活性酸素などが増えて肌と結びついて錆びてしまう化学反応です。
若々しい肌は活性酸素を除去する能力が高いため、酸化が進みにくく肌の老化はあまり進みません。
しかし、加齢や紫外線による長年の酸化ストレスによって肌の酸化が進むと、真皮のコラーゲンやエラスチンが減少します。また、肌のターンオーバーが乱れ、バリア機能の低下が起こります。
これがほうれい線の原因になってしまいます
<参考記事>
3)お肌の糖化
最近、エイジングケアやアンチエイジング、さらには糖尿病などの生活習慣病との関係で、注目を浴びているのが糖化です。
そんなお肌の糖化もほうれい線の原因の1つです。
糖化とは、体内でたんぱく質と糖が結びついて、老化物質であるAGEs(Advanced Glycation Endproducts=最終糖化生成物)がつくられてしまう現象です。
コラーゲンやエラスチンもたんぱく質なので、体内で糖化してしまうことがあります。
また、AGEsが増えると、コラーゲンとエラスチンの代謝も遅らせてしまうのです。
つまり、糖化は真皮の衰えを促進することで、ほうれい線の原因となるのです。
なお、糖化はほうれい線だけでなく、くすみ、特に黄ぐすみの原因にもなります。
<参考記事>
肌老化の原因「糖化」を予防する対策は5つのポイントで!」をご覧ください。
4)顔のむくみ
あまり知られていませんが、顔のむくみがほうれい線の原因になってしまうこともあります。
血行不良、リンパ管の衰えや不調などで、肩コリや首コリなどがある場合は、むくみのサインの1つです。
血行やリンパの流れが滞ると、顔のむくみの原因になります。
顔のむくみは、皮下組織の脂肪層に水分を溜めてしまいます。
そして、脂肪層に水分が溜まると、脂肪が膨張してしまうのです。
この状態が長く続くと、皮下脂肪の肥大化をもたらすことがあります。
つまり、むくみもたるみの原因の1つを促進することで、ほうれい線の原因になるのです。
むくみの原因は、運動不足、水分、塩分、アルコールの飲みすぎ、冷え、睡眠不足、悪い姿勢などです。
<参考記事>
ほうれい線の意外な敵!むくみによるたるみの対策とは?」をご覧ください。
5)無理なダイエット
急激で無理なダイエットで、急に痩せることは体や肌のたんぱく質の低下をもたらします。
急激なたんぱく質の低下は、次の状態を招いてしまいます。
- 表情筋の筋力低下
- コラーゲンやエラスチンなどの不足
- 血管やリンパ管の栄養不良
さらに、これらの3つは、ほうれい線の原因にもなるのです。
また、代謝にも悪影響を与えてしまうので、ほうれい線だけではなくお肌の健康全般にもよくないのです。
<参考記事>
6)悪い姿勢や生活の癖
悪い姿勢や生活の癖もほうれい線の原因になることもあります。
ほうれい線にとってよくない姿勢の代表は、猫背です。
猫背は背中を丸めて、首を前に突き出す格好になります。
そのため、顔の皮膚を下に引っ張っている状態です。
これが、長く続いたり、日常的になっていると、顔のたるみの原因になってしまうことがあります。
また、食べ物を噛むとき、どちらか片側ばかりで噛んだり、いつも同じほうの手で頬杖をつくなども、表情筋のバランスや骨格の歪みにつながってしまいます。
そんな場合は、頬の片方だけにほうれい線が目立つこともあるのです。
片方だけほうれい線が目立つ場合は、一度、姿勢などをチェックしてみましょう。
こうした日常生活の癖もほうれい線の原因となってしまうことがあるのです。
さらに、スマホ習慣がたるみやほうれい線の原因になってしまうこともあります。
7)歯並びの悪さや歯科治療の失敗
意外かもしれませんが、出っ歯など歯並びが悪いとほうれい線が目立つ原因となります。
歯並びの悪さは、歯の噛み合わせの悪さをもたらします。
噛み合わせが悪いと、顎の関節をずらして食べ物を噛むクセがつく場合があります。
その結果、顎の関節が変形して、顔がゆがんでしまうのです。
つまり、歯並びが悪いことは、顔の骨格のゆがみにつながります。
そして、顔の筋肉のバランスが崩れたり、筋肉の柔軟性が低下して、ほうれい線の原因になるのです。
10代や高校生でもほうれい線が目立つのは、主にこうしたケースです。
歯並びが悪い方は、10代や20代など若い時期に、歯科医に相談して歯列矯正も検討しましょう。
ただし、歯科矯正、骨切り、抜歯などは、骨格が変化してまってそれ自体がほうれい線の原因になってしまうこともあります。
つまり、歯科治療の失敗もほうれい線の原因や深くなるリスクなのです。
8)骨粗鬆症
女性が50代前後になって閉経を迎える時期になると、女性ホルモンの減少が顕著になることで、骨粗鬆症のリスクが増えます。
骨粗鬆症まで進まなくても骨量や骨密度は低下します。
アメリカの美容・形成外科学の学術雑誌「Plastic and Reconstructive Surgery Journal 2011」に掲載された医学論文で、骨粗鬆症による頭蓋骨の崩れが、ほうれい線、目の下のたるみやマリオネットラインに悪影響を与えることが示唆されています。
顔の土台である骨が痩せることで、顔のたるみをもたらし、ほうれい線を深くしてしまうのです。
つまり、骨粗鬆症はほうれい線の原因になるのです。
だから、若い時からビタミンDやカルシウムを摂ることが大切です。
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9)骨格など遺伝的要因
ほうれい線そのものが遺伝することはありませんが、顔のかたちや骨格、歯並び、筋肉、肌質などは遺伝で引き継ぎます。
コラーゲンや抗酸化などと関係のある酵素活性の遺伝子などの研究も進んでいるので、ある程度まではほうれい線ができやすい体質や肌質なども解明されつつあります。
だから、遺伝は結果的にほうれい線の原因になってしまうこともわかってきています。
また、あごが細く脂肪や筋肉が少ない華奢な骨格、頬骨が高く目鼻立ちがはっきりしている人、丸顔で頬に皮下脂肪がつきやすい人などもほうれい線ができやすいといわれています。
こうしてみると、ほうれい線の原因には、3つの主な原因とそれを取り巻くさまざまなものがあること、それらが相互に関係しあっていることがわかりますね。
10)脂肪溶解注射や脂肪吸引
顔の部分痩せの美容医療の施術として、脂肪溶解注射や脂肪吸引があります。うまく施術が済めば小顔効果が得られます。
しかし、急激に脂肪を取ることで、かえってほうれい線が目立ってしまうリスクもあります。
<参考記事>
11)良くない生活習慣はNG
①喫煙
喫煙は肌の酸化を進めてほうれい線を深くします。また、ビタミンCを大量に消費させてしまうのでコラーゲン産生も減ってしまいます。
②過度なアルコール
アルコールが体内で分解されて生じたアセトアルデヒドは、たんぱく質と結合し、アセトアルデヒド由来のAGEsができるため糖化の原因になります。それがほうれい線を深くするリスクになります。
③睡眠不足
睡眠不足は成長ホルモン分泌を不十分にしてしまいます。そのため、肌の修復が十分できずにほうれい線を深くする原因になることもあります。
④ストレスの多い生活
ストレスを受けるとストレスホルモンとも呼ばれるコルチゾールが分泌されます。コルチゾールには良いはたらきもありますが、肌のバリア機能の低下やコラーゲン量の減少などへの影響が報告されています。
そのため、ほうれい線を深くする原因になります。
<参考記事>
喫煙(タバコ)で肌老化・スモーカーズフェイスになる原因と対策
<第4章のまとめ>
ほうれい線を深くするのは、たるみを進ませる行為や現象です。間違ったスキンケアや酸化、糖化、むくみ、無理なダイエット、悪い姿勢や生活のクセ、歯並びや歯科治療、骨粗鬆症、骨格などの遺伝的要因、脂肪溶解注射、良くない生活習慣です。
これらは、ほうれい線の原因となるとともに、深くする要因となります。
5.浅く薄いほうれい線はお肌の乾燥が原因
1)乾燥肌でもほうれい線に
そんなお肌の乾燥もほうれい線の原因となるケースがあります。
幸い、乾燥によるほうれい線は、スキンケアで対策可能ですし、エイジングケア化粧品で保湿することで消すことも可能です。
お肌の乾燥だけでは、たるみによるほうれい線にはなりませんが、放置するとそれがたるみをもたらしてしまうこともあります。
その理由は、表皮のダメージが真皮にも悪影響を与えるからです。
乾燥肌の原因は、肌質や加齢などの内的な原因と空気の乾燥などの外的な原因ほか、さまざまです。
しかし、その本質は、バリア機能の低下とターンオーバーの乱れです。
だから、バリア機能が著しく低下している敏感肌の方も、乾燥によるほうれい線が目立ちやすいのです。
乾燥肌や敏感肌をもたらし、ほうれい線の原因になるものには、次のようなものがあります。
ほかにも、メイクしたまま寝落ちしてしまうこともほうれい線の原因となります。夜のスキンケアでしっかりメイクを落しましょう。上手なクレンジングはほうれい線の予防になるのです。
<参考記事>
2)マスク生活も乾燥によるほうれい線の原因に
マスク生活は、ほうれい線の原因になることがあります。
マスク内は、湿度が高くなっていますが、外す際には急に水分が蒸発します。
その時に、肌内部の水分も奪われてしまいます。その結果、乾燥肌になるのです。
つまり、マスクによる乾燥肌は、浅いほうれい線の原因になります。
また、摩擦によるダメージや皮脂の過剰分泌による肌の酸化などもほうれい線の原因になる可能性があります。
<参考記事>
<第5章のまとめ>
乾燥肌は、薄く浅いほうれい線の原因になることがあります。最近、増えているマスク生活も乾燥を進めるので、ほうれい線の原因になることがあります。
そんな乾燥肌を放置すると、深いほうれい線へと進行することがあります。
乾燥肌は、ほうれい線をはじめあらゆる肌悩みの原因になるので、早く改善しましょう。
6.ほうれい線に肌質、性別は関係ある?
1)ほうれい線は男女で目立ちやすさに差がある?
男性の場合もほうれい線は、顔のたるみがその主な原因であり、お肌の乾燥やほかの原因も同じです。
男性の肌の特徴としては、皮脂分泌が多い一方、角質の水分量が少ないです。また、真皮が厚く、コラーゲンやエラスチンの量が多いことも特徴の1つです。そのため、男性は女性より全般的にたるみを防ぐ力が強いといえます。
それでも、これらが男女のほうれい線の原因の違いに影響することは少なく、むしろスキンケアやエイジングケアへの意識の差や生活習慣が大きいでしょう。
たとえば、男性がほうれい線になる原因としては、次のようなことがあります。
- 男性の場合は、女性より喫煙者の割合が多い
- 髭剃りなどで肌にダメージを与える
- 紫外線対策が不十分
- 美容への意識が低い
<参考記事>
男性のほうれい線を美容医療でどう治す!皮膚科専門医加藤雄一郎先生に聞いた
メンズ(男性)にもエイジングケアが必要な3つの理由と5つの対策
2)肌質とほうれい線の関係
目立つほうれい線と肌質には関係があるのでしょうか?
肌質には、普通肌、脂性肌、乾燥肌、乾燥性脂性肌(インナードライ肌)の4つの基本の肌質に加え、敏感肌や混合肌があります。ほかにも、乾燥が原因で肌が敏感になる乾燥性敏感肌といわれる肌質もあります。
さらに、スキンケアやエイジングケアの失敗などが原因のビニール肌や、季節の変わり目で肌が敏感になるゆらぎ肌などの肌状態もあります。
<お肌の質・タイプの分類>
これらのうち、乾燥肌や乾燥性脂性肌(インナードライ肌)、敏感肌、混合肌などは、肌のバリア機能が低下しているので、ほうれい線が目立ちやすい肌タイプです。
一方、普通肌や脂性肌はバリア機能が正常なので、比較的ほうれい線が目立ちにくい肌質です。
<参考記事>
ゆらぎ肌は一時的な敏感肌!スキンケアによるバリア機能正常化で改善
「ビニール肌」という肌をご存知でしょうか。まるでビニールのようなツルツルした肌印象で、一見美肌に見えますが、角層が薄くなってキメが失われ、フラットでツルツルになった状態をいいます。刺激を受けやすく、肌トラブルが起こりやすい肌のため、[…]
7.ほうれい線の予防や改善の対策
ほうれい線の予防や改善は、その原因にアプローチすることが大切です。
ここでは、ほうれい線の予防や改善の対策を3つの方向から紹介します。
1)スキンケアやエイジングケア
ほうれい線の原因である乾燥を防ぐには、正しいスキンケアやエイジングケアを行うことが大切です。
①クレンジング・洗顔
クレンジング・洗顔は、泡をしっかり立て、優しく肌の汚れを落としましょう。
ゴシゴシ力強く擦るのはNGです。
また、年齢を重ねるほど優しいタイプの洗顔料やクレンジング料を使いましょう。
洗顔後は、コットンタオルなどで優しく顔を押さえて水をふき取りましょう。
②保湿ケア
普段の保湿ケケアは、乾燥によるほうれい線を防ぐ上で大切です。また、ほうれい線が深くなるのを予防する上でも保湿ケアは大切です。化粧水に加えて、口元には美容液を使うことがおすすめです。
③紫外線対策
紫外線対策は、乾燥肌と光老化の予防にとても大切です。
年中対策を行いましょう。
季節や天候、外出時間に合わせて、日焼け止めや衣類、帽子、日傘などで紫外線をブロックしましょう。また、部屋の中で太陽光が差し込んでくる場合も、紫外線対策が必要です。
④エイジングケアを行う
最近では、ほうれい線対策のためにさまざまなエイジングケア化粧品成分が開発されたり、エイジングケア化粧品が登場しています。
エイジングケア化粧品成分の中には、線維芽細胞にはたらきかけ、コラーゲンやエラスチンを増やす成分があります。
ナールスゲン、ネオダーミル、ビタミンC誘導体、レチノール、FGF(線維芽細胞増殖因子)、アセチルデカペプチド-3などがその成分です。
しかし、エイジングケア化粧品成分にそうした作用があっても、必ずしもそれを配合したエイジングケア化粧品がコラーゲンやエラスチンを増やすとはいえないのです。
なぜなら、化粧品は薬機法(旧 薬事法)で真皮まで届かないと規定されているからです。
だから、ほうれい線対策のエイジングケア化粧品の目的は、ほうれい線の予防なのです。
肌質にあった化粧品で、早い時期からのエイジングケアを開始しましょう。
また、アンチエイジングを意識した習慣で予防美容を行いましょう。
<参考記事>
2)セルフケアでできる対策
ほかにも、ほうれい線のセルフケア方法はたくさんあります。
表情筋のエクササイズ、ベロ回し体操、マッサージ、歯ブラシを使うなどがあります。
また、ほうれい線対策の美顔器には、イオン導入器ほか、さまざまなタイプがあります。
これらは、改善が確実な方法ではありませんが、正しくやれば予防に役立ちます。
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<参考記事>
ほうれい線を消すには歯ブラシが効く?マッサージやエクササイズ
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年齢ともに気になるほうれい線や顔のたるみ。予防や対策には色んな方法がありますが、耳つぼマッサージもその1つ。いつでもどこでも簡単にできるのがメリットです。この記事では、耳つぼセラピストの西川美佐子さんにほうれい線対策の耳つぼマッ[…]
3)肌に良い食べ物を意識的に摂る
バランスの良い食生活もほうれい線の予防や進展を防ぐ上で大切です。
タンパク質やビタミン類、ミネラルを中心に、肌の成長に良い食べ物を摂りましょう。
また、女性ホルモンと似たはたらきをする大豆食品などもおすすめです。
<参考記事>
4)エステティックサロンや美容鍼
ほうれい線の対策には、エステティックサロンに通って施術を受けたり、美容鍼に頼るなどもあります。
これらも一定の効果は期待できますが、美容医療ほどの改善効果が期待できるものではありません。
<参考記事>
5)美容医療で改善
今では、ほうれい線を改善する美容医療の選択肢はとても増えています。
従来は切開によるリフトアップが主流でしたが、今では糸リフトなどの侵襲が小さな施術を受ける方が多くなっています。
また、ハイフ(HIFU)やRF(高周波)の機器、ヒアルロン酸注射、グロースファクター注射、再生医療など、選択肢が増えています。
費用や治療回数、治療期間は施術によって異なりますし、ほうれい線の種類やタイプによって向く施術が異なります。
ほうれい線の美容医療を受ける場合は、カウンセリングを受けて、自分自身が納得して治療に臨むことが大切です。
<参考記事>
<全国の美容クリニックを探すなら>
8.ほうれい線の原因に関するQ&A
ここでは、ほうれい線の原因でよくある質問を取り上げます。
Q1.シミやくすみでほうれい線が目立ちますか?
シミやくすみが直接、ほうれい線の原因になることはありません。
しかし、シミやくすみがほうれい線の上や周りにあると、光の当たり方や反射で目立って見えることがあります。
シミやくすみを改善すると、それが原因のほうれい線は目立たなくなります。
Q2.頬や口元の脂肪が多いとほうれい線は目立ちやすいですか?
頬や口元の脂肪が多いと、ほうれい線を境目として段差ができ、目立ちやすくなることもあります。
また、重力によって脂肪が垂れ下がることでもほうれい線が目立つことがあります。
Q3.ほうれい線にニキビができる?
エイジングケア世代でもほうれい線の上や周りにニキビができることがあります。
「ニキビが原因でほうれい線ができるの?」
「ほうれい線が原因でニキビができたの?」
と悩んでしまうことも。
これは、どちらもお肌の乾燥が原因である場合が多いのです。
あるいは、お肌の乾燥が引き金となってターンオーバーが加速し、皮脂分泌が過剰になることで皮膚常在菌のバランスが崩れてアクネ菌が増えると、お肌のたるみでできたほうれい線の上にニキビができることもあります。
<参考記事>
Q4.寝起きで目立つほうれい線が気になります。原因は?
昼間や夜はそれほどでもないに、朝起きるとなぜかほうれい線が目立っていることがありませんか?
寝起きにほうれい線が目立つ原因は、肌の弾力の低下、つまり、顔のたるみの影響です。
寝起きのほうれい線は、お肌の中でたるみが始まっているサインなので、早くほうれい線対策を始めましょう。
<参考記事>
Q5.ほうれい線が痙攣するのはなぜ?
時々、ほうれい線が痙攣するという方がいます。
実は、これはほうれい線とは関係のない場合が多いのです。
たとえば、片側のほうれい線の周りの筋肉がピクピクと痙攣する場合があります。
これは、もしかしたら片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)という病気の可能性があります。
この病気は、40代以上の女性に多いので、ちょうどほうれい線が目立つ年代と重なるのです。
片側顔面痙攣は、放っておいても治りませんので、もし、気になる症状があれば、早めに神経内科や脳神経外科などを受診することをオススメします。
Q6.笑うとほうれい線が目立ちますか?
誰でも笑うとほうれい線が目立ちますね。
だから、笑うことや笑顔がほうれい線の原因と思ってしまう方もいます。
しかし、笑うことそのものはほうれい線の原因でありません。
むしろ、表情筋にとってプラスですし、ストレスを減らし、血行促進や免疫アップにつながるので、エイジングケアにとってもプラスなのです。
<参考記事>
<第7章のまとめ>
ほうれい線の原因に関連するQ&Aを紹介しました。
シミやくすみ、脂肪、ニキビ、寝起き、痙攣、笑いなどのトピックスを取り上げました。
ほうれい線の原因にどう関係しているか、チェックしてみてください。
もちろん、ほうれい線の原因とは直接関係のないこともあるので、気を付けてくださいね。
9.まとめ
ほうれい線の原因について幅広くご紹介しました。
深いほうれい線は、顔のたるみが原因です。浅いほうれい線は、肌の乾燥が原因です。
これらの原因には、それぞれいくつかの要素がありますが、加齢が大きな影響を与えます。
また、男女や肌質別のほうれい線の原因・特徴と対策の基本についてもご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
ほうれい線の原因である顔のたるみは、「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下脂肪の肥大」、「顔のリガメントの衰え」の4つの要素が大きく影響していることをおわかりいただけたと思います。
しかし、この4つの要素にもそれぞれ原因があるので、本当にさまざまな要素がほうれい線の原因になっているのです。
一方、10代や20代の若い時のほうれい線は、お肌の乾燥が原因の場合もあります。
その場合は、保湿でほうれい線が消えることもありますが、消えない場合は姿勢ほか歯や骨格の歪みなど、体全体に何か原因があるかもしれません。
したがって、ほうれい線だけに限りませんが、エイジングケアを考える場合には、エイジングケア化粧品だけを考えればよいのではなく、体の内側や外側など、すべてを考える必要があるのです。
今回の記事で、ほうれい線対策を考えるには、原因を知ることが最初のステップであることをご理解いただければ幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
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