2023年も10月を迎えました。
残暑も終わり、本格的な秋の季節がやってきました。
そんな秋本番の10月のスキンケアやエイジングケアについてご紹介します。
どんな季節でもスキンケアやエイジングケアの基本は、常に清潔、保湿、紫外線対策です。
これは、年齢・年代に関係ありません。
しかし、10月という秋真っただ中の季節特性や気温などの外部環境、また来るべき冬への備えを考慮し、優先順位を考えて、10月のスキンケアを実践することが大切です。
この記事では、秋本番の10月のスキンケアとエイジングケアのコツをご紹介します。
10月のスキンケアに、ナールスゲン配合エイジングケア化粧品「ナールス」
- 10月は、基本的には気温、湿度の点で過ごしやすくお肌には優しい月です。だから、スキンケアやエイジングケアも行いやすい月です。しかし、気温が9月よりも急に下がるため、お肌がゆらぐこともあります。
- 10月で最も大切なスキンケアは、保湿です。冬に備えて保湿力の高いお肌を育てましょう。
- そのためには、いつもと違う保湿成分をお肌の奥まで届けるスペシャルケアもよい方法の1つです。10月のスキンケアやエイジングケアにフェイスマスクを取り入れましょう。
- 10月は、洗顔やクレンジングを見直すよいタイミングです。ゆらぎや乾燥を感じるなら、この機会に今までより優しいクレンジング料、洗顔料に代えましょう。
- 10月は、読書の秋で10月10日は「目の愛護デー」。顔のスキンケア以外にも目のケアや目元のケアに注力しましょう。
化粧品成分上級スペシャリスト&京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
CONTENTS
1.10月のスキンケアを実践したいあなたへ
「秋が深まる!2023年10月のスキンケアとエイジングケア」をお届けします。
2023年もとうとう10月になって、残り3か月。
残暑も去り、本当に過ごしやすい10月は、食欲も出てきて食べ過ぎ注意報も。
この時期は、過ごしやすい日々の中、夏老け肌に似た「秋枯れ肌」を経験することもあります。
だから、秋の季節性を考えた乾燥肌のスキンケアをしっかり行うことが大切です。
また、少しずつ寒くなり湿度も下がっていくので、冬を迎える乾燥肌対策の準備も必要です。
この記事では、そんな10月にふさわしいスキンケアやイジングケアをご紹介したいと思います。
エイジングケアアカデミーでは、前年までの気温や湿度、紫外線照射の状況を踏まえて、最新の季節別、月別のスキンケアやエイジングケアに役立つ情報を発信しています。
今回は、2023年の秋本番の10月のスキンケアやエイジングケア情報をお届けします。
気象庁などのデータを確認しながら、最新情報を発信しますので、2023年度の最新情報に基づく10月のスキンケアやエイジングケアをチェックしたいなら、ぜひ、続きをお読みくださいね。
<ナールスから、10月のワンポイントアドバイス>
10月は、気温、湿度ともに安定していて、基本的にはお肌にとっては優しくよい環境です。
しかし、季節の変わり目でお肌が敏感になるゆらぎ肌になったり、気温が低下して、皮脂の分泌機能が低下し、お肌が乾燥してしまう方がいます。
また、中にはまだ夏の紫外線による肌ダメージが残り、ターンオーバーが乱れている方も。
そんなお肌状態を「秋枯れ肌」と呼ぶことがあります。
そんな10月、秋本番のスキンケアの基本は、しっかりと保湿を行ってバリア機能を正常化させるとともに、ターンオーバーも正常化させること。
そして、お肌の持つ保湿力を高めることが大切です。
これが、寒い冬の乾燥肌対策の準備にもなります。
そこで大切なのがスペシャルケア。
- 普段お使いでない保湿成分や美容成分をスキンケアにプラスする
- いつもより美容成分のお肌への浸透を高める
ということが大事になってきます。
そこで、オススメしたいのが「ヒト幹細胞培養液」配合のバイオセルロース製フェイスマスク「ナールス リジェ パーフェクトマスク」。
ナールスゲンを推奨濃度で配合。
コラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン(HSP)47、シミを防ぐヒートショックプロテイン(HSP)70、ヒアルロン酸、お肌の抗酸化物質「グルタチオン」を増やしてくれます。
また、ナールスゲン以外でもヒアルロン酸、キュアパッション、プラセンタエキス、アロエベラ葉エキスなどが保湿とエイジングケアをサポートします。
さらに、ココナッツの繊維でつくったバイオセルロースがお肌との密閉・密着力を高めて、保湿成分やエイジングケア化粧品成分を角質層の奥まで浸透させます。
10月のエイジングケアは、いつものスキンケアに加えて、週1~2回のフェイスマスクでスペシャルケアを!
<秋のスペシャルケアの前につける化粧水をお探しなら>10月に化粧水を使うなら!@コスメの化粧水ランキングで1位に輝いた「ナールスピュア」。
新たにセラミドプロモーター、ナイアシンアミド、PCA-Naも配合!
なお、今年も引き続き、秋の季節も新型コロナウイルス感染予防対策としてマスクや手洗いをしっかりしている方が多いので、肌荒れや手荒れのリスクが増えています。
<マスク生活が続く方におすすめの記事>
*マスクによる肌荒れ・肌ダメージを防ぐ!選び方と使用時のスキンケア
*新型コロナウイルス感染予防で手洗いした後はたっぷり保湿を!
*新型コロナウイルス感染予防は目も守ろう!大切な3つのポイント
*マスク生活になって半年、あなたは敏感肌になっていませんか?
*新型コロナウイルス感染予防に大切な市販・手作りマスクの効果と限界
<秋本番の10月のスキンケアやエイジングケアの参考記事>
<10月にコラーゲンを生み出す力をチェックしたいなら!>
*本当にキレイになれる!動画「ナールス60日間美肌プログラム」とは?
2.10月の季節的特徴
スキンケアの前に、ここでは、2023年の10月の季節的な環境について考えてみましょう。
1)少しずつ気温や湿度が下がり、過ごしやすくなる10月
10月の平均気温は、5月から9月まで続いた20度以上の平均気温が、5か月ぶりに20度を下回ることが特徴です。
10月は気温の上でも秋本番なのです。
2021年の東京の10月の平均気温は、18.2度でした。
一昨年は17.5度なので、昨年はわずかに気温が高かったようです。
9月の気温よりも4~5度下がるため、肌寒さを感じる日もありますが、基本的には、1年間で最も過ごしやすい月です。
湿度については、2021年度の10月の平均相対湿度は76%でした。
10月の湿度は、一昨年は75%なので、引き続き例年並みでした。
この湿度自体は、少し湿気が多いと感じる程度ですが、お肌にとっては適切です。
10月のスキンケアやエイジングケアは、来るべき冬に備えてこれから、保湿をしっかり考えることが大切です。
*1875年から2023年までの東京の月別の相対湿度(気象庁)
なお、相対湿度とは、ある温度の空気中に含みうる最大限の水分量(飽和水蒸気量)に比べて、どの程度の水分を含んでいるかを示す値で、百分率(%)で表します。
一般的に湿度といえば、相対湿度のことです。
このデータからいえることは、気温や湿度の観点からは、10月は気温や湿度による乾燥のリスクは小さい月であることです。
しかし、10月は汗や皮脂分泌は9月よりも減り、肌がゆらぐこともあります。
また、だんだん気温、湿度とも下がるので、先ほどもお伝えしたとおり、乾燥肌対策として、保湿をしっかり行うこと最重要課題です。
2)10月の紫外線は9月からずいぶん少なくなる!
①紫外線と地域の関係
紫外線のデータは、気象庁の「紫外線に関するデータ」でチェックすることが可能です。
日本は、南北に伸びる縦長の国なので、紫外線量は地域によって異なります。
そのため、気象庁ではつくば、那覇、札幌のデータを公開しています。
住んでいる地域がどこに近いかによって、自分の地域の紫外線量がどの程度かが推測できます。
基本的には、南へ行けばいくほど、紫外線照射量が大きくなるので、より高いレベルの紫外線対策が必要です。
これは、10月だけではなく、どの月でも同じ傾向です。
②紫外線の強さの指標「UVインデックス」とは?
紫外線は波長により、A波(UVA;波長315~400nm)、B波(UVB;波長280~315nm)、C波(UVC;波長100~280nm)に分けられます。
幸いにも紫外線C波は地上にくるまでにオゾン層で吸収され、紫外線B波も大きく吸収されます。
このように、紫外線は波長によって強度が大きく異なる状況を鑑みて、1つの指標として表す工夫をしたのがUVインデックスです。
日本では、UVインデックスを、弱い順から0〜13+までで表示しています。
もちろん、この値が大きいほど紫外線ダメージが大きいことを意味します。
<紫外線、UVインデックスを説明する図表>
環境省から「紫外線環境保健マニュアル」が刊行され、ダウンロード可能です。
このマニュアルでは、UVインデックスに応じた紫外線対策の具体的な例が示されていますので、お役立てくださいね。
③10月の紫外線
気象庁のデータで1994年から2008年までの札幌、つくば、那覇の「月最大UVインデックス(観測値)の時別累年平均値グラフ」を閲覧することが可能です。
詳細は、このデータを見ていただければわかりますが、10月のUVインデックスからは、次のようなことがわかります。
- 10月は、9月に比べ、いずれの地域でも紫外線量がかなり少なくなります。
- 札幌では、10時~14時で9~3.8です。14時以外は3.0を超えているので、「中程度」のレベルです。安心できないにせよ、紫外線のリスクは下がっています。
- つくばでは、10時~14時で8〜5.5です。11時、12時は5を超えているので、「中程度」のレベルではあっても「強い」レベルに近い状況です。9月ほどではありませんが、紫外線対策は必要です。
那覇では、10時~14時で、1~8.5です。11時や12時は7.5以上で「強い」レベルまたは「非常に強い」レベルです。
だから、沖縄や日本の南部の方は、しっかりとした紫外線対策が必要です。
10月はどの地域でも、9月と比較して紫外線の強さは減ります。
ただし、秋だからといって、日焼け止めなどによる紫外線対策が不要になるわけではありません。
紫外線B波によるシミのリスクは減るので強く美白を意識する必要はなくなってきますが、しっかりブロックしないと隠れシミの原因になることもあります。
また、紫外線A波による紫外線ダメージは、光老化によるお肌の老化の原因になるので、秋の紫外線対策は常に意識しましょう。
<参考記事>
*高齢の方の紫外線対策は肌だけでなくカラダの健康のために大切!
3)お肌やスキンケアに影響を与えるほかの要素
10月は、冷房も暖房も不要なのでお部屋でもエアコンを使う機会がほとんどありません。
そのためエアコンによる乾燥の心配もありません。
つまり、9月後半同様に比較的自然な条件の中で過ごせるので、お肌のためにもよい環境なのです。
だから、本来は季節的なお肌の悩みは少ない季節なのです。
ただ、1つ気を付けたいのは、外出時の秋の花粉です。
ブタクサ、ヨモギ、カナムグラは、10月にも花粉が飛散します。
これらのアレルゲンでも花粉症になって肌荒れが起こったり、乾燥肌によるかゆみの原因になることもあるのです。
3.10月のスキンケアとエイジングケアの基本
1)10月のエイジングケアの基本は?
今、見てきたように10月の季節的特徴はあっても、スキンケアやエイジングケアの基本は、清潔、保湿、紫外線対策です。
これは、10月であってもほかの季節でも同じです。
しかし、その優先順位が季節の特徴や月の特徴で異なるのです。
また、秋本番の10月という状況に加えて、あなたご自身の肌状態や肌質などを意識することが必要です。
とくに、10月は、9月同様に「秋枯れ肌」になることも。
「秋枯れ肌」には決まった定義はありませんが、10月には急激な気温の低下も加わって、次のような肌状態が気になってきます。
- 夏の紫外線による肌ダメージまだが残り、ターンオーバーが乱れている
- 季節の変わり目で肌が敏感な状態になっている
気温が下がることで皮脂の分泌機能が低下し、乾燥しやすくなっている
そのため、敏感肌に近い状態になったり、くすみが目立つこともあります。
そんな秋枯れを改善するために保湿でしっかりバリア機能を回復し、ターンオーバーを正常化させることが大切なのです。
そして、もう1つはエイジングケアの視点。
誰もがそうですが、毎年、10月を迎える時には、昨年の10月よりは1つ年齢を重ねています。
去年の肌とは少し異なっているのです。
たとえば、肌の保湿を自ら保つ力である保湿能が低下します。
だからこそ、来年の10月も少なくとも同じ若さの美肌、エイジレスなお肌に保つためには、何をすればよいかを意識することも大切なのです。
10月は、お肌の秋枯れを解消し、冬に向かう準備として保湿力を高めるエイジングケアに注力しましょう。
<季節にかかわらず意識したいポイントの整理>
- スキンケアやエイジングケアの基本は、清潔、保湿、紫外線対策の3つ。
- 肌状態や肌質を意識する。
来年の同じ季節、同じ月でも今年より老けないお肌を目指す。
その上で、10月の季節特性を考えてスキンケアやエイジングケアを実践しましょう。
2)10月も化粧品の保管に注意を!
化粧品や容器にもウイルスや細菌が付着します。
日本でも海外でも、使いかけの化粧品やパフなどに細菌が付着しているという研究報告があります。
また、新型コロナウイルスは、インフルエンザ以上に感染力を持つ時間が長いので、化粧品の取り扱いや保管に気をつけることが大切です。
10月ほか、いつでも化粧品の使い方や保管まで強く意識しましょう。
<参考記事>
*使いかけのメイクアイテムは細菌に汚染されている?研究で検証!
4.実践!10月のスキンケアとエイジングケア
1)10月のスキンケアは、お肌の保湿力アップを
10月は、来るべき冬に備え、お肌の保湿力アップが重要。
10月になると、保湿化粧水やエイジングケア化粧水を使ったケアだけでなく、美容液、場合によっては乳液や保湿クリームを使いましょう。
美容液は、水溶性の保湿成分(ヒューメクタント)と油溶性の保湿成分(エモリエント)が凝縮されているので、秋のエイジングケアの要として大切です。
30代からのエイジングケアなら、いやなエイジングサインの代表格であるほうれい線やたるみ毛穴などの対策をかねて、少しお値段ははってもよいものを選び、お肌のハリやツヤをキープしましょう。
保湿力を高める美容液や保湿クリームは、セラミド化粧品がオススメです。
中でもヒトの角質細胞間脂質にあるセラミドと同じ構造のヒト型セラミド配合のセラミド配合美容液、セラミド配合クリームがオススメです。
また、スペシャルケアとしてフェイスマスクを週1回程度使うこともオススメです。
10月は、乾燥肌の原因をできるだけつくらないための準備をしっかり行いましょう。
ポイントは、「<ナールスから、10月のワンポイントアドバイス>」でお伝えしたとおりです。
ただし、乾燥性敏感肌などで赤みがあったり、刺激に弱くなっている際は、スキンケアをシンプルにしたり、たまにはオフスキンケアを試すこともよい方法です。
<10月のスキンケアやエイジングケアの参考記事>
*秋に多い肌のくすみ!原因と改善のスキンケア&エイジングケア
2)エイジングケア美容液で使いたい成分
エイジングケア美容液では、コラーゲンを増やしたり、抗酸化作用のあるエイジングケア化粧品成分を配合したものがオススメ。
使いたい成分は、ナイアシンアミド、ビタミンA誘導体(レチノール、レチノイン酸トコフェリル)、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体などです。
ビタミンC誘導体には、水溶性ビタミンC誘導体、油溶性ビタミンC誘導体、両親媒性ビタミンC誘導体(APPS=アプレシエ)などがあります。
また最近では、セラミドを増やす3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸も登場しています。
これらのうち、ビタミンA誘導体とビタミンC誘導体は刺激があるため、お肌がゆらいでいる場合や敏感肌、乾燥性敏感肌、インナードライ肌、乾燥肌、混合肌の方は注意しましょう。
また、ナールスゲン、ネオダーミル、フラーレン、プラセンタエキス、アスタキサンチン、ナイアシン、エルゴチオネイン、コエンザイムQ10(ユビキノン)、レスベラトロール、ブドウエキス、リコピンなどもエイジングケア美容液で補うことができる抗酸化作用のある成分です。
比較的新しい成分としては、EGFやFGFなどの成長因子を含むヒト幹細胞培養液、糖化を防ぐカルノシンやビルベリー葉エキス、フィラグリンを増やすマンダリンオレンジ果皮エキスなども10月のエイジングケアにおすすめです。
さらに、10月に秋枯れ肌などで肌荒れがある場合は、抗炎症作用のあるアラントインやパンテノール、グリチルリチン酸2K(ジカリウム)なども使いたい成分です。
3)冬に備えクレンジングや洗顔を見直してみよう
40代からのエイジングケアや保湿において、この時期に見直していただきたいのがクレンジング料や洗顔料です。
- クレンジングや洗顔は正しく、優しく行っている
- 化粧水や美容液などによるスキンケアは正しく行っている
去年の秋は特に問題なかったし乾燥も感じなかった
こんな状況で、10月になって乾燥を感じたり、お肌の一部、特にUゾーンなどがカサカサするなどがあれば、クレンジング料や洗顔料が合わなくなってきた可能性があります。
もしそうなら、洗顔料やクレンジング料を優しいものへ代える時期かもしれません。
たとえば、クレンジング料なら基本的には、ジェルタイプ、ミルクタイプ、クリームタイプがオススメです。
中でも、水溶性成分が中心で弱酸性かつアミノ酸系界面活性剤であるラウロイルグルタミン酸Naを使ったジェルクレンジングは、優しさの点ではとてもオススメのクレンジング料です。
洗顔料も石鹸素地以外の界面活性剤が配合されていないもの、それでも刺激があるなら弱酸性の洗顔料などを試してみましょう。
エイジングケア世代なら、敏感肌向けクレンジング料がおすすめです。
一方、お肌がゴワゴワする場合は、酵素洗顔も上手に使えばよい方法です。
秋の酵素洗顔は、「春・夏・秋・冬。季節別の酵素洗顔の上手な活用法とは?」や「酵素洗顔の頻度はどれくらいが適切?その回数と正しい方法」を参考にしてくださいね。
<秋のエイジングケア化粧品の選び方と使い方の参考記事>
*秋におすすめのクレンジング料を正しく使ってエイジレスな美肌へ!
*秋は化粧水でエイジングケア!おすすめと選び方・使い方のコツ
4)10月も適度な紫外線対策を続けよう
秋といっても9月から10月では紫外線照射の量はかなり減ります。
だから、UVBの影響は小さくなっていくので、お昼間以外ならそれほど日焼けを意識することもありません。
しかし、行楽のシーズンでもある10月は、お出かけやスポーツなどで長時間紫外線を浴びる場合には、日焼け止めなどでしっかりと紫外線対策を行いましょう。
一方、UVAやロングUVAの照射量はそれほど低下しないので、光老化によるたるみやシワのリスクは低くありません。
だからやはり紫外線対策は大切なのです。
ありがたいのはUVケア機能のある化粧下地やファンデーションなどでもUVケアができること。
メイクも立派なエイジングケアであり、紫外線対策なのです。
もう1つ10月の紫外線で気をつけたいのが、太陽光線の角度。
10月は秋の初めの9月よりも太陽の位置が傾いています。
だから、斜め横からの紫外線が顔や首にあたります。
だから、10月は斜め横からからあたる紫外線の対策を意識しましょう。
<夏と秋の紫外線の差し方の違い>
そんな10月の紫外線対策に関する情報は、下記も参考にしてください。
*外出時の紫外線による日焼けのアフターケアはビタミンACEで!
*紫外線対策の食べ物と飲料!日焼けや肌老化を防ぐ7つの栄養素は?
5)10月もデコルテのケアと手肌のしわ対策を
10月も、首のシワやデコルテのケアにも気を配るほか、手肌の老化や手肌のしわ対策も意識しましょう。
デコルテは、表皮の角質層は厚いのですが、真皮層が薄く、お肌の土台が弱いのです。
また、皮脂腺が少ないので皮脂分泌が少ないのです。
だから、次の特徴があります。
- お肌のハリ不足やしわなど、年齢があらわれやすい
- 角質層が分厚いので、くすみ、ニキビ、大人ニキビなどがあらわれやすい
乾燥肌になりやすい
ハンドケアは、次のような条件を満たすハンドクリームがオススメです。
- 高い保湿力がある
- エイジングケアができる
抗酸化ケアができる
ダマスクローズ、ナールスゲン、セラミド、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体、シアノコバラミンを配合した「ナールス ロゼ」をオススメします。
10月の手肌のエイジングケアに!
<参考記事>
*コロナ禍の手荒れ対策 薬剤師オススメの保湿成分・クリームとは?
5.10月に気を付けたい日常生活
1)10月は読書の秋!目の健康に気を付けよう
現代のビジネス環境では、仕事でパソコンやスマートフォンなどの画面を長時間見続ける方が増えています。
さらに、読書もスマホでできる時代です。
そんな状況では、目の疲れを感じる方が多くなっています。
若い方でもドライアイが増えていますし、40代以降のエイジングケア世代になると目の老化が原因となる緑内障、白内障、加齢黄斑変性などのリスクが高くなります。
10月は読書の秋、そして、10月10日は「目の愛護デー」。
そこで、10月の日常生活は目の健康を取り上げます。
目が疲れるのは、目の使い過ぎです。
目が疲れると、次のような症状がでます。
- 目が乾く
- 目がかすむ
- ものが見えづらい
肩がこる
また、目の周りのお肌は薄くデリケートなので、次の肌悩みの原因になることもあります。
だから、目の健康と目元のエイジングケアのために、日常生活と目元のケアをしっかり行うことが大切なのです。
その具体的な対策は、次のとおりです。
①目を休ませる
長時間連続のパソコン、スマホ、読書は避けましょう。
目を使う作業を1時間続けたら10分程度の休憩を取ったり、短時間でも目を閉じることで目を休ませましょう。
また、眼精疲労を改善させる効果が期待できるシアノコバラミン配合の目薬を使うなどもよい方法です。
さらに、睡眠は目の疲労回復にも美肌のためにも重要です。
十分で質の高い睡眠をとって美肌を目指すとともに目の疲れをとりましょう。
なお、「スマホ老眼やPCの見過ぎによる目の疲れを解消する5つのコツ!」や「テレワークやマスクをしているときのメイクと目を守る対策」、「テレワークで『デジタル時差ボケ』増加!改善にはブルーライト対策」も参考にしてくださいね。
②目元のエイジングケアで目元を守る
目元のエイジングケアは、目元専用の美容液やアイクリームなどを使って顔のほかのパーツ以上に気を使いましょう。
特に、30代を過ぎると目元の乾燥やエイジングサインが目立つのでエイジングケア美容液を使うことをオススメします。
<おすすめのエイジングケア美容液>
ナールスゲンとネオダーミルを推奨濃度で配合し、大学発成分プロテオグリカンやセラミド2、レチノイン酸トコフェリル、またお肌の酸化を防ぐレスベラトロールや金コロイドを配合したエイジングケア美容液です。
③食べ物で目をケアする目にやさしい食事をとる
眼精疲労の回復と美肌のためには、たんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂ることが大切です。
特に目の健康によいのは、ビタミンA、アントシアニン、ルティン、飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)などの栄養素です。
ビタミンAは、ニンジンやカボチャ、モロヘイヤ、鶏レバー、あんこうの肝、ウナギなどに豊富です。
アントシアニンは、ブルーベリー、ブドウ、ナス、カシス、紫キャベツなど紫色の野菜や果物に豊富です。
ルティンは、にんじん、ブロッコリー、かぼちゃや卵黄に豊富です。
DHAは、いわし、さば、あじ、さんま、まぐろ、かつおなどの青魚、うなぎなどに豊富です。
なお、目の疲れや痛み、視力や視野の異常がある場合は、早めに眼科を受診することオススメします。
2)美肌に効く!10月の食べ物
10月は、食欲の秋本番。
スキンケアも大切ですが、美肌の基本を支えるのは食べ物。
いろんな食べ物が旬を迎える10月の食べ物をご紹介します。
- 野菜では、松茸、えのき、エリンギ、ぎんなん、チンゲン菜、にんじん、里いも、ごぼう、むかご、なめこ、ピーナッツ
- 果物では、くり、柿、かりん、りんご、なし、ゆず、かぼす、ざくろ
- 魚では、さば、さんま、にしん、イワシ、はたはた、いくら、アサリ、ムール貝、アオリイカ、イセエビ
などが、10月の食べ物です。
どんな食べ物も旬の時期は、味が美味しく栄養価も高い場合が多いので、これらもオススメです。
もちろん、どの季節も抗酸化や乾燥肌対策を意識した食べ物や飲み物、栄養素を摂ることは大切です。
美肌のための食べ物や乾燥肌を防ぐ食べ物は、次の記事を参考にしてください。
*秋の味覚を楽しみたい!10月におすすめの食べ物の種類とレシピ
*乾燥肌は食べ物と飲み物で内側から保湿を!おすすめ10の栄養素とは?
*スーパーフードはアンチエイジング・美容・ダイエットに効果!
6.まとめ
2023年秋本番を迎える10月のスキンケアとエイジングケアについてご紹介しました。
いかがでしたか?
10月は、残暑も去りめっきり秋らしくなって、とても過ごしやすい月。
気温、湿度ともお肌に優しいので美肌をつくりやすい環境にあります。
しかし、だんだんと気温、湿度が下がって、お肌に厳しい冬に向かっていきます。
10月は、そんな季節的な特性を踏まえたスキンケアを考える必要がありますが、特に気を付けたいのが、お肌の保湿力をアップすること。
そこでオススメは、保湿力アップのためのスペシャルケアと洗顔やクレンジングの見直しです。
また、どの季節も、どんな年齢でも「清潔」「保湿」「紫外線対策」がスキンケアの基本ですが、10月で優先順位が高いのは、保湿です。
もちろん、清潔や紫外線対策も大切ですが、保湿力アップを意識したエイジングケアを実践しましょう。
この記事「秋が深まる!2023年10月のスキンケアとエイジングケア」が、エイジングケア世代の男性や女性の皆様のスキンケアの参考になれば幸いです。
<前月と翌月のスキンケア&エイジングケア>
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報をご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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