肌のくすみは、乾燥、血行不良、メラニン、糖化などが原因で透明感がなくなったお肌の状態。
予防や改善のための有効なアイテムが美容液です。
この記事では、くすみの予防ケアや解消に役立つ美容液の選び方や使い方をご紹介します。
また、おすすめの美容液もご紹介します。
- 顔のくすみは、肌が本来持っているはずのうるおいや透明感が失われた肌状態。肌の色が黄色や灰色っぽくなって、老けて見えるお肌です。
- くすみの原因は、メラニンの蓄積、血行不良、肌の乾燥、ターンオーバーの乱れ、毛穴の汚れ、お肌の糖化、喫煙などさまざまあります。だから、原因によってエイジングケアやスキンケア、対策が異なるのです。
- 顔のくすみには、美容液など化粧品で改善できるものとできないものがあります。まずは、それを見分けることが改善の最初のステップです。
- メラニンの蓄積によるくすみの予防には、美白美容液などの美白化粧品を使うと効果が期待できます。その上で、保湿や抗酸化などのエイジングケアを意識することも大切です。
- くすみケアには、自分の肌質や肌状態に合う美容液を選ぶことが大切です。また、それを正しく使いましょう。
- くすみの予防は、美容液によるエイジングケアだけではなく、クレンジングや洗顔でメイクや汚れをしっかり落とすことも大切です。また、紫外線対策も大切です。
- さらに、くすみのない美肌のためには、美容液などによるスキンケアだけでなく、バランスのよい食べ物をはじめ、日常の生活習慣でアンチエイジングを意識した毎日を送りましょう。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*血行不良等のくすみの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
CONTENTS
1.くすみケアに美容液を使いたいあなたへ
「くすみ予防とケアのための美容液の選び方と使い方」をお届けします。
20代はエイジングケアを意識していなかった方も多いでしょう。
しかし、30代や40代になれば、エイジングによる肌老化が気になってきます。
お肌の透明感が失われくすんだ肌は、実年齢より老けて見られてしまうのが肌悩みです。
そんな肌のくすみは、エイジングケア世代の女性なら誰もが気になりますね。
くすみケアといえば、美白美容液や美白化粧水などでのシミ対策を思いつきますが、必ずしも美白ケアだけでは解決できません。
なぜなら、くすみの原因は紫外線によるメラニンの蓄積だけではないからです。
だから、保湿美容液やエイジングケア美容液でのケアも大切です。
一方、どんな美容液であっても、エイジングケア化粧品では改善できないくすみもあります。
それでも、スキンケア化粧品は大切です。
この記事では、くすみケアのための美容液の選び方や使い方ご紹介します。
また、美容液ランキングでも取り上げられているおすすめのくすみケアのアイテムをご紹介します。
「くすみケアの美容液の条件って?どんな成分がよいの?」
「美容液で改善しない場合のケアや対策は?」
「くすみケアの美容液の選び方を知りたい!」
「また、正しい使い方を知りたい!」
「おすすめのくすみケア美容液を教えて!」
などが気になる方は、ぜひ、続きをお読みください。
また、くすみ対策を3分間で理解したい場合は、下記の動画をご覧ください。
<動画で見るくすみ対策>
寒いこの時期は要注意!くすみの原因と対策
<くすみ予防におすすめの美容液>
年齢に負けずにくすみを予防する!
2.くすみの症状と原因
くすみケアの美容液について考える前に、くすみの症状と原因を理解しましょう。
1)くすみとは
くすみのサインとしては、次のようなものがあります。
2)くすみの原因
くすみには主に7つの原因があります。
スキンケアやエイジングケアは、まず原因を探って、年齢や自分の肌質・肌タイプや肌状態に合わせて行いましょう。
また、スキンケアやエイジングケアで解決しない場合もあるので、その場合は違う対策も必要です。
①血行不良
血行不良はくすみの原因の1つです。
血行不良によるくすみは、青ぐすみとも呼ばれます。
冷え症や肌疲労、運動不足や睡眠不足などが原因で血行不良になると、リンパの流れも滞り、顔のむくみや顔冷えを引き起こします。
そのため、肌のターンオーバーが乱れ、顔がくすんでしまうのです。
また、夕方にくすみが目立つケースもあります。
このタイプのくすみには、フェイスマッサージやお風呂でからだを温めることに加え、生活習慣の改善などが効果的です。
②メラニン色素
紫外線ダメージによって大量に生成されたメラニンが上手く排出されず、くすみの原因になります。
夏のくすみの大きな原因です。
メラニンは通常なら、肌のターンオーバーにともなって自然に排出されます。
しかし、紫外線ダメージが大きいなど、何らかの原因でターンオーバーが乱れると、排出が遅れたり滞ってしまいます。
それが、シミとなってお肌がくすむのです。
シミとくすみを一緒に予防するのが、美白美容液などの美白化粧品です。
③肌の乾燥
肌が乾燥してもお肌がくすみます。
潤って肌のキメが整っていれば、透明感のある美肌がキープできます。
しかし、肌が乾燥してキメが乱れると、肌がデコボコしてしまい、細かい影が生まれて全体的にくすんで見えてしまいます。
特に冬の乾燥肌の季節には注意したいタイプのくすみです。
また、もともと乾燥肌や敏感肌、インナードライ肌の方は、バリア機能が低下して角質が未成熟な場合が多く、外的刺激を受けやすい状態です。
特に、乾燥による冬のくすみに気を付けましょう。
④ターンオーバーの遅すぎと速すぎ
肌のターンオーバーが遅れてしまうと、古い角質が肌表面に残ったままになり、角質肥厚の状態となります。
その結果、肌がごわついたり、褐色がかった灰色にくすんで見えてしまうのです。
また、ターンオーバーの速すぎもくすみの原因に。
未熟な角質層が肌の一番上の表皮に上がってしまい、キメが乱れるのです。
⑤毛穴の汚れ
毛穴の黒ずみや詰まりなど汚れが詰まっていると、肌がくすんで見えます。
メイク落としのクレンジングや洗顔が不十分だと、皮脂や汚れが顔に付着したままになります。
それが、毛穴の黒ずみの原因となって顔がくすみます。
⑥肌の糖化
近年話題になっている肌の糖化もくすみの原因です。
体内の余分な糖質とたんぱく質が結びつき、AGEs(最終糖化生成物)という原因物質に変化することで糖化が起きます。
AGEsが黄褐色なので、肌が黄色や茶色っぽく見えてしまうことから、糖化によるくすみは黄ぐすみと呼ばれます。
糖化は、肌老化だけでなく糖尿病などのリスクもあります。
アンチエイジングとエイジングケアの両方の観点から予防することが大切です。
⑦喫煙から生じるくすみ
喫煙は、毛細血管を収縮させてしまうため、肌に十分な酸素や栄養素が行き渡らなくなる原因になります。
からだや肌の老化を促進させてしまうため、くすみの原因になります。
ほかにも顔のたるみやほうれい線、しわ、たるみ毛穴など、さまざまなエイジングサインを引き起こします。
<くすみの参考記事>
*秋に多い肌のくすみ!原因と改善のスキンケア&エイジングケア
3.くすみケアの美白美容液の選び方
くすみケアの美容液では、やはり美白美容液が気になる方も多いでしょう。
そこで、まず美白美容液の選び方や注意点などをご紹介します。
また、既にお伝えしましたが、くすみケアは美白美容液を使う必要がない場合もありますし、また、それだけに頼ればよいわけではありません。
1)美白美容液とは?
美白美容液は、医薬部外品(薬用化粧品)です。必ず、厚生労働省が認可した美白成分が配合されています。
美白美容液にできることは、「日焼けによるシミ、そばかすを防ぐ」ことです。
くすみが消える、あるいはくすみを改善することが目的ではありません。
シミやソバカスを防ぐことで、結果的にくすみの予防もできるのです。
2)くすみ対策の美白美容液の成分
美白美容液には、必ず「美白成分」が配合されています。
美白成分は、6つのタイプがあります。いずれも何らかのメカニズムでシミの原因となるメラニンの蓄積を防ぎます。
①信号ブロック型の美白成分
メラニンをつくる表皮の細胞「メラノサイト」が出す「メラニンをつくれ!」という信号(指令)を防ぐタイプです。
カモミラET、トラネキサム酸、 t-AMCHAなどがあります。
②活性阻害型の美白成分
活性阻害型の美白成分は、メラニンをつくるのを助ける酵素「チロシナーゼ」の活性を阻害するタイプです。
ビタミンC誘導体、アルブチン、コウジ酸、エラグ酸、ルシノール、プラセンタエキス、トラネキサム酸、油溶性甘草エキス(グラブリジン)などがあります。
③成熟阻害型の美白成分
チロシナーゼの成熟化を阻害し、分解促進するタイプです。
マグノリグナン、リノール酸などがあります。
④受け渡しブロック型の美白成分
メラニン色素が表皮細胞に蓄積されるのを阻止するはたらきをするタイプです。
ナイアシンアミドやD-メラノTMなどがあります。
⑤メラニンを還元する美白成分
酸化されて黒くなったメラニン色素を無色に還元することで、シミを薄くするタイプです。
ビタミンC誘導体があります。
⑥メラニンの排泄を促進する成分
表皮のエネルギー代謝を促進し、ターンオーバーを促すことでメラニンを体外に排出するタイプです。
エナジーシグナルAMPがあります。
3)美白美容液の選び方
メラニンは本来、お肌を守る成分です。
古くなって黒くなったメラニンを体外へ排出することはよいのですが、メラニンをつくらないことは肌の防御機能を弱くします。
だから、メラニンをつくらない美白成分は、くすみ予防ができても刺激性があるので肌荒れになったり、乾燥肌の原因になることもあります。
だから、自分の肌質にあった美白美容液を慎重に選ぶことが大切です。
また、くすみケアは美白成分だけに頼らず、保湿も大切です。
美白美容液は、美白成分だけではなくセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分も配合されています。
美白成分に加えて、高い保湿力のある成分を配合した美白美容液を選びましょう。
4)おすすめの美白美容液は?
比較的、低刺激で保湿力も高い、くすみケアにも使える美白美容液をいくつかご紹介します。
- ノブ L&W ブライトニングエッセンス(ノブ)
- イプサ ホワイトプロセス エッセンス OP(イプサ)
- アスタリフト エッセンス インフィルト(FUJIFILM)
HAKU メラノフォーカスV(資生堂)
4.くすみ対策の美容液の選び方
1)美容液の選び方の基本
くすみの原因を確認してきましたが、美容液やスキンケアアイテムで対策できるくすみは、次の4つです。
- 乾燥によるくすみ
- 毛穴の汚れによるくすみ
- メラニンの蓄積によるくすみ
- ターンオーバーの乱れによるくすみ
美白美容液以外でも、美容液にはいくつかの種類がありますが、乾燥肌やターンオーバーの乱れは、乾燥肌対策ができる保湿力の高い保湿美容液を選ぶことが大切です。
また、毛穴ケアも同じく保湿が大切ですが、皮脂をコントロールするビタミンC誘導体美容液もおすすめです。
もちろん、毛穴の汚れは、まず毛穴汚れ対策のクレンジング料や洗顔料でしっかり汚れ落とし、お肌の酸化を防ぐことが大切です。
2)刺激性のある成分を避けよう
どんな原因のくすみであっても、自分の肌質や肌タイプに合わない美容液は使えません。
普通肌や脂性肌ならほぼどんな美容液でも大丈夫な場合が多いのですが、乾燥肌、混合肌、インナードライ肌、敏感肌の方は、刺激のある成分に注意が必要です。
気をつけたい成分としては、アルコール、AHA(フルーツ酸)、PG、DPGなどの刺激性のある成分です。
くすみのエイジングケアのためには、ノンアルコール化粧品や合成香料や合成着色料などを含まない無添加の化粧品がオススメです。
全成分表示をチェックして刺激性のある成分は避けるようにしましょう。
3)くすみケア美容液で使いたい保湿成分
美容液では、水溶性と油溶性の保湿成分を使うことが可能です。
乾燥肌を改善するくすみ対策によい保湿成分をご紹介します。
①プロテオグリカン
プロテオグリカンは、近年注目が集まっている水分を抱え込む保湿成分です。
ヒアルロン酸に匹敵する高い保湿力があります。
また、EGF(上皮成長因子)に近いはたらきによって、コラーゲンやヒアルロン酸を増やすサポートをすることがわかっています。
刺激性がないので、くすみ対策にはプロテオグリカン美容液がオススメです。
ただし、ヒアルロン酸などより高価なことから、プロテオグリカン配合の美容液は高価な傾向にあることがデメリットです。
②ヒアルロン酸
保湿成分としてコラーゲンなどと同じく高い効果を発揮してくれるものがヒアルロン酸です。
ヒアルロン酸は、主に肌の真皮にありますが、一部、表皮の奥にもあります。
ただし、外部からヒアルロン酸配合の美容液を塗っても、真皮にまでヒアルロン酸を届けてくれるわけではありません。
美容液などに配合される化粧品成分ヒアルロン酸は、肌の角質層をうるおわせ、水分量の保持をサポートする役割があります。
<参考記事>
*ヒアルロン酸の新しい効果を発見!日焼けによるお肌の炎症を抑制
*衝撃!ヒアルロン酸で乾燥肌になる!誤った使い方を避けて正しい保湿
③コラーゲン
コラーゲンは、肌の乾燥などが原因のくすみに効果を発揮します。
通常のコラーゲンは、分子が大きいため角質層に浸透しにくいのですが、肌の表面に留まりうるおいのある肌を保持してくれます。
ナノ化したコラーゲンは、角質層まで浸透して保湿力を発揮します。
コラーゲンは、乾燥によるくすみ対策の美容液に使いたい成分です。
ただし、美容液に配合されるコラーゲンが真皮にあるお肌のコラーゲンになるわけではありません。
ほかにも、コラーゲンに似たはたらきをする保湿成分にエラスチンがあります。
④セラミド
セラミドは、油溶性成分です。
ヒト型セラミドは特に保湿力が高いので、くすみケアにはセラミド美容液がおすすめです。
⑤スクワラン
スクワランは、スクワレンというお肌の皮脂に含まれる成分に水素を添加して酸化しにくくした保湿成分です。
親油基と親水基をあわせ持ち、肌に馴染みやすく浸透性が高いエモリエント成分で、くすみケアやエイジングケアにも効果的です。
⑥ナイアシンアミド
ナイアシンアミドにはセラミドを増やすはたらきがあります。
このはたらきで、肌荒れ対策の医薬部外品の有効成分として承認を得ています。
また、メラニンを抑えるはたらきがあり、美白ケアの有効成分としてさまざまな美白化粧品に配合されます。
さらに、シワ改善の医薬部外品の有効成分として承認を得ています。
このようにさまざまなはたらきがあるので、乾燥や紫外線ダメージによるくすみにおすすめの成分です。
4)くすみ対策のエイジングケア化粧品成分
①ナールスゲン
ナールスゲンは、高いエイジングケア効果を期待できることから近年急速に注目を集めています。
331.26ダルトンという小さな分子で、角質層に浸透して水分を保持するはたらきがあります。
ナールスゲンには、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、ヒートショックプロテイン(HSP)47、シミを防ぐヒートショックプロテイン(HSP)70を増やすはたらきがあり、肌本来の力を十分に発揮して、毛穴で目立つくすみを予防します。
また、保湿作用、お肌表面で抗酸化物質グルタチオンを増やす作用、紫外線による光老化の抑制作用も認められています。
さらにビタミンCとの相乗効果で、コラーゲンの産生が高まることが確認されています。
ナールスゲンとビタミンC誘導体がともに配合されたエイジングケア美容液がオススメです。
②ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体には、メラニンの生成を抑制する美白効果、毛穴の引き締め・詰まりの改善効果、酸化を防ぐ抗酸化作用、ニキビの予防、コラーゲンの生成を促す効果があります。
だから、くすみをはじめ、さまざまなエイジングサインの原因に総合的に作用する成分といえます。
ビタミンC誘導体は、水溶性ビタミンC誘導体、油溶性ビタミンC誘導体、両親媒性ビタミンC誘導体があります。
エイジングケア美容液には、水溶性ビタミンC誘導体や両親媒性ビタミンC誘導体が配合されます。
多くのメリットのあるビタミンC誘導体ですが、保湿力がないことと刺激性があることがデメリットです。
ただ、最近では、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸(セラミドプロモーター)のようなセラミドを増やすビタミンCも登場しています。
③ネオダーミル
ネオダーミルは、単一のエイジングケア化粧品成分ではなく、グリセリンやメチルグルコシド6 リン酸(MG6P)などを混合したものです。
コラーゲンやエラスチンの産生を促す作用があるので、くすみ対策以外でもほうれい線対策の美容液などに配合されます。
若さのコラーゲンと呼ばれるⅢ型コラーゲンを増やすことから、注目が集まっている成分です。
④プラセンタエキス
プラセンタエキスは、美白成分としても有名ですが、エイジングケアの効果も期待できます。
美白作用のほかにも、保湿、血行促進、新陳代謝促進などのさまざまな作用があります。
プラセンタエキスは、馬、豚、羊の胎盤(プラセンタ)から抽出した成分で、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが豊富です。
⑤エルゴチオネイン
エルゴチオネインは、アミノ酸の1種で、ビタミンCやビタミンEより高い抗酸化作用があります。
知名度は高くありませんが、エイジングケアに有用な成分です。
今、紹介した以外でもコエンザイムQ10、フラーレン、アスタキサンチンなどもくすみ対策に使いたいエイジングケア化粧品成分です。
なお、エイジングケアを意識した年齢別の美容液の選び方は、次の記事も参考にしてください。
*40代のおすすめの美容液の選び方!ランキングよりエイジングケア
5.おすすめのくすみケアの美容液
くすみケアにオススメの美容液が、ナールスゲン配合のエイジングケア美容液「ナールスネオ」。
美女が選ぶベスト美容液などでも高い評価を得ている目元・口元専用美容液です。私たちの美容液ランキングの第1位です。
そんなナールスネオは、2019年5月にリニューアルしました。
1)ナールス ネオの開発コンセプト
目元のハリや口元のハリ・ツヤをキープして、「目元・口元のエイジングサインへのファイナルアンサー」を目指して開発しました。
だから、特に目元のくすみケアにおすすめです。
2)ナールス ネオの配合成分のポイント
①ナールスゲンを推奨濃度で配合
ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、ヒートショックプロテイン(HSP)47&70を増やします。
また、からだや肌の酸化を防ぐ成分であるグルタチオンを増やします。
②ネオダーミルを推奨最高濃度で配合
ネオダーミルは、バイオテクノロジーによって生まれた細胞のエネルギー源で、Ⅰ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンを強力にサポート。
2週間でシワの体積を13%減少、シワの深さを15%減少させる臨床データを有する成分です。
肌のハリや弾力をキープするための「攻めるエイジングケア」をサポートします。
③2種のビタミンC誘導体配合
ナールス ネオは、ビタミンC美容液です。
水溶性ビタミンC誘導体の中でも効果が高く刺激が少ないVCエチル(エチルアスコルビン酸)と、浸透性の高い両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)を配合。
コラーゲン産生をサポートするとともに、皮脂をコントロールすることで毛穴ケアも期待できます。
だから、毛穴の黒ずみで目立つくすみのケアにおすすめです。
④プロテオグリカン配合
ナールス ネオは、プロテオグリカン美容液です。
プロテオグリカンは、糖とタンパクが複合した「糖たんぱく質」で、お肌の細胞の増殖や、ヒアルロン酸、コラーゲンの産生をサポート。
また、ヒアルロン酸に匹敵する高い保湿力を持った成分です。
潤いのあるふっくらしたお肌をキープする「守るエイジングケア」をサポートします。
だから、乾燥によるくすみケアにおすすめです。
⑤ビタミンA誘導体配合
くすみ対策だけではなく、ほうれい線対策やシワ対策に使うレチノールを改良したビタミンA誘導体レチノイン酸トコフェリル配合。
ターンオーバーを促進して、お肌のハリを取り戻します。
⑥6種のセラミド配合
セラミドの中でも、保湿力に定評のあるヒト型セラミド6種(NG、NP、NS、EOS、EOP、AP)を配合したセラミド美容液です。
お肌のバリア機能を守ります。
⑦9種のアミノ酸配合
ヒドロキシプロリン、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンの9種のアミノ酸とその代謝物であるPCA-Naを配合し、NMF(天然保湿因子)の構造に近い成分設計をしました。
アミノ酸は水分を吸着して保湿するヒューメクタントで、お肌のバリア機能を守ります。
⑧抗酸化成分を複数配合
半永久的に抗酸化作用を発揮する金コロイドとともに、強力な抗酸化成分であるコエンザイムQ10やエルゴチオネインを配合することで、お肌の酸化を防ぎます。
⑨お肌に不要な成分を無添加
無香料・無着色、旧指定成分は配合していません。
パラベン、フェノキシエタノールほか、アルコール性防腐剤の無添加化粧品です。
また、アルコールフリー化粧品です。
*フェノキシエタノール、パラベンが、キャリーオーバーとして微量含まれます。
このように、ナールス ネオは水分保持のパターンが異なる3種の保湿成分、コラーゲンやエラスチンにアプローチするエイジングケア化粧品成分、抗酸化作用のある成分をバランスよく配合し、安全性にも配慮したエイジングケア美容液なのです。
3)新しいナールスネオに追加された成分は?
そんなナールス ネオが、さらに「抗酸化」と「抗シワ」を強化して生まれ変わりました。
もちろん、くすみへのより質の高いケアができるようになりました。
従来の成分はそのままに3つの成分を追加しました。
①レスベラトロール
レスベラトロールは、ポリフェノールの一種で高い抗酸化力を持っています。
間接的に長寿遺伝子を活性化することが研究でわかっています。
肌老化の予防、シミやくすみの予防、肌荒れや乾燥肌の予防が期待されています。
②ブドウ葉/種子/皮エキス
ブドウ葉/種子/皮エキスは、ポリフェノールを含み高い抗酸化力を持つことが大きな特徴です。
肌老化の予防、シミやくすみの予防、肌荒れの予防、アトピー性皮膚炎の予防などが期待できます。
③アセチルデカペプチド-3
アセチルデカペプチド-3は、アルギニン、メチオニン、グルタミン酸の3つのアミノ酸からつくられたペプチドです。
FGF(線維芽細胞成長因子)に似たはたらきがあります。
FGFとは、細胞の増殖や分化を促す成長因子の1つで線維芽細胞を活性化させるはたらきがあります。
くすみ以外にも顔のたるみが原因のエイジングサインやシワ、ほうれい線の予防が期待されています。
これら3つの成分は、刺激性がなく、敏感肌をはじめどんな肌質でも使える成分です。
また、ボトルデザインがスタイリッシュになって、持ちやすく、出しやすく、1回に出す量の調節がしやすくなっています!
6.くすみケアの美容液の使い方
1)美容液をつける順番と使い方の基本
くすみケアの美容液は、化粧水の後に使います。
どんなによい成分が含まれている美容液でも、正しく使えていないと、効果が発揮されません。
美容液は正しい使い方で塗りましょう。
肌に浸透する量には限りがあり、多めに使ったからといって効果が高まるわけではありませんので、適量を使いましょう。
また、美容液の使い方は、次の動画も参考にしてください。
また、美容液をつけた後は、ハンドプレスすることもオススメです。
ハンドプレスする場合は、きつく押し込めるのではなく、デリケートな肌を労るように優しい力加減でじんわりと浸透させましょう。
2)ごわつきが原因のくすみはフェイスマスクも使おう
お肌がゴワゴワする角質肥厚でくすんでいる場合は、フェイスマスクを使いましょう。
特に、ナタデココの成分と同じナノ繊維のバイオセルロース製のフェイスマスクは、高い密閉効果により美容成分の浸透力が高く、くすみケアにはおすすめです。
3)必要なら乳液や保湿クリームも使う
美容液に比べて、乳液や保湿クリームは、皮脂膜に近いはたらきの油溶性成分の配合量が多いことが特徴です。
だから、冬の乾燥の季節などは、水分の蒸散を防ぐためにシアバターやスクワランなど、油溶性の保湿成分の配合濃度の高い乳液や保湿クリームをあわせて使いましょう。
くすみ対策の保湿クリームはランキングで選ばず成分をチェックしてくださいね。
<参考情報>
*化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違いとつける順番は?
7.美容液に頼らないくすみ対策
1)アンチエイジングを意識した生活習慣を
くすみ対策は、美容液など化粧品だけではなく、アンチエイジングを意識した生活習慣で予防することが大切です。
まずは、食べ物が大切。
3大栄養素をはじめ、ビタミンやミネラルなど、バランスのよい美肌のための食べ物をきちんと摂ることを心がけましょう。
また、乾燥肌を防ぐ食材や栄養素、セラミドを増やす食べ物、抗酸化作用のある食材や栄養素を積極的に摂りましょう。
また、ゴボウなどの野菜ほか、食物繊維を豊富に含む食べ物で便秘を防ぐことも美肌にプラスです。
ビタミンやミネラル、食物繊維や酵素が豊富な旬のフルーツの摂取も効果的です。
くすみの中でも、黄ぐすみは糖化が原因なので、糖分の多いお菓子や清涼飲料水、揚げ物や炒め物を控えめにすることを意識しましょう。
血行不良によるくすみ対策なら、からだを温める食べ物がおすすめです。
このほか、質の高い十分な睡眠、適度な運動なども大切です。
2)紫外線対策でくすみ予防
紫外線もシミによるくすみの原因です。
だから、紫外線対策はくすみの予防の基本です。
春や夏だけでなく、秋や冬も紫外線対策を行いましょう。
また、衣類や日傘、サングラスなど、ファッションや紫外線対策グッズを上手に使うことも大切です。
特に、目元のくすみ予防には、UVカットサングラスがおすすめです。
さらに、紫外線のアフターケアとして、ビタミンACEを含む果物や野菜などを意識して摂りましょう。
3)こんなスキンケアを避けてくすみ予防
表皮の角質層は、たったの0.02㎜です。
だから、肌への摩擦や刺激の多いスキンケアはくすみ対策にNGなのです。
洗顔ブラシの使用やスクラブ洗顔、美顔ローラーの使いすぎ、化粧水のパッティング、過度な回数のピーリングは、すべて肌を痛めるリスクの高いNGスキンケアです。
また、毛穴パックや角栓を無理やり取ることも控えましょう。
8.まとめ
くすみの症状や原因をまとめるとともに、予防・改善のための美容液の選び方や使い方をご紹介しました。
また、おすすめのくすみ対策のエイジングケア美容液をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
くすみといってもその原因はさまざま。美白美容液もその対策の1つですが、それだけでは改善しません。
くすみの原因にあった美容液を選ぶとともに、正しい使い方を守ることが大切です。
また、くすみは、エイジングケア美容液などの化粧品だけでは改善しない場合もあります。
ほかのアイテムでエイジングケアを行ったり、生活習慣の見直しなどもあわせて行ってくださいね。
美容液に加えて内側からのアンチエイジングで、くすみのない美しい素肌がキープできますように!
この記事「くすみ予防とケアのための美容液の選び方と使い方」が、エイジングケア世代の皆様の肌悩み解消にお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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