大人の脂性肌の症状・原因と改善の対策|エイジングケア化粧品ナールス

大人の脂性肌のお悩み別スキンケア

大人の脂性肌の症状・原因と予防や改善の対策をご紹介します。
また、エイジングケアにおすすめのナールスの化粧品の組み合わせをご紹介します。
あわせて、美容医療による大人の脂性肌の治療法もご紹介します。

加藤 成貴先生
この記事の監修医師

まゆりなclinic名古屋栄 院長

加藤 成貴先生

大人の脂性肌の症状・特徴

脂性肌とは、皮脂が過剰に分泌することにより、お肌にテカりやべたつきがある状態です。
また、肌内部には水分が十分にあって潤った状態です。
オイリー肌とも呼ばれ、吹き出物がでたり肌荒れすることがあります。
思春期の脂性肌は、ホルモンバランスの乱れやホルモンのはたらきが活発になることで、皮脂が過剰に分泌されることが原因です。
一方、大人の脂性肌は、間違ったスキンケアやエイジングケア、また良くない生活習慣によってバリア機能が低下し、 肌が自らを守ろうとして皮脂を過剰に分泌することが原因になっているケースが多いのです。

大人の脂性肌の症状としては、次のようなものがあります。
・洗顔してもすぐに顔がテカる
・化粧崩れしやすい
・大人にきびや吹き出物が目立つ

<肌質の分類>
肌質の分類の図
参考記事

脂性肌の症状チェック法

  • 洗顔後、30分ほど時間が経つと、皮脂で顔がテカテカしてしまう
  • 夕方になるとくすみや化粧崩れが気になり、朝の顔とは違う感じがする
  • 毛穴の開き、詰まり、黒ずみが気になる
  • ニキビができやすく、何度も繰り返している
  • 肌の肌理(キメ)が人より粗く汚れているように見える

チェックが2つ以上だと「脂性肌」の可能性が高いです。

ただし、洗顔後に、皮脂が浮いてきたのにツッパリ感があるなどの場合は、インナードライ肌の可能性が高いといえます。

参考記事

脂性肌とインナードライ肌、混合肌の違いは?

脂性肌もインナードライ肌も肌表面はテカってオイリーです。
脂性肌は肌内部の水分が十分ありますが、インナードライ肌ではカラカラです。
そんな症状から、インナードライ肌は乾燥性脂性肌、または乾燥性オイリー肌とも呼ばれます。

混合肌は、テカっているパーツとカサカサしているパーツがある肌状態です。多くの場合、肌内部の水分は不足しています。

つまり、インナードライ肌や混合肌は肌内部が乾燥していますが、脂性肌は外側はオイリーで肌内部は潤っています。

しかし、肌質は年齢や環境の変化、スキンケアやエイジングケアで変化します。
脂性肌であっても、加齢とともにバリア機能が弱り、インナードライ肌や混合肌になってしまうことがあります。
肌質は遺伝的な要素もありますが、変化することも覚えておきましょう。

参考記事

脂性肌が原因で起こる肌トラブル

脂性肌の問題は、単にオイリーでテカリを感じることだけではありません。
ほかのさまざまな肌トラブルになりやすいことです。
ここでは脂性肌の方が陥りやすい肌トラブルをご紹介します。

毛穴のトラブル

脂性肌はそもそも皮脂分泌が過剰です。
皮脂が毛穴に詰まりやすく、角質や肌の汚れと混じって角栓ができやすいのです。
角栓は最初白色ですが、それが肌に留まると酸化して黒くなります。
これが毛穴の黒ずみです。
つまり、脂性肌は毛穴の黒ずみが目立ちやすいのです。
また、毛穴の黒ずみを放置すると、毛穴の開きの原因になることがあります。
特に、皮脂分泌は、鼻の頭や小鼻、額などTゾーンで多いので、これらのパーツでは注意する必要があります。

黒ずみ毛穴の状態

ニキビができやすい

ニキビは毛穴トラブルと関係が深い皮膚の病気です。
医学的には、尋常性挫創(じんじょうせいざそう)と呼びます。

皮脂の過剰分泌によって毛穴が詰まっていると、そこの酸素が減ります。
皮膚常在菌の1つであるアクネ菌は、酸素が少ない空間を好むため、毛穴の中で過剰繁殖します。
アクネ菌は普段は肌を弱酸性に保つなど良いはたらきがありますが、過剰に増えると毒素を出します。
それが原因となってニキビができたり、ひどくなると炎症性のニキビに進みます。

ニキビ発症のメカニズムの図

化粧崩れ

脂性肌では、メイクと過剰な皮脂が混じって、化粧崩れが起こることがあります。
過剰に分泌された皮脂が、メイクに含まれる油性成分を溶かしてしまうからです。
また、朝のメイクが早い時間に崩れてしまうため、化粧直しの手間が増えてしまいます。

参考記事

脂性肌の原因

肌質は遺伝的な要素が影響します。
両親や親族に皮脂分泌が多い脂性肌の方がいると、受け継ぐことがあります。
ひどい脂性肌でないなら特別に気にすることはありません。
脂性肌でも遺伝的な場合は、長期的に見ると肌が乾燥しづらく、シワも目立ちにくいメリットがあります。
だから、過度に皮脂を取るなど無理なケアをしないことがおすすめです。

遺伝的素因

肌質は遺伝的な要素が影響します。
両親や親族に皮脂分泌が多い脂性肌の方がいると、受け継ぐことがあります。
ひどい脂性肌でないなら特別に気にすることはありません。
脂性肌でも遺伝的な場合は、長期的に見ると肌が乾燥しづらく、シワも目立ちにくいメリットがあります。
だから、過度に皮脂を取るなど無理なケアをしないことがおすすめです。

皮脂の取りすぎ

脂性肌は皮脂分泌が多いことが原因なのに、取るとダメなの?
と思う方も多いと思います。
しかし、皮脂の取りすぎが脂性肌の原因になってしまうのです。
皮脂は、バリア機能を守るために肌表面からの水分蒸発や、雑菌や異物の侵入を防ぐはたらきがあります。
過度な洗顔や拭き取り化粧水、油紙などで必要以上に皮脂を取りすぎた場合は、お肌が危険を察知して、皮脂分泌が増えてしまうことがあります。
これが脂性肌の原因となります。
大人の脂性肌の原因で多いのは過剰な皮脂ケアです。
つまり、バリア機能の低下が原因なのです。

ホルモンバランスの乱れや変化

女性ホルモンには、プロゲステロン(黄体ホルモン)と エストロゲン(卵胞ホルモン)があります。
プロゲステロンは、皮脂の分泌と関わっています。また、体内の水分保持、食欲増進、基礎体温を上げるはたらきがあります。
プロゲステロンは、月経周期の28日間のうち、排卵から月経までの高温期の14日間は分泌が多く、エストロゲンより優位にはたらきます。
だから、この期間は、お肌が脂性肌に傾く傾向にあります。

一方、エストロゲンは、水分の保持やコラーゲンを増やすはたらきがあります。自律神経、感情の動き、骨、脳とも関係しています。
そのため、エストロゲンが減ると、更年期障害、骨粗鬆症などのリスクも増えるのです。

こうした生理周期による脂性肌は大きな問題ではありません。
定期的に脂性肌に傾いているだけの場合は、普段通りのスキンケアやエイジングケアを続けましょう。

<生理周期と女性ホルモン>
ホルモンバランスの変化によるお肌の状態

なお、エイジングケア世代や更年期になると、プロゲステロンもエストロゲンも減ってしまいます。
だから、多くの場合は脂性肌から乾燥肌へ傾いていきます。

<年齢と女性ホルモン>
加齢による女性ホルモンの減少のグラフ

周期的な変化以外でも、睡眠不足やストレスなどで女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが崩れると、 皮脂が過剰に分泌され脂性肌に傾くことがあります。

気温や湿度の影響
皮脂分泌量は、気温が高いと増えます。
季節的には、春や夏に多くなります。
また、皮脂と混ざって皮脂膜をつくる成分である汗の量も増えます。
だから、誰もが夏は肌がオイリーになるのです。

この場合の脂性肌は、季節的なものなので、特別な皮脂ケアは不要です。

もちろん、季節に合わせて夏はさっぱり系の化粧水を使うなどは良いことです。
ただし、サッパリしたテクスチャーでも保湿力の高い化粧水を使いましょう。

間違ったスキンケアやエイジングケア

間違ったスキンケアやエイジングケアとは、肌にダメージを与えてバリア機能を低下させたり、ターンオーバーを乱してしまうケアのことです。
多くは良かれと思って、皮脂を取るケアをしてしまっています。
しかし、それがかえって皮脂を過剰に分泌させるという悪循環になっていることがあります。

次のようなケアは間違いです。

・1日3回以上洗顔をする
・熱いお湯または逆の冷たすぎる水での洗顔
・ゴシゴシ洗顔
・スクラブ洗顔
・クレンジング中のマッサージ
・油取り紙の過度な使用
・毛穴パックのやりすぎ
・ピーリングのやりすぎ

生活習慣の乱れ

体の内側の状態が良くないことも脂性肌の原因になります。
なぜなら、生活習慣が乱れると、皮脂が過剰に分泌されるからです。

次のようなことが原因になります。
・過度なストレス
・睡眠不足
・飽和脂肪酸を多く含むバターや牛脂、ラード、肉類、ショートニングなどの摂りすぎ
・糖質が多い甘い食べ物の摂りすぎ
・過度の飲酒

大人の脂性肌ケアにおすすめのナールスエイジングケア化粧品

朝朝のエイジングケア
  • 適度な角質ケア
洗顔で汚れを落とす

良質な石鹸や酵素洗顔で古い角質と過剰な皮脂を取る

  • 適度な皮脂ケア
  • 保湿
ナールスピュア

ビタミンCが過剰な皮脂の分泌抑制をサポート

  • SPF40&PA+++
    ノンケミカルなUV化粧下地
ヴェール

ビタミンCが過剰な皮脂の分泌抑制をサポート

夜夜のエイジングケア
  • 毛穴の汚れを落とす
エークレンズ

タナクラクレイで毛穴の汚れを吸着、アーチチョーク葉エキスで毛穴のトラブルの原因にアプローチ

  • 保湿
  • 抗酸化
ナールスピュア
  • 保湿
  • 抗酸化
ユニバ

(*)おすすめの化粧品に関しては、医師監修の対象ではありません。


ナールスピュアで大人の脂性肌ケアができた体験&感想 by ぷりみさん

私は体質的に皮脂の分泌量が多く、いわゆる脂性肌タイプのお肌です。 それゆえに、毛穴の詰まりや開き、大人ニキビにも悩まされてきました。
化粧品のテクスチャーもさっぱりとしたものが好きで、コッテリしたものや重いものはさらに膜が張るような感じで苦手でした。
そんな時に出会ったのが、エイジングケア化粧水のナールスピュア。
使いはじめから1カ月後のお肌は、相変わらずツヤっとしていて、一見使い始めの頃と変わりないように見えました。
しかし、脂性肌でよくニキビができていた私に、ナールスピュアを使ってからニキビができていないことに気づきました。
ナールスピュアにはニキビをできにくくする成分や炎症を抑える成分は配合されていないのですが、 ・保湿ができているのでお肌が乾燥せず、余分な皮脂の分泌が抑えられた。→脂性肌ケアができた。
・肌の力が高まったからか、ゆらぎ肌が落ち着いた
この2点がキーだったのかなと思います!

参考記事

*内容は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。また、化粧品には特定の肌悩みを改善・治療する効果は認められていません。
*体験・感想については、医師監修の対象ではありません。

大人の脂性肌のスキンケアやエイジングケアは?

余分な皮脂は落とす、ただし取りすぎない

大人の脂性肌の対策は、洗顔で不要な皮脂をしっかり落とすことが基本です。
良質な石けんなど、しっかり皮脂が取れる洗顔料を選びましょう。
酵素洗顔やピーリング洗顔は、適度に使えば良い選択肢です。

しかし、取りすぎはかえって皮脂が過剰に分泌されるリスクがあります。
バリア機能が低下することで、悪循環に陥ります。
即効性やその時の気持ち良さを優先して、1日何度も洗顔したり洗浄力が強すぎる洗顔料を使うなどは避けましょう。
過酸化ベンゾイルやサリチル酸は、ピーリング洗顔で使う成分ですが、バリア機能が低下するリスクがあることを覚えておきましょう。

また、オイルタイプのクレンジング料の中でも、ミネラルオイルなどは脱脂力が強いので、特にエイジングケア世代にはおすすめできません。
このほか、リキッドタイプには強い界面活性剤が入っていることもあるので注意しましょう。

おすすめは、摩擦が少ないジェルタイプのクレンジング料や、洗浄成分としてはアミノ酸系界面活性剤です。

参考記事

肌の保湿力を高める

脂性肌であっても乾燥肌などと同様に、肌の保湿力を高めることが大切です。
つまり、バリア機能やターンオーバーが正常にはたらく健やかな肌状態を目指しましょう。

化粧水は、サッパリタイプでも良いのでBG(ブチレングリコール)やアミノ酸、ナールスゲン、コラーゲン、 ヒアルロン酸などの高保湿で刺激の少ない保湿成分が配合されたものがおすすめです。
美容液は、ヒト型セラミドなどのバリア機能を守る成分が入ったものがおすすめです。
べたつくので乳液や保湿クリームを避けたい気持ちもあるかと思いますが、油分を適切に補って水分蒸散を防ぐことも大切です。

また、エイジングケア世代の脂性肌では、アルコール(エタノール)は刺激のリスクになります。
アルコールフリー化粧水など、ノンアルコール化粧品を使いましょう。

参考記事

機能性の高いエイジングケア化粧品を上手に取り入れる

たとえば、過剰な皮脂分泌を抑制するビタミンC誘導体配合の化粧品がおすすめです。
ビタミンC誘導体の中でも、刺激性の少ない両親媒性ビタミンC誘導体で、 セラミドを増やす3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸が特におすすめです。
また、アプレシエ(APPS)も両親媒性ビタミンC誘導体の1つです。

ほかには、ナイアシンアミドやライスパワーNo.11もセラミドを増やし、バリア機能を維持するのを助けます。

さらに、プラセンタエキス、レチノール、ヒト幹細胞培養液、EGFやFGFなどの成長因子を含むペプチド配合のエイジングケア化粧品は、 ターンオーバーの改善に役立つため、脂性肌の方にもおすすめです。

肌ダメージになる誤ったスキンケアやエイジングケアを避ける

肌にダメージを与えてしまう間違った化粧品の使い方を避けましょう。
また、極端な美容法も控えたほうがベターです。
具体的には、次のようなことは避けましょう。

・化粧水のパッティングで肌をたたく
・顔をふくときタオルで擦る
・メイク時のパフやチップなどの力の入れすぎ
・油取り紙の使いすぎ
・濃いメイク
・リキッドファンデーションやクリームファンデーションの使用
・拭き取り化粧水の過度な使用
・収れん化粧水の過度な使用
・毛穴パックのやりすぎ
・美顔ローラーの使いすぎ ・肌断食

紫外線をブロック

紫外線ダメージは、肌のバリア機能を低下させます。
また、肌やメイクの酸化を進めます。
その結果、皮脂が過剰に分泌し、脂性肌を悪化させてしまいます。また、角栓や毛穴の詰まりほか、さまざま肌悩みの原因になります。
脂性肌を悪化させないためには、必ず1年を通して紫外線対策を行いましょう。

日焼け止めを塗るのはもちろん、帽子や日傘、UVカットサングラスなどで紫外線をブロックしましょう。
日焼け止めは、肌に優しいノンケミカル処方のタイプがおすすめです。

参考記事

脂性肌を予防・改善する生活習慣

質の高い十分な睡眠

睡眠不足は成長ホルモンの分泌が不十分になって、ターンオーバーの乱れの原因になります。
また、睡眠が不足すると交感神経が優位になって、男性ホルモンを活発化させてしまいます。
その結果、ホルモンバランスの乱れの原因となり、過剰に皮脂を分泌させてしまい脂性肌を悪化させます。
脂性肌の予防や改善のためには、十分で質の高い睡眠を心がけましょう。

バランスの良い食生活


糖質や脂質の摂りすぎは、過剰な皮脂分泌の原因になります。 甘いものや脂っこいもの、白米、パン、麺類、イモ類などは、糖質が多いので食べ過ぎに注意しましょう。
一方、肌の代謝に大切なたんぱく質や皮脂量をコントロールするビタミンB群やビタミンC、 酸化を防ぐβカロテン、ターンオーバーを助ける亜鉛などのミネラルはおすすめの栄養素です。
野菜や果物にはビタミン類が豊富なので、さまざまな色のものをバランス良く摂りましょう。

喫煙や飲酒を控える

タバコには有害物質が含まれています。
まず、煙が肌表面に付着すると、皮膚を守るために皮脂分泌を促します。
また、喫煙は皮脂をコントロールしたり肌の酸化を防ぐビタミンCを大量に消費します。
だから、脂性肌を悪化させるリスクになります。
肌を含め、健康のために喫煙習慣は控えましょう。
また、自分が喫煙しなくても他人のタバコの煙を吸う受動喫煙も、同じく体や肌に悪影響を与えます。
タバコを吸わない方も受動喫煙に注意しましょう。

また、過度な飲酒も要注意です。
1つは、糖分の過剰摂取となり、皮脂の過剰分泌を促進させるからです。
もう1つは、アルコールが毛細血管を拡張して皮脂腺を刺激することで、皮脂分泌が活発になるからです。

心理的なストレスを避ける

自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。
心理的ストレスを感じると交感神経が優位になります。すると、副腎皮質ホルモンのアンドロゲンやアドレナリン、 男性ホルモンのテストステロンが分泌されやすくなります。
これらの成分は、皮脂分泌を促進してしまいます。
趣味や運動ほか自分が楽しめることで、心理的なストレスを発散させましょう。

個別に相談したい方へ

エイジングケア化粧品のナールスでは、みなさまがより気軽で簡単にお肌悩みの相談などができるように、公式LINEでの個別対応を行っております。 ぜひ気軽にご利用ください。

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脂性肌の治療

脂性肌が原因でニキビが発症した場合は、皮膚科などで保険診療による治療を受けることが可能です。
しかし、脂性肌そのものを改善するための治療の場合は、美容医療での自由診療となります。
脂性肌の改善の治療法には、いくつかの種類があります。

IPL(光治療)

IPLは、顔全体にマイルドでやさしい複数の周波数の光線を照射することで、肌質を改善する治療です。
代表的な機器の名前にちなんで、フォトフェイシャルと呼ばれることがあります。
脂性肌ほか、ニキビ、赤ら顔、シミの治療にも使われます。

参考記事

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を塗り、古い角質を除去してターンオーバーを活性化させる治療です。

参考記事

PDT(フォトダイナミックセラピー)

PDTは、ニキビや脂性肌に用いられる治療です。光に反応する物質「アミノレブリン酸」を内服後、 可視光線を照射することで活性酸素を発生させ、皮脂腺を縮小させることで脂性肌の改善を目指します。

トレチノイン

トレチノインの外用薬は、皮脂腺を委縮させ、皮脂の過剰分泌を抑えるはたらきがあります。
そのため、脂性肌の改善が期待できます。
また、ひどい脂性肌には、イソトレチノインの内服薬を使う治療法もあります。
ただし、イソトレチノインには、注意すべき副作用が多数あるため、使うべきかどうかは医師としっかり相談することが大切です。

今、紹介した治療は脂性肌の改善に効果的ですが、バリア機能を低下させるリスクがあるので施術後の保湿ケアが大切です。

もっと美容医療を知りたい方へ

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まとめ

大人の脂性肌の症状や原因、スキンケアやエイジングケアによる予防や改善の対策、 日常の生活習慣でできる予防法、美容医療による治療などを幅広くご紹介しました。

脂性肌の場合、皮脂を取るケアを想像しがちです。
しかし、大人の脂性肌は、何らかの後天的な要素が過剰な皮脂分泌の原因となっていることが多くあります。
だから、皮脂が過剰に分泌しないように肌を整えることが大切です。
まずは、正しいスキンケアやエイジングケア、生活習慣を見直すことが大切です。

また、脂性肌がひどいと、ニキビができやすいなどの悩みがつきません。
そんな場合は、美容医療で脂性肌を改善することが可能です。
改善を目指したい方は、美容クリニックなどでカウンセリングを受けることも良い方法です。

ナールスでは、エイジングケア化粧品による脂性肌の予防から、「ナールスエイジングケアアカデミー」 や「ナールス美容医療アカデミー」を通して、脂性肌のケア・治療に関する情報提供までを幅広くサポートしております。
ぜひ、自分に合った脂性肌の対策を見つけていただければ幸いです。

この記事の監修医師

■ 経歴

  • 2009年 鳥取大学医学部医学科卒業
  • 2009~2011年 豊橋市民病院初期研修医
  • 2011年 名張市立病院 消化器内科、循環器内科入職後、内科医指導、循環器内科部長
  • 2019年 大手美容外科入職
  • 2020年 大手美容外科 宇都宮院院長兼技術指導医
  • 2021年 大手美容皮膚科 名古屋院 院長
  • 2022年 まゆりなclinic名古屋栄開院

■ 資格・所属学会

  • 日本美容外科学会正会員
  • 日本内科学会内科認定医、総合内科専門医
  • 日本循環器学会循環器専門医
  • 日本抗加齢医学会専門医 など
この記事の執筆者
株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭
株式会社ディープインパクト 代表取締役
ナールス美容医療アカデミー編集長
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
富本 充昭Mitsuaki Tomimoto

経歴

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務。その後、医学出版社、医学系広告代理店勤務を経て、ナールスブランドのエイジングケア化粧品開発に従事。
医薬品の開発支援業務、医学・薬学・香粧品の学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
自ら美容医療を体験するとともに、美容外科医、美容皮膚科医へのインタビュー経験、動画出演経験も豊富。

著作

メディカル視点で「カッコイイ」を目指す大人のスキンケア&美容ブック

経歴

HIFU、Qスイッチレーザー(フラクショナル、トーニング)、ピコレーザー(ピコフラクショナル)、 ハイドラフェイシャル、高濃度ビタミンC点滴、白玉点滴、幹細胞上清液点滴、マイヤーズカクテル、テロメア点滴

この記事の編集者
ナールスコム店長 村上清美
ナールスコム店長
ナールスコム
村上 清美Kiyomi Murakami

メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。

保有資格

コスメコンシェルジュ
日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ
  • 化粧品検定1級
  • 日本エステティック協会認定エステティシャン
  • 日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
  • ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
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